新・動物の解放

新・動物の解放

4,400円 (税込)

22pt

3.5

動物の権利運動の理論的基盤
不滅の名著、30余年ぶりの全面改訂版を完全新訳。最新のデータと議論にもとづき本文の3分の2を書き換え、さらに気候変動や新型ウイルスなど新たなトピックを盛り込んで、21世紀の緊急課題に応える。序論=ユヴァル・ノア・ハラリ(『サピエンス全史』)。

各界識者絶賛
「すべての存在に公正な社会を目指す新世代の意欲をかきたてるだろう」──ホアキン・フェニックス
「70年代に本書を読んで以来、私は肉を食べるのをやめた。もしこの改訂版を読んでいたら、もっと早くビーガンになっていただろう」──ジェーン・グドール
「動物解放運動の原点ともいえる必読書が新たに生まれ変わった」──J・M・クッツェー
「シンガーの徹底した利他主義が我々を不快にするなら、それだけで本書を読む理由がある」──リチャード・ドーキンス

【目次】
序論 ユヴァル・ノア・ハラリ
二〇二三年版緒言
第一章 全ての動物は平等である
あるいは、人間の平等を基礎づける倫理原則が平等な配慮を動物たちにも広げるべきだと求める理由
第二章 研究のための道具
違う、これは人命を救うこととは何の関係もない
第三章 工場式畜産に抗して
あるいは、あなたの晩餐が動物だった時に起きたこと
第四章 種差別なき生活
気候変動と闘い、健康な生活を楽しみながら
第五章 人の支配
種差別小史
第六章 今日の種差別
動物解放への反論と、その克服による前進
謝辞
レシピ集
訳者解題
原注
索引

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新・動物の解放 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    シンガーがどのような議論で動物権利論を提起したのかを知りたいなと思っていたところ、都合よく改訂訳が出たので読んでみた。
    功利主義的な基盤に基づく「なぜ動物の苦しみを減ずるべきか」といった議論と、その推進を妨げるイデオロギーとしての種差別を論ずるパートに始まり、実験動物や畜産動物において非合理的な苦し

    0
    2025年05月25日

    000

    気分悪くなってやめにした

    お高い本なので、とりあえず試し読み。
    作者氏、魚が嫌いみたいです。
    肉とか魚とかが、魚がタコになっている。
    たこ焼きには当たり外れがあるので特に東日本では食おうと思いませんが、
    タコの美味いのを食ったことがないらしい。
    可哀想な人です。ユダヤ教徒?海では鱗がついた生き物以外食えないそうな、
    傷んだシ

    0
    2025年09月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     動物の苦しみに配慮すべきだ、という。それは、人間の平等を基礎づける理論が、動物にも拡大されるべきだという主張でもある。
    様々な角度から論証がなされているが、特に印象に残ったのは冒頭の功利主義的論証だ。苦しむ能力を唯一の基準とし、それを有する主体に平等に配慮すべきであり、動物も苦しむからだという。

    0
    2025年05月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    著者は反種差別理論の基礎に功利主義や平等のモラルの思想を自明的に置いているが、僕はそれらは自明ではなく丁寧な論証を要する部分ではないかなと思った。一方で細かいところを抜きにすれば、この本には読者を菜食主義に傾かせる十分な啓蒙の力があると感じた。
    ユダヤ教の人間は動物を支配する立場にあるという信仰とギ

    0
    2025年07月05日

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