すべての高評価レビュー
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購入済み
この作者さんはお勧め
もう書籍化された作品も、ヒット作の原作も多いので、言わずもがなですが、この作家さんの作品はハズレがありません。
伏線の作り方や、キャラ設定がうまく、次はどうくるか?と楽しみになります。
今回も悪役はザマァされておしまいではなく、思いがけない人物の手助け?があり、再生??が暗示されてますし、別の悪役も行方不明で、ひょっとして再登場?と期待?させてくれます。
そして問題解決の中で新たな謎がいくつもでてきて、といつも続編に導かれます。
それもあって他の作品も気がつけば巻数が増えているんですよね。
ゆっくり続編を楽しみます♪
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Posted by ブクログ
安田松生(やすだ まつお)28歳、小説家(いちおう)。新人賞をとって、1年後に単行本を上梓したものの、ある出来事がきっかけで小説を書くことが怖くなってしまった。今の仕事は、叔母の美智留(みちる)から引き継いだ『喫茶シトロン』の雇われ店長。
美智留がとりわけ心を砕いて安田に託したのは、月に一回例会が開かれる、「坂の途中で本を読む会」という、老人ばかりの読書会だった。
読書会の老人たちは、とても個性的。歳をとると「濃く」なるらしい。
安田は心の中で愛称をつけた(増田夫妻は例外)
・『会長』大槻克巳(おおつき かつみ)88歳。元人気アナウンサーだったので、常に自分に注目を集めたい。誰かがその場の空 -
Posted by ブクログ
なにもかも知らないことは強い。なにもかもを知っているより、ずっとずっと強い。
夢があれば、いつだって、どんな状況だって、抜け出せるから。
もしかしたら人は、愛を受け取ってから、誰かを愛し始めるのかもしれない。
才能にはね、果てがあるのよ。その果てに辿りついたときからが、勝負なの。
私はいままで、何にしがみついていたんだろう。なんて狭く暗い世界で生きていたんだろう。
闇の中にこそ本物の、救いの光がある。
希望と絶望はセットです。
いちばんは、自分自身から愛されたかった。
物語を読む意味はふたつ。希望の物語を読み、陽だまりの中にいるように、心があたたかくなること。そして、絶望の物語を読み、その渦中 -
購入済み
時間停止ものかとおもったら……
ありがちな時間停止ものかと思わせて、女を抱く度に妖王の能力が覚醒していき、様々な能力を使えるようになる能力もの。他の妖王候補とのバトルもあったり、成り上がり要素もあって以外に飽きずに読める。
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ネタバレ 購入済み
変な地図は変な栗原である
雨穴さん目当てで追っかけていた小説ですが、栗原さんとの絡みも楽しみにしていました。
栗原さんといえば人間味を感じない部分もありましたが、
青年栗原の過去を読み進める中で、笑えたり泣けたりするシーンでの人間らしさを感じました。
そういった意味で良いい意味で変な栗原です。 -
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