人類とカビの歴史

人類とカビの歴史

1,500円 (税込)

7pt

3.8

カビは身近な生き物だが、意外にその実態は知られていない。人に害を与え、重篤な病気を引き起こすカビがある一方で、「善玉カビ」もある。人とカビのかかわりの歴史を詳述するとともに、洗濯機、浴室、食品に発生するカビなど身近な事例から、カビ対策やカビとのつきあい方も探る。

...続きを読む

人類とカビの歴史 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年08月09日

    子どもの頃、箱でみかんを買っていたときに、最後の方でみかんにカビが生えていたことを思い出す。酸性の食品は細菌は増殖しにくいが、カビはそんな環境でも生きられる好例なのですね。水虫は白癬菌というカビが原因なのですが、地球と人類の関係を人間とカビの関係に投影した野坂昭如氏の作品を引用してきたあたりは思わず...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月27日

    専門家の口から「家庭のカビの原因は7割は家の構造か環境にある」とあって、少し安心したと同時に引っ越ししたくなった。
    多くのカビには強い毒性はなく、カビが全くない場所はカビも住めないほどの(乾燥しすぎな)場所とも言えるので、我々はカビに対して潔癖になりすぎているかもしれないとも思った。
    抗生物質のペニ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月31日

    カビは、細菌が生きることができない酸性環境下でも生育できる。カビは2日間は胞子を作らず、胞子ができるとネズミ算式に増える。

    発酵は食品保存に利用された。牛肉を岩塩で漬けたものがコンビーフ。豚肉を乾燥、塩漬け、燻製などの処理を組み合わせたものが、ベーコン、ソーセージ、ハム。ブドウの果実にはたくさんの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年12月04日

    菌類はおそらく存在するうちの10%程度しか見つかっていない。
    身近なカビはソトから入ってくるのだろうと放っておいたら、違うカビだったのだそうで。
    カビはなぜ生鮮食品ではなく保存食品に生えるのか。栄養が豊富な生鮮食品の場合、カビより先に細菌が頑張っちゃうから。つまり腐っちゃうから。言われてみればあたり...続きを読む

    0

人類とカビの歴史 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

朝日新聞出版 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

浜田信夫 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す