理工 - 朝日新聞出版作品一覧
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 皆さまの熱い声にお応えして待望の[新版]刊行! 釧路市動物園で生まれたふたつの命——奇跡の記録。 2008年5月、釧路市動物園で生まれたアムールトラのタイガとココア。 障がいをもつトラ2頭を育てるという前例のない試みが始まる。 「命をつなぐ」——その思いで奮闘する動物園の感動のドキュメント。 生誕から克明に追い続けた貴重な写真もオールカラーで200点以上掲載。 1章分を書き下ろした新版の刊行にともない、ココアのその後を追った新規頁を16ページ追加。
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3.8遺伝子は、私たちが生きるための武器だ――。 生物の進化の歴史から学ぶ ダメな自分の存在理由 なんの結果も出せないとき、 自分の努力不足や能力のなさを呪ってはいけない。 それはすべて、遺伝子のせいだ。 ・平凡な自分にどんな価値があるのか? ・秘めた可能性はどうやったら見つかるのか? ・遺伝子の本当の目的とは何か? 懸命に生きるあなたへ贈る、 植物学者からの渾身の努力論。 【目次】 プロローグ―すべては遺伝子のせいだ 世の中は何と不公平 努力をすればいつか報われる? すべては遺伝子のせいだ 努力で遺伝子に逆らった結果 「ビリがなければ一位はない」 どうして足の遅い遺伝子があるのか? 進化の過程で残された個性の意味 第1章 世界がもし“勝ち組”だけだったら―個性とは何だろう? エリートばかりが残ったらどうなる? もし世界が全員「僕」だったら 一卵性双生児に個性が生まれるとき 九八パーセントのガラクタ遺伝子の意味 生物がさまざまな答えを用意するとき 明るい人が正解か、暗い人が正解か 第2章 私たちはなぜ人と比べたがるのか? 頭がいいって何だろう? 「エラい人はいない! みんなバカ!」 頭の良さは勉強の出来不出来で決まる? 比べて評価する私たち 脳は「多様性」に耐えられない やっかいな植物の分類 人間は世界一比べることが好きな生き物 多様性と管理社会は相性が悪い “おいしいお米”は、おいしくなかった? 意味のわからないルールの正体 人間の悩みのすべての根源 のろまは長所である 生物は意味のない個性を持たない 第3章 人生は自分の武器を探す旅である 「あきらめる」は「明らかにすること」 自分のパーツは箱を開けてみなければわからない 才能は自分の手柄じゃない 持ち合わせた遺伝子を愛するということ 努力をしなければならない本当の理由 第4章 なぜ生命は死ぬのか? 遺伝子の壮大な挑戦 ダーウィンが解けなかった謎 なぜアリは自らの遺伝子を残そうとしないのか? 働きアリが女王アリを利用している 単細胞生物の意外な弱点 オスはなぜ子どもを産まないのか 命にはなぜ限りがあるのか 第5章 遺伝子四〇億年の旅 役に立たない私にも意味はある 伸びる爪のすごい仕組み DNA・遺伝子・染色体・ゲノム たんぱく質の驚きの役割 私たちはかつて不老不死だった 身体は偉大なる遺伝子の歴史 生きる意味は細胞たちが教えてくれる 第6章 人生の使命 親は選べないけれど 四〇億年のバトンを持つ私たち 七〇兆分の一の奇跡 あなたは過酷なサバイバルレースを生き抜いた この世はあまりに厳しすぎるけれど 「死ぬほど苦しい」と思ったときは 第7章 欠点には意味がある 「悪いこと」をしたくなるのはどうして? 「本能」と「知能」という戦略 失敗経験は実はすごい 「群れ」が生き残るために必要なこと ホモ・サピエンスは弱いから生き残った 助け合うと幸せな気持ちになるのはどうして? 生きづらさの問題は、たいていは社会にある 突然変異は進化のチャレンジ なぜ人は生殖機能を失っても生きるのか? 私たちは皆、弱い生き物 きっと、足が遅いことにも意味がある
