ビジネス・実用 - 講談社作品一覧

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  • 理工系のための 解く!複素解析
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    周波数、偏光、積分計算…複素数を使うと便利で早い。理工系で教える著者たちによる親切な自習書。理論ではなく、専門のための道具として不可欠な複素数の微分積分の工学系必須範囲を1冊で身につける。はじめの1歩にもやり直しにも便利。虚数単位を武器にする。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 理工系のための 解く!微分方程式
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    解いてみる感覚がなぜ必要か実感できる1冊。工学系で不可欠な道具としての微分方程式を現象に即して解く!そのやり方が身につく1冊。背伸びしないでスタート、必要な時に必要なところへ再入門の使いやすさ。<内容>放射性元素の崩壊、空気抵抗を受ける物体の落下、ばねにつながれたおもりの運動、電界、直列回路、平面波の伝搬等。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • プロが教える技術翻訳のスキル
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現役の翻訳プロ達が、翻訳スキルの上達法、英語の勉強法、クライアントとの付き合い方のコツ、翻訳のノウハウ、翻訳ツールの使い方、高品質・高スピード翻訳のコツなどを詳しく伝授。技術翻訳業界の現状についても解説。
  • 単位が取れる量子化学ノート
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「わかったよ!」と多くの受験生を歓喜させてきた予備校講師・福間智人先生が、大学生のために特別講義!現代化学の基礎である量子化学が扱うのは、「電子は粒子であり、しかも波である」という不思議な世界。この不思議な世界を楽しいイラストとスマートな文章であざやかに解き明かす。化学の本質に触れる至福の時間をアナタに。
  • 最新マーケティング・サイエンスの基礎
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近年、よく使われる統計モデルやデータ処理の方法を選び抜き、基本から解説する。図と身近な事例で、イメージと実感をもって学べる1冊。実務に、専門書読解の助けに好適。
  • 単位が取れる解析力学ノート
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「物理はイメージだ!」でおなじみの人気予備校講師・橋元淳一郎先生が、解析力学をマスターする秘訣を伝授。満足度120%の最高・最強の入門書登場!
  • 単位が取れる熱力学ノート
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大学生は単位。試験の終わりいと近うなりたるに、答案用紙の白きはいと寒し。年度末になりて、成績表を取りにいけば、不可がちになりてわろし。
  • 単位が取れる力学ノート
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 力学の単位が取りたい大学生のために、試験に頻出の問題を収録し、これを受験物理界の泰斗・橋元淳一郎先生が達意の文章で解説。力学の単位はこれ一冊でOK!!
  • 単位が取れる微分方程式ノート
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 微分方程式の解法を憶えるのは結構大変。でも心配は御無用です。予備校講師・齋藤寛靖先生の究極の省略術で重要ポイントを光速マスター。試験対策はお任せあれ!
  • 絶対わかる有機化学
    -
    覚えることが多すぎる有機化学が絶対わかる。高校時代と比べて、新しい言葉、考え、反応など覚えることが急に増え、放り出したくなるその前に、この本ならば、量に負けず、わかりにくさを除いて絶対わかる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 絶対わかる無機化学
    3.0
    暗記の無機化学とは違う面白さが絶対わかる。水兵リーベ……も必要だけど、無機化学ってもっとダイナミック。原子の周期性という高校の知識を手がかりに、無機の結合、錯体、結晶など本物の面白さが絶対わかる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 絶対わかる分析化学
    -
    複雑で面倒くさい分析化学が絶対わかる! わずらわしさから解放。豪快ですっきり解説。同じような計算の繰り返しでうんざりしがちな分析化学が、大胆で、豪快な解説、見やすいレイアウトの図版と説明であっという間に理解が進む。絶対お薦め!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 絶対わかる高分子化学
    3.0
    面白そう! でも難しい。高分子化学が絶対わかる! 「授業を聞いているときはわかるけど、後でノートを見るとさっぱり」という読者にぴったり。構造・物性・合成・材料のバランスのとれた簡潔な説明で一読瞭然絶対わかる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 絶対わかる化学の基礎知識
    3.5
    くっきりシャープでやさしい説明。化学の基礎知識が絶対わかる。知っているようで曖昧な「知識」。ふとした疑問、わかりにくいことばや概念が、すぐさがせてすぐわかる。著者のモットー「最小努力で最大効果」の効果で絶対わかる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 絶対わかる化学結合
    4.5
    基本だからむずかしい分子の結合が絶対わかる。化学結合は分子のやりとり。電子配置、軌道エネルギー、電子遷移、分子軌道法、混成軌道、d軌道、分子間力など結合の理解に必要な知識がすっきりと絶対わかる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 『正法眼蔵』を読む 存在するとはどういうことか
    5.0
    われわれはどのように存在しているのか――人間存在根本の問いに『眼蔵』はいかに答えるか。ヨーロッパ現代思想も凌駕する画期的思想書に気鋭の禅僧が己の実在を賭けて挑む、現代人のための入門書にして決定版。(講談社選書メチエ)
  • 人生を変えるリノベーション
    NEW
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 残りの人生を、どんな住まいで、どう暮らしたいですか?」 ロングセラー&ベストセラーの『行正り香のインテリア』『行正り香の家作り』に続く、リノベ前に読むべき本が誕生しました。 1)間取りと家具のレイアウトを見直す 2)リノベか模様替えか 3)部分リノベかフルリノベか 4)理想と予算の問題 5)照明デザインと家具の配置は最初の段階で 6)家具・絨毯・カーテンの選び方 7)リノベの仕上げは個性をどう出すか ほか 40代子育て中のファミリーから、50代のひとり暮らし、子どもが巣立った後の60代夫婦まで、行正り香が監修したマンション・戸建てのリノベと模様替えの実例をご紹介。「リノベ前に知っておくべき10のコツ」をわかりやすく解説しました。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • あぶない刑事マニアックス
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「あぶない刑事」が帰ってくる! 映画『帰ってきた あぶない刑事』公開記念 「あぶデカ」本3冊連続リリース 「あぶない刑事」TVシリーズ聖地巡礼&お宝グッズ満載の究極ファンブック。 TVシリーズのロケ地を現在と放映時を較べながら楽しめる「あぶ刑事」聖地巡礼、全シリーズから「あぶ刑事」関連グッズを可能な限り集めて掲載したマニア必見の「あぶ刑事」本。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • レフ筋トレ 最高に動ける体をつくる
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「しなやかでゆるんだ柔らかい筋肉を手に入れた人は、脳も活性化し意識も澄んで、間違いなくあらゆるパフォーマンスが向上します。実際、世界のトップクラスのなかの、さらにその頂点に君臨するようなスポーツ選手の筋肉は、非常にやわらかで機能性にも優れています。そんな『トップ・オブ・トップ』と私が呼ぶスポーツ選手がもつ優れた筋肉をつくるトレーニング、「レフ筋トレ」を初めて世に問うのが本書です」(「はじめに」より) 運動科学の第一人者にして、「ゆる体操」の考案者、そして ベストセラー『究極の身体』著者である高岡英夫が 独自の筋トレメソッドを初公開! 従来の筋トレは確かに筋肉を太くする。だが、力みかえってガチガチに固まった筋肉は 身体の滑らかな動きを妨げ、精神の自由な働きすら阻害する。 スポーツ、仕事、趣味など、人生のパフォーマンスを向上させるのに必要なのは、 「トロトロにゆるみきった、マシュマロのような筋肉」だった! そんな柔らかい筋肉を手に入れられる独自のトレーニング「レフ筋トレ」を初公開。 著者自身が長年にわたり実践し、効果を実感してきたメソッドが、いま明らかになる!
  • 「くぐり抜け」の哲学
    -
    触れるでも、素通りするでもなく、「くぐり抜け」てみる。 共感とも感情移入とも違う――それは、「他者」を理解するための新しい方法論。 現象学から文学、社会学、生物学、人類学、リハビリテーション医療、舞踏、ゲーム・プレイ、男性性―― 現代社会の諸相に向き合い続けることで浮かび上がる「弱さ」の正体。 個の強さが要請される今、他者とかかわり生き抜くための哲学的逍遥。 他者をくぐり抜けて理解するということは、その他者の周辺/環境情報を知るにとどまらず、その他者とのかかわりの中で自分自身を作り変えていくことなのだ。自分の身体に自分のものではない経験があって、それが動き始める局面をくぐり抜ける。(中略)その自分の変化に応じて、他者との距離が認知的にも、行為的にも変化する。そのような経験を積み重ねていくのだ。(本文より) ~~~「くぐり抜け」の哲学  目次~~~ はじめに  ともに「くぐり抜ける」ために 1章 「くらげ」をくぐり抜ける――くらげの現象学 1.1 くらげの生にせまる 1.2 くぐり抜けの方法論:現象学というアプローチ 1.3 手を作ること 1.4 くらげの人文学史 1.5 踊るくらげと倦怠 2章 「現代社会」をくぐり抜ける――プレイとゲームの哲学 2.1 至高性のない世界へ 2.2 民主主義の他者をくぐり抜ける 2.3 傷つきしものはゲームを愛する 2.4 「人間のふるさと」へ向かって 3章 「男性性」をくぐり抜ける――新しい人間のふるさとへ 3.1 ゲームに傷つけられる 3.2 (再)プレイとゲームの哲学 3.3 共感できないものに近づく 3.4 マイクロ・カインドネスを信じる おわりに くぐり抜けたその先へ あとがき
  • 子どもの健康と遊びの科学 からだと心を育む術
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 子どもたちの健全な成長を支援するすべての方々へ。 子どもの健康や発達・発育に「遊び」はどう影響するのか。 評価方法や遊びの具体例、工夫・支援の方法、安全対策など、わかりやすく解説。 ・図表やイラスト多用。カラー刷。 ・身体活動に関連する基礎知識から最新の研究結果まで、図表を用いて、丁寧に説明。 ・自由遊び、運動遊びのための、支援・援助の方法にも言及 ・保育士養成施設や、子ども学科などの教科書としても最適。  授業で役立つよう、章末には確認問題をつけてあります(書籍中に答えの掲載はありません)。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 心はこうして創られる 「即興する脳」の心理学
    4.2
    あなたが「思っている」と思っていることは、全部でっちあげだった! 「心の奥底には何かが隠されている」と、誰もが思いたがる。 心理学者や精神分析学者たちは、暗がりに潜むものを暴き出そうと奮闘してきた。 だが、神経科学や行動心理学の驚くべき新発見の数々は、隠された深みなどそもそも存在しないことを明らかにしている。 「無意識の思考」などというのは、神話にすぎなかったのだ。 わたしたちの脳は、思考や感情や欲望を「その瞬間に」生み出している……行動の理由も、政治的信念も、そして恋心さえも。 本書が紹介する数々の驚くべき実験結果を目にしたとき、そのことを疑うことはもはや不可能になる。 世界はどのように存在し、自分はどんな人間であるのか―それも、脳がもつ途方もない即興能力によって創り出されるフィクションなのだ。 認知科学をリードする世界的研究者が"脳と心"の秘密を解き明かす、超刺激的論考! ※原題は、The Mind is Flat: The Illusion of Mental Depth and The Improvised Mind (Penguin, 2019) 【本書「訳者解説」より】 本書の最終結論である「心には表面しかない」ということは序章から明記されており、深みという錯覚で私たちを騙している犯人は脳であるということが、あたかも最初から犯人がわかっている倒叙ミステリーのごとく、はじめから述べられている。そして、心理学実験を紹介しながら進められる論証は、章を追うごとに説得力を増していくことが、一読してわかるだろう。 ・ チェイター教授は、オークスフォード教授との推論心理学(人間はどのように推論するのか)の共同研究を続けつつ、意思決定や判断、言語や社会的相互作用へと研究領域を拡げ、また自ら会社を共同創業したりイギリス政府へ協力したりと、認知科学のビジネスや政策への応用にも取り組んでいる。 ・ 「心は実体というよりは、外界と接する接触面(インターフェイス)における即興演奏の ”手癖” である」という捉え方を展開する本書の見方の射程はかなり広い。 【本書の内容】 序章 文学の深さ、心の浅さ 第一部 心の深みという錯覚  でっち上げる力/現実という実感/インチキの解剖学/移り気な想像力/感情の創作/選んだ理由の捏造 第二部 即興が「心」を作る  思考のサイクル/意識の経路の狭さ/無意識的思考という神話/意識の境界/原理ではなく前例/知性の秘密 終章 自分を創り直す
  • 江戸で部屋さがし
    3.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸の暮らしは、どのようなものだったでしょうか。江戸時代の当時の資料は火災などでほとんど失われているため、はっきりとはわかりません。本書は、残された数少ない資料にあたり、当時の住居や暮らしについて絵と文で表したものです。 進行はフィクション仕立て。町人の家へは江戸へ三味線を教えにきた若い女性が、武士の家へは参勤中の殿のお供で江戸に来た若い武士が、それぞれ見て回るという設定になっています。フィクションですが、内容は参考文献に基づき、できるだけ事実に近づけようとしています。 江戸の町家と武家の人々と、間取りの本です。あなたはどの家に住みたいですか? 第一章 町人 江戸へ、菊香深川に着く 一 裏長屋 二 裏長屋の住人 職人 三 裏長屋の住人 商家 四 裏長屋の住人 自由人 五 江戸の女たち 六 裏店住まいの女 七 表店 商家 八 大店と越後屋 九 上商家と暮らし 十 町と大家 十一 貸店いろいろ 第二章 武家 真二郎、江戸参勤 一 直参と拝領屋敷 二 下級武士の組屋敷 三 旗本の中級武士の家 四 武家屋敷の特色 座敷 五 武家屋敷の特色 夫人棟と水回り 六 書院と床の間 七 数寄屋 八 上級武家屋敷 九 大名、殿様の屋敷 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 管理栄養士のためのイラスト解剖生理学
