すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
認知心理学初学者の方に特にオススメしたい一冊。
紹介される認知バイアスは体系的ではなく、他と比べ数が多いわけでもないが、だからこそ「人が特にかかりやすいバイアス」についてピンポイントに深い理解ができ、また具体的なエピソードも豊富に掲載されているため記憶に定着しやすい。
特に本書の特徴として、単にバイアスを紹介するだけでなく、そのバイアスとどう向き合うべきかについての示唆に富んでいることが、本書の最大の魅力と言える。
8つの章それぞれが独立しているため、どの章から読んでも問題ないので、気になった章だけでも読んでみると世界の見え方を変える手助けになるかもしれない。 -
Posted by ブクログ
いじっぱりなふたごが、気に入らない新しい学校でひと嵐起こしていく。
はんこうし、いたずらしながらも、ひきょうなことはしない2人がかっこいい。ふたごと周りの子たちが、おたがいをだんだん受け入れ、助け合って行く姿もすてきだった。
主人公もクラスメートも、ものすごい才能をもつ子でもかわいそうな境遇の子でもない。どこにでもいるような等身大の子どもでも、物語の主人公になれる。そして、自分たちの学校生活のドタバタも、物語を飾る1ページになるんだって、感じることができると思う。
「あのふたりは、それほどひどくないわよ。ただちょっとだけぎゃふんとなれば、みんなとなかよくやっていけるのよ。きっかけがありさ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「綿毛」が読みたくて。外伝は読んだことあったのですが、改めて文庫版を買って読みました。ソヨンのことを知れてよかった。本編に書いてある生い立ちの情報だけでは、「なんて不幸な人なんだろう」という感想で終わってしまっていました。せっかく一族を離れてまで共に生きたいと思えた人と一緒になれたのに、先立たれてひとりエリンを育てる人生はつらかっただろうなと。その答えが書かれていて、たくましさに胸が熱くなりました。
「秘め事」がやっぱりこの本の肝なのかなあと思います。ユアンのことがずっとよくわからなくて、頭に残っていたのですが、読み返すと「物言わぬ王獣のよう」な彼の姿がつかみ取れる気がします。何一つ不自由な