国内文学の検索結果

  • 津軽

    津軽

    小説・文芸
    4.1
    1巻572円 (税込)
    昭和19年、風土記の執筆を依頼された太宰は三週間にわたって津軽半島を一周した。自己を見つめ、宿命の生地への思いを素直に綴り上げた紀行文であり、著者最高傑作とも言われる感動の一冊。 ※本書は、角川文庫旧版(一九九せ年六月二十五日改版初版)を底本とし、筑摩書房『太宰治全集』(一九九せ)ほかを参照して、一部原文表記に改めました。 (C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 本当はひどかった昔の日本―古典文学で知るしたたかな日本人―

    本当はひどかった昔の日本―古典文学で知るしたたかな日本人―

    小説・文芸
    3.6
    1巻572円 (税込)
    昔の日本では、子供は健やかに育てられ、家族は愛に満ちていた……なんて大嘘。『古事記』や『枕草子』『源氏物語』『宇治拾遺物語』などをひもとけば、育児放棄や児童人身売買、マタハラに介護地獄、ストーカー殺人から動物虐待まで、現代に負けない残虐悲惨な話だらけ! しかし、それでも逞しくて人間味あふれる日本人の姿を、日本文学の古典から読み解く「文芸ワイドショー」。
  • 山羊の歌

    山羊の歌

    小説・文芸
    -
    1巻572円 (税込)
    中原中也による作品。
  • 坊っちゃん

    坊っちゃん

    小説・文芸
    4.1
    1巻572円 (税込)
    『坊っちゃん』は数ある漱石の作品中もっとも広く親しまれている。直情径行、無鉄砲でやたら喧嘩早い坊っちゃんが赤シャツ・狸たちの一党をむこうにまわしてくり展げる痛快な物語は何度読んでも胸がすく。が、痛快だ、面白いとばかりも言っていられない。坊っちゃんは、要するに敗退するのである。(解説・注 平岡敏夫)
  • パンドラの匣

    パンドラの匣

    小説・文芸
    4.0
    1巻572円 (税込)
    「健康道場」という風変りな結核療養所で、迫り来る死におびえながらも、病気と闘い明るくせいいっぱい生きる少年と、彼を囲む善意の人々との交歓を、書簡形式を用いて描いた表題作。社会への門出に当って揺れ動く中学生の内面を、日記形式で巧みに表現した「正義と微笑」。いずれも、著者の年少の友の、実際の日記を素材とした作品で、太宰文学に珍しい明るく希望にみちた青春小説。
  • 名言 中原中也

    名言 中原中也

    小説・文芸
    4.0
    1巻565円 (税込)
    中也の詩集や研究書は数多く出版されていますが、その「肉声」に焦点を絞った本はありません。生誕100周年記念企画として、稀代の詩人中原中也が、友人や恋人、家族などに語った言葉を集めました。日記や手紙などにも目を通し、心に染みる名言をピックアップ。この1冊で人間中原中也が浮かび上がります。

    試し読み

    フォロー
  • こころ

    こころ

    小説・文芸
    4.2
    1巻555円 (税込)
    学生の私が尊敬する「先生」には、どこか暗い影があった。自分も他人も信じられないと語り、どんなに親しくなっても心を開いてくれない。そして突然、私の元に「先生」から遺書が届く。そこには、「先生」から人生の全てを奪った事件が切々と綴られていた。親友と同じ人を好きになってしまったことから始まる、絶望的な悲劇が――。人間の本質を見据え、その真実の姿を描ききった、漱石の最高傑作。
  • 月に吠える

    月に吠える

    小説・文芸
    -
    1巻554円 (税込)
    萩原 朔太郎による作品。
  • 大戦脱出記

    大戦脱出記

    小説・文芸
    -
    1巻554円 (税込)
    野上豊一郎による作品。
  • 思い出の記

    思い出の記

    小説・文芸
    -
    1巻554円 (税込)
    小泉節子による作品。
  • 色ガラスの街

    色ガラスの街

    小説・文芸
    -
    1巻554円 (税込)
    尾形亀之助による作品。
  • 紫式部日記

    紫式部日記

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    紫式部が中宮彰子に仕えた期間のうち寛弘五(一○○八)年七月から約一年半にわたる日記と消息文から成る.道長邸の生活,彰子の出産,正月の節会など大小の見聞が,式部独特の鋭敏な感覚を通して記録されている.自他の人間を見すえてたじろぐことのなかった『源氏物語』の作者の複雑な内面生活をうかがい知るうえからも貴重な文献.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

    試し読み

    フォロー
  • 初すがた

    初すがた

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 美貌の清元芸人のお俊は,さまざまの障害で恋人との愛を遂げることができなかった.そればかりか,養父母への義理から余儀なく高利貸の許へ嫁がねばならなかった.華やかな芸人生活の裏にひそむ人生の悲哀.明治30年代の初め,ゾラの「ナナ」の影響の下に書かれたもので,自然主義の先駆的作品として文学史上重要な地位を占める. (※本書は1955/04/05に発売し、2022/5/17に電子化をいたしました)
  • 竹取物語

    竹取物語

    小説・文芸
    3.5
    1巻550円 (税込)
    幼い時からかぐや姫の話として誰もが親しんでいるこの物語は,『源氏物語』の中でもすでに昔話として出てくるように,日本最古の物語文学といわれる.光を放つ一筋の竹の中から生まれて気高く成長した姫が,貴公子たちやみかどの求婚をしりぞけて天に昇っていく姿が,他の平安時代の物語に比べ分り易い素朴な文章で綴られている.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

    試し読み

    フォロー
  • 「カッコいい」とは何か
    値引きあり

    「カッコいい」とは何か

    小説・文芸
    3.8
    1巻550円 (税込)
    本書は、「カッコいい」男、「カッコいい」女になるための具体的な指南書ではない。そうではなく、「カッコいい」という概念は、そもそも何なのかを知ることを目的としている。 「カッコいい」は、民主主義と資本主義とが組み合わされた世界で、動員と消費に巨大な力を発揮してきた。端的に言って、「カッコいい」とは何かがわからなければ、私たちは、20世紀後半の文化現象を理解することが出来ないのである。 誰もが、「カッコいい」とはどういうことなのかを、自明なほどによく知っている。 ところが、複数の人間で、それじゃあ何が、また誰が「カッコいい」のかと議論し出すと、容易には合意に至らず、時にはケンカにさえなってしまう。 一体、「カッコいい」とは、何なのか? 私は子供の頃から、いつ誰に教えられたというわけでもなく、「カッコいい」存在に憧れてきたし、その体験は、私の人格形成に多大な影響を及ぼしている。にも拘らず、このそもそもの問いに真正面から答えてくれる本には、残念ながら、これまで出会ったことがない。 そのことが、「私とは何か?」というアイデンティティを巡る問いに、一つの大きな穴を空けている。 更に、自分の問題として気になるというだけでなく、21世紀を迎えた私たちの社会は、この「カッコいい」という20世紀後半を支配した価値を明確に言語化できておらず、その可能性と問題が見極められていないが故に、一種の混乱と停滞に陥っているように見えるのである。 そんなわけで、私は、一見単純で、わかりきったことのようでありながら、極めて複雑なこの概念のために、本書を執筆することにした。これは、現代という時代を生きる人間を考える上でも、不可避の仕事と思われた。なぜなら、凡そ、「カッコいい」という価値観と無関係に生きている人間は、今日、一人もいないからである。 「カッコいい」について考えることは、即ち、いかに生きるべきかを考えることである。 ――「はじめに」より
  • 学問のすゝめ

