哲学・宗教・心理作品一覧

非表示の作品があります

  • 親鸞聖人御消息 恵信尼消息(現代語版)
    -
    親鸞聖人御消息・恵信尼消息が一冊の現代語版に。親鸞聖人が関東の門弟たちに宛てられた御消息(お手紙)43通と、聖人の妻である恵信尼公が末娘覚信尼公に宛てた消息8通を収録。聖人の晩年の信心の領解や身辺のことがこれらの消息から知ることができる。
  • 親鸞聖人 その教えと生涯に学ぶ
    -
    はじめて浄土真宗のみ教えに触れる方がたを対象として、浄土真宗の教義の根本である「他力本願」「悪人正機」「往生浄土」を中心に、み教えの概要を簡潔に平易な文章を用いて編集した読みもの的な一冊。 門信徒はもちろん、数多くの方がたに浄土真宗のみ教えや、親鸞聖人のご足跡を知っていただける入門書の決定版。
  • 親鸞聖人と聖徳太子
    -
    親鸞聖人があきらかにされた教えにふれる入門書 伝道ブックスシリーズ82 親鸞聖人が数々の和讃によって讃え、「和国の教主」「救世観音大菩薩」として深く尊敬している聖徳太子。なぜ聖人は、これほどまでの尊崇の念を聖徳太子にいだいたのでしょうか。聖徳太子が日本仏教に果たした役割、そして六角堂の夢告をはじめ、聖人が太子に導かれたエピソードなどをとおして、親鸞聖人の聖徳太子観に迫る一冊です。 【目次】 聖徳太子一四〇〇回忌を前に/三つの夢のお告げ/日本における聖徳太子信仰/聖徳太子の説話/観音信仰の表れ/「律令制」崩壊の中で/信仰の広がり/聖徳太子を讃える歌/聖徳太子へのお願い/聖徳太子に託した思い/呼び方に込めた恩徳/世俗の王であり仏さまとしての聖徳太子/親鸞聖人のいただき方―父母として/あとがき
  • 親鸞聖人のお念仏
    -
    お念仏を称えるということは、一体どういうことなのでしょうか。 本書では、仏教を学ばれたさまざまな祖師方の「行」「称名」という考えをふまえながら、親鸞聖人がいただいたお念仏について述べられています。 ともすると、南無阿弥陀仏と発音する・しないということにのみ関心を寄せていく私たちに、本多氏は親鸞聖人のお念仏のいただきを示してくれています。
  • 親鸞聖人のことば-『教行信証』御自釈を読む-
    -
    八百年の時を超えて今あなたに伝えたい 令和訳で読む、時を超えたメッセージ 親鸞聖人の主著『顕浄土真実教行証文類(教行信証)』 その御自釈を、大胆な現代語訳に翻訳。親鸞聖人が本当に伝えたかったことが、令和の時代に響きわたる!
  • 親鸞聖人ものがたり
    3.0
    親鸞聖人の波乱に満ちた生涯と真実を見つめ続けたこころを、真宗史の第一人者が丁寧にやさしく綴る。聖人を慕い、念仏のこころに触れたい人にお勧めしたい一冊。
  • 親鸞と生きる 悩むから人間なんだ
    -
    幼くして比叡の山門に入り、以後二十数年、悟りへの道を模索し続けた親鸞。その間、押さえても押さえきれぬ女体への欲望に悩み続けた親鸞。後鳥羽上皇の怒りを買い、越後に流され、師・法然とも永別した親鸞。僧でありながらも、その地にあって恵信尼を妻として迎え、子供までもうけた親鸞。聖人ぶらず、あるがままに一人の人間として生き抜いた姿こそ、親鸞人気のよってくるところである。本書は、自らも法華宗の寺に生まれた著者が、親鸞への思いを通して、悩みつつも生き抜くことの尊さを訴えた書である。 本文中では、今も越後・居多ケ浜にある親鸞聖人上陸記念堂を一人で守る江口茂治老人が著者に宛てた書簡、親鸞や恵信尼の書簡の著者による現代語訳が数多く紹介されているが、それらによって親鸞の人となりと信仰の原点が見事に浮き彫りにされている。読了したとき、悩むからこそ人間なのだと、なぜか救われる思いがする感動の人生論書である。

    試し読み

    フォロー
  • 親鸞と一遍 日本浄土教とは何か
    値引きあり
    4.0
    無の深淵が口をあけ虚無の底に降り立った中世日本に日本浄土教を大成した二人の祖師がいた。定住型の親鸞と漂泊型の一遍という、全く対照的な生き方と思索を展開した両者の思想を、原典に現代語訳を付して緻密に読みこみ比較考量、日本文化の基層に潜む浄土教の精髄を浮き彫りにする。日本人の仏教観や霊性、宗教哲学の核心に鋭く迫った清新な論考。
  • 親鸞と聖徳太子
    4.0
    日本で一番信者数の多い浄土真宗。宗祖・親鸞の浄土教信仰は、法然から教えられたものではあったが、あくまで出家の立場を保ち、しかも戒律を厳格に守った法然は自らの生き方のモデルにはなり得なかった。六角堂に籠もる以前から、あるいはその時点から、聖徳太子に対する信仰が親鸞に存在したなら、非僧非俗の聖徳太子こそが親鸞の生き方のモデルといえる。80歳を超えてから、親鸞は法然の教えを『西方指南抄』につづるとともに、聖徳太子を讃える和讃を作り続けた。それは、自らの信仰の根本を改めて認識する作業だった。親鸞の信仰は、法然からだけ与えられたものではなく、日本仏教の基礎を築いた聖徳太子こそ、その核心に位置づけられていたのだ。親鸞が残した和讃や妻・恵信尼の手紙、『本願寺聖人伝絵』などから、浄土真宗の源流は聖徳太子にあることを読み解いていく。
  • 親鸞と日本主義(新潮選書)
    3.9
    大正から昭和初期にかけて起きた親鸞ブーム。その絶対他力や自然法爾の思想は、やがて“国体”を正当化する論理として、右翼や国粋主義者の拠り所となる。ある者は煩悶の末に、ある者は戦争の大義を説くために「弥陀の本願=天皇の大御心」と主張した。「親鸞思想と国体」という近代日本の盲点を衝き、信仰と愛国の危険な関係に迫る。
  • 親鸞入門
    -
    850年の昔、この日本に生まれた浄土真宗の宗祖・親鸞。その生涯における重要な事績を辿りながら、私たちが人生において何を本当に問題とし、何を拠り所として生きるのかを尋ねる一冊です。親鸞の生涯、そして浄土真宗の教えに初めてふれようとする方に最適な入門の書です。
  • 親鸞入門
    3.0
    比叡山で修行の後、法然門下の若き念仏者として出発した親鸞。その長い生涯は「真にして実なる」絶対知の探求に向けて、絶えず内なる存在である自己を追求しつづけた「信」の軌跡であったといえよう。その波乱の生涯を背景に、一人の念仏者として自らを問いつづけた独自の思想の核心を読み解き、新たな親鸞の全体像に迫る。
  • 親鸞の「いのちの歌」正信偈入門
    -
    一句一句、やさしく読み解く 「正信偈」の入門書 「正信偈」全百二十句を書き下し・著者意訳とともに易しく読み解き、その意味と〝こころ〟にふれる。はじめて「正信偈」の内容を学ぼうとする方に、まず手に取っていただきたい一冊。
  • 親鸞の教化―和語聖教の世界―
    -
    如来の教化にあずかった身として、人々にそれをどう伝えるか――。 親鸞が課題とした「教化」について、『唯信鈔文意』や『一念多念文意』、『三帖和讃』、御消息など、和文で綴られた著作(和語聖教)を通して尋ねる。 それらの著作からは、日々教えに立ち帰り聞思に生きた親鸞の姿が浮かび上がる。 ※本書は2011年に刊行された「シリーズ親鸞」第五巻『親鸞の教化』(筑摩書房刊)を文庫化したもの。
  • 親鸞の告白(小学館文庫)
    5.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 浄土真宗の開祖、親鸞は日本仏教の革命者だった。善人が救われるならば、悪人が救われないはずがないという「悪人正機」説に象徴される思想と、「肉食妻帯」の波瀾の生涯は近代人をも強く魅了し続けている。また、日本宗教史上に金字塔として輝く『歎異抄』の真実と成立の謎に迫り、親鸞と本願寺教団の全貌を明らかにする。「梅原猛の現代語訳『歎異抄』」を併録。
  • 親鸞のこころ 永遠の命を生きる(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「悪人正機」説を超える教えの真髄とは?親鸞の思想が混迷する現代社会を救う…。 親鸞思想の真髄、「生まれ変わり」に迫る! 日本人に最も親しまれている仏教者、親鸞の教えの真髄は「二種廻向」だという。人は死ぬと浄土に往き、またこの世に生まれ変わって来る。この生死の繰り返しによって、われわれは永遠の命を生きているのである。
  • 親鸞の証明「正信偈」のこころ
    -
    時代や国が変わろうと、どれだけ文明が発展してもなくならない人間の問題、孤独や無気力、漠然とした不安…。はたしていかなる時代社会にあっても私たちの真の依りどころとなり、生きる力となるものは何なのでしょうか。本書は、真宗門徒にとってもっとも親しまれるおつとめであり、浄土真宗の精髄(エッセンス)が凝縮された親鸞聖人の偈(うた)「正信偈」を、近現代の真宗教学界を牽引した6名の碩学がひもとく一冊です。
  • 親鸞の世界
    5.0
    本書は1961年4月、比叡山上において、鈴木大拙氏、曽我量深氏、金子大榮氏の三氏が西谷啓治氏の司会のもと、三日間にわたる討論と、三氏の御遠忌記念講演会を収録したものです。 その熱のこもった内容から、発刊当初より多くの方々に読み続けられ、名著として親しまれてきました。 長らく品切れの状態にありましたが、再版の要望も強く、2011年、真宗文庫として改訂復刊する運びとなりました。 そして2016年、ついに電子書籍としても登場です!  改訂にあたっては、当時の雰囲気を伝えるため、文言をできるだけそのまま残していますが、読みやすいように、ルビを増やしたり表記を整えました。  当時を知る世代の方々も、これから仏教を学ぼうとされる方々も、ぜひとも手にとっていただきたいと思います。そしてこの本が、新たな学びの出発点になることを願っています。
  • 親鸞の説法―『歎異抄』の世界―
    -
    『歎異抄』は親鸞の死後、直弟子である唯円が、耳の底にとどまり響いていた親鸞の言葉を記した語録である。全体を貫いているのは、「異なることを歎く」精神である。本書では特に、真宗の精髄である「本願による救い」「念仏とは何か」「悪人の成仏」を読み解き、親鸞の仏道に迫るとともに、現代を生きる私たちが、『歎異抄』の心にいかに救われるかを考える。 ※本書は2011年に刊行された「シリーズ親鸞」第七巻『親鸞の説法』(筑摩書房刊)を文庫化したもの。
  • 親鸞の伝記―『御伝鈔』の世界―
    -
    親鸞の最期を看取り大谷廟堂の礎を築いた娘覚信尼の孫である覚如が、父覚恵とともに関東に赴いて収集した親鸞の事績と伝承を採り入れて完成させた『親鸞伝絵』。初稿本は戦乱のうちに亡失したが、それに基づいて制作された現存の異本の考証と、各地に残る伝承の分析を通じて、歴史上の親鸞の実像に迫る。 ※本書は2010年に刊行された「シリーズ親鸞」第六巻『親鸞の伝記』(筑摩書房刊)を文庫化したもの。
  • 親鸞の仏道―『教行信証』の世界―
    -
    親鸞の主著『教行信証』。親鸞が生涯の長い期間をかけて練りに練った思索を自ら書き記した『教行信証』を手掛かりに、親鸞の思想と信念を尋ねる。 『教行信証』の底に流れるものは、「誓願一仏乗」の仏道に至りついた親鸞の謝念にみちた信仰的情熱と、揺るぎない信念の叫びの表白である。 本書は、教義上の分析に傾かず、その親鸞の肉声へと読者をいざなう――。 ※本書は2011年に刊行された「シリーズ親鸞」第四巻『親鸞の仏道』(筑摩書房刊)を文庫化したもの。
  • 親鸞・普遍への道 ──中世の真実
    -
    親鸞はいかなる人物か。その思想はどのような今日的意義をもっているのか。親鸞に親しむほどに既成教団を否定せざるをえず、浄土真宗の末寺に生まれながらあえて寺院を離れた著者が、一市民として全存在をかけて親鸞の求道に分け入る。自己の無力を知り弥陀の本願に依ることでどのような者も救われるという「絶対他力」の教えは、ケガレを忌み、占い、苦行や作善、祖先崇拝に救いを求めた中世人に、いかばかりの衝撃をもたらしたか。中世の「聖なる世界」の構造をトータルに把握し、そのなかで親鸞が切り開いた「絶対他力」という「普遍への回路」を明らかにする、渾身の著。
  • 親鸞をよむ
    -
    今、あらためて親鸞をよむ。頭で「読む」のではなく、からだで「よむ」。それは、描かれたその面がまえから、残された筆跡から、歩いた道筋から、そして主著『教行信証』や〈和讃〉の言葉から親鸞の息づかいを感じとり、その苦悩にふれる営みである。加えて妻・恵信尼の自筆文書の新たな読み解きをもとに、親鸞90年の生涯の到達点に迫る。