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イントロのマンガでリラックス、小・中学校の理科と高校生物の復習もしつつ、栄養学を学ぶために必要な人体の構造と機能を豊富なイラストで学ぶ。文章もすべて箇条書きですっきり頭に入ってくる。管理栄養士国家試験準拠、コメディカル系カリキュラムに対応。 【おもな目次】 まえがき 索引 第1章 細胞 第2章 組織 第3章 消化管 第4章 肝・胆・膵 第5章 呼吸器 第6章 循環器 第7章 血液 第8章 免疫 第9章 腎・泌尿器 第10章 体液 第11章 自律神経 第12章 内分泌 第13章 骨 第14章 筋 第15章 神経 第16章 感覚器 第17章 皮膚 第18章 生殖器 第19章 人体の一生 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 物価とは何か
    4.4
    あのバブル絶頂時、そしてその崩壊、いずれのときも意外なほどに物価は動かなかった。それはなぜか? お菓子がどんどん小さくなっている……なぜ企業は値上げを避けるのか? インフレもデフレも気分次第!? 物価は「作る」ものだった? 経済というものの核心に迫るための最重要キーである、物価という概念。 国内第一人者が初歩の初歩から徹底的にわかりやすく説き起こし、社会にくらす私たち全員にとって、本当に知るべき経済学のエッセンスを教える、画期的入門書の登場! ハイパーインフレやデフレと闘う中央銀行や政府の実務家(ポリシーメーカー)たちは、何を考え何をしているのか。 それらの成果と教訓を研究者たちはどのように学び、理論を発展させてきたか。 私たちの生活そのものと直結する、生きた学問としての経済学が立ち上がっていく様を生き生きと描く! 学問としてのマクロ経済学を希求する、真摯な社会科学探究。 インフレもデフレもない安定した社会は、実現できるのか。 その大きな問いにこたえようとする、エキサイティングな一冊! 【本書より】 個々の商品の価格が、売り手や買い手の個別の事情を適切に反映して動くのは、自然なことです。そして、個々の価格は忙しく動きまわるけれど全体としてみると安定している、というのが健全な姿です。ただ、同じ「全体が動かない」場合でも、個々の価格がまったく動かず、その当然の帰結として全体も動かないということもあり得ます。しかしそれは病的だと言えるでしょう。(中略)売り手や買い手の事情で価格が上がり下がりするという、経済の健全な動きが止まっていたら、それは異変とみるべきです。後で詳しく述べますが、今の日本経済はこれに近い状態だと私はみています。 【主な内容】 はじめに 第1章 物価から何がわかるのか 第2章 何が物価を動かすのか 第3章 物価は制御できるのか――進化する理論、変化する政策 第4章 なぜデフレから抜け出せないのか――動かぬ物価の謎 第5章 物価理論はどうなっていくのか――インフレもデフレもない社会を目指して おわりに
  • ハロー、ユーラシア 21世紀「中華」圏の政治思想
    5.0
    帝国化する中国、香港の苦境、深刻な国家対立 ウイグル弾圧、一帯一路構想―― イデオロギーとしての“ユーラシア” が あなたの世界認識を変える。 政治・思想・文学の地平から激動の根源を探る 日本と東アジアを架橋する画期的論考! 《ユーラシア》に託された二つの現代的なテーマ ○ユーラシア大陸を横断する巨大な帝国の成立=中国 ○アジアとヨーロッパの文化的混血に根ざしたハイブリッドな自我の創造=香港 中国の大国化、香港の大規模デモ、さらにパンデミックに到る 東アジアの政治的な暴風域。 その渦中にある現代のイデオロギー現象、その認知地図を更新し、 21世紀の東アジアに新たな光を当てる。
  • 日本印刷文化史
    5.0
    日本において「印刷」は、社会に、文化にどのような役割を果たしてきたのか。最古の現存印刷と言われる、『続日本紀』にも記された法隆寺の「百万塔陀羅尼」(770)から始まり、木版、金属による活版、写真植字機の誕生、現代のコンピューター組版まで、1200年を超えて発展し続ける印刷の歴史を、個人の趣味・鑑賞から出版業の誕生、マスコミへの発展、行政・教育・学術に果たした役割を通し、技術の変遷・発展とともに体系立てて振り返る。印刷博物館創設20周年記念出版。 序論――学としての印刷文化を目指して 1部 古代 1章 奈良時代に始まった日本の印刷 2章 平安時代の印刷――ミッシング・リンク、宋版輸入、仏教版画 2部 中世 3章 鎌倉時代の印刷――本格化する寺院の開版 4章 五山版と武士による印刷の広がり 3部 近世 5章 朝鮮出兵――朝鮮伝来活字はなにをもたらしたか 6章 徳川家康を中心とする印刷・出版合戦 7章 嵯峨本と近世木活字版 8章 京都・大坂・江戸 三都出版物語 9章 印刷が広げた江戸時代の行動文化――旅を助けた書物、版画、摺り物 10章 諸学の発展と教育の広がり 11章 学問の進展と印刷――本草学から植物学へ 12章 鎖国と行列――オランダ、朝鮮、琉球、アイヌ 13章 改暦と印刷 14章 江戸の三大改革と印刷――為政者と庶民の関係から 4部 近代 15章 開国から明治維新へ――新時代のイメージを広げた図版印刷 16章 戊辰戦争、そして明治政府による改革へ――幕末明治の活字文化 17章 「描く技術」を伝える 18章 資本主義社会と大衆文化の成立――大正時代の印刷 19章 戦時における印刷の功罪 5部 現代 20章 高度経済成長と素材のバリエーション 21章 大量消費社会と印刷――効率化と標準化の時代 22章 日本の図書館の歴史 コラム「天正少年使節は木製印刷機をはこぶ」「和装本から洋装本へ」ほか 印刷のワザとモノ――日本印刷史の基礎知識――
  • 山に立つ神と仏 柱立てと懸造の心性史
    4.0
    柱を立てるとはどういう行為だったのか。神を祀り天と地の通路を探った古代人の憧憬は、高く太い柱を求め、やがて神仏の近くへと山に分け入っていく。 山中に見出される聖なる岩座、そこに建てられる堂舎は懸造と呼ばれ、人々が観音や権現に伏し、籠もり、苦修錬行する拝所となる。 岩、岩窟、湧水に神仏を感じ霊験を求める日本人、形としての山岳建築に、浄所への畏敬と崇拝の心性を読む。
  • 村上春樹の世界
    5.0
    同世代・同時代の小説家である村上春樹に深い関心を持ちつづけた文芸評論家・加藤典洋が節目節目に発表してきた作品論や書評を集成。小説家に対し一貫して好意的だったが時に厳しくもあった批評の射程は、デビュー作『風の歌を聴け』から最新長編『騎士団長殺し』にまで及んでいる。本書は村上春樹の小説世界に分け入る際の良い手がかりになるだけでなく、「批評」とはどのような営みなのかを読者に知らず知らずのうちに伝えてくれる、他に類を見ない評論集。遺稿「第二部の深淵――村上春樹における「建て増し」の問題」収録。
  • 高齢者の筋力トレーニング 安全に楽しく行うための指導者向け実践ガイド【DVDなし版】
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 介護予防の現場で活用できる実践テキスト。マシンを使わず安全かつ効果的に(低コストで)行える筋力トレーニングのノウハウを具体的に紹介。理論についてもわかりやすく説明し、また、筋トレ教室の運営方法にも言及。運動指導の専門家はもちろんのこと、保健師、介護関係者にとっても待望の一冊。【電子版にDVDはつきません】 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 「延命効果」「生活の質」で選ぶ。 最新 がん・部位別治療事典
    2.5
    がん治療をうける意味は、いまの生活を1日でも長く維持するためであり、生きるため。闘病に苦しんだ結果、延命効果がないなんて患者の立場としては許せない。 にもかかわらず、現代の医療は「治療をすることが目的」になりがちで、がんは消えたが命も奪われる事態になりがちだ。 本書は、日本で行われる標準治療を解説のうえ、「延命効果」と「生活の質を下げない」ためには何を選ぶべきかが明確にわかる1冊。 がん治療専門医である近藤誠医師が「この本は、僕のがん本の集大成!」と胸を張る自信作。 がんの部位別にまとめられているため、自分が知りたいことを、調べやすいのも特徴。 いずれのがん種も、最新治療について解説しているので、現在自分がかかっている病院の治療方針が最善かどうかもわかる。 著者である近藤医師は「悪性リンパ腫」の標準治療になっている、3種類の抗がん剤を組み合わせた「CHOP療法」を、1981年に日本に初導入したほか、「乳がん」の標準治療になっている「乳房温存療法」を1983年に導入した、がん治療の専門医。 近藤医師がいままであまり説明してこなかった、「抗がん剤で治る可能性があるがん種」などについても説明。 「抗がん剤で治らないがん種」であっても、何をすれば延命効果があり、生活の質を下げずに過ごせるかをわかりやすく紹介。
  • テクストから遠く離れて
    4.0
    ポストモダン思想とともに80年代以降、日本の文学理論を席巻した「テクスト論」批評。その淵源をバルト、デリダ、フーコーらの論にたどりつつ、大江健三郎、高橋源一郎、村上春樹、阿部和重ら、同時代作家による先端的な作品の読解を通して、小説の内部からテクスト論の限界を超える新たな方法論を開示した、著者の文芸批評の主著。批評のダイナミズムを伝える、桑原武夫学芸賞受賞作。 「わたしはただの読者として小説を読むということだけを心がけた。この本にもしほんの少しの新しさがあるとしたら、ただの読者が小説を読むという経験だけで、バルト、デリダ、フーコーといった『作者の死』の論者たちの説に、向き合っていることだ。」――加藤典洋
  • 名将言行録 現代語訳
    4.0
    幕末の館林藩士・岡谷繁実が、十六年もの歳月をかけて完成させた武将たちの逸話集『名将言行録』。千二百をこえる厖大(ぼうだい)な諸書を渉猟して編纂されたその内容は、戦国時代の武将から江戸時代中期の大名まで、数多の武士たちの言行を詳細に描き、彼らの人物像と叡知を活写する。本書は同書から戦国期の武将二十二人を選び、平易な文章で完全現代語訳する。 戦国武将たちの叡知と人物像を語る逸話集 「人は堀 人は石垣 人は城 情けは味方 怨は大敵」 これはまことのことだ──伊達政宗 幕末の館林藩士・岡谷繁実が、十六年もの歳月をかけて完成させた武将たちの逸話集『名将言行録』。千二百をこえる厖大(ぼうだい)な諸書を渉猟して編纂されたその内容は、戦国時代の武将から江戸時代中期の大名まで、数多の武士たちの言行を詳細に描き、彼らの人物像と叡知を活写する。本書は同書から戦国期の武将二十二人を選び、平易な文章で完全現代語訳する。 ●本書でとりあげる戦国武将● 北条長氏(早雲)/太田資長(道灌)/山中幸盛(鹿之助)/毛利元就/武田晴信(信玄)/上杉輝虎(謙信)/直江兼続/織田信長/柴田勝家/池田輝政/蒲生氏郷/島津義久/伊達政宗/戸次鑑連/高橋鎮種/黒田孝高(如水)/立花宗茂/豊臣秀吉/福島正則/加藤清正/真田幸村/徳川家康
  • 維摩経の世界 大乗なる仏教の根源へ
    -
    紀元1~2世紀頃、インドで興起した大乗仏教。それまでの教理を批判し、自利よりも利他行を強調する考え方は広く中国・日本にも及ぶ教えとなった。同時代にその教理は「法華経」「涅槃経」「華厳経」などの経典にまとめられたが、日本では「法華経」「勝鬘経」とともに「維摩経」の三経を仏教の根本として聖徳太子が注釈を加えている。本書の主題「維摩経」はやはり紀元1~2世紀頃の成立とされ、支謙(3世紀)、羅什(4~5世紀)、玄奘(7世紀)らが漢訳するなど、大乗経典のなかでも特に重要な経典であったが、もともとサンスクリット語で記された原典はこれまで存在が知られていなかった。それが2001年、大正大学の研究チームによってチベット・ポタラ宮の書庫でサンスクリット語写本が発見され一大ニュースとなった。その経典のなかで教えを説くのは、在家仏教者でありながら悟りを開いたとされるの「ヴィマラキールティ(維摩詰)」である。病を得た維摩のもとへ、世尊シャーキャムニの指示により訪ねてくる弟子・シャーリプトラ、マハーカーシュヤパや文殊菩薩たち。そこで繰り広げられる弟子や文殊たちと維摩との真理に関する問答。核心にあるのは「空」「煩悩即菩提」の思想であり、菩薩とはなにか、仏国土とはなにかという大問題が展開されるが、それぞれの場面は芝居仕立てによって読む者・聞く者を強く惹きつけていく。本書は、サンスクリット語原典写本からの和訳を引用しつつ、人びとに強烈なインパクトをもたらす大乗仏教の利他行思想を紹介する。
  • 歌舞伎十八番集
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    天保三年、市村座において七代目市川團十郎が4度目の『助六』を上演する際に「市川海老蔵流寿狂言十八番の内」と銘記したのに始まる歌舞伎十八番。以来、三百年にわたり庶民の人気を博してきた『鳴神』『暫』『勧進帳』『景清』『毛抜』などの原作脚本に、古典演劇研究の泰斗が詳細な註釈をつけた歌舞伎ファン待望の鑑賞ガイド。歌舞伎を深く味わうための必携の書。毎日のように人気の歌舞伎役者がマスコミに登場する空前の歌舞伎ブーム。なかでも十三代目市川團十郎襲名で注目されるのが市川家代々の当たり狂言十八種目。いわゆる「歌舞伎十八番」は、天保3年(1832)3月、市村座において七代目市川團十郎が四度目の『助六』を上演する際に「市川海老蔵流寿狂言十八番の内」と銘記したのに始まる。本書では人気演目の『勧進帳』『助六』『暫(しばらく)』『景清』『毛抜』『鳴神』『外郎売』などの解題と、江戸時代以来の台本をもとに校訂した脚本に懇切な註釈をつけて歌舞伎研究の泰斗が解説。歌舞伎原作の魅力を堪能できる歌舞伎鑑賞手引きの決定版である。原本:『評釈江戸文学叢書 歌舞伎名作集』(下巻)〈内容〉 1 歌舞伎十八番解題  ●歌舞伎十八番の意義  ●演目とその由来  不破/鳴神/暫/不動/うわなり/像引/  勧進帳/助六/押戻/外郎売/矢の根/関羽/  景清/七つ面/毛抜き/解脱/蛇柳/鎌髭  ●人気演目の成立とあらすじ  『勧進帳』/『景清』/『矢の根』/『毛抜』『鳴神』/『暫』/『助六』2 歌舞伎十八番原作脚本と詳細註釈●『勧進帳』●『景清』●『矢の根』●『毛抜』●『鳴神』●『暫』●『助六所縁江戸桜』3 付録●『暫』のせりふ・つらね集●『外郎売』のせりふ4 解説 児玉竜一・早稲田大学教授、演劇博物館副館長「河竹繁俊と歌舞伎十八番集」*電子版は、「暫」の旧編(82ページ相当)も収録した増補版になります。
  • <海賊>の大英帝国 掠奪と交易の四百年史
    5.0
    イギリスは貿易と戦争、そして「掠奪」で世界の海を制したのだった! 最強の海洋帝国と荒くれ者たちが動かした歴史を描く驚異的論考! 注目の若手研究者が、大きな歴史のうねりと、海の男たちの苦闘とを多層的に、鮮やかに描き出す。大海原の波濤の向こうに、誰も知らない世界史があった!