    学問のすゝめ

    小説・文芸
    5.0
    1巻550円 (税込)
    「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといえり」なる言葉より説きおこし、人の心に根深く巣くう封建思想を排撃、明治という新しい時代の個人、国家の在り方を広く一般に訴えた、福沢の代表著作の一つ。現代表記に改め、懇切な校注を付した。明治維新という新時代の個人・国家の在り方を、一身の自由独立という立場より説き起こし実学を奨励した、当時の驚異的ベストセラー。
  • 夫の始末

    夫の始末

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    女にとって、夫という男は、何ものなのか。「物事の始末が悪い」と言われ続けた著者が、この世の名残りに、散らかし放題に「始末」をつける。劇作家同士、雑巾を縫う夫と山を歩く妻……。見事に違う、個性鮮やかな夫婦の60余年を戯画化した、何ともおかしい自伝的連作集。女流文学賞・紫式部文学賞、W受賞作。
  • 夏の終わりの静かな風

    夏の終わりの静かな風

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    東京でアルバイトをしながら小説家を目指している僕は 久しぶりに故郷である宮崎県へと帰省する。 そしてそこで偶然再会した友人や家族たちとの会話を通じて、 僕は改めて生きることの意味や、これから先の将来のことに ついて考えていくことになる。 僕が東京に戻る頃、夏の終わりの静かな風が吹き始めていて……。 こちらは既にKindleから出版している『夏の終わりの静かな風』 を加筆訂正し、更に『二十七歳の誕生日』を併録したものになっています。
  • 痴恋

    痴恋

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    元バンドマンで仕事もなくぶらぶらと過ごす《自分》は、同居の女も去りカードの借金もかさみ途方に暮れていた。公園で呑んだくれて絵を描いているうち、そこにたまに来る美少女が気にかかる。 そんなある日ビルのオーナーだという老人《シゲさん》に声をかけられる。 「管理人をやらないか? 住まいも与える。ただし条件がある」と。 《自分》は、住み込み管理人となったが、給料をもらいながら夜な夜なその奥方《ヒサコ夫人》と関係することになった。 家主シゲさん、スナックのママ、後輩ワガラシなど、濃いキャラクター満載で、ほんのりせつなく滑稽なゲス私小説。
  • 行人

    行人

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    学問だけを頼りとして自我にとじこもる一郎の懐疑と孤独は、「死ぬか、気が違うか、宗教に入るか」というところまで切迫したものとなる。妻に理解されぬばかりでなく、両親からも子供からも敬遠されてしまうのだ。その悲劇は、単なる一夫婦の悲劇ではなく、人間そのものの心の奥底に、その淵源を求めなければならない。
  • 坑夫

    坑夫

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    著者のもとに寄せられた、ある青年が家出をして坑夫になるまでの告白を素材として書かれた。漱石が意図したものは、人間の言行の下に潜む意識の暗闇の中に隠されたものをとらえ、分析することだった。「人の性格は一時間ごとに変わる」と漱石は語る。
  • 虞美人草

    虞美人草

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    我執と虚栄の果てに自滅する女を描く、漱石における悲劇の誕生ともいうべき作品。利己と虚栄に走る人生は破滅を免がれないという著者の考えは、それ以後のすべての作品の通奏低音となった。明治四十年に教職を辞して、朝日新聞に入り、入社後最初の連載小説として発表された。
  • 大阪城淀及治長恋後日譚遺恨姫櫓

    大阪城淀及治長恋後日譚遺恨姫櫓

    小説・文芸
    2.0
    1巻550円 (税込)
    あらすじ 桃山時代の大阪。豊臣秀吉は大阪城を築城した。淀川に浮かぶ大阪城、その郭の一角に男子禁制の姫櫓があった。 第一幕 大阪城下、森之宮神社近くにある西蔵の居酒屋の内部。人夫たちが淀川から上がる奇怪な水死体の噂をしているなか、大阪に出てきたばかりの若武者立原日之介が親友の住吉時之介に宛てた手紙を書いている。人夫たちが時之介を孤児呼ばわりしたことに腹をたてた日之介が、彼らと一戦交えているところに偶然来た大野治長が助太刀して両者を引き分ける。 第二幕 関白殿下の入城にあたり、城下でその準備が行われている最中、またもや二人の土左衛門が打ち上げられた。淀君は城下にいた陰陽師を呼んで占いをさせると、太政大臣の丸川安之丞の三日後の死を予言する。時之介には日之介がその土左衛門の一人だと言う。さらに、淀君には日之介を殺させた犯人だと暴露する。日之介が血で真犯人の名を書いた書付は時之介に渡した。それを脅しのタネに、治長は太政大臣になって淀君と二人で天下を治める野心を実現したいのだ。 第三幕  第一景 大阪城は開門の時刻を迎えてもまだ閉じたままである。そこに侍を従えた治長が登場して丸川安之丞の身柄を拘束する命令書を読み上げる。潔く縄につく丸山の高潔さに打たれる治長が今度は捕縛される番であった。  第二景 治長が牢屋に縛られている。勝利を味わうために淀君が見にくる。治長は淀君に最後に昔話を聞くことを所望する。秘密の話をした治長は牢屋を出て関白の次の位にまで上り詰めることに成功する。 第四幕 時之介に固執する淀君に対して、治長は最後の賭けに出る。姫櫓で関白の目を盗んで逢い引きをしてくれれば、手紙を返して淀君の不安のタネを取り除こうと約束する。淀君は手下に命じて忍び込んでくる男を殺せと命じる。一方、治長は淀君の失脚を望んで前川に命じて姫櫓にいるすべてのものの逮捕を命じる。 第五幕 姫櫓で淀君は逢引に来る者の殺害を命じていると、その治長が入り口ではなく窓から侵入してきた。治長が淀君に時之介が自分たちの子どもであることを告げると淀君は狂乱する。
  • 夢十夜 他二篇

    夢十夜 他二篇

    小説・文芸
    3.9
    1巻550円 (税込)
    長篇の合い間をぬうようにして書かれた小品とよばれる一群の短篇がある。小品とはいうが、しかしその存在は大きく、戦後の新しい漱石論は『夢十夜』の読み直しからはじまったと言っても過言ではあるまい。ここには荒涼たる孤独に生きた作家漱石の最暗部が濃密に形象化されている。『文鳥』『永日小品』を併収。 (解説 阿部 昭)
  • P+D BOOKS 男と女の子

    P+D BOOKS 男と女の子

    小説・文芸
    5.0
    1巻550円 (税込)
    吉行文学の真骨頂、繊細な男の心模様を描く。 戦後の混沌とした時代、男は安定を求めて大会社のサラリーマンとなった。 だが、人員整理でクビとなり退職金を受け取った日、ヌードモデル志望の少女と出会う。丸顔に濃い化粧、大きな頭でアンバランスな躰の彼女にやがて愛憐の情が湧きはじめる――。 空虚感を纏いながらこの時代を生きていく男と雑誌編集者の友人との交流、戦禍に散った友人への回顧など、卓越した心理描写で綴られた珠玉の作。 他に「水族館にて」「白い神経毬」「人形を焼く」の短編3作品を収録。
  • P+D BOOKS 大洪水(上)