    試し読み

    フォロー
  • 心理カウンセラーが教える「がんばり過ぎて疲れてしまう」がラクになる本
    値引きあり
    -
    他人軸で生きるのをやめれば、心も体も軽くなる。 ――苦しいのは「過剰適応」しているからかもしれません。 *新しい職場で努力しているが実績が上がらず、周囲からどう思われているか気になる *人手不足の部署の管理職として、睡眠を削って働いて目標を達成している *相当無理をしてがんばっているのに、上司が認めてくれないのが不満だ *頼まれるとイヤと言えず、たくさんの仕事を抱えて、いつも苦しい思いをしている ……思い当たるかたは、ぜひお読みください。 周りに合わせて自分の気持ちを抑え、無理をしてがんばり過ぎてしまうことを「過剰適応」といいます。 常に緊張や焦燥、不安を感じ、心身の不調に陥って休職につながることもあり得ます。 本書は過剰適応について解説し、自分の状態に気づき、それを解決していく方法を提案するものです。 職場の健康管理やメンタルヘルス支援に従事する専門家(公認心理師、臨床心理士、産業医)が、さまざまな角度から、わかりやすく執筆しています。 【目次】 はじめに 「過剰適応傾向」自己診断テスト 第1章 過剰適応とは何だろう?   「適応」が行き過ぎてしまうと   過剰適応が起こる心理的なメカニズム 第2章 過剰適応の原因となるもの   1 親子関係   2 機能不全家族   3 学校   4 発達障害   5 「見捨てられ不安」   6 社会と経済の不安   7 日本人の心性 第3章 過剰適応の状態を整理する   第1段階 過剰適応の状況を整理する   第2段階 過剰適応を捉え直すエクササイズ 第4章 自分をケアする   第3段階 自分をケアするエクササイズ 第5章 過剰適応に働きかける   第4段階 過剰適応に働きかけるエクササイズ 第6章 過剰適応のさまざまなケース   事例1 評価を落とすまいとしての過剰適応   事例2 役割を果たそうとしての過剰適応 第7章 過剰適応の人にどう関わるか   1 部下が過剰適応だったら   2 家族が過剰適応だったら   3 「自分らしさ」「本当の自分」を疑ってみよう   4 職場での配置とキャリア教育で過剰適応を防ぐ 第8章 過剰適応から体調を崩してしまったら   病名にとらわれすぎないでください   1 抑うつ症状   2 心身症   3 燃え尽き症候群(バーンアウト)   4 パニック症
  • 心理カウンセラーが教える 社会人のための必ず続く勉強法
    -
    ■心理カウンセラーが教える「勉強を始める前の勉強法」 勉強が続かない本当の理由を解明し、認知療法的アプローチからどんな人でも続けられるようになる方法を紹介します。 ■大切なのは勉強テクニックではなく、「妨げ」を取り除くこと ・勉強したいのに、直前でサボってしまう ・飽き性で、やる気がなくなってしまう ・本を開いても、集中できていない このような人は多いのではないでしょうか。 世の中に勉強テクニック本はたくさんあります。 しかし多くの勉強本は“出来る人”によって書かれたものなので、そうした本を読んでも挫折してしまう人も多いと思います。 まず重要なのは、勉強テクニックやタイムマネジメント術を学ぶことではなく、勉強するための心理状態を整えることです。 具体的には、行動の「妨げになっているもの」を取り除くことです。 その方法を学べば、きっと一生モノの宝になり、継続性の高い効果が期待できるはずです。 ■著者略歴 笹氣健治(ささき・けんじ) 心理カウンセラー/株式会社グラン・スポール代表取締役/東北学院大非常勤講師 1967年、仙台市生まれ。宮城県仙台第二高等学校、国際基督教大学教養学部を卒業した後、NTTに入社(東京支社配属)。1996年、地元に戻りスポーツクラブ「グラン・スポール」の経営に携わる。企業を経営する上で人間心理を理解する必要性を痛感し、元横浜国立大学准教授の堀之内高久氏(現メンタリング研究所スーパーバイザー)に師事して心理カウンセリングを学び、現在は、頑張っている人が抱える悩みの解消と目標達成のサポートのためにカウンセリング、メンタルトレーニングを行っている。 『「やる気」のある自分に出会える本』(スリーエーネットワーク)、『仕事の悩みを引きずらない技術』(PHP研究所)、『3分で立ち直る方法』(文響社)他、著書多数。
  • 心理カウンセラーが教える 職場のイヤな空気を一瞬でポジティブ!に変える方法
    -
    ■心理カウンセラーが教える「仕事場で生じるイヤな空気を変える方法」 職場でイヤなことがあってもパッと気持ちを切り替え、ポジティブな空気を生み出す方法を紹介します。 ■仕事がイヤになる原因は「人間関係が9割」 あなたの職場に ・自分のことは棚にあげて、ミスを責めてくる同僚 ・うっぷんを晴らすかのように延々と説教をする上司 ・自己中心的で、不満ばかりを言う部下 はいないでしょうか。 転職理由は多くが人間関係というように、仕事の楽しさと職場の雰囲気は想像以上に関連性があります。 またそんな雰囲気の悪い職場では、仕事の生産性も上がらないでしょう。 本書では、まず 1)イヤな空気が生じたときや、イヤな空気を生じさせないために、どのような考え方をすればよいかを紹介します。 そして、それでもイヤな空気が発生してしまったら、 2)イヤな空気をつくる相手に対し、どのような受け止め方をすればよいかを解説していきます。 さらに、イヤな空気の発生源を看過できない場合に、 3)イヤな空気の原因となっている相手を変えたい場合に、どのような手順を踏めばよいかを紹介します。 これらの考え方の技術を身につければ、将来、どんな職場にいっても悩むことなく前向きに自分の仕事に取り組めるようになるはずです。 ■著者略歴 笹氣健治(ささき・けんじ) 心理カウンセラー/株式会社グラン・スポール代表取締役/東北学院大非常勤講師 1967年、仙台市生まれ。宮城県仙台第二高等学校、国際基督教大学教養学部を卒業した後、NTTに入社(東京支社配属)。1996年、地元に戻りスポーツクラブ「グラン・スポール」の経営に携わる。企業を経営する上で人間心理を理解する必要性を痛感し、元横浜国立大学准教授の堀之内高久氏(現メンタリング研究所スーパーバイザー)に師事して心理カウンセリングを学び、現在は、頑張っている人が抱える悩みの解消と目標達成のサポートのためにカウンセリング、メンタルトレーニングを行っている。 『「やる気」のある自分に出会える本』(スリーエーネットワーク)、『仕事の悩みを引きずらない技術』(PHP研究所)、『3分で立ち直る方法』(文響社)他、著書多数。
  • 心理カウンセラーが教える なぜか気が乗らないときに読む本
    -
    ■心理カウンセラーが教える「いつも安定した心理状態でいる方法」 仕事で、今日は気分が乗らないな~というときがないでしょうか。 すぐに対処しなければならないのに、なぜか着手できないことがないでしょうか。 本書は、仕事上のストレスがどのように生じるかや、その裏にどのような思考の癖が隠されているかを解き明かし、ストレスの根源を解消する方法を提案します。 ■気晴らしでストレス発散は間違い! 気分が乗らないとき、気晴らしやポジティブ思考でストレスを発散させていないでしょうか。 それでは“一時しのぎ”にしかならず、実は逆にストレスを増やすことにもなりかねません。 本当に重要なのは「根本的な問題を解消すること」です。 仕事がイヤになる背景には、自分自身の考え方に原因があります。 人それぞれの考え方のパターンを見直せば、ストレスを解消することができるはずです。 ■こんな人におすすめ ・神経過敏なところがある ・ついつい自分と他人を比べてしまう ・怒りの沸点が低い ・自省的で気分が落ち込みがち 本書を読んでいただければ、やりたくない仕事をやらなければならないときでも、きっとストレスや負担が軽くできます。 ■著者略歴 笹氣健治(ささき・けんじ) 心理カウンセラー/株式会社グラン・スポール代表取締役/東北学院大非常勤講師 1967年、仙台市生まれ。宮城県仙台第二高等学校、国際基督教大学教養学部を卒業した後、NTTに入社(東京支社配属)。1996年、地元に戻りスポーツクラブ「グラン・スポール」の経営に携わる。企業を経営する上で人間心理を理解する必要性を痛感し、元横浜国立大学准教授の堀之内高久氏(現メンタリング研究所スーパーバイザー)に師事して心理カウンセリングを学び、現在は、頑張っている人が抱える悩みの解消と目標達成のサポートのためにカウンセリング、メンタルトレーニングを行っている。 『「やる気」のある自分に出会える本』(スリーエーネットワーク)、『仕事の悩みを引きずらない技術』(PHP研究所)、『3分で立ち直る方法』(文響社)他、著書多数。
