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ネタバレ 購入済み
音声やば
この一巻だけでもいろんなバージョンがあってて悩んだ末、ミニボイスドラマの方が気になってこっちにした。約9分で、描き下ろしのシナリオから起こした音声。
濃いいい!読むのよりゆっくりでエロいいい!剣崎さんは無表情だけど声だと情熱的で頭から沸騰させられた、うわぁあぁ。大満足です。 -
Posted by ブクログ
縁あって沖縄に滞在することが多くなり、彼の地のことをもっと知ろうと思うようになった。年1冊は沖縄関連の本を読むことにしている。
関東近郊生まれ育ち、沖縄には小学校に上がる前と高校の修学旅行で行ったことがあるが、特段興味を持っていたことはなかったためその歴史や文化、政治的な問題についても非常に浅い表面的な知識しか持っていない。本土復帰という出来事もいつのことなのか、東京オリンピックの時くらい?程度の認識だった。(東京オリンピックは1964年、沖縄の本土復帰は1972年)
この本で焦点を当てられているのは、戦後、アメリカ軍に占領され長らく本土とはほとんど別の国と言っていいような立場にあった沖縄 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私は沖縄に行ったことがない。近くて遠い沖縄。日本だけど、日本ぽくない場所、沖縄。 この小説を読んで、沖縄に行ってみたいと思った。 沖縄から見る、日本やアメリカはかなり本州から見るのとは違うのかもしれない。
この小説は第二次世界大戦直後に米軍沖縄基地に派遣された若きアメリカ軍医と沖縄の地元民の交流のお話。アメリカ兵の目を通しての日本人、いや沖縄人の明るさ、哀しみや苦しみ、強さなどが繊細に描かれている。
原田マハさんの小説を読むと、最後のページを閉じた瞬間に自分の気持ちもそこで止まるのではなく、むしろそこから様々ま想いや考えが湧き出てくる。今回も、自分のアイデンディティ、戦争、さらにはこの小 -
Posted by ブクログ
ネタバレ上巻で、自分では、この事件については、なんとなくわかった感じのまま、下巻では、あとは細部が明かされていきました。大きなどんでん返しみたいなのはなかったけれども、(予想通り的な、私にはそう感じられた)どうして、そうなったのか、心情だとか、深く語られていて、読み進めるのが面白かったです。弁護人2人のことも、それぞれ、深く描かれてました。オーディブルで読める薬丸岳さんを22冊くらい?全部読みました。重く、苦しく、きつい感情などで、読むのがキツかったり、悪夢見たりしたけど、読むのがやめられず、本当に楽しませていただきました。薬丸岳さん、ありがとう❣️
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Posted by ブクログ
タイトルに惹かれた、そして、著者は脳神経外科の医師、ならば読んでみようと買ってみた。
もっとも印象深いのが、「もう年だよ」という口癖が、頭を悪くする週間であるということ。
これは、本当にそう思う。加齢と共に衰えはあるから、10代の頃のような勢いは体にはない。
けど、その分、経験値を積んで、コントロールはうまくなっているはずなんだ。
何でもかんでも年齢のせいにせず、果敢に新しいことに取り組んでいく。
それはとても大切なこと。
そのほかにも、食習慣や運動習慣などなど、納得のいく観点から書かれていて、とても読後感がよい本だった。
とくに、脳神経外科のお医者さんが書いてるだけあって、脳神経学の観点