  • ステップアップ心理学シリーズ 心理学入門 こころを科学する10のアプローチ
    4.3
    心理学全体を俯瞰できる入門書。各論科目のダイジェストを豊富なカラーイラストと写真を交えて紹介します。ステップアップ形式の解説なので、基礎から着実に学ぶことができます。最初の一冊として初学者におすすめです!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • キリスト教史
    5.0
    イエスの十字架後、ペテロ、パウロらの原始教団はいかにして発展していったのか。中世の十字軍・異端審問とは何だったのか? 宗教改革、カトリック教会の対抗改革の本質は何か? キリスト教は啓蒙主義といかに向かい合ったのか? 国家とキリスト教の関係は? 日本のキリスト教を、キリスト教史の枠組みのなかで捉え直しつつ、教会制度、神学思想、宣教などの変遷を、古代から現代まで描ききった決定版。(解説・佐藤優)
  • 新編 湖沼調査法 第2版
    値引きあり
    -
    小宇宙「湖沼」研究の考え方と手法を解説した『新編 湖沼調査法』の第2版。環境科学の大きな柱としての陸水研究に欠かせない調査手法と考え方を実用的にまとめた。最新の分析機器だけではなく、手作りの手法も紹介。湖沼研究者をはじめ、学生、市民調査に携わる人に必携の書。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • だれでもわかる微分方程式
    -
    どんな学生でもわかるフルカラーテキスト! やさしい変数分離形から級数解法までを扱い、講義に使いやすい15週構成とした。例題を解くことで、学習者の意欲を高める。これからの理工系大学生の必携書!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • だれでもわかる数理統計
    -
    わかりやすい、やさしい、コンパクト! データ収集の基本から始めて、統計処理に必要となる数学的な考え方をていねいに解説する。教科書執筆の名手が書き下ろす、全編フルカラーの新しい数学テキスト。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 新版 乳酸を活かしたスポーツトレーニング
    4.0
    最新の知見を盛り込んだカラー改訂版。乳酸を切り口に、運動時の生体内のメカニズムを基礎からやさしく説明。乳酸と疲労の関係についても、さらに言及。現場色を増やし、血中乳酸濃度測定のノウハウ、各競技の活用事例も紹介。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 新版 理系のためのレポート・論文完全ナビ
    -
    レポート作成、論文執筆で知っておくべき決まりごと&コツを厳選! 豊富な書き方例文で、『良い書き方』と『悪い書き方』が一目でわかる。新版となってコピペ問題や引用のルールに関する話題を追加・増強し、論文検索方法も改訂した。理系学生ならば一度は読んでおきたい1冊。
  • アメリカ音楽史 ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで
    4.5
    【2011年サントリー学芸賞[芸術・文学部門]受賞】そのサウンドと〈歴史〉はいかなる欲望がつくったか。ロック、ジャズ、ブルース、ファンク、ヒップホップ……音楽シーンの中心であり続けたそれらのサウンドは、十九世紀以来の、他者を擬装するという欲望のもとに奏でられ、語られてきた。アメリカ近現代における政治・社会・文化のダイナミズムのもと、その〈歴史〉をとらえなおし、白人/黒人という枠組みをも乗り越えようとする、真摯にして挑戦的な論考。(講談社選書メチエ)
  • 場所と産霊 近代日本思想史
    -
    世界は多元的であるがゆえに一つである。われわれの思考、言葉と表現の生まれた場所とは!? 近代思想史を斬新に塗りかえる画期的論考。
  • ViVi men まるごと一冊タイイケメン THAI STARS Vol.1
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 タイドラマで大活躍中のスター俳優たちを、ファッション誌・ViViが撮り下ろし! BLドラマで人気のカップル10組がVOL.1&VOL.2で紡ぐ、イケメン×イケメンの美しき共演は永久保存版です。各カップルのためにViViが用意したオリジナルコンセプトでのビジュアルと、ふたりの関係性にキュンとするインタビュー、大充実の読み物コーナーもお楽しみに。 <VOL.1の主なコンテンツ> ★OFF & GUN Tokyo it Brandオフ&ガンとトーキョーファッションストーリー/Pizza Party!! オフ&ガンの休日 ★MOSHIMO STORIES もしもなフタリ。 「もしも」な設定のイマジナリーファッション&ViViらしいファッションの2パターンで人気カップルを撮影! act1 GEMINI & FOURTH もしもサラリーマンだったら……? act2 FIRST & KHAOTUNG もしも男子高校生だったら……? act3 FORCE & BOOK もしも宅配業者のお兄さんだったら……? ★POND & PHUWIN Lazy Sunday Morning…… ポンド&プーウィンが迎える朝 ★総勢20名の手のひらを読む! タイイケメン手相占い OFF & GUN/GEMINI & FOURTH/FIRST & KHAOTUNG/FORCE & BOOK/POND & PHUWIN/TAY & NEW/JIMMY & SEA /JOONG & DUNK/PERTH & CHIMON/EARTH & MIX ★まだまだ…… 撮影舞台裏マンガ/バッグの中身を大公開/可愛いタイ語講座/VOL.2 先行公開カット/サイン入りチェキプレゼント etc. ※電子版には特典のステッカー、ピンナップは収録されていません。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 精読 アレント『人間の条件』
    3.7
    ハンナ・アレント(1906-75年)の『人間の条件』(英語版1958年)は、「人間」とは何か、とどまるところを知らない科学と技術の進歩は人間をどう変化させるのか、といった課題を考える際に不可欠の書として多くの人によって手にされてきた。待望の新訳(講談社学術文庫)刊行に際し、その訳者を務めた第一人者が決定版となる解説書を完成。定評ある『精読 アレント『全体主義の起源』』(講談社選書メチエ)の姉妹篇。『人間の条件』全6章のエッセンス、その背景や可能性を徹底解説! 【本書の内容】 序 章 マルクスと西洋政治思想の伝統 1 古典的政治哲学の成立 2 ソクラテス 3 存在への問いとプラトン 4 近代の転換 5 自然と人間の物質代謝 第I章 観照的生活と活動的生活 1 アウグスティヌスと古代世界の没落 2 不死と永遠 第II章 公的なものと私的なもの 1 アテナイにおける古典的ポリスの成立 2 古代における公私の区分 3 社会的なるものの勃興 4 公的領域の光の喪失 5 私有財産の意味 6 公私の区分の意味 第III章 労 働 1 「労働」と「仕事」 2 「世界」と労働、仕事の位置 3 人間の生と労働の意味 4 労働と生産力 5 私有財産の源泉としての労働 6 労働の労苦からの解放は何をもたらすか 7 大衆消費社会という不幸 第IV章 仕事と制作 1 産業革命における「消費」の無限拡大 2 制作過程の変容 3 功利主義批判 4 工作人と交換市場 5 世界の永続性と芸術 第V章 行 為 1 第二の「出生」 2 行為と人間事象の脆さ 3 ギリシア人の解決としてのポリスと「権力」概念 4 ヘーゲルからマルクスへ 5 行為の代替としての制作 6 人間関係を修復する「奇蹟」としての「許し」 7 行為の「予測不能性」に対する救済としての「約束」 8 自然過程への「行為」の介入 第VI章 近代の開幕と活動力のヒエラルキーの転換 1 近代の起点 2 ガリレオによる望遠鏡の発明 3 近代数学と経験からの解放 4 デカルトの懐疑 5 デカルト的内省と共通感覚の喪失 6 観照と活動の伝統的なヒエラルキーの解体 7 制作から過程へ 8 「工作人」の敗北と功利主義の限界 9 労働と生命の勝利 10 展 望
  • 我に秘薬あり 家康の天下取りと正倉院の名薬「紫雪」
    -
    1巻2,035円 (税込)
    家康の二度にわたる正倉院開封の目的は幻の妙薬「紫雪」にあった! 天下取りを目前に毒殺をなによりも恐れた家康。幕府を磐石にし、子々孫々に権力を末長く伝えていくためにも、政敵の魔手から逃れる万能の解毒剤を独占したかった……。そのために家康がとった手段とはいかなるものだったのか……。 クスリを通して歴史の闇に迫るmedical history novel。 ●徳川家康はなぜか東大寺の正倉院を二度にわたって開けさせています。正倉院は勅封といわれ、天皇の命令がなければ開けることができません。源頼朝、足利義政、織田信長、豊臣秀吉も開けさせていますが一回だけです。  正倉院には天平以来の珍奇な生薬や鉱物薬が納められています。いっぽう家康は養生にきわめて関心が深く、みずから薬を調合するのがなかば趣味だったともいわれています。とすれば、家康の正倉院開封の目的は薬にあったのではないか。しかも収蔵帳には、古来、万能の解毒剤とされてきた幻の妙薬「紫雪」の二文字が記されていました……。  多くのライバルの非業の死を目の当たりにしてきた家康。天下取りを目前に毒殺をなによりも恐れていたにちがいありません。しかもその権力を磐石にし、子々孫々に末長く伝えてくためにも、暗殺の魔手から逃れる妙薬を独占したかった……。そのために家康がとった手段とはいかなるものだったのか……。また、徳川三百年の平和の背景にあった「紫雪」とはいったいどのようなクスリだったのか。 ●……高貴中の高貴薬といわれるのが、「紫薬」である。まさに秘薬であった。 医薬の研究者なら一度は目にして、できれば口に含んでみたいと熱望する名薬である。口中に投じれば淡雪のように融けるという。そこから、「雪」の字が当てられていた。用いる生薬類も入手困難のうえに高額で、製法に高度な技術を要するので、当時、製剤は事実上、不可能だった。中国から輸入され、唯一、正倉院に所蔵されているだけである。奥医師ですら現物を見た者はいない。幻の薬である。 その幻の薬を家康は欲したのではないか。医典籍を渉猟し、みずからも製剤するまでに医療に長けた家康だからこそ、正倉院に幻の薬を発見して入手を思いたったといえる。 家康は単なる好奇心だけで「紫雪」を探したのだろうか。……
  • 「三国志」の政治と思想 史実の英雄たち
    4.0
    「水魚の交わり」劉備と諸葛亮のあいだには、実は厳しい緊張関係があった! 曹操の「革新」とは何か? 孫呉の盛衰はどのような力学に動かされていたか? 三国志の英雄たちが活躍した舞台は、自らの権力を確固たるものにしたい君主たちと、儒教的思想と文化・名声を力とする「名士」がせめぎ合う、緊迫した政治空間であった。 中国史上の大転換点として、史実の三国時代を当代の第一人者が描ききる。 小説、漫画、ゲームで描かれる英傑たちの、「本当の闘い」がよくわかる画期的論考! ●主な内容 黄巾の乱と群雄割拠 文学の宣揚 孫氏の台頭 劉備と諸葛亮 君主と文化 孫呉政権の崩壊 魏晉革命と天下統一 中国史上における三国時代の位置
  • 武士論 古代中世史から見直す
    4.0
    武士とはいかなる存在であり、いかに成長して武家政権を築きあげたのか。著者ならではの、多彩な史料を駆使して描き出される500年の歴史!  鎌倉幕府の成立から江戸幕府の終焉までを考えても、武家政権が存続した期間は実に700年近くにも及ぶ。少なくとも「日本」という国号が使われるようになってからのこの国の歴史の半分は、武士が支配的であったことになる。彼らは一体なにもので、どのように成長し、そしていかなる政権を築きあげたのか。  8世紀に武をもって朝廷に仕える下級官人と規定された「武士」は、「兵(つわもの)」や「武者」として史料上に登場すると、戦乱を繰り返し、やがては朝廷にまでその力を及ばせ、公武にわたる政権を樹立するに至る。『今昔物語集』に見える平将門らの「兵」にはじまり、承平天慶の乱、前九年、後三年の合戦、保元・平治の乱、源平合戦、南北朝の動乱と、戦乱を重ねるごとに成長し、武家政権の到達点である足利義満の栄華にいたるまで、およそ500年の道のりを描き出す。  同時に、古文書や日記のみならず、説話集や軍記物、絵巻、遺跡の発掘成果などを駆使して、主従契約や一揆契約のありさま、親や主君の敵討ち、切腹、集団自決、殉死などの武士の作法、さらには武士の構えた宅や館など、様々な武士の存在形態を明らかにする。  芸能や文化を含む独自の幅広い視野で研究を重ねてきた著者による、決定版武士の歴史! 【本書の内容】 はじめに 第1章 武士の源流  一 兵たちの世界  二 京の武者と諸国の兵  三 兵・武者から武士へ 第2章 武士の成長  一 武士の家  二 武家と武士団 第3章 武家政権と武士  一 二つの武家  二 鎌倉幕府の成立と武士 第4章 北条政権下の武士  一 泰時の政治と鎌倉  二 鎌倉後期の武士の環境  三 絵巻に見る武士像 第5章 京の足利政権と武士  一 幕府の滅亡と室町幕府  二 南北朝の対立  三 室町幕府の体制  四 武士と武家政権の到達点 まとめと展望 コラム 伝説の武者像 コラム 為朝伝説の行方 コラム 能に描かれた武士
  • 『論語』 孔子の言葉はいかにつくられたか
    4.0