  • 心理カウンセラーが教える 本当の自分に目覚める体癖論
    -
    「体癖論」とは、“人の性格と体格は密接に関連し、 10種のタイプに分類される”というもので、野口整体創始者、野口晴哉氏による説。 著者はカウンセリングの際、心の内を紐解く方法のひとつとして活用し、 「過去の自分と向き合って、受け入れ、今の自分を知り、 未来の自分の姿を生み出すこと」を促します。 すると、どうでしょう。自分を受け入れた人たちはみるみると輝き始め、 それまで訴えていた悩みや不調が改善へと動いていくのです。 30代後半からは悩みが多岐に渡る時期。 経験を重ね、世渡りはうまくなってはいても、 本当の自分とは大きな隔たりあることがしばしば。 そしてそれが、悩みや不調へとつながってしまう……。 この悪循環から脱却するためのヒントを伝える1冊です。 未来を輝かしいものにするために、悩みを聞き、一緒に考え、 解決への道筋を提案してきた経験から生まれた本書が、 あなたが未来を歩む一助になりますように。 【目次】 1章:メンタルトレーニング編 I ・「顔」を作るココロと脳の構造を知る ・人は「顔」をもっている 2章:メンタルトレーニング II ・もっと知るべき!「本来」の自分のこと―「体癖論」活用術 ・生まれ持った「素顔」、作りあげた「メイク顔」 3章:カウンセリング編 <1悩み> どうして私ばかりが悩むのでしょう。 <2悩み> 頭も心も悩みでいっぱい。何も考えられず、手につきません。 4章:マインドフルネス編 ・自分でココロをコントロールする方法 ・「依存女子」急増中に、警告! 【プロフィール】 心理カウンセラー・メンタルトレーナー。 絵本作家になりたかった夢と、人格形成における人間の心に触れたいとの思いから幼稚園教諭として従事。 その後、一般企業にて人事、秘書、キャリアカウンセラーなど、多くの人のメンタルケアサポートに携わる。 自身の経験から、同世代の女性の気持ちに寄り添うカウンセリングを中心に、メンタルケア分野の幅を広げ、 多くの女性が悩む男女関係、モラルハラスメント、DV、ダイエット依存、 対人コミュニケーションなどの個人カウンセリング、企業におけるメンタルトレーニングなどを行う。 メディアでも活躍し、テレビでは「ナカイの窓」「モーニングCROSS」などにレギュラー出演。 雑誌やネットマガジンのコラム執筆なども好評。 著書に『心理カウンセラーがこっそり教える やってはいけない実は不快なしぐさ』(PHP研究所)など。
  • 心理カウンセラーYouTuberが教える1秒で不安なくなる大百科 あらゆる「悩み・ストレス・疲れ」を吹き飛ばすリスト100
    4.3
    「人の顔色が気になって仕方ない・・・」 「あの同僚は何であんな嫌みを言ってくるんだろう・・・」 「何で自分はあの人と比べてダメなんだろう・・・」 この本に興味を持ったあなたは、そんな積もりに積もった心の「不安」をお持ちなのではないでしょうか? そのどうにもできない、でもとてもつらい不安を取り除こうといろいろと試してきたと思います。中には、 「あなたはあなたのままでいい」 「全員に好かれようとしなくていい」 「周りの期待に応えなくたっていい」 といったような「自分らしく生きなさい」というメッセージによって心を癒やしてくれる本もあります。あなたも手に取ったことがあるのではないでしょうか。 しかし、このようなメッセージだけであなたの心は本当に軽くなりましたか? もしかすると、一時的には軽くなったかもしれませんが、すぐにまた不安が押し寄せてきたのではないでしょうか? たしかに、人が心を苦しめているとき、その多くは背景に「こうしなきゃいけない」という“執着”があります。 しかし、その反面、多くの人の心には「とはいえ、周りの目を気にせず自分の意見なんか本当に言っても大丈夫なのか・・・」や「とはいえ、かえって人間関係がギクシャクするのではないか・・・」という気持ちが生まれ、結局は“執着”を手放すことができないのです。 ではどうすればいいのでしょうか? それは“執着”を手放すメリットまで含めて理解することです。 「人の期待に応えなくたっていい」という心構えだけでなく、「人の期待に応えないことによるメリット」まで含めて理解することです。そうすれば、あなたは本当の意味で“執着”を手放し、心の平穏を手に入れられます。 今すぐ心の不安を取り除き、充実した毎日を手に入れましょう!
  • 心理カウンセリング熟練へのロードマップ 脳科学と2つの統合モデルで越える7つの壁
    3.0
    関係構築、傾聴、現実検討から問題解決などの壁を乗り越え、カウンセリングの上達を目指す人のための、ひとりで学べる実践的指南書
  • 心理学×物理学×色彩学の研究でわかった! なるほど「色」の心理学
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 見た目は「色」が8割!人も自分も思いのままにする色の心理効果80講 生まれたときから彩られた世界、色にあふれる世界に私たちは住んでいます。そんな身の周りにあふれる「色」に、私たちは実は操られています。人が五感で情報を認識するのにその8割は視覚から得ているとのこと。視覚情報のうち8割以上は色の情報なのだそうです。つまり、色が与える心理効果は絶大です。それを理解してコミュニケーションやビジネスシーンでは、用途や人に合わせて「色」を使っています。このように、人の行動や心理をも誘導する色彩の力を活用しない手はありません。 本書では、心理学的な効果を含んだ、身の周りに潜む「色」の雑学を80項目収録。色の秘密や、知らぬ間に誘導されていた身近な色彩効果を紹介しています。それらを効果的に活用すれば、人間関係、ビジネス、さらには人生をよりよく歩めるはずです!

    試し読み

    フォロー
  • 心理学化する社会 癒したいのは「トラウマ」か「脳」か
    4.1
    あらゆる社会現象が心理学・精神医学の言葉で説明される「社会の心理学化」。精神科臨床のみならず、大衆文化から事件報道に至るまで、同時多発的に生じたこの潮流の深層に潜む時代精神を鮮やかに分析。
  • 心理学から見た社会 実証研究の可能性と課題
    -
    第一線の研究者たちが、それぞれの研究テーマやスタイルに基づきながら、「社会」というキーワードを共有して執筆した。各領域において示される、到達点と今後の研究課題は、これから研究を始める人や、これまでの研究をさらに展開させたいと考える人にとって、示唆に富み、知的探求心や創造性を刺激するものである。正統的でありながらアクティブであり、心理学最先端のテーマを扱いながら、リーダブルな専門書である。
  • 心理学が教える人生のヒント
    -
    図形の錯視のように一見すると生物学的な現象に思えるものも、実は文化によって異なり、文化の影響を受けた心の働きに由来します。こうした無意識のうちに働く力をよく知ることで、その力を利用したり、逆に克服したりして、私たちは自らの健康、知恵、幸福を最大限に高めることができます。 以下は本書の例。 ・私たちは色に影響される。乱暴な酔っ払いをピンク色の待機房に入れると、たちまち静かになる。ピンク色を見つめると、人は一時的に力を出せなくなる。 ・青い光は人の気持ちを落ち着かせる。奈良県警察が犯罪多発地点に青い光の照明を設置すると、それだけで犯罪率が低下した。 ・私たちは他人の目を気にする。人の目を描いた絵画を壁にかけただけで、無人販売のコーヒーにお金を払う人の割合が高くなった。 ・ぐずついた天気は、投資家の判断を慎重にさせる。逆に晴天の日は、投資家の判断が相対的に大胆になる。金融の専門家が世界の26の株式市場を調査したところ、晴天の日の方が株価が良かった。 ・私たちの記憶は場所と結びついている。知恵のある教師は、本番の試験会場とできるだけよく似た状況で、学生に試験勉強をさせる。 ・胆のう手術を受けた患者の回復状況を調査したところ、「樹木が見える病室」の患者は、「レンガ壁に面した病室」の患者よりも平均して数日早く退院できた。自然の風景を見ていた患者は、壁を見ていた患者よりも幸福度が4倍も高かった。