    P+D BOOKS 大洪水

    小説・文芸
    -
    1~2巻550~715円 (税込)
    中上健次、もう一つの遺作も初の電子化! 「路地」の解体時期に父親(浜村瀧造の朋輩・ヨシ兄)殺しに手を染め、「路地」から逃れた鉄男は、やはり夫・セキグチジュンを殺した女・セキグチマリと出会う。女は鉄男にそれまでと異なった衣装を着せ、ジュンと名付け、ジュンという<物語>を背負わせる。 マリが精神病院の患者同士として知り合った友人で、富豪の“太った女”水島エリは、鉄男を教祖とあがめる新興宗教に加わろうとし、道すがら出会った暴走族の首領の若者も、これまた鉄男の教祖としての雰囲気に惹かれていく。 そして、鉄男、マリ、エリ、暴走族の若者とその妹は、南の地・シンガポールへと向かうのだった……。 中上作品の中でも最もエンターテイメント色の濃い作品で、雑誌「SPA!」に連載中に未完のまま絶筆した。
  • 花埋み

    花埋み

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    日本最初の女医である、荻野吟子。テレビドラマ化、舞台化もされた渡辺作品の感動長編の一つ。 18歳で結婚した吟子は、夫からうつされた病気が原因で、子どもができない身体となってしまい、離縁されてしまいます。そして、その病気の治療に際し、異性に診察される恥ずかしさを感じた彼女は、同様な屈辱を感じる女性のためにも、医師になろうと志します。 まだ、女性が学問を究めることに対し、偏見や障害があった時代にそれらを乗り越え、道を切り拓いてきた一人の女性の波瀾にとんだ生涯を描いた感動の名作。 【著者プロフィール】 1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療と並行して小説を執筆。1970年『光と影』で第63回直木賞受賞し、本格的に作家活動を開始。1980年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で第14回吉川英治文学賞を受賞。1997年に刊行された『失楽園』は大きな話題をよび、映画化、テレビドラマ化された。2003年には紫綬褒章受章。著書は『鈍感力』『ひとひらの雪』『化身』『化粧』『孤舟』『うたかた』『花埋み』など多数。
  • いのちより、たいせつなもの

    いのちより、たいせつなもの

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    針金の蔓に、アルミ箔の花びら。銀色の植物で埋め尽くされた小さな裏庭。大切な人を失い、自分だけが生き残った小春は、銀色の植物を増やしつづける。見守る大学生の弟と、その友人や彼女。ある日、小春が亡くした「大切な人」の娘・菜津が、銀色の庭を訪ねてくる。父の死の真相を知るために。現実の中にある美しさと悲しみを描いた、日常の物語。2002年に京都で上演された戯曲作品。
  • 夜明け前 第一部 上

    夜明け前

    小説・文芸
    -
    1~2巻550円 (税込)
    日本の歴史と日本人の精神の「夜明け前」を描く日本の名作小説 幕末に旧家青山家の17代当主として生まれた青山半蔵は向学心が強く、本居宣長、平田篤胤らの国学や 漢学を学んでいた。 特に、王政復古に陶酔する半蔵は、木曾の生命線である山林を古代のように人々が自由に使うことがで きれば生活はもっと楽になるに違いないと考え森林の使用を制限する尾張藩を批判していた。 半蔵は、年老いた父の後を継いで中仙道木曾馬籠宿の本陣・問屋・庄屋を兼ねていたため、実際の運動 に参加することはできなかったが、下層の人々への同情や憐みの念は強く、それだけに新しい時代の到 来を強く待ち望んでいた――。 ロマン主義詩人として『若菜集』などを発表し、さらに小説『破戒』『春』などの代表的な自然主義作 家として知られている。本書は、日本自然主義文学の到達点の一つとも言われる、島崎藤村の実父をモ デルとした歴史小説の大作『夜明け前』の第一部 上である。
  • 影印本湖月抄 橋姫

    影印本湖月抄

    小説・文芸
    -
    1~7巻550~1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 北村季吟の源氏物語の注釈書「湖月抄」を巻毎に影印。延宝三年に上梓された本書は、三条西学統の流れを汲み、江戸時代を通じて最も広く流布し、源氏物語の普及・研究の促進に大きく寄与した重要な書。注釈は、頭注と傍注から成り、頭注に諸注を集成し、自らの注を加え、傍注では文中の人物や言葉の主を示す他、語意の解釈等を諸注および自説によって説く。全体に季吟自身の注解が控え目である点において、旧注の大体がうかがえる資料としても貴重。本文は比較的穏健な校訂によるもので、流布本としての価値を今でも失わない。演習、講読に絶好
  • 校本唐物語

    校本唐物語

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 尊経閣文庫蔵本を底本とし、宮内庁書陵部蔵本及び清水浜臣校板本に依って対校した異文を各々傍注として示した主校本文と、これら三本以外の伝本を三系統に分類し、各系統別の校異を示した頭注部分との、二つから成る。巻末に「書陵部蔵本注記出典本文」の翻刻を付載。
  • ヴィヨンの妻

    ヴィヨンの妻

    小説・文芸
    3.7
    1巻550円 (税込)
    傷つきやすい心をごまかすように、金もないのに飲んだくれる詩人の動静を、妻が奇妙な明るさで語る表題作をはじめ、未完の絶筆「グッド・バイ」のほか「パンドラの匣」「眉山」「トカトントン」の5篇を収録。 ※本書は一九九八年に刊行された角川文庫『グッド・バイ』を改題したものが底本です。
  • 晩年

    晩年

    小説・文芸
    3.7
    1巻550円 (税込)
    「美しさは、人から指定されて感じるものではなくて、自分で、自分ひとりで、ふっと発見するものです」昭和8年から11年にかけて発表した作品15篇を集めたこの第一創作集を、作者は自分の生涯の唯一の遺著になる思いで「晩年」と名付けた。「私はこの本一冊を創るためにのみ生れた」。
  • 集金旅行

    集金旅行

    小説・文芸
    4.3
    1巻550円 (税込)
    とあるアパートの主人が死んで、小学校一年生の男の子が一人、残された。生前の主人と親しくしていた“私”は、部屋代を踏み倒して逃げていった人たちから勘定を取立てるために、年増美人コマツさんを伴って、思わくも黒々と集金旅行に出たのだが……。諷刺とユーモアに富んだ絵巻物。ほかに「追剥の話」「因ノ島」「白毛」「丑寅爺さん」「開墾村の与作」「釣場」を併録する短編集。
  • 美しい表紙で読みたい 女生徒

    美しい表紙で読みたい 女生徒

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    何度でも読みたくなる名作を美麗イラストに新装! 太宰治が女性読者から送られてきた日記をもとに、14歳の女学生のとある一日を描いた短編小説。 大人びた考えを持ってみたり、子どもじみたわがままを思ってみたり。多感な少女の心は忙しい。 彼女は変わっていく自分の心と身体に戸惑い、嫌悪しながらも、やがてその変化を楽しむようになっていく。 希望と不安に揺れ動く思春期の少女の透明な気持ちが綴られている作品。 「美しい表紙でよみたい」シリーズは、不朽の名作を美麗な表紙イラストともにじっくりと味わえます。 本作の表紙イラストは、現在イラストレーターとして国内外で活動中の安那(Anna)氏によるものです。 和風・ノスタルジックテイスト漂う作風が特徴で、叙情的な表情、季節感の表現を得意とする美しいイラストが、時代を経ても色あせない名作文学の魅力をアップさせてくれます。
  • 美しい表紙で読みたい ヴィヨンの妻