    〈「古典」は創造される〉 儒家たちが己の思想の正否を賭けてテキストと格闘し続けた、エキサイティングな二千年の思想史! □「子曰く」……孔子は本当にそう言ったのか?□ 春秋時代の弟子たちが残した師の言行は、口承で、あるいは竹簡や木簡によって紀元後に伝えられた。 それはさらに時を経て、前漢から宋、江戸時代の日本に至るまで、儒教の思想家たちの強い意志と意図とともに編纂、継承され、ついに『論語』は東アジア最大の古典としてつくりあげられた。 鄭玄、何晏から朱子までの儒家、江戸の伊藤仁斎、荻生徂徠らはあるべき聖賢の思想をいかに追い求めたか。 『論語』テキストの系譜を、ひとつの思想史として描き出す! 「本書が扱うものは、『論語』の形成過程と、朱熹の『論語集注』が成立するまでの解釈史である。しかも、そこで明らかになることは、『論語』とは、孔子の「ありがたい」言葉が収められているものではなく、長い歴史の中で、思想家たちの意図のもと孔子の言動は作られてきた、という事実である。それでは、『論語』を読むことに意味はないのか。そうではあるまい。『論語』などの古典は、時代や個人に応じて受け取られ方が異なるからこそ、時代を超えた普遍性を持って読み継がれてきた。『論語』も、それを手にした一人ひとりの思いに基づいて読まれてきた」(本書より)
  • ポジティブ心理学 科学的メンタル・ウェルネス入門
    3.3
    精神疾患の治療(マイナスをゼロへ)の枠を超え、 さらなる「幸せ」を目指す、ユニークな心理学が誕生した。 “ポジティブ心理学”は人生の価値観を問い、 哲学的知見も融合する、総合学である。 同じ環境で暮らす修道女の、寿命の差に潜む驚くべき原因とは? 利他行動は、精神にどんな良い影響を生むのか・・・・・・? さまざまな実験から、 自らを「幸福」状態へと導くメソッドを、学術的に検証。 新たな学問の可能性と個人、社会への活用法を、 政治学者が豊富な事例をふまえ、細やかに解説する。 まえがき 序章 政治哲学者、ポジティブ心理学と出合う                              第一章 幸福へのアプローチ ウェルビーイング(良好状態)の科学的解明 1「心」のあり方が現実を変える――「修道女研究」の衝撃  2 幸福をもたらす感情・心理を測る                          3「実践的科学」というポジティブ心理学の特質                  第二章 本当の幸せを生み出す 「美徳」と「人格的強み」の再発見                  1 短期的快楽か、長期的幸福か。ヘドニア─エウダイモニア論争                    2 二四の「強み」から検証する、<人間>の物語                          第三章 個人から社会へ――。ポジティブ心理学の包括的発展 1「心の状態」を善くする組織・制度とは? 2 高齢化社会への希望「ポジティブ健康」                   3 次世代のための「ポジティブ教育」 4 ビジネスの成功を導く「ポジティブ組織学」 5 繁栄する社会への「ポジティブ政治経済」 注 参照した海外のテキストや辞典 日本語での概要や参考図書 あとがきにかえて――「善き幸福」の時代への希望    (内容紹介)    ポジティブ感情は視野の広がりを生む。(中略)避けがたい困難で生じたネガティブな心理状態からの回復力(レジリエンス)を高めることにも寄与できることがわかってきている。ポジティブ感情を生み出すエクササイズは、弱い立場にある人が上向きの循環をつかむアート(技術)、身を守るためのアートとして生きるものでもあるのだ。 ―――「第一章 幸福へのアプローチ ウェルビーイング(良好状態)の科学的解明」より
  • 全体性と無限
    5.0
    本書は、エマニュエル・レヴィナス(1906-95年)の主著にして、20世紀を代表する哲学書(1961年)の決定版となる新訳である。 リトアニアのユダヤ人として生まれたレヴィナスは、ストラスブール大学で哲学を学び、生涯の友となるモーリス・ブランショと知り合うとともに、決定的な出会いを経験した。それがエドムント・フッサールの現象学との、そして1927年に刊行されたマルティン・ハイデガーの『存在と時間』との出会いである。翌年からフライブルクでこの二人の講義に出席し、1930年にはフランスに戻って現象学を主題とする博士論文を出版したレヴィナスはフランスに帰化した。 第二次世界大戦では通訳兵として召集されたが、ドイツ軍の捕虜として収容所で終戦を迎える。戦後は東方ユダヤ師範学校の校長として教育に携わる傍ら、講演や論文執筆などに注力した。そうして書き上げられたのが国家博士号請求論文となる本書であり、これは後年の『存在するとは別の仕方で あるいは存在の彼方へ』(1974年)と並ぶ主著として読み継がれている。 本書は、西洋を支配してきた「全体性」を標的に据えている。全体性は、個体を「自分に命令を下してくる諸力の担い手」に還元し、個体から主体性を奪う。そうして主体性を失った個体は他者に暴力をふるうだろう。レヴィナスは、このような全体性に対抗するものとして「無限」を掲げる。無限とは、本書の副題「外部性についての試論」にも示されているように「外部性」を指す。外部性とは「他者」であり、他者は「私のうちなる他者の観念をはみ出しながら現前する」とき、私の前に「顔」として現れる。その顔に現れる無限に応答すること――それこそが重要なことであり、存在論は倫理学に取って代わられねばならない。 全体性ゆえの暴力にさらされたレヴィナスの父や兄弟は、ナチスの手で殺害された。そうした暴力は、その後も、そして今も、世界の至る所でふるわれ続けている。レヴィナスの思想を多くの人が希求する時代は、よい時代とは言えないかもしれない。だが、そのような時代にピリオドを打つためにも、本書は正確さと明快さをそなえた日本語で訳される必要がある。気鋭の研究者が全身全霊を捧げて完成させたこの新訳によってこそ、本書は次の世代に受け継がれていくだろう。 [本書の内容] 第I部 〈同〉と〈他〉 第II部 内奥性と家政 第III部 顔と外部性 第IV部 顔の彼方へ 訳者解説 *お詫びと訂正 第1刷の「訳者解説」(561頁14行目)に記述の誤りがありました。心よりお詫びいたしますとともに、以下のとおり訂正させていただきます。第2刷以降は訂正いたします。 【誤】 博士論文としての審査後に 【正】 博士論文としての審査の少し前に
  • ペルシア人の手紙
    3.0
    本書は、「三権分立」を説いた『法の精神』(1748年)で知られるフランスの思想家シャルル=ルイ・ド・モンテスキュー(1689-1755年)の名を一躍知らしめた記念碑的作品(1721年)の新訳である。 ボルドー近郊のラ・ブレードの城に生まれたモンテスキューは、ボルドー大学で法律を修め、弁護士になった。1709年にはパリに出て、さまざまな学者や文人と交流しつつ多彩な領域について知見を深めた。本書『ペルシア人の手紙』に見られる東洋についての記述は、この時の成果である。5年後の1714年には急逝した父のあとを継いでボルドー高等法院評定官となったモンテスキューは、その傍らで執筆活動を続け、7年後の1721年に匿名で本書を発表するに至る。 宮廷での政争に疲れたペルシアの貴族ユズベクが友人のリカとともにヨーロッパに出かけてパリに長期滞在する間、故国をはじめとする各地の知人・友人と交わした書簡の集成──このような体裁をとる本書は、たちまちベストセラーになり、発売後1年のうちに10版を重ねるほどの売れ行きを見せた。その魅力は、何よりもまず18世紀前半のヨーロッパ、とりわけフランスの社会を東洋人の目で活写し、風刺したところにある。人々の生活や風俗が具体的に描かれるとともに、時には政治について、時には宗教について語られていく。多岐に及ぶ話題を扱う架空の書簡は、当時の貴重な記録として読むこともできるだろう。 もちろん、フィクションとしての魅力も大きい。ユズベクがあとに残してきたペルシアの宮廷では腐敗・堕落が進み、やがて崩壊の危機に瀕する。ところが、遠く離れたヨーロッパに身を置くユズベクに与えられた手段は手紙しかない。当然のことながら、往信と返信のあいだで生じた出来事についての詳細は語られず、読む者はさまざまな想像をめぐらせながら、宮廷の行く末を見守ることになる。その読書体験は実に刺激的であり、本書がのちの書簡体小説の先駆として高く評価され、読み継がれてきたのも当然のことと言える。 本書は、実力者として知られる研究者が最新の研究を踏まえて取り組んだ、画期的な新訳である。平明な訳文、簡にして要を得た注と解説によって、読む者はたちまち18世紀を生きることができるだろう。今後のスタンダードとなるべく満を持して送り出される渾身の訳業。 [本書の内容] 登場人物 暦について 地名について 関連地図 序 文(1721年) 『ペルシア人の手紙』に関するいくつかの考察(1758年) ペルシア人の手紙 訳者解説 手紙一覧
  • ストリートの美術 トゥオンブリからバンクシーまで
    -
    ストリート・アートとはなにか? 美術品となったサイ・トゥオンブリから、路上に名前を書き、消され、書き換え、書き換えられる街中のエアロゾル・ライティングへ、そして高値で取引される匿名作家バンクシーの作品まで。都市・美術・ストリートという三つの切り口から、さまざまな作家・作品を参照しながら、ストリートの本質と、その面白さについて語る。バンクシー展をより楽しむために!
  • 超高層のバベル 見田宗介対話集
    4.5
    『現代日本の精神構造』(1965年)や『近代日本の心情の歴史』(1967年)で日本と日本人がたどってきた道行きを具体的な事象を使って鮮やかに分析した社会学者は、人々を震撼させた連続射殺事件の犯人を扱う「まなざしの地獄」(1973年)でさらなる衝撃を与えた。その名を、見田宗介(1937年生)という。 続くメキシコ滞在を機に、さらなる飛躍を遂げた社会学者は、「真木悠介」の名を使ってエポックメイキングな著作『気流の鳴る音』(1977年)を完成させる。ここで形を得た人間観と、そこから導かれるコミューンへの憧憬は、独自の理論に結晶していき、数多くの信奉者と、数多くの優れた弟子を生み出した。その成果は、『時間の比較社会学』(1981年)や『自我の起原』(1993年)といった真木悠介名義による労作を経て、ついに『現代社会の理論』(1996年)に到達する。現代の世界に向けられた冷徹と愛情の共存するまなざしは、最新の社会現象についても常に鋭利な分析をもたらし、今なお他の追随を許すことがない。 その思想が、かけがえのない「他者」たちとの対話を源泉にして生まれてきたこともまた間違いのない事実である。対談や座談会は収録の対象としなかった『定本 見田宗介著作集』(全10巻、2011-12年)と『定本 真木悠介著作集』(全4巻、2012-13年)を補完するべく精選された、珠玉の11篇。現代日本社会学の頂点に君臨する著者が望んだ初の対話集がついに完成した。 [本書収録の対話] 河合隼雄  超高層のバベル 大岡昇平  戦後日本を振り返る 吉本隆明  根柢を問い続ける存在 石牟礼道子  前の世の眼。この生の海。 廣松 渉  現代社会の存立構造 黒井千次  日常の中の熱狂とニヒル 山田太一  母子関係と日本社会 三浦 展  若い世代の精神変容 藤原帰一  二一世紀世界の構図 津島佑子  人間はどこへゆくのか 加藤典洋  現代社会論/比較社会学を再照射する 交響空間――あとがきに(見田宗介)
  • 解読 ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
    3.8
    これならわかる!『プロ倫』はなにを解き明かしたのか? いま受け取るべきメッセージはなにか?超難解書の全体像と核心が明快にわかる、驚異の解説書が登場。これが、ウェーバーの言いたかったことだ!《冒頭10頁強で、ウェーバーってどんな人&『プロ倫』のあらすじが、ざっくりわかる!》《基礎知識から "ライバル" ゾンバルトやマルクス主義とのわかりやすい対比まで、たのしくわかるコラム満載!》『プロ倫』は「プロテスタンティズムと資本主義の発展の関係」を論証したとされるが、本当にその試みは成功していたのだろうか? いまなお読み解くべき意義があるのだろうか? そんな素朴かつ核心的な問いをスタート地点にして、ウェーバーの論考のエッセンスを、クリアーで平明な文章で徹底解説。宗教改革によって勃興したプロティスタンティズムは、「天職」という概念や、神が誰を救うか/救わないかをすでに決めているという「二重予定説」なる教説を生み出した。快楽を排しひたむきに貨幣獲得に生きがいを見いだすような精神が生まれ、資本主義社会が発展していくが、しかし資本主義が爛熟すると崇高な精神が失われてしまう――ここに、ウェーバーの問題意識の核心があった。そして、その問いと思考は、現代における新保守主義という思想と響き合うものだった。市場経済の発達が加速度を増し、その行く末を誰も見通すことができなくなりつつあるいまこそ、近代とは、資本主義とはなにかを正面から考えた『プロ倫』のエッセンスを読もう!【本書の内容】序章 ウェーバーってどんな人?第1章 「問題」はどこにあるのか?第2章 資本主義の精神とはなにか?第3章 「天職」の概念が生まれた第4章 禁欲的プロテスタンティズムの倫理とはなにか? -1-第5章 禁欲的プロテスタンティズムの倫理とはなにか? -2-第6章 天職倫理と資本主義第7章 現代社会で生きる術を考える補論
  • 愛犬のための 繁殖・育児百科事典
    -
    愛犬の交配・繁殖・育児の全てがわかる!繁殖学の第一人者と、ブリーディング界・NO.1の2人がタッグを組んだ本。繁殖の基本から、最先端技術までを分かりやすく図解と共に紹介します。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • オカルティズム 非理性のヨーロッパ
    -
    ヘルメス文書、グノーシス、カバラー、タロット、黒ミサ、フリーメーソンやイリュミニズムなどの秘密結社、そしてナチ・オカルティズムとユダヤ陰謀論……古代から現代まで、オカルトは人間の歴史と共にある。一方、「魔女狩り」の終焉とともに近代が始まり、その意味合いは大きく変貌する――。理性の時代を貫く非理性の系譜とは何か。世界観の変遷を闇の側からたどる、濃密なオカルティズム思想史!