    試し読み

    フォロー
  • 心理学が使える人が成功する
    -
    仕事における人間関係を円滑にしたり、仕事をスムーズに進めるために、心理学の応用の方法を説いたビジネス書が人気を集めているという。本書も、副題に「仕事と人間関係69のテクニック」とあるように、そうしたビジネスへの心理学応用本の一つといってよさそうだ。たとえば、相手を説得しようとするとき、いちばん効果的な距離(これを人間[じんかん]距離という)は50センチであるという。また、親しくリラックスして話したいときは、テーブルの角を挟んで、お互いの体が90度になるように座るとよい。逆に人とかかわりたくないときは、テーブルを挟んで対角線上に座るとよいなど、知っているだけでも楽しい心理学の法則が、実際に起こりそうなビジネスシーンにからめて紹介されている。著者の渋谷昌三氏は、ベストセラーになった文庫『外見だけで人を判断する技術』(H文庫)の著者でもある。心理学を面白く読ませる視点と発想は折り紙つきだ。

    試し読み

    フォロー
  • 心理学講義
    -
    人の心は意外と単純? それとも奥が深い? 本書では、家族・会社・友人・男女とカテゴリー分けし、目に見えない心の不思議をていねいに紐解いていきます。これから心理学を学びたい人、カウンセラーを志す人の入門書としても最適! 予習 心理学で何がわかる?  心と行動のつながりをみるのが心理学  机の上の研究だけでは心をはかれない  ほか 第1章 家族の心理学 「類は友を呼ぶ」は結婚相手にもあてはまる  結婚したとたんリストラ以上のストレスが襲う  夫婦円満だと顔まで似てくる  ほか 第2章 会社の心理学  上司のしぐさをまねるだけで評価がアップする  足の引っ張り合いで勝つことはできない  ほめてからけなすのではなく、けなしてからほめるのがコツ  結束の固い集団は必ずしもよいとはいえない  ほか 第3章 友人の心理学  秘密を見せあうことで親しくなれる  みんなと一緒でないと不安な人とみんなと同じでは嫌な人  似ているところが多い相手ほど仲よしになる  ほか 第4章 男女の心理学  なぜか自分に似た人に惹かれてしまう  お見合いパーティで成功するコツ  嫉妬するのは二人の関係がアンバランスだから  ほか 集中講義 心理学概論  心理学はドイツ生まれのアメリカ育ち  性格は行動や考え方に現れるその人らしさ  フロイトの心理学  ユングの心理学  ほか ●渋谷昌三(しぶや・しょうぞう) 1946年、神奈川県生まれ。社会心理学者。文学博士。山梨医科大学(現山梨大学)、目白大学社会学部及び同大学大学院心理学研究科教授を経て、目白大学名誉教授。非言語コミュニケーションをベースにした空間行動学という研究分野を開拓。現代心理学の研究成果をビジネスや人間関係に応用、そのわかりやすい解説に定評がある。一般向けの著書を300冊以上刊行。
  • 心理学者が教える 読ませる技術 聞かせる技術 心を動かす、わかりやすい表現のコツ
    値引きあり
    3.4
    誰もがブログやSNSで表現者となっている時代。表現することの大切さと難しさを痛感している人も多いはずです。本書では、表現することを、どうしたらわかりやすく伝えられるのか、著者みずから名付けた「認知表現学」をもとに系統立てて解説します。あふれる情報のなか、自分の発信するものをどうしたら読んでもらえるか、聞いてもらえるかが見えてきます。1988年刊の著書『こうすればわかりやすい表現』新装版。
  • 心理学的支援法
    -
    2015年の立法を受け、各大学で「公認心理師」養成のカリキュラムが組まれ、カウンセリングや心理療法などはすべて「心理学的支援法」という科目のなかに盛り込まれることとなった。本書はその科目に対応する入門テキストである。心理学的支援の基礎から最新の動向まで網羅し、ロジャーズ派に軸足を置きつつ他学派や他技法も扱うなど、バランスのとれた内容となっている。
  • 心理学で何がわかるか
    3.3
    「性格はどこまで遺伝で決まるか」「自由意志は存在するか」「記憶力は鍛えられるか」「暴力的映像は暴力を引き起こすか」―これらの問題に意味のある答えを出すには、哲学や日常的実感では力不足。科学としてのアプローチが必要なのだ。インチキ、俗説、疑似科学を退けて本物の心理学のあり方を提示しつつ、今、心理学がどこまで到達しているのかを平易に紹介。心理学、最初の一冊。
  • 心理学とは何なのか 人間を理解するために
    3.7
    「髪をいじるのは会話が退屈だから?」…人の性格や本音を明らかにするのが心理学だとも言われるが、それは違う。心理学は、私たちがどのように世界を認識し意味を読み取り行動しているか、つまり「こころ」の働きの仕組みを追究する学問である。フロイトの夢解釈、アヴェロンの野生児、ケーラーの実験など、代表的な事例を丹念に解説し、心理学がどのような人間像を作り上げようとしてきたのか、その理論と体系を概説する。
  • 心理学に基づく集中力の高め方。まず少し時間をかけて、自分の集中力を観察・分析しよう!20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 知覚心理学でも認知心理学でもなく、主に臨床心理学(その中でも特に行動主義心理学と呼ばれる学派)のやり方に基づいて、 集中力を高める方法を提案していこうと考えています。 先に挙げた心理学と違い、臨床心理学では、より一人一人の特性に焦点を当てた考え方をします。 そのため、読者の皆さん一人一人に合った方法を探っていくことが可能になります。 また「臨床」という冠からもわかるとおり、臨床心理学とは実際の現場で使われるための学問です。 集中力がなくて困っているという人に対して実際にどう対応しているのか、 中でも特にADHDのような集中しにくい特性を持つ人への実践的なアプローチを紹介していくことで、 どんなに集中が困難な人でも集中力を高められるようになることを目指します。 本書は主に、自分の集中力を高めたいと思っている成人を対象として書いていますが、 その対象の人しか使えないということはありません。 大人だけでなく子どもにも応用できますし、他人の集中力をアップさせることもできます。 自分自身が集中力を上げたいという人だけではなく、子どもの集中力がなくて困るといった親御さんや先生、あるいは夫が昔から注意力散漫で仕事ができているのか心配だと思っている奥さんなど、いろいろな立場の人に幅広く活用していただけたらと思っています。(まえがき抜粋) 【目次】 まずは自分の集中力について知ろう 1 どんな環境が合っているか 2 どんなコンディションのときに集中しやすいか 3 何分くらい続けられるか 4 その他(時間帯、食べ物など) 集中できる場面を整える モチベーションを維持する 1 行動する前に目的を再確認する 2 スモールステップで目標を設定する それでも集中しにくいという人は 1 時間や作業を区切る 2 視界を区切る 3 体を動かす 4 マインドフルネス
  • 心理学入門
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 科学としての心理学は、その100年あまりの歩みの中で多方面に発展し、その全貌は一書をもって概観するのが不可能に見えるほどである。そこで本書は人間性の理解に焦点を合わせ、それにふさわしい領域を選択し大学生向けのテキストとして、その領域ごとに基本的な知識を整理して記述したものである。
  • 心理学入門 日常生活で役立つ心理学10分で読めるシリーズ
    3.0
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) まえがきより 心理職をやっていると「心理士さんって人の心なんでも分かっちゃうんでしょ?」や「話してると心見透かされそう」などのご意見を頂くことがあります。「心理学とは、その様に見えているのか」と勉強させられるとともに、自分が心理を学び始めた時もそんなことを考えていたように思います。 当たり前ですが、心理学では人の心は分かりません。しかし、人の心が研究対象である学問でもあります。 それでは心理学とは一体どのようなことがわかるのでしょうか? 例えば、あなたが友人や職場の同僚との人間関係でトラブルが多かったとします。そのトラブルの原因や避ける方法がわかります。 あなたがもし、うっかりミスやそそっかしい性格ならば、ミスを減らす方法がわかります。 今回は、心理学入門ということで、日常生活をすごす上で知っておくと役に立つ心理学の技法についてご紹介します。主に、恋愛や人間関係で、相手に望んだ行動をとってもらう方法をご紹介します。 多くの人を対象に書くつもりです。是非、ご活用ください。
  • 心理学のすべてがわかる本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「心をつかむ心理学」や「人を操る心理学」「見抜く・見破る心理学」など、心理学の面白く、興味深い面を、わかりやすい例やエピソードを交えて紹介する科学的エンターテインメント読み物。ビジネスや人間関係にもすぐに役立てられるテクニックも提供する。
  • 心理学の名著30
    3.7
    人間の心への興味はつきることはない。それらに答える心理学はジャンルも多岐にわたるため、なにを読んで学べばよいか、迷う人も多い。そこで本書では、「生物としてのヒト」「個人的な人生を展望する存在としてのひと」「社会的な存在としての人」という三つの側面に着目して、それぞれの名著を一気に紹介する。加えて、それぞれの研究者の関わりが描いているため、心理学の展開も理解できる。古典から最新の理論までを網羅する入門書!
  • 心理学ビジュアル百科 基本から研究の最前線まで
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 気鋭の日本人心理学者による全編書き下ろし、オールカラーの本格派ビジュアルガイド。心理学の主要な領域である認知心理学、社会心理学、感情心理学、発達心理学、臨床心理学、そして脳神経科学や進化心理学など発展の著しいアプローチの中から、基本となる知識や最前線の研究成果を100項目精選、200点以上のグラフィックスとともに紹介する。高校生から大人まで、科学的発見に満ちあふれた現代の心理学のエッセンスを楽しく学べる画期的入門書。
  • 【心理学】モテる男は知っている女性の心が簡単にわかる3つのポイント。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の16ページ程度) 【書籍説明】 男性にとって「女心」とは、いつだって神秘的でやっかいなものです。男性と女性では、物事の捉え方や考え方が著しく異なるために、意思の疎通がとても難しいと感じることも多いのではないでしょうか。 この本では、男性のみなさんが、女性のどんなところを意識して観察すれば、女性が考えていることや求めていることがわかるようになるか、実際のやり方も含めて、書きました。 ぜひ、実践して、好きな女性、気になる女性と仲良くなるきっかけとしてもらえれば幸いです。 【目次】 1、女心はわかりにくい? 女心は、本当に変わりやすい? 女心がコロコロと変わるように感じられる理由 女性は「お断り」した後に「OK」を伝えてくる 女性が「生理的に受け付けない」という時は? 2、女性が男性に求めていること 共感してほしい 察してほしい 教えてほしい 守ってほしい 愛してほしい 3、視線からわかること 「目は口ほどにものを言う」は本当? 視線が示す彼女の気持ち 目がきょろきょろしている時は その時、彼女は何を見てる? 視線をチェックする方法 4、しぐさからわかること 手に注目する 自分と同じ動作をする しぐさをチェックする方法 5、言葉からわかること 普段の言葉遣いからわかる女性の深層心理 女性が男性を褒める時に考えていること 言葉をチェックする方法 【著者紹介】 秋乃蒼空(アキノソラ) 1973年埼玉生まれ。20代の頃から心理学、成功哲学に関する本を読み始め、100冊以上を読破。その後、会社員として仕事を持ちながら、女性専門の恋愛カウンセラーとして2005年に起業。曖昧さを残さず、どうしたら上手くいくのかを詳細にアドバイスする姿勢が口コミを呼び、これまでに数千人の相談に関わる。「すべての女性は愛されるために生まれてきた」をモットーに、近年では、男性向けの恋愛コーチとしても活動中。
  • 真理学要論 ―新時代を拓く叡智の探究―
    -
    理想の自分になれる。 世界が素晴らしくなっていく。 多くの人びとに愛されてきた わかりやすく奥深い! 真理の入門書 「愛」「知」「反省」「発展」―― 幸福な人生を生きるための四つの道。 愛とは何か。知の本質とは。 本当の自分を発見するには。 そして理想を実現させる生き方とは。 1989年の連続セミナーでの講演録が、 ついに改訂新版として発刊!

