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Posted by ブクログ
わけも分からずただ「不安」になるのではなく、科学的アプローチで不安を定量化しましょうという筆者の主張が展開されています。とかく世の中情緒的な面で受けがいいまさに「不安をあおる」言説が飛び交うようになっていますが、その正体がどんなものか、実際の発生確率を計算して、本当に心配しなければいけないものと実はそこまでの心配するほどのものではないことにわけようとする姿勢が貫かれています。単なる数字の計算だけにとどまらずときに人間心理にも迫り、心配とどう向き合い、リスクにどう備えるかといった点にも言及されておりバランスよくまとまった一冊に仕上がっているように思います。
Posted by ブクログ
心配事が次から次へと生まれてくるから、一生困難なのか、自分はただ心配性なだけなのか、と気になって読んだ。
10年前に出された本で、こう始まる。
_この本を書いている最中、2015年11月、フランス・パリで100人以上の型がテロに巻き込まれて亡くなりました。
テロに対する不安が広まり、いっぽうそれはテロリストの思うところだと、
心配に対する冷静さみたいなものをどう保つかということが争点になっていた時期だったのかもしれない。
そして
テロに比べたら私たちが巻き込まれ命を落とす確率が高いのは交通事故であるのに、
なぜ私たちは確立とは無関係に心配を膨らませたりするのか、といったお話。
著者は、心配の源であるリスクを専門とする。心理学、リスク、安全。
一度社会人として働いてから、人間科学を大学院で学び、研究されたらしい。
心配学という学問はとくにないけれど、心配について科学的に考えるという意味でそうなったらしい。
内容も書き方もとても親しみやすく、読みやすかったです。
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