    美しい表紙で読みたい ヴィヨンの妻

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    何度でも読みたくなる名作を美麗イラストに新装! あまり家に帰らず、他の女と遊びほうけ、酒に溺れては借金を重ねる……。放蕩な詩人の夫と発育不良の子を持ち、貧乏にあえぎながらも、しなやかにたくましく生きていく美しき妻の物語。 ある夜遅くに、夫が慌ただしく帰宅した。我が子の体調を気遣うなど、いつになく優しい。なんとなく恐ろしい予感がしていると、玄関から何者かの怒気をはらんだ声が聞こえて――。 太宰治本人を投影したような夫ととの生活が妻目線で語られていく。 「美しい表紙でよみたい」シリーズは、不朽の名作を美麗な表紙イラストともにじっくりと味わえます。 本作の表紙イラストは、現在イラストレーターとして国内外で活動中の安那(Anna)氏によるものです。 和風・ノスタルジックテイスト漂う作風が特徴で、叙情的な表情、季節感の表現を得意とする美しいイラストが、時代を経ても色あせない名作文学の魅力をアップさせてくれます。
  • 美しい表紙で読みたい みだれ髪

    美しい表紙で読みたい みだれ髪

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    何度でも読みたくなる名作を美麗イラストに新装!  女性の恋愛感情を素直に詠んだ斬新な作風が時代を経てもその魅力が失われない名作『みだれ髪』。 歌人・与謝野晶子の処女歌集です。その歌のほとんどは、後の夫であり、編者であった与謝野鉄幹への恋慕の情が描かれています。 「美しい表紙でよみたい」シリーズは、不朽の名作を美麗な表紙イラストともにじっくりと味わえます。 本作の表紙イラストは、現在イラストレーターとして国内外で活動中の安那(Anna)氏によるものです。 和風・ノスタルジックテイスト漂う作風が特徴で、叙情的な表情、季節感の表現を得意とする美しいイラストが、時代を経ても色あせない名作文学の魅力をアップさせてくれます。 【目次】 臙脂紫 蓮の花船 白百合 はたち妻 舞姫 春思
  • エロスに古文はよく似合う

    エロスに古文はよく似合う

    小説・文芸
    3.7
    1巻550円 (税込)
    時は平安後期――貴族社会から武家社会へと移りゆくとき…“今はむかし…”で始まる『今昔物語』、その中にも意外や意外ありました―愛(エロス)の話―。「いやだわぁ」と言いながらも、愛(エロス)に関しての好奇心は〈現在(いま)〉も〈昔〉もかわらないようで…それでは、その不思議な世界へあなたも御一緒にどうぞ――
  • 黒い自画像

    黒い自画像

    小説・文芸
    3.7
    1巻550円 (税込)
    「見たことがある。私に似ている。みんな年を取るとあんな顔になる……」。ふとよみがえる過去。内側から、私に囁きかける声。あのとき選ばなかった人生を、もし、歩んでいたら。いるはずのないもう一人の自分が、なぜか、今日は強く感じられる。生死の境が、まざまざと意識される。人生半ばを過ぎた15人の男女、15様の述懐。遠い過去へのほろ苦い郷愁。平凡な日日を突然襲う、心の陥穽を、精妙な筆致で綴った傑作短篇集!
  • 武者小路実篤の著作

    武者小路実篤の著作

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1995年現在の単行本、個人全集・選集、文学全集・選集、文庫本、合著・合集までを含めた、「武者小路実篤著作目録」です。

    試し読み

    フォロー
  • 武者小路実篤の自画像 ―スケッチ帖より―

    武者小路実篤の自画像 ―スケッチ帖より―

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 武者小路実篤が描いた、自画像、夫人像、自分の手、静物、愛蔵品のスケッチに、安子夫人の実篤像をまじえて一冊にまとめています。

    試し読み

    フォロー
  • 武者小路実篤九十年 ―年譜風略伝―

    武者小路実篤九十年 ―年譜風略伝―

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 武者小路実篤生誕百十年に当たり、1885年の誕生から1976年に没する生涯を年ごとにつづり、没後1977年から1995年の20年間に行われた関連事項を付した、年譜風略伝です。

    試し読み

    フォロー
  • 人間らしく生きるために ―新しき村について―

    人間らしく生きるために ―新しき村について―

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 武者小路実篤が創設以来、生涯にわたって書き続けた「新しき村」についての言葉から、実際に村の建設を進めた渡辺貫二が、その体験から選んだ「新しき村」の真実を語る文章が集められています。

    試し読み

    フォロー
  • 清水次郎長

    清水次郎長

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    清水港の米屋「山本屋」の息子・長七郎(竹脇無我)は評判の働き者。ある日、許婚のお蝶(梓英子)が町を牛耳る鬼瓦一家に絡まれるが、長七郎は頭を下げるしかできなかった。苦悩の末、槍の達人・政五郎(大木実)に弟子入りし、またたく間に腕を上げる。鬼瓦一家と代官が悪事を働いていることを知り、長七郎は政五郎と共に代官所屋敷に乗り込む。長七郎の気風に惚れた渡世人の石松(あおい輝彦)と鬼吉(田辺靖雄)も助っ人に現れた。鬼瓦を切り捨てた長七郎は、政五郎の勧めで上州の大親分・大前田英五郎(天知茂)を頼る。長七郎の人柄に感心した大前田から杯を受け、長七郎は清水次郎長と名を改め、一家を構える。子分にも恵まれ、強気をくじき弱きを助ける、任侠一家の親分として名を上げてゆく。昭和46(1971)年からフジテレビ系で放送。全52回のうち、向田邦子の執筆は11回。本巻ではそのうち10回分(第1、3、5、7、10、18、24、27、28、32話)を掲載。
  • せい子宙太郎

    せい子宙太郎

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    宙太郎(小林桂樹)の会社が倒産したため、宙太郎とせい子(森光子)夫婦は「玉木葬祭総業」に住み込みで働くことになった。宙太郎は社長の玉木参平(遠藤太津朗)の運転手として雇われたはずが、あれこれ雑用を頼まれていて、せい子は面白くない。参平は金にうるさく、人使いも荒い男だった。妻の踏子(加藤治子)は参平の品の悪さが気になっている。玉木家の長男の大吉(武田鉄矢)は店の専務で、二男の日出男(山本伸吾)は大学生。長女の鯛子(五十嵐めぐみ)には秘密の恋人がいた。ある日、有子(真野響子)がせい子の元へやって来た。有子は、せい子夫婦の亡き息子の恋人で、せい子と宙太郎を実の親のように慕っていた。大吉が有子に一目惚れするが、有子は興味を示さない。宙太郎は参平にコマ(樹木希林)という、長年の愛人がいることを知る。昭和52(1977)年にTBS系で放送。全26回。本巻ではそのうち向田邦子執筆の全11回分を掲載。
  • こけこっこー!