    試し読み

    フォロー
  • 心理学をつくった実験30
    4.0
    パヴロフの犬、ミルグラムの服従実験、マシュマロテスト、セリグマンの学習性無力感……。心理学の魅力は、精緻に練り上げられた実験手法と、それがあぶり出す人間の知られざる一面にある。「心」とそれにまつわる人間の活動を科学的に解明することをめざした近代心理学は、その当初から実験研究を重視してきた。本書では、そのなかから広く知られ、大きな影響力を持った30の実験をセレクト。それぞれの実験を心理学の流れのなかに位置づけ、その内容と影響を紹介していくことで、心理学という学問の歴史とその広がりを一望する。
  • 心理教育教材「キックスタート,トラウマを理解する」活用ガイド――問題行動のある知的・発達障害児者を支援する
    -
    トラウマ(心的外傷)があり、あわせて問題行動のある知的・発達障害児者のための心理教育教材「キックスタート,トラウマを理解する」と児童期逆境体験ACEsのスクリーニング「子ども時代のつらかった体験(ACEs)質問表」を具体的に紹介する。
  • 心理・教育・人事のためのテスト学入門
    -
    知能、不安、態度など実体のない構成概念を測定するためのテストについて、作り方、結果の利用方法、得点の統計的分析や評価などに関する理論や技法を統合する分野をテスト学という。 本書では、テスト学の基礎から最新理論、人事と臨床における活用場面まで幅広く解説する。 より深く理解するため、ソフトウェアや詳しい数理統計学的解説も付録として用意した。 テストの作成・実施・分析に携わるすべての人が理解を深めたい内容となっている。
  • 心理系大学院入試&公認心理師・臨床心理士試験のための心理学標準テキスト ’25~’26年版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、公認心理師・臨床心理士等の心理系大学院入試と、臨床心理士試験のための心理学標準テキストです。試験によく出る問題・カンタンな問題から学べるステップアップ式テキストに、詳細ガイダンスと論述対策等の総合対策の組み合わせで合格を狙うものです。
  • 心理劇における体験過程と効果に関する臨床心理学的研究(昭和女子大学出版会)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、心理劇の体験過程と効果について、基礎的(数量的)研究と臨床的(事例)研究を組み合わせ、臨床心理学的観点から総合的に検討し実証的に明らかにすることを目的としている。(中略)なお、本書は、2024年3月に昭和女子大学より学位を授与された博士論文「心理劇における体験過程と効果に関する臨床心理学的研究」を基にしたものである。本書の研究は、筆者が大学院修士課程に入学した2013年に遡ることができ、修士論文「心理劇におけるシェアリング体験の検討―ドラマ体験および心理劇の効果との関連から―」から始まっている。(はじめに より)
  • 心理支援者のためのLGBTQ+ハンドブック 気づき・知識・スキルを得るために
    -
    本書は、LGBTQ+のクライエントに対応できる専門家になるためのテキストである。クライエントが安心して相談できるカウンセリングの場を提供できるよう、支援に必要な知識やスキルをのみならず、クライエントへの関わり方を大きく左右する、自身の価値観やものの見方、バイアスに気づくためのワークなども紹介する。 多様な性に肯定的で敏感な心理支援者となるための必携の書。
  • 心理支援と生活を支える視点 クライエントの人としての存在を受けとめるために
    -
    「心理療法とは,患者に出会ったそのときから別れるときまでの全てである」また, 「心理臨床とは、その個人がより生きやすくなることを、心理学の理論に基づいた技法を用いて援助していくことである」(本文より)。  本書の各編においては,著者長年の経験に基づいた,「生活に根ざした困難事例での工夫」が懇切に述べられる。とくにこの最新論集は,著者の文体もあえて行間に漂う情感を抑え,無駄を省いたかのように,ものごとの本質をとらえ浮き彫りにしたものとなっている。  クライエントの「心理支援と生活を支える」ために著者は,「個別の状況に即応した考え方や方法が必要である」と説く。それは,目前の事実を認め,的確にとらえ,事実に対して素直であるという基本的視座に拠るものである。コロナ禍を越え様々な価値観,多様性が重視される昨今,著者の眼は,変容する社会においても変わらざるものと移ろいゆくものを見極め,クライエント個々に合わせた多面的治療アプローチを実践適用している。  村瀬嘉代子の「心理臨床」を理解するための,集大成とも言える最新の重要論稿を収録した臨床家必携の書である。

    試し読み

    フォロー
  • 心理支援における社会正義アプローチ不公正の維持装置とならないために
    5.0
    個人の問題を自己責任とする傾向・論調への反省から、今最も注目を集める社会正義(ソーシャル・ジャスティス)。これは、その人の抱える困難を文化的・社会的・経済的な文脈で捉え、社会の側に変化を求める考え方である。欧米では盛んなものの、人種差別や性差別に関わるものが多い。そこで本書は、日本風土にマッチした心理支援の実践モデルを紹介することで、学派や理論的背景を超えたこれからの心理臨床のあり方を探り、新たなアプローチを提言する。
  • 心理士の教えるモテるトーク術。緊張の罠、傾聴の難しさ、無意味な励まし、モテる心理術をカウンセラーが解説。10分で読めるシリーズ
    1.0
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 私は日ごろ臨床心理士という仕事をしている関係上、人と一対一で話すことが多いです。 多い日は一日で6人の人と一対一で一時間話をするわけです。仕事中は職業としてやっていることですので、クライアントの利益になるように一生懸命お手伝いさせていただきます。しかし、これはこの職業に限ったことではないと思うのですが、仕事中の癖がついプライベートにまで出てしまうのです。心理士にとって最も仕事中の癖が出る場面とは、一対一で話す場面です。このように書いてしまうと急にうそ臭くなるかもしれませんが、私はこの仕事を始めてから人と話すのがスムーズに行くようになりました。グループで遊んだり飲んだりするときは特に変わりがないのですが、一対一で話しすることに抵抗がほとんどなくなったので、二人で飲みにいったり遊んだりする女性と大抵いい感じになるようになりました。 これは、仕事の時の癖のなにかが影響しているということは分かったのですが、具体的に何が影響しているのか分かりませんでした。そこで私は、ちょっと良い感じになった女性との話の中で自らの職業の何が影響しているのかを探っていったのです。 今回は、異性との一対一の話の中で活きる、心理士の癖を皆様にお伝えできたらと思います。
  • 心理尺度構成の方法 基礎から実践まで
    3.0
    心理学の研究のみならず、教育や臨床現場、マーケティングなどで活用される心理尺度の構成方法について、その基礎から実践において検討すべきポイントを丁寧に解説する。 心理尺度は、決まりきった手続きを一通り行えば作成できるものではなく、留意すべき点は多いが、論文や書籍でそうした部分が具体的にまとめられることは少ない。 本書では、そうした細かな点にまで配慮した解説がなされる。心理尺度に関わるすべての人にとって、必携・必読の書である。
  • 心理職とはどんな仕事か 公認心理師の職責
    -
    本書は、心をめぐる困難に対処することを職責とする「心理職」とはどんな仕事なのか、どんな役割や意義、魅力があるのかについて、実際の仕事の様子も紹介しながらわかりやすく解説する。大学の公認心理師養成カリキュラムの必修科目「公認心理師の職責」に対応しており、国家試験対策にも役立つ。すでに心理職として働いている人にとっては、日々の仕事や今後のあり方についてあらためて見直し、考える上で活用できる一冊。
  • 心理職のコンピテンシーとは何か現場に活かすプロフェッショナリズム
    -
    心理職としての矜持は何か、国民の信頼を得るには何が必要なのか。心理職の専門性と資質・能力について、真正面から向き合った力作
  • 心理職のためのエビデンス・ベイスト・プラクティス入門 エビデンスを「まなぶ」「つくる」「つかう」
    5.0
    「エビデンスで人の心はわからない?」「統計的エビデンスは少数者を切り捨てる?」「エビデンスで治療は画一化する?」――エビデンスをめぐる誤解と迷信を、これ一冊で一挙解決!「そのセラピーが効く理由」をクライエント=患者に説明しながら心理臨床を実践するための、エビデンス活用ポケットガイド。

    試し読み

    フォロー
  • 心理職のための産業保健入門
    -
    「産業・組織領域」での心理支援を始める際に抱く疑問やおさえておきたい基礎知識について,現役で活躍する産業保健スタッフ(産業医,保健師,臨床心理士,公認心理師,精神保健福祉士)と産業保健に精通する社会保険労務士が,その豊富な経験をもとに解説&アドバイス。 「産業保健」が気になるあなたをいざなう産業保健入門ガイド!