  • 東京ディズニーシー 15周年クロニクル
    -
    東京ディズニーシーの15周年キャンペーンを記念したクロニクルです。イベントを中心に、コスチューム、グッズ、メニューなど、オープンからの15年の足跡をたどる資料性の高い充実の内容。また、15年間に取材した情報と多くの写真を見やすくレイアウトしているので、ビギナーからコアファンまで満足してもらえる保存版の一冊です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 亀田講義ナマ中継 生化学
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 分量が多くて難しそうな生化学を、あのスーパー講師が一刀両断! 大学に入学したものの生化学の授業にまったくついていけない天才ネコをパートナーに迎えて、効率よく生化学のポイントを伝授。
  • 池坊いけばな添削教室 第2巻 生花
    -
    今までにない添削形式によるいけばな入門書! 花材数が少ないがゆえに難しい生花。作品の添削だけで終わらせず、順を追えば生花のいけ方がマスターできる待望の入門書。池坊中央研修学院カリキュラムに準拠。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 池坊いけばな添削教室 第3巻 立花
    -
    池坊いけばなのルーツであり、最も高度な技法を要する立花。順を追うことで、立花の仕組みといけ方が見えてくる待望の入門書。池坊中央研修学院カリキュラム準拠。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 池坊いけばな添削教室 第1巻 自由花
    4.5
    今までにない添削形式によるいけばな入門書。池坊いけばなで人気の自由花。作品の単なる添削アドバイスだけで終わらせず、順を追えば自由花のいけ方がわかる待望の入門書。池坊中央研修学院カリキュラム準拠。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • マントラを掲げよ 信念を戦略に変える力
    4.3
    すぐれた戦略には、組織の誰もが掲げ、心を一つにできる信念がある。主人公のコンサルタント・黒見恵吾は、巨大ケーブルテレビをめぐる、日本を代表する総合商社・三友商事とメガ通信キャリア・BDDによる威信を賭けた争奪戦に巻き込まれ、最大の危機に陥ってしまう。黒見はいかなる信念を貫き、どんな選択をしたのか。企業買収・事業再生の最前線で戦ってきた現役商社マンだからリアルに描けるビッグビジネスの現場!
  • 悪文の初志
    -
    現実の歪み、ある極限を描くに「悪文」は力を発揮する。大江健三郎、大西巨人、中上健次、椎名麟三、永山則夫等の小説にみる必然と衝迫を解明した気鋭の評論集。
  • エイジシュート達成を目指せ! 〈50歳からの〉科学的ゴルフ上達法
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 シリーズ累計12万部突破! 最強理論書に待望のシニア編が登場! 世界標準のスイングで、全ゴルファー憧れの大記録「エイジシュート」を達成しよう!
  • データドリブン・カンパニーへの道 データ・AIで変革を進める企業人に学ぶ
    4.0
    高い金を払って新しい分析ソフトを入れたのに・・・ AIも導入したのに・・・・・ せっかくデータサイエンティストを雇ったのに・・・ DX推進部まで作ったのに・・・・ なぜ、組織が変わらず、ビジネスにも生かせないのか? あなたの会社、勘違いしていませんか? いまやどの企業でも、データドリブンで仕事を進める、組織を変えていくというのは大きな課題といっても過言ではない。データ基盤にも多くの投資。しかしそれで組織が変わり、ビジネスに役立っている企業はどれくらいあるだろう?  社内外に何重にもそびえる壁をどのように乗り越え、あるいは壊して進んでいくのか?  実際に変革を進めるキーパーソンたちに話を聞くことで見えてきたデータドリブン・カンパニーへの道。 著者は、かつて大阪ガス(株)ビジネスアナリシスセンターを率い、同センターを日本一有名なデータ分析組織につくりあげ「データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞。現在は滋賀大学データサイエンス学部教授として、ビジネス・データサイエンティストを養成。 企業との連携も深い著者だからこそ生まれた日本企業の明日を照らすヒント満載の一冊。
  • 老化のプログラムを書き換える! Breaking the Age Code 年齢の固定観念を打ち破り、より長く健康で生きる
    -
    日本の長寿の研究を契機に、寿命には栄養と運動以外に大きな影響を与える要素があることを発見した著者が、 その元凶「エイジズム=年齢差別」が個々の健康に与える影響ととその改善の方法を解明。 序   アメリカと日本を行き来して考えたこと 第1章  私たちの頭の中にあるイメージ 第2章  老年期の脳の解剖学 第3章  高齢でも速い:高齢者の運動機能 第4章  たくましい脳:遺伝子が運命ではない 第5章  人生後半における精神的成熟 第6章  7.5 歳長生きする 第7章  昼には見えない星:高齢者の創造性と感性 第8章  タコの足のようにはびこるエイジズム 第9章  個々の年齢解放:こころを自由にする方法 第10章  社会的年齢解放:新しい社会の動き あとがき エイジズムのない町 付録1 ポジティブな年齢観を高めるABCメソッド 付録2  ネガティブな年齢固定観念の偽りを暴く攻撃手段 付録3  構造的エイジズムを終わらせる呼びかけ
  • 国鉄史
    4.5
    【"この国のかたち"を鉄路で描いた者たちの、栄光と蹉跌の全史】 かつて日本には、国家の所有する鉄道があった。 その組織は平時においては陸軍をしのぐ規模を誇り、列島津々浦々の地域を結びつける路線を構想することは、社会のグランドデザインを描くことそのものであった。 歴代の国鉄トップは、政治家や官僚たちは、そして現場の人々は、この巨大交通システムに何を託し、いかに奮闘したのか。 近代化に邁進する明治政府が新橋・横浜間を開設してから昭和末期に日本国有鉄道が分割民営化されるまで、「鉄道と国家」の歴史を一望する壮大なパノラマ! 【本書より】 日本の鉄道の歴史は大きく四つの時代に分けることができます。まず、明治時代の私鉄が主役だった時代、次に、日露戦争後に多くの私鉄を買収した政府が直営した時代、さらに、第二次世界大戦後、国鉄が公社化されて日本国有鉄道となった時代、そして現在のJRの時代です。 (中略) 本書ではこれから、日本の鉄道の歴史を、鉄道がいかにあるべきかというグランドデザイン、その実現のための経営体制、そしてそれを動かしてきた人物ということに焦点を当てて描き出していきます。それにあたって、この四つの時代区分という捉え方は、たいへん見通しをよくしてくれるので、これに従って議論を進めていきたいと思います。 【本書の内容】 プロローグ 「鉄道一五〇年」と国鉄 [第一部  「国鉄」形成の道程] 第一章 私鉄の時代(一八七二─一九〇六) 1.官設鉄道の誕生  2.「鉄道の父」井上勝  3.鉄道敷設法と私鉄の繁栄  第二章 国家直営の時代(一九〇六─一九四九) 1.鉄道国有法の制定 2.「国鉄」の誕生 3.初代総裁後藤新平の組織作り 4.原敬と改正鉄道敷設法 5.国鉄ネットワークの充実 6.戦時下の苦闘とその遺産 [第二部 日本国有鉄道の興亡─公社の時代(一九四九─一九八七)] 第三章 「復興」の中で(─一九五五) 1.占領期の混沌 2.「公共企業体」の桎梏と総裁たち 3.組織と人々 第四章 「近代化」への邁進(―一九六五) 1.新しい時代の鉄道像 2.「改主建従」の夢 第五章 光と影の昭和四〇年代(─一九七五) 1.都市交通と国鉄の使命 2.効率化がもたらすもの 3.「政治主導」の時代 4.国会とストライキと債務と 第六章 再建の試みと崩壊(─一九八七) 1.「後のない計画」 2.分割民営化への道 エピローグ JR以後(一九八七─)
  • プリキュア20周年アニバーサリー プリキュアコスチュームクロニクル
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2023年に【20周年】を迎えたプリキュアシリーズ。 女児を熱狂の渦に巻き込んだスタートから、今では性別年齢関係なく幅広いファンに支持され続ける大人気アニメになりました! この本は2018年にプリキュア15周年を記念して作られた「コスチュームクロニクル」の増補改訂版です! プリキュア78人のファッションの魅力を、キャラクターデザイナーやプロデューサーに取材。 東映アニメーション総合監修のもと、それぞれのキャラクターデザインが生み出された背景や理由、裏話、こだわりポイントに迫ります! 【おもな内容】 プリキュアオールスターズ(歴代プリキュア78人全員)ファッションミュージアム プリキュア声優78人に聞きました「お気に入りファッションポイント」&「元気のでるセリフ」 色別・ディテール別 プリキュアスタイルファッションファイル 初掲載! 映画に登場のプリキュア スペシャルフォーム&オリジナルキャラクター プリキュア玩具解説etc. 【スペシャルインタビュー】 ・「プリキュアができるまで」を初代プリキュアの「生みの親3人」が語る! プロデューサー鷲尾天さん・シリーズディレクター西尾大介さん・キャラクターデザイナー稲上晃さんにインタビュー(再掲載) ・「プリキュアの20周年を振り返る」鷲尾天さん単独インタビュー ・「プリキュアの魅力を生み出す力」キャラクターデザイナー川村敏江さんインタビュー(再掲載) ・キャラクターデザイナー中谷友紀子さん×プロデューサー村瀬亜季さんインタビュー ・キャラクターデザイナー斎藤敦史さん×プロデューサー髙橋麻樹さんインタビュー ・漫画家上北ふたごさんインタビュー  ・バンダイ歴代玩具担当者インタビュー ・ファッション・クリエイティブ・ディレクター軍地彩弓さんインタビュー などなどのレジェンドたちへのインタビューがもりだくさん! プリキュアのファッションが多角的にわかっちゃう1冊です! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • そば猪口の文様 絵解き事典 江戸の「粋」・絵柄の「謎」がわかる
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆いまや価格が高騰している「そば猪口」 そば猪口とは元々、江戸時代に流通したそばを食べる時の、口径5~8cmくらいの雑器です。古伊万里の白い磁器肌に、さまざまな絵付けがされています。 小さな器に描かれた文様の楽しさと美しさは多岐にわたり、民藝運動の指導者であった柳宗悦は「画き出された模様の変化は、数百種に及ぶであらう」と驚嘆しています。 以前は骨董市などで手軽に買えましたが、近年はその面白さから食器としてもコレクターアイテムとしても人気が高まり、珍しいものは入手が困難になっています。 ◆「そば猪口」の謎を紐解く 骨董の入門ともいわれるそば猪口ですが、実際には奥深いものです。数えきれない絵付けには江戸時代の人々の教養と頓智がつまっています。現代人にはもはや不明だったり、一見何の変哲もない図柄にしゃれがあります。 たとえば、野菜の蕪が2つ並んだ図柄。蕪(かぶ)はおいちょかぶの9。9(く)が二つ並んで「ふく(福)」という縁起のよいだじゃれ。  本書では、さまざまなそば猪口の絵柄の謎を、絵手本などを交えながら紐解きます。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 鳥 新訂版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2011年に刊行された講談社の動く図鑑MOVE「鳥」の新訂版が待望のリニューアル。 新しい写真やイラスト、最新研究、深掘りコラムで知的好奇心をさらに刺激します。 ■MOVE『鳥 新訂版』の5つのポイント! 1.最新の研究に基づいた新しい分類にアップデート DNAの解析による分類や最新の研究、論文発表により分類は日々進化し変化していくものです。 今回は2023年9月に発表された『日本鳥類目録改訂第8版』(日本鳥学会)のリスト および、国際鳥類学会議(IOC)の分類に基づいて掲載しています。 2.鳥類の全体像が見渡せる MOVEでは、新しい基準の分類を採用しているだけでなく、ほかの図鑑では、 はぶかれることの多いマイナーな「目」や海外の珍しい種も掲載しています。 鳥もふくめた生きものの進化の歴史も解説し、鳥類全体が見渡せるつくりになっています。 3.豊富な生態写真とイラスト 豊富な生態写真は、MOVEシリーズ全体の特長です。切り抜かれた写真や、鳥の外見だけを描いたイラストでは わからない生の姿も、背景の入った写真なら伝えることができます。また、写真ではとらえきれない、 オオタカの巣のなかに巣を作るスズメなど、滅多に観察できない珍しいシーンは、イラストで再現。 MOVEでは、イラストは、生態を表現するためにこそ、描かれているのです。 4.監修者の解説が全ページに。そして特別講義動画も二次元コードから見られる! 「ライチョウのなかまの見どころは、オスの求愛ダンス!」、「カラスはみんな真っ黒だと思ったら大まちがいだ!」など、 監修の川上和人先生が、見どころ、読みどころをとことん解説!  さらに、鳥の魅力がもっとわかる川上先生の特別講義動画が二次元コードから見られます。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 幻のレコード 検閲と発禁の「昭和」
    5.0