    こけこっこー!

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    新潟でお茶漬け屋を営む佳代(若尾文子)は、夫の良太を病気で亡くす。半年後、義母・とめ(賀原夏子)の勧めで上京し、亡夫の実家に身を寄せることに。実家は新聞販売店で、佳代の店で働いていた坂本(堺正章)も一緒に上京し、そこで働くことに。店主の善太(ハナ肇)は良太の兄で、数年前に妻を亡くしていたが、ひとり娘のカオル(川口晶)がいた。美しい未亡人の出現に、善太だけでなく従業員たちも急にソワソワ。隣家のレコード店の鉄平(杉浦直樹)も、佳代のことが気になって仕方がない。新しい環境に飛び込んだ佳代と周りの人々は、それぞれの生活の中で、それぞれの幸せを見出していく。昭和45(1970)年にTBS系で放送。全20回。本巻ではそのうち向田邦子執筆の全8回分(第3、4、6、8、11、14、17、18話)を掲載。
  • 時間ですよ4・昭和元年

    時間ですよ4・昭和元年

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    昭和初期――。東京・湯島の銭湯「亀之湯」の女将・てる(森光子)は今日も大忙し。主人の平八郎(荒井注)はすきさえあれば番台の小銭を狙っている。姑のツネ(悠木千帆=樹木希林)もブツブツ小言を言うばかり。長男の忠治(千昌夫)は逓信省に勤めていた信子(池波志乃)と新婚早々だが、会社がつぶれ失業中だ。長女の美代(浅田美代子)は帝大生の木島にあこがれていた。「亀之湯」の常連客もクセ者ぞろいで、てるは気の休まる暇がない。肺を病んだヤクザ者・十郎(細川俊之)と小料理屋「喜楽」の女将・菊(安田道代=大楠道代)の悲恋も話題を呼んだ。人気ドラマ「時間ですよ」のキャストをほぼ一新し、時代を昭和初期に変えた別シリーズ。昭和49年にTBS系で放送。全26回。本巻ではそのうち向田邦子執筆の全13回分を掲載。
  • 家族サーカス

    家族サーカス

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    北島春虎は戦後の闇市から裸一貫でのし上がってきた。今では都内にカラオケスナックを5軒も持つやり手の実業家だ。だが、経営は火の車だった。長男の雄一は就職した早々に上司を殴り、辞表を書くハメに。長女の木枝子はスキーで怪我をするが、こともあろうに怪我をさせた男と家族に内緒で付き合うようになっていた。毎回家族の誰かにまるでサーカスの綱渡りのようなヒヤッとする出来事が起こる、スリル満点の家族模様を描く。出演は若山富三郎、加藤治子、国広富之、藤真利子、川谷拓三、倍賞美津子ほか。向田邦子の単独執筆で全13回。本巻では第1、2、10、12、13話(最終回)の5話分を掲載。昭和54年にフジテレビ系で放送。
  • 冬の運動会

    冬の運動会

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    北沢家は元連隊長の厳格な祖父・健吉、商事会社の部長・遼介、賢夫人タイプの母・あや子、長男の菊男、長女の大学生・直子の5人家族。菊男は高校時代に犯した万引き事件を引きずっており、25歳の今も就職もせずにフラフラしていた。ひょんなことから小さな靴屋でアルバイトを始め、その店の老夫婦と家族のような時間を過ごす。やがて恋人も出来る。ある日、堅物に思えた祖父に愛人がいることを知る。祖父にももうひとつの“家”があったのだ。出演は根津甚八、志村喬、木村功、加藤治子、大滝秀治、赤木春恵、いしだあゆみ、藤田弓子ほか。企画・木下恵介、演出・服部晴治。昭和52(1977)年TBS系で放送。向田邦子の単独執筆。全10回を掲載。
  • 新だいこんの花

    新だいこんの花

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    森繁久彌と竹脇無我共演の人気ドラマシリーズ。戦後20年以上経てもなお、往年の夢を捨てきれない元巡洋艦「日高」艦長の父・永山忠臣と適齢期を迎えた息子・誠との男所帯を中心に繰り広げられるロマンチック・ホームドラマ。全部で第5部まで制作された。全26回。向田邦子が執筆した12話分を掲載。ヒロイン役は関根(高橋)恵子。出演はほかに加藤治子、大坂志郎、武原英子、大原麗子、牟田悌三、ミヤコ蝶々ら。演出は山内和郎。昭和47年にNET(現テレビ朝日)系で放送された。
  • セロ弾きのゴーシュ

    セロ弾きのゴーシュ

    小説・文芸
    4.2
    1巻550円 (税込)
    楽団のお荷物だったセロ弾きの少年・ゴーシュが、夜ごと訪れる動物たちとのふれあいを通じて、心の陰を癒しセロの名手となっていく表題作。また「やまなし」「シグナルとシグナレス」「氷河鼠の毛皮」「猫の事務所」「雪渡り」「グスコーブドリの伝記」など、賢治が生前に新聞・雑誌に発表した名作・代表作の数々を収める。
  • 城の崎にて・小僧の神様

    城の崎にて・小僧の神様

    小説・文芸
    3.6
    1巻550円 (税込)
    秤屋ではたらく小僧の仙吉は、番頭たちの噂話を聞いて、屋台の鮨屋にむかったもののお金が足りず、お鮨は食べられなかった上に恥をかく。ところが数日後。仙吉のお店にやってきた紳士が、お鮨をたらふくご馳走してくれたのだった! はたしてこの紳士の正体は……? 小僧の体験をユーモアたっぷりに描く「小僧の神様」、作者自身の経験をもとに綴られた「城の崎にて」など、作者のもっとも実りの多き時期に描かれた充実の作品集。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 李陵―中島敦名作集

    李陵

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    漢学者を祖父にもち、漢学の教養と広い読書に支えられた知性と感性を身に付けた中島敦は、前人未到の高い芸術性をもった作品群を残して夭折した。ここには「李陵」「弟子」「名人伝」「山月記」「文字禍」「悟浄出世」「悟浄歎異」「牛人」「光と風と夢」の代表作9編をおさめた。
  • 日本の民話(九州編)

    日本の民話(九州編)

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    九州と沖縄地方に伝わる代表的な昔ばなし23編を集めました。長崎2編、佐賀3編、福岡3編、熊本3編、大分3編、宮崎2編、鹿児島5編、沖縄2編の全部で23編の、地方色のよく出た昔ばなしばかりです。「彦一」や「吉四六(きっちょむ)」も、もちろん含まれています。
  • 日本の民話(四国編)

    日本の民話(四国編)

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    四国地方に伝わる代表的な昔ばなしを集めました。徳島8編、香川4編、愛媛3編、高知5編の全部で20編の、バラエティ豊かな昔ばなしを収録しています。
  • 日本の民話(全国編)

    日本の民話(全国編)

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    この全国編には、日本全国どこに住んでいる人でも知っているような「かぐや姫」「浦島太郎」「「瘤(こぶ)とりじいさん」「桃太郎」「金太郎」「はちかつぎ姫」「一寸法師」「花咲(はなさか)じじい」「舌きり雀」などの有名な昔ばなし12編を集めています。
  • 日本の民話(神話編)