    試し読み

    フォロー
  • 心理職のための身につけておきたい生物学の基礎知識
    -
    心理職の活躍する保健医療領域での「共通言語」は、生物学上の言葉が中心となる。また、世界規模で増えている心理学と生命科学の共同研究などでも、生物学の基礎は必須のものとなる。 しかし、私立大学の入試で生物学での受験可能校が少ないこともあり、公認心理師試験や現場に出てからも、生物学に苦手意識を抱える人が少なくない。 そこで、心理学部出身で今は医学部で教鞭を執る著者が、現場で必須の知識をできるかぎり噛み砕いて解説。各章のコラムも、生物学とこころの密接なつながりを感じさせてくれる。大学のテキストにはもちろん、現場に出てからの“虎の巻”としても使える書。
  • 心理職を目指す大学院生のための精神科実習ガイド
    -
    2009年刊行の『臨床心理士をめざす大学院生のための精神科実習ガイド』を、公認心理師養成課程に合わせ大幅にリニューアルしたもの。大学生の段階より医療機関による実習が必須となっている今、実習にあたっての心構えや、実習先での身の振り方・学び方などの普遍的なものは残しつつ、実習生のみならず、教員や受け入れ先の指導者のヒントとなる情報も紹介。 最終部では、実習担当者、教員、精神科医師、精神科看護師からいただいた、実習に関するアドバイスも開示した。
  • 心理的虐待 ~子どもの心を殺す親たち~
    5.0
    何気ない一言でも、子どもの心が、脳が傷つく! 身体的暴力やネグレクト、性的虐待とも違う、「不適切なかかわりかた」で、子どもの心だけでなく脳まで傷ついてしまう! 児童虐待の中でも相談件数が急増している「心理的虐待」。 「お兄ちゃんはできたのに」「そんな子はうちの子じゃないよ」……。 子どもの目の前で夫婦喧嘩や子どもに配偶者の愚痴……。 悪気ないつもりの一言や態度でも、子どもの心が傷つき脳までも傷つけられてしまうことを知っていますか? そして、その傷痕はおとなになってからの生きづらさの要因となって苦しめられ続けてしまうのです……。 心理的虐待サバイバー7名の体験談、脳科学的に見た心理的虐待の影響、心理的虐待にならないようにするにはどうすればいいのか? 悩む親に向けての気をつけるポイントなどを、『発達障害グレーゾーン』の著者、姫野桂が徹底取材。 子育てに悩む親と、心理的虐待で人知れず子どもたちが一人でも減ることを願って書き上げた渾身のレポート。
  • 「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た
    3.6
    これまで右へ倣えで高額な適性検査を外注してきた社長や人事担当者が知ったらゾッとするような“ウソ”を、心理学の第一人者が痛快に暴露する1冊。 「自分はいつも運が悪い」などの質問にYes、Noで答えていく性格テストの定番が「YG検査」だ。採用試験に臨む学生の中には費用を払ってまで事前対策指導を受けている者がいるという。しかし著者の下した結論は「有害無益」。同じく就職試験によく用いられる「内田クレペリン検査」も「世の中に害毒を流しているだけ」と斬り捨てる。日本人が大好きな「血液型人間学」や臨床心理士が用いる「ロールシャッハ・テスト」も事実無根だと論じる。

    試し読み

    フォロー
  • 真理と政治/政治における嘘
    -
    国際政治であれ日本政治であれ、またそれに対応・反復・拡大・拡散するメディアやSNSの力も大きく影響して、(少なくとも)政治にかかわる出来事や事象をめぐって嘘が事実となり、事実や真実は嘘あるいは無となり…という状況の中でわれわれは今を生きている。そこで、『エルサレムのアイヒマン』をめぐるバッシングと論争を機縁として書かれた、政治哲学者アーレントの精髄をしめす代表的試論「真理と政治」(1967)および、その4年後に書かれた「政治における嘘――国防総省秘密報告書(ペンタゴン・ペーパーズ)についての省察」(1971)の二篇をあらためて読んでみたい(それぞれ『過去と未来の間』『暴力について』より収録)。「ポスト・トゥルース」や「フェイク・ニュース」といった新語が話題になり、「ポピュリズム」と呼ばれる政治現象が世界中で台頭し、デモクラシーあるいはリベラリズムが機能不全におちいっているかに見える現在、事態のあり方と意味を考えるためにも。
  • 心理と保育の専門家が伝える保育がもっとうまくいく方法 子どもの発達・保護者支援・セルフケア・外部連携
    -
    幼稚園・保育園の仕事で避けて通れない要対応事項(発達が気になる子どもへの対応・支援が必要な保護者への対応・外部機関との連携)、および、ストレスのかかりやすい保育者のセルフケアのワークを具体的に解説する。心理と保育双方の専門性を反映して、幼稚園・保育園で困ったときに実際に使える現場目線の書となった。保育士・幼稚園教諭が業務に活用できることはもちろん、数多くの心理職が従事する、幼稚園・保育園でのコンサルテーション業務で参照できる心強いハンドブックとなる。
  • 心理トリック 人を思いのままにあやつる心理法則
    値引きあり
    -
    【伝説のシリーズが電子で復刻!】 自分の心のメカニズムを知り、他者の心のしくみを知れば、人間関係をコントロールできる! さらに、日常、既にしくまれているトリックを見破れるようになれば、あなたの生活は快適に! それらの心理法則100を大公開。
  • 真理の語り手:アーレントとウクライナ戦争
    4.0
    全体主義の時代の基底へ 2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻し、戦争が始まった。 戦争が始まってから、大量の情報が流れてくる。プーチンの思惑やゼレンスキーの戦略、東西の軍事的分析がその中心にある。 戦争を受けて書き下ろされた本書が注目するのは、『全体主義の起源』を書き、ナチスドイツとソ連の体制の〈嘘〉を暴いたハンナ・アーレントである。 というのも、ブチャの虐殺はじめ、多くの「事実」が〈嘘〉によって歪められているからだ。 こうした事態はいまに始まったことではない。むしろ全体主義体制の本性といえるかもしれない。欺瞞や虚偽は心地よい。圧制下の人々は不意打ちしてくる飾りのない真実より、心地よい嘘を好むのだ。 そして、この戦争をアーレントと同じ眼差しで眺めているのがウクライナの映画監督セルゲイ・ロズニツァだ。彼による『バビ・ヤール』が本書の拠り所になっている。キーウ近郊のバビ・ヤールは「銃殺によるホロコースト」が行われた痛ましい場所だ。 心地よい虚偽にいかに抗していくのか? 本書では、アーレント=ロズニツァに寄り添いつつ、「真理の語り手」の意味を考える。
  • 真理のことばの物語集: ダンマパダ・アッタヴァンナナー (第一巻)
    -
    1~4巻5,456~5,808円 (税込)
    『ダンマパダ』第1章から第3章までの由来を物語る全32話 初期仏教最古の詩篇のひとつとされ、古来広く伝承されてきた『ダンマパダ(真理のことば)』。 そのパーリ語註釈書に説かれる、これらの詩句にまつわる物語を原典から全訳! ・口論を続ける比丘たちに失望し、象の世話を受け独りで雨安居を過ごしたブッダ ・サーリプッタとモッガッラーナの誕生から出家までと前世の誓願 ・ブッダに敵対して生きながら地獄に落ち、十万劫後に独覚となるデーヴァダッタ ・マハーリに問われて、ブッダが三十三天とその王サッカ(帝釈天)の由来を語る など、ブッダゴーサの珠玉の筆致で語られる、時にウィットに富み時に心が洗われる物語の数々を、ご堪能あれ!

