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「三太郎」に仮託した著者・阿部次郎の、精神の苦悩と思索を跡づける内省の記録。その魂の遍歴は、大正・昭和の教養主義思想に多大な影響を与えた。「青春の書」として読みつがれた記念碑的名著の新版。 ※本文中に〔*〕が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
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Posted by ブクログ
出版された当時、著者は広告文に「この書を除外すれば自分の生活の十年間は文字通り空虚になろう。」と書いたそうだ。 その広告通り、作者の十年間に渡る内面的思考の推移を一冊の本にまとめてある。思想の内容は多岐に渡り、一読しただけでは難しいものの、人生の指針となりうる哲学が込められている。
独創を誇るのは多くの場合において、無学者の一人よがりだ。古今の思想と生活に対して広い知識・深い理解・公平な同情をもつ人は、自己を凌駕する思想と生活に出会うため、安物の独創を振りかざさない。美しい先人の足跡を知らないで、古い思想に対する新しい独創を自慢して大げさに言う姿は滑稽でしかない。独創を急ぐのは...続きを読む発表にのみ生きる者の卑しさだ。私は古今の思想と生活と一致することを恥じない。むしろ内的必然を離れた珍説を恥とする。阿部次郎『三太郎の日記』1914 ※他人の思想を有難がって拝んでいるだけでは新しいアイデアは生まれない。既存の思想を正しく解釈するだけの人間よりも、稚拙ながらも”知を加えようとする”人間の方が優れている。
大正・昭和期の青年のバイブルとされた本らしいが、現在の自分には結構難解で、総じてあまり響くものがなかった。ただ、他人に対する考え方など、共感できる部分もあった。
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