    日本の民話(神話編)

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    この「日本の民話」は「日本の神話と昔ばなし」のシリーズで、日本の伝説・童話の研究に一生を捧げた著者による「日本伝承民俗童話全集」の電子ブックです。神話編、全国編、四国編、九州編、近畿・中国地方編、中部編、関東編、東北・北海道編の8巻からなります。この神話編には、「天の岩戸」「八岐(やまた)のオロチ」「因幡(いなば)の白兎」など、「古事記」や「風土記」など古い書物のなかの神話を集めました。
  • 入れ札

    入れ札

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    油の乗りきった時期に一気に書かれた「蘭学事始」「入れ札」「島原心中」「乱世」「仇討三態」「船医の立場」のほか、後年の2編を収録。「入れ札」は会心の作と評判をとった。
  • 忠直卿行状記

    忠直卿行状記

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    処女作「身投げ救助業」から出世作「忠直卿行状記」を含め「恩を返す話」「無名作家の日記」「恩讐の彼方に」「出世」「勝負事」など、菊池寛の初期の小説の代表作を集めた。
  • 四畳半襖の下張り

    四畳半襖の下張り

    小説・文芸
    5.0
    1巻550円 (税込)
    永井荷風作といわれる和製ポルノの代表作。作家丸谷才一氏らが弁護側に立って「猥褻かどうか」が法廷で争われたことも有名。
  • 野菊の墓

    野菊の墓

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    愛し合う二人が結ばれず、悲劇的な最後を迎える青春小説『野菊の墓』を読んで泣かない人はいない。山口百恵主演でテレビドラマ化、松田聖子主演で映画化された永遠の名作だが、100年以上も前の小説なので理解しづらいところも多い。特に会話は不自然な言い回しが目立つ。そこで、すらすら読め、小説としての感動がより深まるような現代語に超訳した。【登場人物】◎政夫(「りんどう」の花のように凛(りん)とした心優しい15歳の少年)◎民子(政夫と幼なじみの従姉。「野菊」の花のような可憐で美しい17歳の少女)幼なじみ政夫と民子は、いつしか心ひかれ合うようになるが、周囲の反対で民子は好きでもない男のもとへ嫁がされる。それでも互いのことを思慕し続ける二人に悲劇的な結末が……。

    試し読み

    フォロー
  • 源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

    ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

    小説・文芸
    4.1
    1~30巻539~1,254円 (税込)
    源氏物語の全体が分かる楽しい1冊。わずらわしい文法などの障壁を取り払い、こなれた現代語訳によって、古文の力がなくても十分古典の面白さが分かる。原文も現代語訳も総ルビ付き。ビジュアル面も豊富。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • ヴィヨンの妻

    ヴィヨンの妻

    小説・文芸
    3.8
    1巻539円 (税込)
    酒と女に明け暮れる無頼派の作家。26歳のその妻は夫の尻ぬぐいに奔走するが……。古い価値感が失われ新しい価値観が生まれようとしている戦後の混乱の中、必死に生き抜こうともがく男と女の愛のかたちを繊細に描いた表題作。その他太宰晩年の好短編を多数収録。
  • 義血侠血

    義血侠血

    小説・文芸
    -
    1巻536円 (税込)
    泉鏡花による作品。
  • 抒情小曲集

    抒情小曲集

    小説・文芸
    -
    1巻536円 (税込)
    室生犀星による作品。
  • かなしみの場所

    かなしみの場所

    小説・文芸
    3.7
    1巻528円 (税込)
    離婚して雑貨を作りながら細々と生活する果那。離婚のきっかけになった事件のせいで家では眠れず、雑貨の卸先「梅屋」で熟睡する日々。昔々、子供の頃に誘拐されたときのことが交錯する、静かで美しい物語。
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

    20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

    小説・文芸
    3.9
    1巻522円 (税込)
    ポール・セザンヌ、アンリ・マティス、バーナード・リーチ、フィンセント・ゴッホ、黒澤明、手塚治虫、東山魁夷、宮沢賢治――。アートを通じ世界とコンタクトした物故作家20名に、著者が妄想突撃インタビューを敢行。いちアートファンとして巨匠たちに向かい合い、その創作の秘密に迫る。自ら初めて手がけた展覧会の為書き下ろした格別な創作集。
  • お伝地獄(上)
    値引きあり

    お伝地獄

    小説・文芸
    -
    1~2巻522~550円 (税込)
    女だてらに丁半勝負に興じるお伝の美貌の陰には、夫・浪之助への新妻の如き愛が息づいていた。時は明治初年、薬も加持祈祷も効のない夫の業病治療のため、彼女は利根川の村から東京の名医へと人力車を走らせる。前途に凄惨な運命が待ちうけているとも知らずに……。希代の毒婦として処刑されることになる高橋お伝の生涯と女心の振幅を、戯作的雰囲気と濃密なエロティシズムの中に描いた情緒派の代表作。
  • 話し言葉で読める「方丈記」

    話し言葉で読める「方丈記」

    小説・文芸
    -
    1巻520円 (税込)
    日本人なら一度は読んでおきたい古典文学がある。『源氏物語』『枕草子』『奥の細道』など。それに、冒頭の「行く河の流れはたえずして、しかももとの水にあらず」の有名な一節で始まる、鴨長明の『方丈記』だ。冒頭部分は知っていても、現在の文庫本に直して数十ページしかないこの短い名随筆を、いったいどれほどの日本人が読んでいるだろう。古語の難しさ、文法の難しさのまえに、ほとんど読まれていないのが実際のところだろう。ならばいっそのこと、もし我々が普段使っている現代語で、鴨長明が『方丈記』を書いたなら、きっとこんな具合に書いただろうという、大胆な発想で「リライト」(?)したのが、本書である。読みやすさはいうまでもないが、長尾剛さんが設定した鴨長明の性格を反映した文章は、まさに傑作。「訳」ではなく「リライト」といった意味をご理解いただけると思う。無常観を述べた『方丈記」だが、それが実感できる画期的一冊。
  • 躾けられたい

    躾けられたい

    小説・文芸
    4.0
    1巻519円 (税込)
    こんなわたし、知らなかったの。 女子大生・琴音と、優しい青年実業家。 二人の出会いから、その関係は始まった。 最高に純粋で淫乱な、主従関係ラブストーリー。 【あらすじ】 女子大生の琴音は、学業の合間に出来るバイトを探していた。苦労の末に見つけたのは、青年実業家・白石周平の秘書。それまで化粧気もなく、恋愛経験もなかった琴音は、周平の悪戯っ子のような笑みに惹かれ、「特別な関係」に堕ちていく。そして、ある夜誘われたホテルの一室で彼女を待ち受けていたのは、目眩い快楽の世界だった。周平は琴音が隠し持っていた「もうひとりの淫乱なわたし」を暴き、犯し、解放していく。激しい欲望と純粋な愛情に溢れる、痛く切ないBDSM(主従関係)ラブストーリー。
  • 権三と助十