    試し読み

    フォロー
  • 真理の探究 仏教と宇宙物理学の対話
    4.1
    心の働きを微細に観察し、人間の真理を追究した釈迦の仏教。自然法則の発見を通して、宇宙の真理を追究した近代科学。アプローチこそ違うが、この世の真理を求めて両者が到達したのは、「人生の目的はあらかじめ与えられているものでなく、そもそも生きることに意味はない」という結論だった。そのような世界で、人はどうしたら絶望せずに生きられるのか。なぜ物事を正しく見ることが必要なのか。当代一流の仏教学者と物理学者が、古代釈迦の教えから最先端の科学まで縦横無尽に語り尽くす。
  • 真理の哲学
    3.5
    なぜわれわれは一面的な見方を絶対的なものと思いこんでしまうのか? この病いを癒すためにもっとも有効なのが、ニーチェにはじまる二〇世紀の哲学にほかならない。ニーチェ、フッサール、メルロ=ポンティ、そしてフーコーを軸に、さらに分析哲学の真理観までを紹介。現代哲学の、そして、われわれが生きることの入門書。
  • 真理の発見 ―説法自由自在 3―
    -
    仏法真理の入門書 目に見えない神秘の世界を、わかりやすく解説。 「説法自由自在」シリーズ第3弾 睡眠中の魂の状態や夢の意味、幽体離脱の実態、心と体の関係、そして霊界の法則など、いまだ現代科学では解明されていないテーマについて回答したQ&A集。 目次 まえがき 第1章 多様なる愛の発現 第2章 睡眠・夢・幽体離脱 第3章 心の構造と本体・分身理論 第4章 霊界の時間と空間 第5章 霊と科学 第6章 偉人たちの真実の姿 第7章 無限の進化をめざして あとがき

    試し読み

    フォロー
  • 真理のひびき 天風哲人 新箴言註釈
    4.0
    人生はただ一回限りである。ならば何としても生き甲斐のある人生を送らなければならない。「健康や運命が意のままにならないときほど『心』を積極的にする」「自己の言行をできる限り人の世のためになることに重点を置く」「不平不満を口にしない」「気取ったり、ぶったりしない」「どんな場合にも慌てない」「不幸に直面しても、現在生きていられることに感謝する」「腹を立てている人には決して過度の共鳴をしない」「自己自身を正しく向上させるために反省を行う」など──、価値ある人生建設に必要とされる心得を集録した、天風哲人絶筆本。
  • 真理のメタファーとしての光/コペルニクス的転回と宇宙における人間の位置づけ
    -
    〈概念〉による論理認識以前の領域に遡行し、人間の生と思考の実相に迫るメタファー学の実践。20世紀ドイツ哲学の巨匠による2編。
  • 真理の夜明け ――サハジ・マルグ(自然の道)入門
    -
    サハジ・マルグ(自然の道)とは、日常生活を営む中で、ラージャ・ヨーガに基づいて霊性の完成を実現することをめざした生き方で、万人に向かって開かれた、自然で、単純で、自発的な道である。著者のシュリ・ラム・チャンドラは古典的なラージャ・ヨーガを単純化し、サハジ・マルグ方式を完成させ、その普及をはかるため、一九四五年にシュリ・ラム・チャンドラ・ミッションを設立した。本書は、その設立者自身による、簡にして要を得た入門書で、特に真の〈グル〉の意義と役割など、宗教に関心のない一般の人々にも多くの貴重な示唆を与える。

    試し読み

    フォロー
  • 真理文明の流転 ―過去と未来の間で―
    5.0
    時代の端境期を迎えた現代?? 歴史の過ちに学び、新しい文明の創造を。 有史以前の昔から、時代の要請に応じて、指導者が地上に降り、人類に進むべき道を教えてきた。 しかし、過去には幾度となく、その指導者の教えをないがしろにしたために、文明の滅亡という悲劇がくり返されている。 そして現代??。この時代の端境期を人類は乗り越えることができるのか。 ○文明が滅亡するプロセスとは ○国や時代によって異なる宗教も源流はただひとつ ○イエス・キリストの転生に見る人類の愚かさ ○現代のアメリカや日本に、アトランティス時代の人たちが数多く生まれ変わっている理由とは ○イギリスのEU離脱は、1990年に予言されていた 【第1章 真理文明の流転】 【第2章 心の開拓】 【第3章 勇気の原理】 【第4章 未来への聖戦】 本書に盛られた内容は、有史以前の文明の変転、未来文明への予言、更には自己変革の原理などであり、幸福の科学ならではのスケールの大きさ、立脚点の確かさが、いかんなく発揮されていると思います。(あとがきより) 目次 まえがき 第1章 真理文明の流転 1 法の源流を探る 2 イエスの転生に学ぶ 3 光の行軍を開始せよ 第2章 心の開拓 1 悟りへの出発 2 光の天使の輩出 3 運命と自力 4 心の開拓 第3章 勇気の原理 1 光明思想と勇気の原理 2 勇気の原理とは 第4章 未来への聖戦 1 新たなる秩序の探究 2 日本の使命 3 未来への聖戦 あとがき

    試し読み

    フォロー
  • 診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―
    3.8
    「むかしむかし、あるところに……」まさか精神科を受診して、昔話や童話を聞かされるなんて誰も思ってもみなかっただろう。でも、患者たちの当惑はすぐ驚きに変わる。そこに繰り広げられるのは自分の物語なのだ。悩みを抱えた心の深層を「赤ずきん」「ももたろう」「幸運なハンス」「三びきのこぶた」などで解き明かす、ちょっと不思議で、ほんとうは不思議じゃない12話の「心の薬」。
  • 心療内科医が教える疲れた心の休ませ方
    3.7
    家庭や職場、SNSなどでの人間関係、同調圧力、情報過多、他人との距離感、漠然とした不安など…。「見えにくいストレス」に振り回されていると、疲れがたまり、睡眠不足になり、やがて心身の不調を招くことに。ところが、【第3の自律神経】ともよぶべき、新しいタイプの自律神経を整えると、もっとラクに生きていくことができます。近年注目されている「ポリヴェーガル理論」やマインドフルネスの考え方をもとに、自律神経の整え方を解説しながら、新しい生活を快適に過ごしていくためのセルフケアを紹介します。
  • 心療内科医が教える本当の休み方
    4.1
    「休んでも、疲れが取れない。 その理由はなんだろう」 「寝る」「ダラダラ」「スマホを見る」は 休み方を間違えている!? ●いつもだるくて重い ●やる気がでない ●パフォーマンスが安定しない ●つい頑張りすぎちゃう ●自分の時間がなくてつらい ●仕事のプレッシャーがきつい ●人と会うと疲れてしまう ●会社に行きたくない そんな時に! 「日々の疲れが抜けない」 「ストレスを抱え苦しんでいる」 「休職を考えている」「つらくて動けない」 そんな人々を長年サポートしてきた 鈴木裕介医師が【本当に心と体を回復させる】休み方を教えます。 ・「人はストレスに気づきにくい」。 まだまだ頑張れるより、「積極的に休み」が正解 ・周りに配慮しすぎると人の心は麻痺する。 他人のニーズには答えすぎない ・誰にも会いたくないときは、会わなくていい ・疲れたら、社会や周囲から与えられた役割から離れる ・怒りたいときは怒ってもいい ・自分の身体の声を聞こう ・新しい自律神経の考え方、 「ポリヴェーガル理論」が心と身体を癒す ・ストレス反応は「炎」と「氷」の2つがある ・どちらのモードかで休み方は変わる ・回復のキーワードは「安全」と「安心」 ・「心と身体の疲れ」が取れると  想像以上に前向きになれる! 【本文より】 「いくら休んでも、疲れがとれない」 「そもそも、十分に休むことができない」「休むのが苦手」と 感じている人もたくさんいます。 (中略) 実は、それぞれの人の個性や、その時々の心身の状態などによって、 「本当の意味で心や身体を癒やすことができる休み方」は異なります。 本書では、「忙しくて休む時間が取れない」「休日も気持ちが休まらない」 「自分では休んでいるつもりなのに、なかなか疲れがとれない」というみなさんに、 たとえ短い時間でも「本当の休み」をとっていただくための方法をお伝えします。 それによってみなさんが心や体を癒やし、 少しでも「生きやすくなった」と感じていただけることを、 私は心から願っています。 【目次】 PART1 疲れたけれど休めない人へ 心療内科医が教える本当の休み方 PART2 あなたの心と身体を癒やす カギは「自然なゆらぎ」と 「自律神経」にある PART3 人は「安全」と 「安心」を感じると、 癒やされ、回復していく PART4 自分の身体のニーズを知り、 適切な回復行動をとろう PART5 新しい自分が見つかる 「BASIC Ph」の話 最終章 「身体と調和する」生き方を目指そう
  • 心療内科がわかる本 一人で悩まなくても大丈夫
    4.5
    休んでも疲れがとれない、頭痛や不眠で出かけられない…。それは心からくる体の病気・ストレス病かもしれません。本書はその専門診療科である心療内科について、正しい情報を提供します。どんな治療を行っているのか、精神科とは何が違うのかなど、素朴な疑問に丁寧に答えており、仮面うつ病、過食症といった身近な症例も満載です。かかる前に知っておきたい心療内科の基礎知識がわかる一冊。

    試し読み

    フォロー
  • 心療内科の名医が教える 怒り、不安がすぐ消える 魔法の感情整理術
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日々の生活の中でなにかとすぐにイライラしたり、びくびくしたり、 「怒り」や「不安」などの感情をうまくコントロールすることができないという悩みを 抱えている人は少なくないかと思います。 本書は、そのようなココロが忙しくて疲れを感じている人の支えになる感情整理術の書籍です。 家庭間や職場、学校などで つい熱くなって言い返す前に実践してほしい感情整理のテクニックや、 もっと気楽に物事をとらえるコツ、一瞬でできる心の落ち着かせ方など、 ゆうきゆう先生流のココロが楽になる術をまとめた一冊。 感情を抑えられずに思ったことをすぐに表にぶつけてしまう人だけでなく、 表にうまく出せなくて発散できない人や 職場で抑えていたイライラが家庭で爆発してしまう人など 感情的な人にもさまざまなタイプがあるかと思います。 例えば、最近特に若者に多いとされる内向的な人や 何事にも過剰に反応してしまうHSPの人など、 同様に人とのコミュニケーションが苦手で生きづらさを感じている人の考え方の癖や特徴、 悩み別の解決策も紹介しています。 ゆうきゆう/監修 精神科医。マンガ原作者。東京大学医学部卒業。『マンガで分かる心療内科』(少年画報社)など著書多数。ゆうメンタルクリニック・ゆうスキンクリニックグループ総院長。
  • 心理療法家の気づきと想像 生活を視野に入れた心理臨床
    -
    「心理的援助とは、他者の生きる上での痛みや苦しみがあることによって、必要とされている……」(本書より)。 こころがかかわる課題は、社会の変容を反映してますます多様化、複雑な問題を引き起こしている。心理援助職の仕事の重要性が高まりつつある現在、セラピストにはバランス感覚を持った対処能力が要請されているといえよう。 本書においては、臨床家としての著者の「プロフェッショナル論」が全編に亘って展開される。村瀬の方法は、臨床現場の事実から帰納法的に導き出され形成されたものであり、このうえもなく現実的、実践的に洗練されたものである。それが「統合的心理療法」であり、クライエントと援助者を繋ぐ、クライエントの内的現実と外的現実を繋ぐ、またさまざまな理論と技法をクライエントの状態に応じて活かす意味での統合、といった多面的な内容を含んでいる。 収載された著者最新の論考を読むことで、心理療法面接の理論と技術、原則と治療のプロセスを学ぶうえでの多くの有益な知見が得られるであろう。

