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Posted by ブクログ
「知ったところで何もできない」なんていうことは決してなくて、たとえば私がここでこの本について書くこともほんのわずかな力になるはずで、でも、何も知らなければ本当に何もできない。無関心であることや中立的であることの残虐性を自覚するためには、まず知ること、始まりはそれしかないんだと思う。知的好奇心を手放しちゃいけない。共感することを諦めちゃいけない。読めてよかった。
【読んだ目的・理由】ガザについてちゃんと知りたいと思ったから
【入手経路】買った
【詳細評価】☆4.6
【一番好きな表現】人間が人間であることの証、それは、他者に共感する力のことだ。(本文から引用)
Posted by ブクログ
主にパレスチナ人側から見たガザ問題の解説書です。
パレスチナ問題についてより深く知りたいと思い、良い本はないか探していたところ、この本に出会いました。
この本のテーマは、イスラエル国家がガザ地区に対して行っていることは、ジェノサイドである、ということです。
普段はなかなか耳にすることができない衝撃的な内容が書かれています。普段のニュースでは主にアメリカやイスラエル側からの視点でしか情報が入ってこないことがいかに多いかということに気づかされました。
視点を変えてみるというのは非常に大事で、今まで見えてこなかったものが見えてくるようになります。
ガザ地区の問題を学ぶという意味でも、自分の中の考え方や視点を育むという意味でも、非常に学びが多い本となりました。
Posted by ブクログ
テレビでは報道を見かけないが(あってもどっちもどっちと結論づけるような内容)、ラジオやポッドキャストでは定期的にガザについて取り上げている番組があり、そこで紹介されていて読みました
いくら何でもイスラエル政府側のやってることが酷すぎるのにあまりに強大すぎて呆然とする 知っているのに止められていないことが嫌すぎる 微力でもできることをやっていくしか…
理不尽な現状の中、イスラエル政府=ユダヤ人の総意というわけではけしてなく、ユダヤ人の中にも虐殺に反対している人が居ることが言及されているのはよかった 書いてて思ったけど日本政府=日本人の総意っていうわけでもないしそれもそうだよね…
Posted by ブクログ
なぜパレスチナを勝手に分割するの?
なぜ分割した国土にイスラエルを建国することを、パレスチナの人びとの声を無視して勝手に認めるの?
なぜイスラエルを支持するの?
なぜなんの罪もないパレスチナの人びとを一方的に○し続けるの?
なぜこんな不正義がひとつも裁かれないの?
不正義の塊、、怒りしか沸かない…
にしてもほんとヨーロッパが嫌いだ。結局いまに続く世界の負はすべてヨーロッパのせいなんだよな。自分たちがしたことの責任は自分たちで負え。そして植民地的思考を即刻改めよ。まあヨーロッパ同士でいつかまた戦争するだろうな。
パレスチナで生きる人びとに、人間らしく生きる権利を。
Posted by ブクログ
パレスチナとイスラエルの歴史、ガザの現状についてよく理解できた。と同時に、これまでほとんど何も知らなかったこと、知ろうともしなかったことを恥ずかしく思った。
私自身もメディアの報道に影響されて、「停戦」状態だから今は大丈夫なのだろうと勝手に思ってしまっていたし、ハマスについても危険なテロ組織だと勘違いしていた。(メディアはあくまで完全な嘘をついているわけではないからタチが悪いと思う。)
随分遅くなってしまったが、それでも今知ることができて良かったと思った。
漠然と「遠くの地域、遠くの国の人々」という認識で終わらせないためにも、ガザについて、そこに生きる人々についてもっと知りたいと思った。次はガザの文学作品も読んでみたい。
Posted by ブクログ
衝撃的な本。
今ガザで起きている事、そして1948年のイスラエル建国以来パレスチナの地で起きてたことがよく理解できる一冊である。読んでいる途中から自分のあまりの無知さに怒りを覚えた。
一人でも多くの人にこの本を読んでもらいたい。本屋さんはぜひ本書を目立つ場所に平積みで置いて、多くの人の目に触れる様にしてほしいと強く思う。
そもそもは岡真里さんの「ガザに地下鉄が走る日」を読み始めたのだか理解が進まず、本書を読むことにしたのだが本当に良かった。どうしても日本にいるとイスラエル側からの視点に立った報道が多くなるので、イスラエルのしている事は酷いことだが、パレスチナ側も人質を取ったり酷いことをしている。結局どっちもどっちみたいな無難な態度を取りがちになるが、それは結局はイスラエルのジェノサイドに加担している事になる。本書を読むとそのあたりの事情経緯がよく分かる。
いまイスラエルは、イランを攻撃しレバノンに侵攻してその国境線を変更しようとしている。そしてガザでは停戦戦後も、空爆とはしてないかもしれないが、その「世界最大の野外監獄」「檻のない監獄」状態を改めようともしてない。そこではいま現在も想像を絶するジェノサイドが進行中である。
今こそイスラエルは国際社会から強い非難を送られるべきである。
なぜ世界は沈黙しているのか?(私の理解している限りアメリカはイランに関しては世界から責めらているが、肝心のイスラエルははあまり責められてない様に感じる)
そこの部分になるとまだまだ理解が及ばない自分がいるが、これは政治的立場を超えて解決するべき問題であると思う。せめて国連や人道・人権団体の救援の手が及ぶ様にできないものだろうか。
今年はイスラエル、ガザ中東関係の書籍を意識して読んでいきたい。
Posted by ブクログ
あまりにも辛く、衝撃的。
何も知らず生きてきた自分を恥じた。
それと同時に、なぜこの現状を報道しないのか、「無知」「無関心」がいかに愚かかと身につまされた。
述べられている内容がパレスチナ側に偏っているという意見も確かにあると思う。
しかし、いかなる理由があろうと、何万人もの人間を殺戮し、長きに渡って生活基盤をめちゃくちゃにし、結果的に生きる道を断たれる人々で溢れているというのは許されることではない。
「中立の立場」でいたいのは我々誰しもそうだと思うが、中立こそがイスラエルが望む状況だと著者も述べている。それは俯瞰することでパレスチナの現状を「やむを得ない」と突き放すことだからだ。
恥ずかしながら、初めて知ることも多く、わからないこともたくさん生まれた。
これをきっかけに知ること、勉強すること、何が正しくて何が捻じ曲げられているのか考えること、自分の意見を持つこと、私にできることはそれくらいしかない。それでも、できる限りのことをしたい。
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