    権三と助十

    小説・文芸
    -
    1巻519円 (税込)
    岡本 綺堂による作品。
  • 我が円朝研究

    我が円朝研究

    小説・文芸
    -
    1巻519円 (税込)
    正岡容による作品。
  • 吉村昭の平家物語
    値引きあり

    吉村昭の平家物語

    小説・文芸
    3.7
    1巻517円 (税込)
    ほろびゆく者、その運命の哀れさを克明に描き出した古典の傑作を、吉村昭が、わかりやすく臨場感に満ちた見事な訳で鮮やかに再現。約70年にわたる平清盛を中心とする平家一門の興亡が、壮大な物語を貫く大きな骨組みをそのままに甦る。時代を超越した真髄を味わえる、いつか読みたかった古典現代語訳の決定版!
  • 世界一わかりすぎる源氏物語

    世界一わかりすぎる源氏物語

    全五四巻の大長編『源氏物語』が、知識ゼロから正しくわかる入門書。巻ごとにあらすじ・系図・イラストでコンパクトに紹介し、キーポイントは四五のコラムで徹底解説。信頼度&理解度ナンバーワンの決定版。
  • 殴り合う貴族たち

    殴り合う貴族たち

    小説・文芸
    4.4
    1巻517円 (税込)
    宮中での取っ組み合いの喧嘩、従者の殴殺、果ては邸宅建設のために平安京を破壊――。優雅な王朝時代のはずが、貴族たちはやりたい放題。当時の日記をもとに、貴族たちの意外な素顔を探り出した意欲作。
  • 鴎外の「舞姫」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編

    鴎外の「舞姫」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編

    小説・文芸
    3.4
    1巻517円 (税込)
    一九世紀末のドイツの都ベルリンを舞台に、有望な青年官吏太田豊太郎と美しい踊り子エリスとの悲恋を、浪漫派的雅文体で綴る名作。ふりがな付き原文と現代語訳の両方で楽しめ、地図・図版満載のビギナーズ版。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 後世への最大遺物

    後世への最大遺物

    小説・文芸
    -
    1巻510円 (税込)
    内村鑑三による作品。
  • 親鸞

    親鸞

    小説・文芸
    -
    1巻510円 (税込)
    三木清による作品。
  • 更級日記

    更級日記

    小説・文芸
    4.3
    1巻506円 (税込)
    一地方官の娘として育った作者が,父につれられ京へ上る時の紀行から始まり,『源氏物語』を手にして「后の位も何にかはせむ」と,几帳の蔭で読み耽った夢みがちの少女時代,そして恋愛,結婚,夫との死別,五十代の侘しい一人住いを綴って日記は終る.平安時代が次第に翳りをおびてくる,そうした社会に生きた一人の女性の記録.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

    試し読み

    フォロー
  • 河童 他二篇

    河童 他二篇

    小説・文芸
    3.8
    1巻506円 (税込)
    「河童」は、ある精神病患者の談話を筆録したという形で書かれたユートピア小説。ここに描かれた奇妙な河童の国は、戯画化された昭和初期の日本社会であり、また、生活に、創作に行きづまっていた作者の不安と苦悩が色濃く影を落している。脱稿後半年を経ずして、芥川は自ら命を断った。(解説=吉田精一)
  • にごりえ たけくらべ

    にごりえ たけくらべ

    小説・文芸
    4.1
    1巻506円 (税込)
    酌婦の身を嘆きつつ日を送る菊の井のお力のはかない生涯を描いた「にごりえ」。東京の下町を舞台に、大黒屋の美登利、龍華寺の信如、正太郎、長吉たち思春期の少年少女を描いた「たけくらべ」。吉原遊廓という闇の空間とその周辺に生きる人びとに目を向けた一葉の名篇を収める。詳細な注を加えての改版。(注・解説=菅聡子)
  • 五重塔

    五重塔

    小説・文芸
    4.1
    1巻506円 (税込)
    技量はありながらも小才の利かぬ性格ゆえに、「のっそり」とあだ名で呼ばれる大工十兵衛。その十兵衛が、義理も人情も捨てて、谷中感応寺の五重塔建立に一身を捧げる。エゴイズムや作為を超えた魔性のものに憑かれ、翻弄される職人の姿を、求心的な文体で浮き彫りにする文豪露伴(一八六七―一九四七)の傑作。 (解説 桶谷秀昭)
  • 硝子戸の中

    硝子戸の中

    小説・文芸
    3.8
    1巻506円 (税込)
    自己を語ることに寡黙であった漱石が「自分以外にあまり関係のない詰らぬ」事を書くとことわって書いた連作エッセー。記憶の底に沈んでいる体験や回想に光をあてることで静謐にして一種不思議な明るさに充ちた表現世界を生み出している。この作品は『こころ』のあと『道草』の前という漱石の晩年に書かれた。 (解説・注 竹盛天雄)
  • 李陵・山月記 弟子・名人伝

    李陵・山月記 弟子・名人伝

    小説・文芸
    4.2
    1巻506円 (税込)
    漢の最盛期、武帝の時代。が、北辺の地に匈奴の来襲があいつぎ、時代に影が兆しはじめた。李陵は、五千の少兵を率い、十万の匈奴と勇戦するが、捕虜となった。その評価をめぐり、華やかな宮廷に汚い欲望が渦巻く。司馬遷は一人李陵を弁護するが、思いもかけぬ刑罰をうける結果となった。讒言による悲運に苦しむ二人の運命に仮託して、人間関係のみにくさ美しさを綴る「李陵」他に、自らの自尊心のため人喰い虎に変身する李徴の苦悩を描く「山月記」など六編を収録。
  • 舞踏会・蜜柑

    舞踏会・蜜柑

    小説・文芸
    4.2
    1巻506円 (税込)
    「私は花火のことを考えていたのです。我々の生のような花火のことを」秋の夜の鹿鳴館舞踏会で、露台に出たフランス海軍将校は明子に教えるような調子で言った。……夜空に消える一閃の花火に人生の空しさを象徴させた名作「舞踏会」、ほのぼのとした小品「蜜柑」。ほか「葱」「路上」「鼠小僧次郎吉」など大正8年度作品を収録。
  • 杜子春・南京の基督

    杜子春・南京の基督

    小説・文芸
    4.3
    1巻506円 (税込)
    「杜子春」は、中国伝奇を骨子としたメルヘンで、唐の洛陽の若者が仙人から母の愛の尊さを教えられる話。同じく中国物の「南京の基督」は、秋の一夜年若い売春婦が体験した、基督との不思議なふれあいを描き、短篇技巧の冴えを示す。ほか、名作「秋」「お律と子等と」など大正9年度の作品十数篇を収む。
  • インドラの網

    インドラの網

    小説・文芸
    3.0
    1巻506円 (税込)
    ツェラという高原を歩いているうちに、ふと“天の空間”に滑り込んでしまい、天人、蒼い孔雀、天界の太陽などあらゆる美の極致を目にする主人公を描く表題作「インドラの網」をはじめ、夢と神秘にあふれた幻想的作品を集める。「雁の童子」「学者アラムハラドの見た着物」など“西域異聞”と呼ばれる作品も含め、賢治の持っていた〈心象宙宇〉の途方もない大きさと透明度をあますところなく伝え、賢治世界の真骨頂ともいえる童話集である。
  • 影絵の町