    本書は当時最新の、音声にかかわるメディアであったレコードの検閲について、内務省当局の記録である『出版警察報』をメイン史料として浮き彫りにします。レコードは最新の音声・映像メディアであるラジオ・映画に比して、一般大衆が実際に手元に置けるという点で従来の書物と地続きのものでしたが、再生装置の必要性、享受の複数性・同時性などの特徴から従来の「活字の取り締まり」とは違う位相を呈することになりました。 レコード検閲は内務省警保局図書課レコード検閲係(のち検閲官)がおこないましたが、官と民の意見のすり合わせをする「内閲」や「懇談」を通じて、やがて発禁を避けるためのレコード会社による自主検閲(=自粛)という仕組みができあがります。 敗戦後、検閲は憲法によって禁止され、GHQによる占領期を除いて公式にはおこなわれてはいませんが、クレームを恐れるレコード会社や放送局の自主規制が検閲の役割を果たしているという点で、その仕組みはいまなお変わっていません。さらにSNSの普及によって検閲はいまや一般大衆の手に委ねられたとさえいえ、企業が自粛する構図ができあがっているのです。 本書は「昭和」という時代における音声メディアと権力との関係、メディア自身のありようがどのようなものであったかをさぐります。また、本書ではこれまで取り上げられることのなかったレコード検閲係(官)小川近五郎という人物の実像に迫ります。レコード検閲で下級官僚が果たした役割をたどりつつ、その人間味をも含めて「現場からの歴史」を描きます。
  • 事務に踊る人々
    3.5
    面倒くさい、複雑、抑圧的…… 時に文豪を苦しめ、戦争を阻止し、巨額の損失を生み、 ついには死の世界を垣間見せる。 「事務」 それは人間を人間たらしめる究極の知恵。 事務の営みから人間のあり方を再考する、画期的エッセイ! クソどうでもいいのに倒錯的な愛をかきたてる かくも人間くさい事務の世界への探究。
  • アフリカ史
    4.0
    様々な学問分野を自由に越境し、「知ることの楽しさ」を生涯発信し続けた<知の道化師>、山口昌男。その学問の真髄とも言える「アフリカ」研究を、丸ごと1冊・通史に編纂。思いがけなくも豊かなアフリカの相貌、実験的とも言える日本との対比、自身が描いたスケッチや、貴重すぎる図版を193点も掲載! 彼の地で暮らし、深い人脈を得た泰斗だからこそ書けた本作は、参考文献すらただの文字情報に終わらない、圧巻の充実ぶり。没後10年。今こそ、目からウロコのアフリカ通史を、吟味する! *本書は、『世界の歴史 第6巻 黒い大陸の栄光と悲惨』(講談社 1977年)を改題したものです。 目次 はじめに 人類史とアフリカ 1 アフリカの古代世界 1)アフリカにおける人類の起源 2)アフリカの古代的世界 3)黎明の輝き・ 4)サヴァンナの帝国 5)東アフリカの王国 6)アフリカの王権文化――そのパラダイム 2 大発見の神話学 1)プレスター- ジョンの王国を求めて 2)アフリカの「黄金伝説」――ジンバブウェ遺跡とモノモタパ 3)探険ラッシュの世紀 3 伝統国家の栄光 1)草原の覇者たち 2)古都の盛衰 3)奴隷の故郷 4)アフリカと奴隷貿易 4 東海岸――交易都市の繁栄 1)世界へ開かれたアフリカ 2)制海権をめぐる争い 5 南アフリカのナポレオンたち 1)南アフリカの原住民たち 2) 南アフリカの清教徒たち 3)シャカ王のズールーランド 4)スワジ王国 5)バストランドのモシェシュ王 6)ムジリカジのンデベレ 6 ヨーロッパによる仮死 1)ヨーロッパ列強のアフリカ分割 2)開拓者たちの運命 3)アフリカ侵略の二つの型 4)セネガルーー仏領アフリカの優等生 5)最後の抵抗者サモリ= トゥレ 7 再生への胎動 1)マフディー運動 2)キリスト教的反抗 8 試行錯誤の現代史 1)両大戦間のアフリカ 2)エティオピアの反抗 3)第二次大戦後のアフリカ 4)コンゴ動乱 5)ナイジェリアの内戦 6)アンゴラの独立と内戦 おわりに 参考文献 年 表 図版参考資料一覧 索 引 解説 今福龍太
  • ゲーム理論の〈裏口〉入門 ボードゲームで学ぶ戦略的思考法
    3.0
    ★ゲーム理論を理解するには、遊ぶのが一番だ! じゃんけん、将棋、囲碁、麻雀、〇×ゲーム、カウントゲーム、 テキサスホールデム、カタン、インカの黄金、コリドール、カルカソンヌ、キャントストップ etc…… 著名なボードゲームを題材にゲーム理論を学ぶ、かつてない入門書! 構造を看破すれば、複雑な問題もシンプルになる。 万人の力になる思考法をあなたに! ★ゲーム理論をもとに考える ・どうして賭け金はゲームをおもしろくする? ・「ブラフ」の隠れた効果とは? ・ゲームの必勝法はどう求める? ・相手の手札はどう読めばいい? ・このゲームは、相手と協力すべきか、相手を裏切るべきか? ★目次 第1章 「パズル」を極める:1人プレイゲーム 第2章 じゃんけんの均衡を探す:同時手番ゲーム 第3章 詰将棋を攻略する:完全情報の動学ゲーム 第4章 ポーカーを解体する:不完備情報ゲーム 第5章 ボードゲームをゲーム理論で攻略する 第6章 ボードゲームで社会をハックする
  • 時間の終わりまで 物質、生命、心と進化する宇宙
    4.0
    世界的ベストセラー『エレガントな宇宙』著者の最新作 なぜ物質が生まれ、生命が誕生し、私たちが存在するのか? 進化する宇宙は私たちをどこへ連れてゆくのか? ビッグバンから時空の終焉までを壮大なスケールで描き出す! 素粒子から星や銀河まで、生命誕生から意識の謎まで、さまざまな秩序と構造をもたらす物理的な原理を見ていきながら、宇宙の年表に沿って読者を時空の旅へといざなう。人の寿命は限られているが、宇宙における生命と心という現象もまた、限られた時間しか存在しない。そしてはるか先には、物質すら存在できないときが訪れる。この進化する宇宙の中で、ほんの束の間、まったく絶妙な瞬間に存在する私たち人間を基点に、時間の始まりであるビッグバンから、時間の終わりであるこの宇宙の終焉までを、現代物理学の知見をもとに、「存在とは何か」という根源的な問いから描き出す。第一級のポピュラーサイエンス! 〈著者紹介〉 ブライアン・グリーン Brian Greene 理論物理学者。ハーバード大学を卒業後、オックスフォード大学で博士号取得。現在はコロンビア大学物理学・数学教授。超弦理論や宇宙論の分野で数々の業績をあげ研究者として第一線で活躍するかたわら、科学の普及のための活動にも力を注ぐ。超弦理論を解説した一般向けの著作である『エレガントな宇宙』は各国で翻訳され、全世界で累計100万部を超えるベストセラーとなった。続く『宇宙を織りなすもの』『隠れていた宇宙』も全米ベストセラーとなる。 〈訳者紹介〉 青木 薫(あおき・かおる) 1956年山形県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学大学院修了。理学博士。2007年度日本数学会出版賞受賞。訳書にサイモン・シン『フェルマーの最終定理』(新潮社)、 ブライアン・グリーン『宇宙を織りなすもの』(草思社)、スティーヴン・ホーキング『ビッグ・クエスチョン』(NHK出版)、ジェームス・D・ワトソン他『DNA』(講談社)など。著書に『宇宙はなぜこのような宇宙なのか』(講談社現代新書)がある。 〈目次〉 第1章 永遠の魅惑 始まり、終わり、そしてその先にあるもの 第2章 時間を語る言葉 過去、未来、そして変化 第3章 宇宙の始まりとエントロピー 宇宙創造から構造形成へ 第4章 情報と生命力 構造から生命へ 第5章 粒子と意識 生命から心へ 第6章 言語と物語 心から想像力へ 第7章 脳と信念 想像力から聖なるものへ 第8章 本能と創造性 聖なるものから崇高なるものへ 第9章 生命と心の終焉 宇宙の時間スケール 第10章 時間の黄昏 量子、確率、永遠 第11章 存在の尊さ 心、物質、意味
  • 演芸場で会いましょう 本日の高座 その弐
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    【担当編集者より】 本書は2018年5月に小社より刊行された『本日の高座』の続編というべきものです。前著の宣伝文句には「円熟の至芸に酔うのもよし、脂の乗りきった芸を堪能するもまたよし。見巧者、聞き巧者で先物買いもよし。どの場合でも、本書は必携!」と記しました。こんどもその言葉をそのまま申しあげたいところですが、あれからあまりに大きな変化がありました……。コロナが蔓延してもう4年、ウィルスは落語界、寄席をも直撃しました。惜しくも亡くなった師匠もいらっしゃいます。だが、芸人さんたちはヤワではありません。あらゆる手を使って最高の精神の妙薬「笑い」を観客に届けるべく連日奮闘しています。そのなかでの名人たちの枯淡の境地、中堅のますますの芸の進境、若手の著しい台頭がみられます。そしてなにより、女性落語家たちの実力が評価されていることを忘れてはなりません。この世界をずっと見てきた橘蓮二さんの、鋭くもあたたかいレンズとペンをとおして、このすばらしき大変化を読者と共有し、よろこびたいのです。損はさせません。これからは本書を持ってホールに寄席に行こうではありませんか。
  • 迷走しない!英語論文の書き方 秘密は「構造」作りにあり
    5.0
    ◆◆英語論文執筆で迷走中のあなた! その論文に「構造」はあるか?◆◆ あの経済学者、成田悠輔が「『論理やデータを中心に、筋道だった英語を書く必要がある人』であれば誰にとっても役に立つ」と大絶賛した『THE LITTLE BOOK OF RESEARCH WRITING』がついに邦訳! 英語論文執筆の難関は「構造」作りにあった! なんとなく書き始めたけれど、筆が進まない。 どの段落に何を書いたらよいのかわからない。 なんとか書き上げたものの、よい評価が得られない……。 これって英語力の問題? いえ、「文章設計力」の問題です! 英語で論文を書く際には、文章全体の論理構造を作ることが重要なのです。 【推薦の言葉】 ライティングに必須な文章の構成力をこれほど簡潔に解説する本に出会ったことがない。表現力を磨くだけでは作文は上達しない。文章は構成によって輝く。「推し本」の日本上陸を喜びたい。 ――池谷 裕二(東京大学薬学部教授) 【本書の特徴】 ライティングの中で、「個々の文をいかにわかりやすくするか」に注意を払う人は多いでしょう。しかし、個々の文を磨く以前の、「パラグラフ、セクション、および論文全体をどのような形で構成するのか」に注力する人は多くありません。複雑な研究内容を、時間のない読み手にわかりやすく伝えるためには、英語ならではの文章構成をしっかりと組み立てる必要があります。 本書では、わかりやすい論文を書くための原則を、執筆の流れに沿って、実際の英語論文(全文和訳付き)の例を挙げながら丁寧に解説します。忙しい指導教員や同僚に、効率的にアドバイスをもらう方法までわかります。本書のメソッドを実践すれば、論文執筆で「迷走」することはありません。論文の読み手を「迷走」させることもなくなります。 【監訳者あとがき(抜粋)】 アイデアを論文の読者にズバッと伝えるためには、複雑な詳細や無関係な脱線を削ぎ落とし、できるだけ簡潔で明瞭な論旨を切り出す必要がある。そのための必要最小限の最も本質的な装備だけを本書は扱っている(中略)。 英語で論文やレポート・報告書を書くたび、この本を取り出して練習問題をやり直してみてほしい。どこに向かっているのかさっぱりわからない「迷走論文」を書いてしまう危険性が劇的に減るはずだ。 【主な目次】 本書について 手法:論文を組み立てるための3段階 第1段階 主張点を明確にする 第2段階 アウトラインを構築する 第3段階 パラグラフの執筆 RAPの枠組みを見直す 最後に、「いつ」書き始めるべきか
  • Nの廻廊 ある友をめぐるきれぎれの回想
    4.0
    「蒸気機関車は六輛ほどの車輌を率いながら走っている。僕とすすむさんは最後尾の客車のデッキに立ちながら、木製の扉の前に身を寄せていた。通勤の大人たち数人がやはりデッキに立っていて、新聞を読んだり、タバコの煙を吐きだしたりしている。/誰も口をきかず、列車の揺れに身を任せていた。」 昭和27年春、札幌の中学に通うため汽車に乗った二人の少年は、30年余を経たのちに再会します。ひとりは気鋭のノンフィクション作家になり、ひとりは学生運動の闘士から経済学者、さらには保守的思想家へと転じていました。 再会してから30年、突然の別れがやってきます。すすむさん=Nが自裁したのです。 「斎場の隅にいる私たちのところに近づいてきたのは、Nの兄のMさんであった。/ああそういえばもう六十年以上も会っていない。しかしその面差しは依然として柔らかく、そして人を包みこむようであった。外套を脱ぐなり、握手を求めてきて、私の顔を見るなりその穏和な顔に涙が流れるのを隠そうとしなかった。私も涙が止まらなくなった。/「十三歳のときからの友だちだったんだからね……」/Mさんの言葉に、私のなかで耐えていたものが一気に爆発した。/私は人目も憚らず涙を流しつづけた。そして二人でふたたび棺に近づき、蓋を開けてもらい、その顔を見つめつづけた。いっしょに見ていると、表情は動き出しそうで、目を細めて口を尖らせて、吃音気味に話すあのころに戻ったように感じられた。私はMさんと札幌の、白石と厚別の思い出話を、Nに聞こえるように、なんどもくりかえすように話しつづけた。私はNが亡くなったとの報に接してから初めて、悲嘆という感情に触れた。」 あのときのすすむさん=Nの眼に映じていたものはなんだったのか……。不意にいくつかの光景がきれぎれに甦り、その呟きを心耳にふたたび聞いた著者はさながら廻廊を経めぐるように思いを深め、60年の歳月を往還しながら友の内実に触れるべく筆を進めていくのです
  • 黒澤明「一作一生」全三十作品