    試し読み

    フォロー
  • 心理療法家の情緒的成熟 逆転移に含まれた超自我、自我理想、盲点を考える
    5.0
    心理療法における逆転移を、患者が心理療法家のパーソナリティに潜在する一面を喚起する過程と捉え、心理療法家が自らのパーソナリティ要因と格闘することでいかに成長していくのかを、失敗も含めた豊富な臨床事例を交えながら明らかにする。心理療法家は臨床実践の中でどのような情緒的困難や抵抗に遭遇し、その超自我や自我理想は患者理解にどのような役割を果たすのか、世界的に活躍する心理療法家が詳細に検討する。
  • 心理療法個人授業
    3.9
    生徒「人の心ってどこまでわかるのですか?」先生「わかってたまるか(笑)。でも、僕らは最大限の努力はします。心理療法は命がけの仕事なのです」生徒「ワカランワカラン言っていて治療できるのですか? 箱庭を作ると治るんじゃないんですか?」先生「ハハハ」──人の心は不思議で深遠、謎ばかり。シンボーさんと少し勉強してみませんか? 楽しいイラスト満載。
  • 心理療法統合の手引き実践でのコツをつかむ
    -
    統合的心理療法はセラピストやカウンセラーにとって必須の技法といえるものの、その取り組み方やプロセス、実践例をまとめた書は少ない。そこで本書は、「適切な技法をクライエントに合わせて工夫して用いる」ために、臨床上での取り組み方やプロセスに焦点を当てて解説した。主訴から適合する心理療法を導き出すチャートなども収録した、初心者からベテランまで、キャリアや依拠する領域を超えて参考となる、使い勝手の良い手引き書。
  • 心理療法統合ハンドブック
    -
    2019年に設立された日本心理療法統合学会の主立ったメンバーによる書き下ろし。400を超える心理療法が併存するなか、多様なクライエントに対し、効果的な方法による実証された支援法を選択するのは至難である。本書は、特定の学派に依拠せず、その存在を否定せず、心理療法統合について議論を交わし研鑽の深まりを望む気鋭の研究者・実践家が、日本におけるこれからの心理療法の統合のあり方を示す決定版。有効性の確立された6つの統合療法や、臨床家育成のトレーニングにも言及。また、重要な最新理論もトピックスにて提示している。
  • 心理療法とシャーマニズム
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 みずから危険なイニシエーションを受けてまで著者が求めつづけた新たな臨床実践を可能にするものとは?シャーマニズムの世界に、心理臨床のルーツと新しい可能性を探る。
  • 心理療法と臨床心理行為
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 臨床心理士と呼ばれるこころの専門家が行なう臨床心理行為の概念設定の問題、心理療法における枠組みについて、クライエントの来談動機と心理療法の実際について、カウンセラーの守秘義務について、心理療法における終結について、また、実際にカウンセリングを受けたクライエントからみた事例報告についてなど、心理療法にとってきわめて基本的かつ重要な問題を、九つの章にまとめる。
  • 心理療法において何が癒やすのか?
    -
    ユング派を代表する理論家が初めて心理療法の実践を主題として取り上げた著作。「魂」の領域において癒やしとは何を意味するのか、どのような要因が、いかにして、なぜ癒やしの効果をもたらすのか。癒やしの要因として治療者や患者の人格、自身を解放すること、治療者が依拠する理論などに焦点を当てながら、心理学それ自体の内的な論理を重視する独自のアプローチによって、「魂の作業」としての心理療法の本質を描き出す。
  • 心理療法入門 理論統合による基礎と実践
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 精神分析、パーソン・センタード、家族システム論など主要理論を豊富な事例とともに、実践的に紹介。さらに人としての心理療法家、実践のさまざまなコツなど、実践に役立つ理論書。
  • 心理療法の基本[完全版] 日常臨床のための提言
    -
    「本書には,読んではっと気づくという即効性もあるが,時間の中で熟成し自分がいくらか変わるという遅効性もある」(青木) 「心理療法に「天性」などということは殆ど関係なく、この道を志し、歩み入ったならば、自分の中の知見(これはただの暗記でなく、自分の経験と知識に照合し、自分の中を潜らせて、自分のものとして納得し、使いこなせるものになっている)を豊かにするべく不断に努め、安易に自分の生の感情に自分を委ねるのではなく、考える、その結果生じる感情を大切にする、という態度を磨いていくことが求められていると思われるのです。」(村瀬) 初級者からベテランまで,治療者のセンス・資質・心理療法に求められる基本的条件を二人の卓越した臨床家が論じる。「村瀬嘉代子の心理療法」を読み解くための最適な副読本であり,心理療法家をめざすすべての人に。

    試し読み

    フォロー
  • 心理療法の常識 : 心理療法士の実践マニュアル
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心理療法の治療の最適のマニュアル

    試し読み

    フォロー
  • 叢書パルマコン・ミクロス04 心理療法の精神史
    5.0
    「心が治るとは、どういうことか。」心理療法(サイコセラピー)の全史を追跡しながら、そこに共通する人間性と治癒の本質を「自由と承認の葛藤」の中に見る。古代の呪術的治療から、精神分析、認知行動療法、ナラティヴ・セラピー、オープンダイアローグなど最前線の心理療法までを俯瞰し、背景にある哲学・思想との関連から鮮やかに描き出す〈心の治療が持つ意味を再考する心理療法史〉。[図版多数]
  • 心理療法の中のアンビバレンス~「したいけどできない」の解消に向かって~
    -
    アンビバレンス(ambivalence)とは、ある対象に対して、相反する感情を同時に持ったり、相反する態度を同時に示す状態である。「両価感情」、「両面価値」、「両価性」などとも翻訳されている。アンビバレンスは、人間の基本的な経験の一つである。希望や欲望は私たちをそれぞれのゴールへ到達するよう導いてくれるが、その一方で、恐れや懸念がそれを妨げている。最終的な結果として動揺が引き起こされるが、それはしばしば私たちを無力にし、人生を向上させる変化を妨げてしまう。本書は、全ての学派の心理療法家が直面してきたクライアントの変化に伴うアンビバレンスを、臨床心理にとって非常に価値がある構成概念として捉え、それを克服し解消するための具体的な方法を解説した、貴重な臨床的ガイダンスである。著者は米国の著名な心理学者である、デヴィッド・E・イングル博士(2021年死去)とハル・アーコウィッツ博士(2019年死去)。原著は、“Ambivalence in Psychotherapy”(by David E. Engle & Hal Arkowitz, A Division of Guilford Publications, Inc. ISBN978-1-59385-255-9, (c) 2006 Tile Guilford Press,)。訳者は、アリゾナ大学大学院でイングル博士から学んだ臨床心理士、スクールカウンセラー。
  • 創元アーカイブス 心理療法の光と影 援助専門家の《力》
    5.0
    《援助専門家のための必読文献、待望の復刊》 なぜ人は、人を助けようとするのか。なぜ、善意の援助が人を傷つける結果を招くのか。ユング心理学の立場から、援助する人とされる人の間に起こるダイナミックス(力の関係)を解明し、援助専門家の内に潜む〈影〉や〈悪〉の問題に鋭い光をあてる。医師、ケースワーカー、カウンセラー、看護師、教師、牧師など、あらゆる援助専門家の必携の書。
  • 心理療法の未来 その自己展開と終焉について
    -
    「近代の意識」と不可分に結びついて始まった心理療法は、ポストモダンの時代を迎え、もはや成立しがたい状況に直面している。現代の精神病理を代表する解離性障害や発達障害は心理療法をどう変えたのか。現代の意識の特徴である「サイコロジカル・インフラの消失」とはどのような事態か。人類の精神史において心理療法というプロジェクトがどのように展開してきたのか、そのプロセスを解き明かし、今日の在り方を根底から問う。
  • 心理臨床とセラピストの人生 関わり合いのなかの事例研究
    -
    心理臨床とは、クライエントがセラピストと出会い、自らが抱えている問題と向き合う作業である。二人の人間が出会うことによって、臨床の場では、クライエントだけでなくセラピスト自身も大きな影響を与え、また受けることになる。本書の著者のほとんどは、いったん社会に出て活躍した後に臨床心理学を学び直し、志を立ててセラピストになった人たちで、本書は、これまで語られることのなかった臨床におけるセラピストの人生の影響について語った希有な事例集である。
  • 心理臨床に活かすスピリチュアルケア
    -
    本書の序章では、スピリチュアリティ・スピリチュアルケアとは何かをあらためて概観し、第1章~終章では心理臨床家と医師がそれぞれの臨床経験などを踏まえつつ、各々の立場から心理臨床におけるスピリチュアリティ・スピリチュアルケアについて広く深く想い巡らせ考察する。また、各章の間にある15のエッセイでは、心理臨床家、医師、各分野の研究者、作家、弁護士が様々な観点からスピリチュアルケアについて述べる。

最近チェックした作品からのおすすめ