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4.1宇宙の驚きの理論を体感しよう! 宇宙物理学者、それは答えのない謎に挑み続ける探求者である。 「宇宙の外側はどうなっているのか?」 「宇宙の誕生は偶然か、必然か?」 「宇宙が誕生する前の世界は?」 難問に悩むと止まらなくなるのが物理学者の性分だ。 宇宙にまつわる驚きの理論はもちろんのこと、 深い考察にもぐる彼らのユニークな日常、 そして科学的なものの見方まで、異色の思考法を大公開! ユーモアたっぷり、だけどとことん真面目な科学教養エッセイ。 担当編集者から 「物理学者はこんなふうに考えるのか!」 「宇宙理論はこんなことになっているのか!」と驚きにあふれた一冊です。 今回は、ご退職をいいことに思う存分やりたい放題書いていただきました。 ・目次 ●序 今ここにある宇宙とぼくの起源について [第1部]物理学者、この不思議な生き物 人生で大切なことはすべて相対論から学んだ 大学教授をめぐる三つの誤解 物理学者は所構わず数式を書きなぐるか? [第2部]正解のない宇宙の謎を考える この宇宙は偶然か、必然か 「宇宙は点から始まった」の真偽 アインシュタインと歴史のいたずら 宇宙の5W1H――いつどこで誰が何をなぜどうやって [第3部]物理学者は世界をどう眺めているのか? 世界の退屈さをなくす「対称性の自発的破れ」 物理学者は世界をどう眺めているのか? 人生に悩んだらモンティ・ホール問題に学べ 日常から始める科学的思考法のレッスン [第4部]常識を超える真面目な宇宙論 この宇宙のはるか先どこかに並行宇宙はあるのか? 宇宙に思考が誕生する確率 この私に自由意志があると信じる(信じたい)理由
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4.0人類の寿命は100年で2倍に延びた。本書は医薬品や殺菌、安全な乗り物の発明、飢饉回避、統計データ解析など多くのひらめきと英知と努力と偶然が実現させたイノベーションの物語。世界的な生命の危機を体験しつつある今、この先を考えるヒントになる。
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----------------------------- もしもパンダと話せたなら、 彼らは何を語るのだろう――。 パンダと自然保護。ともに歩んだ20年から生まれた、 パンダとの関係を考えるレポート集です。 ---------------------------- さまざまな分野のパンダ博士たちによる論文やエッセイを集めた専門的なレポート集です。シャンシャン誕生の舞台裏から中国の研究者たちによる論文の邦訳まで、多種多様な角度からパンダへの好奇心が満たされる1冊です。巻頭にはシャンシャンの写真も収録します。 ●〇●ここが読みどころ●〇● ◎シャンシャン誕生&中国への旅立ちの”舞台裏”について、すぐそばで見ていた上野動物園の方々による寄稿文 ◎パンダファンたちはどうやってパンダを見分けているのだろう? 徹底調査しました! ◎パンダのふるさと、臥龍の中国ジャイアントパンダ保護研究センターの研究員の方たちによる初邦訳の論文を公開! ◎「鳥獣人物戯画」にもしもパンダがいたら!? 三井記念美術館館長がパンダは居ないのにパンダの美術史(?)をまじめに語ります ◎大昔のパンダは鉄を食べていた!らしい……。中国の古い文献からわずかに残されたパンダの足跡を探求 ◎パンダの「保全」のために――。ワシントン条約とその運用を学び直します
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5.0ある日、著者のもとに植物学者から共同研究への誘いの手紙が届いた。全国の巨樹イチョウを調べているが、中国・朝鮮半島から日本に渡来した時期を科学的な根拠によって明かしたい、歴史研究者のあなたの協力を得たい、という。 植物学者の圧倒的な熱意に衝き動かされた著者は、ここからイチョウの史料調査に正面から取り組む。記録、古文書などイチョウに関するあらゆる文献を求めて全国を歩くなか、ある郷土史家が残した一冊の本に出会う。 そこには江戸中期、将軍吉宗が引き起こした美作国・菩提寺のイチョウにまつわる村の大事件が記されていた。イチョウ関係でこれほどの古文書は世界を探しても他にないだろう。それはどんなイチョウか。また稀有な資料を書き写した郷土史家とは。歴史研究者が綴るあくなき史料探求の道。
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