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    丸ごと1冊黒澤映画! 30本の世界文化遺産!――寡作の巨匠の全生涯と全作品を、黒澤明研究の第一人者が読み解く。決定版鑑賞ガイド。 ●珠玉の黒澤明監督作品 『姿三四郎』『一番美しく』 『続姿三四郎』 『虎の尾を踏む男達』 『わが青春に悔いなし』 『酔いどれ天使』 『静かなる決闘』『野良犬』 『醜聞(スキャンダル)』『羅生門』 『白痴』『生きる』『七人の侍』 『生きものの記録』 『蜘蛛巣城』『どん底』 『隠し砦の三悪人』 『悪い奴ほどよく眠る』 『用心棒』『椿三十郎』 『天国と地獄』『赤ひげ』 『どですかでん』 『デルス・ウザーラ』 『影武者』『乱』『夢』 『八月の狂詩曲(ラプソディ)』 『まあだだよ』
  • カラー図解 脳の教科書 はじめての「脳科学」入門
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 脳の複雑で不思議なしくみを、豊富なカラー図版と共に、わかりやすく徹底的に解説しました。脳の進化や構造、1000億個を超えるといわれる神経細胞の不思議、神経細胞以外にも重要な働きをするグリア細胞、脳はどのように世界を見て、聞いて、認識しているのか? 記憶はどのようにつくられ、どこに蓄えられているのか? など、「脳」の謎や不思議をあますところなく、丁寧に解説しています。 主な内容 第1章 脳の全体像 第2章 脳の細胞 第3章 外の世界を知る 第4章 体の中の世界、体の外の世界にはたらきかける 第5章 記憶・思考・言語など 脳の高次の機能 第6章 脳の発達 第7章 脳の病気 医学生やコメディカル関係者はもちろん、「脳」に興味があるすべての人必読の一冊です。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 忠臣蔵まで 「喧嘩」から見た日本人
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    江戸以前、武士とはどうしようもない暴力的存在(野蛮なかぶき者)だった。本書は時代をさかのぼり、戦国期の武士を貫く行動原理がどのようなものであり、太平の時代になっていかに危険なものとなったかを明らかにする。そして、じつは赤穂事件こそが復讐の論理を忠義の論理に切り替える(すり替える)という、真にアクロバティックな思想的転換であったことを示す。  野口武彦氏にはすでに『忠臣蔵―赤穂事件・史実の肉声』(ちくま新書、現在はちくま学芸文庫)という傑作があります。そこでは事件の発端から終結まで、後世の潤色を取り去り、史料の叢から元禄の人間ドラマをよみがえらせました。  しかし、それだけでいいのか。ここから著者の新たな追跡がはじまります。  「後世の潤色」にはいろいろありますが、その最たるものは武士道というイデオロギーによるものです。忠義のベールに覆い隠された事件の本質はなんであり、それを取り去ったあとに残るものはなにか……。  それは自力救済と復讐の論理であり、武士という存在のどうしようもない暴力性です。ガルシア=マルケスのひそみに倣えば、「忠臣蔵」とは「元禄の予告された殺人の記録」なのです。  本書は時代をさかのぼり、主に戦国期の武士を貫く行動原理がどのようなものであり(野蛮であり、傾奇者であります)、太平の時代になり、権力にとっていかに危険なものとなったかを明らかにします。そして、じつに赤穂事件こそが復讐の論理を忠義の論理に切り替える(すり替える)という、じつにアクロバティックな思想的転換であったことを示します。 げに武士道とは、始末に負えぬものなり 江戸以前、武士はどうしようもなく暴力的で野蛮な存在だった。太平の世を迎え、権力は自力救済と復讐の論理を服従の美学に転換させるべくさまざまな努力を重ねる。それでも間歇的に噴出する異議申し立て。その頂点が赤穂事件だった。忠義のベールを取り去ったあとに残る「日本人の正義」の原形質を明らかにする歴史エッセイ集。
  • 英語教育論争史
    4.0
    中学から高校の6年間で膨大な英単語を覚え、暗号解読のような苦労で英文を訳し、長文の速読練習もこなした。でも、労力の割には使えるようにならない。しかも2020年度からは小学校で外国語が正式教科になった。はたして英語は、どのように教え、学ぶべきか。これは、100年以上前から繰り返された議論である。 小学生の英語教育の是非、必要なのは文法訳読か英会話か、全員が必修の必要があるのか、他の教科にエネルギーを回せばもっと日本人の学力は上がるのではないか、そもそも、外国語は英語だけでいいのか。それは、知的バトルあり、人間臭い感情のぶつかり合いもある、真剣勝負の論争史だった。 漱石の指導で英文学に開眼した藤村作の「英語科廃止論」、戦後の熱狂を生んだラジオ「カムカム英語」への批判、加藤周一の「英語義務教育化反対論」、渡部昇一と平泉渉の大論争、筑紫哲也と中村敬の英語帝国主義論争など、文明開化の時代から、戦時下の「敵性語」時代を経て、グローバル化が進む現代まで、「日本人と英語」の百年余りを振り返り、これからの英語教育・英語学習を展望する。 目次 はじめに―― 一〇〇年越しの「真剣勝負」 第一章 早ければ良いのか? 小学校英語教育論争 1 文明開化と内地雑居 2 高等小学校の発足と論争の本格化 3 誰が、どうやって教えるのか 4 岡倉由三郎の小学校英語教育論 5 文部省が小学校英語教育を縮減 第二章 訳読か? 会話か? 文法訳読vs.話せる英語論争 1 学習英文法はどう根づいたか 2 英文法偏重・擁護論争 3 ナチュラル・メソッド論争 第三章 教養か? 実用か? 中等学校の英語存廃論争 1 「一等国」の英語廃止論 2 ナショナリズムと英語教育 3 「米国語」を追い払え! 4 廃止論の急先鋒・藤村作 5 「帝国日本」の外国語教育 6 戦時体制下の英語教師たち 第四章 英語は全員に必要なのか?「カムカム英語」と英語義務化論争 1 敗戦直後の英語熱 2 米会話ブームと「カムカム英語」への批判 3 「英語義務教育化」反対論 第五章 国際化時代に必要な英語とは? 平泉-渡部「英語教育大論争」 1 国際化と英語コミュニケーション能力 2 「平泉試案」の衝撃 3 「平泉新提案」をめぐる論争 4 「平泉試案」後の英語教育政策 第六章 外国語は「英語だけ」でよいのか? 英語帝国主義論争 1 言語帝国主義への先駆的な批判 2 一九九〇年代の英語帝国主義批判 3 中村敬と二つの英語帝国主義論争 終章 そもそも、なぜ、英語を学ぶのか? 英語教育論争史が問いかけるもの おわりに
  • 合本版 作曲の科学/楽器の科学
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    2019年9月刊行の『作曲の科学』と、2022年4月刊行の『楽器の科学』のお得な合本版。 音楽は「五線譜上のサイエンス」! 作る人も弾く人も聴く人も、科学の視点で音楽を楽しもう! フランスで最も栄誉ある音楽勲章を最年少受章した著者が、基礎の基礎からやさしく手ほどき! 「和音」と「不協和音」はどう違う? 「明るい曲」「暗い曲」は、どうやってできる? ユーミンと童謡に意外な共通点が! すべてのメロディとハーモニーは「計算」から生まれる! 狙いどおりの楽曲を生み出す“足し算”と“かけ算”とは? ピアノ、バイオリン、トランペット、マリンバ……「魅惑の響き」はどう作られるのか? 楽器の個性を生み出す「倍音」とは? 音色を美しくする「共鳴」とは? バイオリンの最重要パーツ「魂柱」とは? 楽器の素晴らしさを引き出すコンサートホールの条件は? そして、プロが考える「最高の楽器」とは? 【作曲の科学/もくじ】 第1楽章 作曲は「足し算」である──音楽の「横軸」を理解する 第2楽章 作曲は「かけ算」である──音楽の「縦軸」を理解する 第3楽章 作曲のための「語彙」を増やす──楽器の個性を知るということ 第4楽章 作曲の極意──書き下ろし3曲で教えるプロのテクニック 【楽器の科学/もくじ】 第1楽章 作曲の「かけ算」を支える楽器たち──楽器には5種類ある 第2楽章 楽器の個性は「倍音」で決まる──楽器が奏でる「音」の科学1 第3楽章 楽器の音色は「共鳴」が美しくする──楽器が奏でる「音」の科学2 第4楽章 「楽器の最高性能」を引き出す空間とは?──コンサートホールの音響科学 第5楽章 演奏の極意──世界的ソリスト10人が教えるプロの楽器論
  • 新しい〈ビジネスデザイン〉の教科書 新規事業の着想から実現まで
    -
    「新規事業を立ち上げろ」――そんな無茶ぶりに対応したい。「何か新ビジネスをはじめたい」という漠然とした想いを形にしたい。できます! 「ビジネスとは何か」からはじめて、事業の着想から提案・実現まで役立つ手法を一気に解説します。本書を読めば、必要な武器――(1)ビジネスの基礎知識、(2)チャンスを見抜く洞察力、(3)優れたコンセプトのつくり方・選び方、(4)事業の仕組みづくりの方法、(5)計画と実践の道筋――が全部そろいます! 【主な内容】 PART I 知識  CHAPTER 1 ビジネスをデザインしよう  CHAPTER 2 創造的思考のトレーニング PART II インサイト  CHAPTER 3 顧客理解  CHAPTER 4 未来の社会を予想しよう  CHAPTER 5 製品やサービスの全体像をつかもう PART III コンセプト  CHAPTER 6 新しい製品・サービスのコンセプトを考えよう  CHAPTER 7 新しい製品・サービスのコンセプトを選択しよう  CHAPTER 8 コンセプトを可視化しよう PART IV 事業化  CHAPTER 9 市場投入の計画を立てよう  CHAPTER 10 新しい製品・サービスの価格を考えよう  CHAPTER 11 ビジネスモデルを描こう  CHAPTER 12 新しいビジネスのコストを見積もろう  CHAPTER 13 ビジネスとしての収益性を評価しよう PART V 行動計画  CHAPTER 14 ビジネスプランを書こう  CHAPTER 15 ビジネスをプレゼンしよう  CHAPTER 16 新しいプロジェクトを立ち上げよう  CHAPTER 17 ワークショップを企画しよう
  • 薬学系の基礎がため 有機化学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高校で化学を履修していなかったり、非常に苦手な学生が読むことを想定した、「基礎の基礎」を身につける入門書。とくに重要な化合物や反応は書きこむうちに身につきます。項目ごとに問題を解いて理解度も確認できます。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 薬学系の基礎がため 化学計算
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 薬学に関わる濃度計算や単位換算の問題を解いて、計算力を身につけることができる一冊。最初に例題を解きながら考え方を学んだあと、類題を解いて慣れることができる形式です。コンパクトな分量ながら計算力が着実にアップします。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 法月綸太郎ミステリー塾 怒濤編 フェアプレイの向こう側
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    日本編、海外編、疾風編に続く「怒濤編」は「フェアプレイの向こう側」。 ミステリー界の至宝が語る輝ける最新評論集。
  • 体操競技のバイオメカニクス
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【元体操のお兄さん「よしお兄さん」こと小林よしひささん推薦!】 レッツ体操!原理と基本を理解して体操力アップ! 本書は次のような方にお薦めします。 ・体操競技選手や、体操部・体操教室所属の学生およびその保護者・指導者 ・体操競技を楽しく観戦したい方 ・体操技の練習方法に関心のある方 本書では「ゆか」「鉄棒」「跳び箱(跳馬)」を中心に扱い、バイオメカニクス(=生体力学)研究の結果を交えながら、技の実施方法・練習方法を理論的に解説しています。例えばゆかでは、正しい「前転」のやり方(技術)から「バク転」「バク宙」まで、鉄棒では「け上がり」「ともえ」「ほん転倒立」「懸垂振動技」まで、跳び箱では「前転とび」までを解説しています。 一般の方が読んでも技の練習はできますが、マットも無しに一人でバク転やバク宙などの練習をするのは絶対にNGです! 経験者の指導・補助を必ず受けてください。 編集担当渾身のパラパラ漫画もお楽しみください。 【目次】 第1章 体操競技の特性および歴史 第2章 バイオメカニクスの基本 それぞれの運動動作に必要な筋肉 筋力以外に体操に必要な体力 体力と技術 身体運動のバイオメカニクスの基本 運動時の脳の活動 第3章 倒立の科学 なぜ倒立は難しいのか 倒立の練習法 倒立の発展形 第4章 ゆかの基本技の科学  前転からバク転・前宙・バク宙まで 前転 後転 側転 ロンダート 首はね起き バク転 前宙 バク宙 第5章 鉄棒の基本技の  前回りからけ上がり・ほん転倒立・懸垂振動技まで 鉄棒の歴史 鉄棒の基本的な練習 前回り下り 逆上がり 空中逆上がり 空中前回り グライダー コウモリ振り下り け上がり ともえ ほん転倒立 懸垂振動技―後ろ振り上がり・大車輪 第6章 跳び箱(跳馬)の基本技の科学  開脚とびから転回とびまで 跳び箱技の基本構成 開脚とび 閉脚とび 台上前転 前転とび 第7章 その他の男子競技種目の基本技の科学  あん馬・つり輪・平行棒 あん馬 つり輪 平行棒 第8章 その他の女子競技種目の基本技の科学  段違い平行棒・平均台 段違い平行棒 平均台 第9章 連続技・高難度技の科学 連続技 高難度技 高難度技の例:ゆか 高難度技の例:鉄棒 第10章 技をきれいに見せるために ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 教養としてのデータサイエンス
