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Posted by ブクログ
ある男が素直で心優しい妻と暮らしていた。ある日、男は「俺は京に出て商売で成功するのだ」と言って家から出ていった。その後、男は京都で暮らしはじめ、1年、2年と経っていった。男は「妻はもう死んでいるだろう」と考え始めていた。7年経ったある日、男は妻の元に帰ることにした。妻は生きており、痩せ衰えた姿になっていた。妻は男の帰りを喜んだ。翌朝、男が起きると、妻の姿がどこにもない。家は荒れ果てた廃墟に変わっていた。浅茅が宿。千葉県
和歌山(紀の国)に若い男がいた。大雨の日、絶世の美女に出会い、一目ぼれ。家に帰った男は女の夢を見て、夢の中で女と交わる。次の日、女の家に行くと、夢で見た家と同じだった。男は”あの美女は化物ではないか”と疑いつつも夫婦になり、現実の世界でも交わる。ある日、旅行先で一人の老人があらわれ、美女の正体は蛇であると見破る。美女だった蛇は姿を消す。若い男がその後、別の女を妻にしたことを知った蛇は、男の妻に憑りついて殺してしまう。蛇性の婬。
貧福論。金は本来倫理とは関係ない。経済は国家の基本である。富める者は必ず心がねじけている、富める者の多くは愚者である、というのは間違い。孟子の言うように、一定の生業・財産のないものは定まった善心もない。
春の夜の闇。妖しくも美しい。
上田秋成『雨月物語』1776 読本
※溝口健二。映画、雨月物語。
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京の水で顔を洗うと、色白になるって話だぜ。十返舎一九『東海道中膝栗毛』1802
〇弥次郎兵衛。50歳。軽薄。教養はある。絵を描く。神田八町堀に住んでいる。喜多八と江戸から東海道を通って伊勢神宮、京都、大坂を旅する。
〇喜多八。30歳。奉公先で女主人を口説いて解雇される。弥次郎兵衛の家に居候中。巡礼中の若い娘に夜這いをかけようとしたら、間違えてヨボヨボの婆さんの部屋に入ってしまう。
賢い者、愚な者。邪しまな者、正しい者。貧しい者、豊かな者。貴い者、賤しい者。だれも風呂に入るときは裸になり、産まれたときのように自然の姿になる。欲垢と梵悩を洗い清めれば、旦那も下男もどれがどれやら見分けがつかない。式亭三馬『浮世風呂』1809
滝沢馬琴『南総里見八犬伝』1814
※化政文化
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