    影絵の町

    小説・文芸
    3.0
    1巻506円 (税込)
    ときめく恋――淋しい恋――情熱的な恋――せつない恋――〈おとこ〉と〈おんな〉。新たな〈恋〉のドラマが始まる時、夕闇という名の幕(ヴェール)は、静かに二人の姿を隠す……恋のドラマにあわせて、阿刀田高が奏でる恋の〈夜想曲(ノクターン)〉。今夜(こよい)の観客は、貴女ひとりです。
  • 少年狩り 野田秀樹戯曲集1

    野田秀樹戯曲集シリーズ

    小説・文芸
    -
    1巻506円 (税込)
    登場人物――西田幾多郎、護良(もりなが)親王、サン・テグジュペリ、少年1・2・3、あんあん、のんの、立の木リサ、その他――をいちいち説明してもはじまらない。南北朝時代から600年をへだてた世紀末、すなわち現代の、たとえば「人に刃物を持たせると危ない」ような暑い夜、愛の絆などが問題になるのではけっしてなく、「うつつの世は夢、夜の夢こそまこと」である現世において、「月の光と鏡のいたずら」によって事が起き、鎮まり、ついに「鏡の海の果ては、行く先々で千夜一夜」という言葉で果てる、烈しさのあまり人の手を焼く、華麗不遜な、失なわれゆくものの物語。
  • 阿部一族 他二篇

    阿部一族 他二篇

    小説・文芸
    3.7
    1巻506円 (税込)
    細川忠利公の死で後を追った忠臣が18名を数えたのに、なぜか阿部弥一右衛門の場合は──許されぬ殉死が招く一族の悲劇。武士道が支配する封建制下の日本社会で、人間はいかなる思想心情のもとに生き、また死んだか。初期歴史小説の代表作「興津弥五右衛門の遺書」「佐橋甚五郎」の2篇を併せて収録。解説=斎藤茂吉。改版
  • 歯車 他二篇

    歯車 他二篇

    小説・文芸
    4.1
    1巻506円 (税込)
    ここに収めた三篇は、いずれも作者最晩年の代表作。『玄鶴山房』の暗澹たる世界は、作者の見た人生というものの、最も偽りのない姿であり、『歯車』には自ら死を決意した人の、死を待つ日々の心情が端的に反映されている。『或阿呆の一生』は、芥川という一人の人間が、自らの一生に下した総決算といってよい。(解説 中村真一郎)
  • 山椒大夫・高瀬舟・阿部一族

    山椒大夫・高瀬舟・阿部一族

    小説・文芸
    3.5
    1巻506円 (税込)
    人買いによって母と引き離されてしまった安寿と厨子王の姉弟。由良の山椒大夫に売られた二人は奴隷として辛い日々を送っていたが、姉は弟を逃がして自らは死を選ぶ。姉の犠牲によって脱走した弟は、父母を捜すべく都に向かい、出世をしていき……。犠牲の意味を問う「山椒太夫」、安楽死の問題を扱った「高瀬舟」、殉死制度のもたらした悲劇を描く「阿部一族」など、鴎外晩年の歴史物の名作9篇。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 弓道中祖伝

    弓道中祖伝

    小説・文芸
    -
    1巻501円 (税込)
    国枝史郎による作品。
  • 筑後川渡船転覆: 駿介と副田先生

    筑後川渡船転覆: 駿介と副田先生

    小説・文芸
    -
    1巻500円 (税込)
    昭和17(1942)年の春、駿介は国民学校の5年生になった。4年生の時の担任は転任し、新しい先生が校長から新5年生の松組の皆に紹介された。新しい先生は、副田美代次といった——主人公と新任担任の出会いと別れを描いた心温まるストーリー。
  • 俳談
    値引きあり

    俳談

    小説・文芸
    5.0
    1巻499円 (税込)
    昭和18年,虚子の古希を記念して刊行された俳話集.大正15年から昭和15年にかけての『ホトトギス』座談会等での発言を抜粋したもので,俳論,文学的回想,身辺雑記など150余りの短文からなる.座談の名手であった虚子の,最も脂がのりきった還暦前後の時期の俳話がたのしめる1冊 (※本書は1997/12/16に発売された書籍を電子化したものです)
  • 随筆滝沢馬琴
    値引きあり

    随筆滝沢馬琴

    小説・文芸
    -
    1巻499円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 かつては厭わしさのみを感じたが,10年ほどしてあらためて読み直すと,倨傲で偏狭と見えた彼の性癖の1つ1つが,かえってその人間としての弱さや正しさの証しと見え,しみじみと心に迫ってくる親しみを覚えた,と青果(1878-1948)は言う.好悪をむきだしにして迫りながら,あくまでも客観性を失わない渾身の馬琴伝.
  • 道草

    道草

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    自伝的色彩の濃い漱石作品といわれる。健三と、お住の夫婦生活を中心に展開されるエゴイズムの葛藤。「世の中に片付くなんてものは殆どありはしない。一遍起ったことは何時までも続くのさ」健三はお住に向かって最後にこう吐き捨てる。
  • 彼岸過迄

    彼岸過迄

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    自意識をもてあます内省的な須永と、その従妹千代子との恋愛問題を主軸として展開されるエゴイズムの葛藤。それは高木に対する須永の並外れた嫉妬となってクライマックスに達する。「行人」「こころ」とつづく後期三部作の序曲。
  • 泉鏡花 現代語訳集17 日本橋

    泉鏡花 現代語訳集17 日本橋

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    泉鏡花の小説「日本橋」の現代語訳。 【あらすじ】 雛の節句の明くる晩、宵に少し降った雨上がり、月は潜んで朧―と言いたいところだが、実際は黒雲が滲んで暗い、一石橋の欄干際。 そこに立つのは、遺憾ながら野暮な野郎の影二つ、しかもその一つは警官である。 もう一人の男が、先ほどから流れに臨んで辺りを見回し、新聞紙に包んだかなり重量のあるものを川へ放り込んだのを見て、警官が、今のは何か―と問うと、男は、姉の志としてあるものを流した―と答える。 その説明に警官が納得せず、尋問の続いているところへ、稲葉家の看板芸妓、錦絵のお孝が微酔い加減で姿を現し、わたしも同じことをしに来たんですよ―。 男は大学の生理学教室に籍を置く葛木晋三。お孝と並び称される滝の家の清葉に姉の面影を見て、長年恋い慕ってきたその思いを、今晩打ち明けたが振られたと言う。 その話が心に沁みたお孝は、清葉への対抗心もあり、葛木の手を引いて抱き込んだのであったが… 激しく、悲しく、そして美しい、人の情念の綾を見事に織り上げた傑作。 【訳者略歴】 白水 銀雪(しろみ ぎんせつ) 慶應義塾大学大学院博士課程中退(専攻:数学) システムエンジニア・プロジェクトマネージャー・コンサルタントとして、宇宙分野を中心とする科学技術系システム開発に従事 現在、蓼科にて山暮らし
  • きらめく星座 昭和オデオン堂物語

    きらめく星座 昭和オデオン堂物語

    小説・文芸
    4.5
    1巻495円 (税込)
    時は昭和の15、6年。浅草のレコード店・オデオン堂の家族と下宿人たちは無類の音楽好き。その音楽好きも禍いし、一時は“非国民”と貶められて、またある時は娘が傷痍軍人と結婚して“軍国美談の家”と褒めそやされて…。劇作の異才が、人間への限りない信頼を込めて描く庶民伝。

最近チェックした作品からのおすすめ