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆「数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラム」に完全準拠した公式テキスト!!◆ 【安宅和人氏(慶應義塾大学教授・ヤフーCSO)推薦!!】 「どこからデータサイエンスを?」と悩む人は、まずこの一冊を手に取るべし。 ・大学生はもちろんビジネスパーソンも、いますぐ知っておくべき教養がここにある。 ・「数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラム」のうち「導入」「基礎」「心得」に完全準拠。 ・文理を問わず、すべての大学生に、数理・データサイエンス・AIを習得させることを目的として編纂された。 ・カラーで見やすく、練習問題も充実。 【主な内容】 第1章 [導入] 社会におけるデータ・AI利活用 1.1 社会で起きている変化 (樋口知之) 1.2 社会で活用されているデータ (樋口知之) 1.3 データ・AIの活用領域 (孝忠大輔) 1.4 データ・AI利活用のための技術 (内田誠一) 1.5 データ・AI利活用の現場 (丸山 宏) 1.6 データ・AI利活用の最新動向 (内田誠一) 第2章 [基礎] データリテラシー 2.1 データを読む (川崎能典) 2.2 データを説明する (椎名 洋) 2.3 データを扱う (川崎能典) 第3章 [心得] データ・AI利活用における留意事項 3.1 データ・AIを扱う上での留意事項 (中川裕志) 3.2 データを守る上での留意事項 (佐久間淳)
  • 語源図解 からだと健康の英単語
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ☆彡読めばいつのまにか覚えてる魔法の本☆彡 ★80万部突破のベストセラー「語源図鑑」の医療版!★ からだや医療に関する英語は難しくて長い英単語ばかり。 でも、語源を知れば、一気に「理解しやすい、覚えやすい」世界に変わります。 医学生、看護学生、医師、看護師、医療従事者、関係者へのオタスケ本! 知ってる人はこう覚えてます。知らないと損しますです! 序章 接頭辞編 1章 体の部位編 2章 内臓編 3章 循環器編 4章 泌尿器編 5章 症状編 6章 物質編 7章 手術編 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • なぞとき 深海1万メートル 暗黒の「超深海」で起こっていること
    4.0
    人を寄せつけぬ「暗黒の世界」へ――いま、科学と冒険が交わる! 深海――光の届かない200メートル以深の海――は、古くから人類の知的好奇心を刺激してきた。海底にはどんな地形があるのか? そこではどんな生物がどんなふうに生きているのか? 海の深層で水はどのようにめぐっているのか? 人間の活動による海洋汚染はどこまでひろがっているのか? たくさんの謎がある。 海の調査技術や潜水船の進歩により、深さ6,000メートルを超える「超深海」の様子がおぼろげながら見えてきた。そこは意外にも多様で賑やかな世界だった! 超深海に挑む科学者・探検家のエピソードを交えながら、最新知見を解説する。あなたもきっと潜りたくなる! 【おもな内容】 第1章 海はどこまで深いのか?――深海・超深海への招待 第2章 世界最深点はどこか?――海底探査の歴史 第3章 この目で見たい!――究極の深みへ挑んだ英雄たち 第4章 ヒーロー現る――5大洋の最深点すべてをきわめた男 第5章 海を上下にかき混ぜる――深層大循環のしくみ 第6章 海底温泉とは何か?――熱水活動のしくみと生命の起源 第7章 海溝底では何が起こっているのか?――超深海科学の最前線 第8章 深海に生きる――奇妙な生物たちのスゴ技 第9章 深海で出会う――パートナーとわが家 第10章 深海を守れるか?――汚染・資源・絶滅危惧種
  • 好きになる精神医学 第2版
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人工知能の脳太郎と、精神科医のDr.ナビが、精神医学の世界をご案内。 精神医学の入門書として最適の一冊。 わかりやすい解説とイラストですらすらと読めます。 「精神科」ってどんなとこだろう? 治療ってどういうふうに行われるのかな? 精神科でもらう薬って、どんな作用があるんだろう? 精神科はなんだからわからない、なんとなく怖いと思っている人、 関係ないと思っている人、 本書を読めば、精神医学の概略をやさしく学ぶことができます。 【目次】 プロローグ ある日の精神科 1 脳のしくみとこころ 2 こころの病気とその症状 3 心理療法(精神療法) 4 こころの病気の薬 5 眠りを考える 6 脳の状態を調べる方法  エピローグ 精神医療に携わる人たち ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 現代民主主義 思想と歴史
    3.5
    日本では民主主義(デモクラシー)の使徒とみなされるルソーが、欧米では全体主義の思想家とみなされるのはなぜか。なぜ、民主主義はナポレオンやヒトラーのような独裁を生み出してしまうのか。民主主義は何に敗北してきたのか。そもそも民主主義とはいったい何なのか――。  本書は、民主主義、そして民主主義の双子ともいうべきナショナリズムをめぐる思想がどのように生まれ、変容してきたのか、原点であるフランス革命の基盤となったルソー、シィエスの思想にさかのぼり、トクヴィルやJ・S・ミルによる自由主義者からの民主主義への反論、世界大戦期ドイツのヴェーバーとカール・シュミットの思想、さらに全体主義批判を踏まえた冷戦期のアレント、ハーバーマスを経て冷戦終結後の現在に至るまで、思想家たちが生きた時代的背景とともに、一気呵成に描き出す。  民主主義とはなにか、この根源的な問いの答えは、幾多の血を流しながら民主主義が歩んできた歴史のうちにこそ見いだされる。著者渾身の民主主義思想史!! 【本書の内容】 はじめに 序章 民主主義のパラドクス 第1章 近代民主主義とナショナリズムの誕生  第1節 フランス革命とルソー、シィエスの思想  第2節 ドイツ・ナショナリズムとフィヒテの思想 第2章 自由主義者の民主主義批判とナショナリズムの発展  第1節 民主主義革命とトクヴィル、ミルの思想  第2節 ナショナリズムの統一運動と民族自決権の思想 第3章 民主主義観の転換とナショナリズムの暴走  第1節 第二帝政期ドイツとヴェーバーの思想  第2節 ワイマール期ドイツとカール・シュミットの思想  第3節 民族自決権の適用とその帰結 第4章 民主主義の再検討とナショナリズムの封じ込め  第1節 全体主義批判と民主主義論の再構築  第2節 民族自決権の受容と回帰 結び 冷戦終結後の民主主義とナショナリズム あとがき
  • イスラエルの起源 ロシア・ユダヤ人が作った国
    3.5
    「イスラエル」は、どんな国でしょうか? 中東でよく戦争をしている、小国だが強大な軍事力をもっている、と思う人もいるでしょう。一方、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画『シンドラーのリスト』(1993年)を思い出しながら、長らく迫害されてきたユダヤ人がナチスによるホロコーストの末、ついに作り上げた国と考える人もいるかもしれません。 迫害されてきたかわいそうなユダヤ人が念願かなって作った国、しかしアラブ人(パレスチナ人)を迫害している攻撃的な国――このような対極的なイメージは、いかにして生まれてきたのか。本書は、この謎に迫ります。 ホロコーストがイスラエル建国の大きな後押しになったことは間違いないとしても、そのことはイスラエルの軍事的な志向性を説明しません。さらに歴史を遡ると、19世紀後半からユダヤ人が変化していったこと、それが「国家」による自衛を求める動きにつながっていったことが明らかになります。そこで重要な役割を演じたのが、ロシア人でした。 その具体的な動きを追っていくために、本書はまずロシアのリベラリストに注目します。民族の自由を訴え、それゆえユダヤ人の同化にも反対したマクシム・ヴィナヴェル(1863-1926年)の活動を追っていくとき、パレスチナにユダヤ人国家を作ることを目指すシオニズムに共鳴したユダヤ人の中にも同じ主張をもつ者がいたことが分かります。その典型は、ダニエル・パスマニク(1869-1930年)に見られるものです。 ところが、1880年代にロシアで「ポグロム」と呼ばれるユダヤ人への迫害が始まると、ユダヤ人的側面とロシア人的側面を共存させていたロシアのユダヤ人たちは、徐々にユダヤ的側面に特化していきます。そのときユダヤ人たちがもったのが、ロシアの近代化に寄与してきたユダヤ人は「西洋的」だが、ロシアはそれに対立する「東洋的」な性格を持ち続けている、という認識でした。「東洋的」なロシアによって「西洋的」なユダヤ人が苦境に陥ったとき、「西洋的」な国家はユダヤ人を助けない──その経験は、やがてイスラエルが建国され、アラブ人の暴動が起きたとき、同じ構図をユダヤ人の中に想起させるのです。 『ロシア・シオニズムの想像力』で高い評価を受けた気鋭の研究者が巨大な問いに挑む渾身の論考。現代世界を読み解く手がかりが、ここにあります。 [本書の内容] 序 章 二種類のユダヤ人 第一章 内なる国際関係 第二章 ユダヤ人とロシア帝国 第三章 「ロシア・ユダヤ人」の興亡 第四章 ファシズムを支持したユダヤ人 第五章 民族間関係の記憶 第六章 相補関係のユダヤ化 終 章 多面的な個が民族にまとまるとき
  • 好きになる免疫学 ワークブック
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 好きになるシリーズ初のワークブック登場! 重要事項を楽しくマスター! まずはこの1冊で、免疫学の基礎はばっちりです。 【特徴】 □ インパクトのある大きなイラストと的確な解説 □ オリジナル確認問題で重要事項を総整理 □ さまざまな医療職の国家試験問題を丁寧に解説 □ 楽しい記憶術も満載! □ 大好評のベストセラー『好きになる免疫学 第2版』と連携   マクロファージ、B細胞、T細胞……。 免疫の世界で大活躍のキャラクターたちが、 読者の皆さんのお勉強をお手伝いします。 免疫学がもっと好きになる! 【目次】 第1話 免疫を担当する細胞たち 第2話 免疫応答の全体像 第3話 自然免疫応答 第4話 体液性免疫 第5話 細胞性免疫 第6話 自然免疫応答と適応免疫応答との相互関係 第7話 I型過敏反応 第8話 II型とIII型過敏反応 第9話 IV型過敏反応 第10話 免疫学的寛容 第11話 関節リウマチ 第12話 臨床免疫学の地図 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 使徒的人間──カール・バルト
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    聖書のもつダイナミズムを解き放ち、人間の救済を志向する。 理性への信頼に基づく近代主義、あるいは人間中心主義を根底とした自由主義神学の内部から、それを打ち破るかのように登場したカール・バルト。神学を人間学へと解消する潮流に抗し、キリストと行動をともにした使徒によるドキュメントとして聖書をとらえ、神の言葉と啓示がもつ直接性の復活を果たす。使徒という存在に近代の超克を読みとり、来るべき人間として思想と文学の起点にすえる、画期的な長篇評論。 佐藤優 使徒は、人間を救済するという自覚を持つ人間だ。この救済は、個別具体的である。救済の一般理論は存在しない。(略)神の存在が生成において人間に理解されることに対応し、富岡氏の思想的営為も常に生成過程にある。イエス・キリストという名に徹底的に固執することによって、日本人の歴史物語、特に天皇と救済の関係について、いつか適切な言葉が見つかることを信じながら、富岡氏は評論活動を展開しているのだと私は見ている。――<「解説」より> ※本書は、講談社刊『使徒的人間――カール・バルト』(1999年5月)を底本として使用しました。
  • なぞとき 宇宙と元素の歴史
    4.0
    「私たちは星の子」――私たちの体や身のまわりのもの、そして金などの貴金属まで、さまざまな元素が誕生した宇宙ドラマを生き生きと語りおこす力作! ――村山斉氏(カリフォルニア大学バークレー校 教授)、絶賛! 万物を構成する元素は、宇宙がはじまったその瞬間には存在しなかった。宇宙の歴史の中でさまざまな元素が生まれ、物質が形づくられてきたことがわかっている。では、元素はいつ・どこで・どのようにしてつくられたのか? ヒントは夜空に輝く星(や、人の目には見えない天体)たちが握っている。 近年、星たちの〈メッセージ〉を見聞きする目と耳が急速に進化してきた。さまざまな波長の光をとらえ、重力波を検出することができるようになった(マルチメッセンジャー天文学が幕を開けた)。そして、星たちのメッセージを解釈する理論的研究も進んでいる。理論と観測が結びつき、驚くべき事実が明らかになる! 「私たちはみんな超新星爆発を経験した元素たちからできている、私たちの体内を流れる血液には白色矮星の爆発を経験した鉄がふくまれている、携帯電話の中にあるレアアースや指輪のプラチナは中性子星のかけらでできている――それぞれの生い立ちを想像するだけで、何もかもとても愛しいものに思えてくるのです」 (本書「おわりに」より) 【おもな内容】 第1章 宇宙も人間も同じ元素でできている 第2章 水素とヘリウムができるまで――138億年前のビッグバン 第3章 炭素と酸素ができるまで――星の中の核融合 第4章 鉄の仲間たちができるまで――超新星爆発がつくる元素 第5章 レアアース、金、プラチナができるまで――新しい主役! 中性子星合体 第6章 私たちの住む地球ができるまで――宇宙の化学進化から生命の星へ 第7章 中性子星合体が見つかるまで――星たちが奏でる重力波のメロディ 第8章 宇宙と元素の物語のこれから

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