すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレこういう本は結構タイトル詐欺のことも多いのであまり期待せず読んでみたのですが
意外や意外すごく分かりやすく、論理的で系統立てて自己理解を深めることが出来る良書でした。
好きなこと×得意なことから「やりたいこと」を探すというより選んでいくような感覚で一度じっくり考えてみたいなと思いました。
好きなことを考える際に自分の価値観をベースにすること、色々なパターンのやりたいことを割り出してその中で世の中の役に立って対価が得られるものを選ぶこと、それが本当に世の中にマッチするものであれば必ず成功できること。
こういったことをちゃんと腑に落としながら読み進められるので良いです。
特に20代の会社で働き出した頃の自分に是非とも読ませたい本だと思いました。
やはりネームバリューとかで会社を選びがちな時代で働き始めてもこれじゃない感が強かったので。
若い人は回り道をしないためにもこの本で自己理解を深めることをオススメします。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書は、「中国共産党が最も恐れる男」とも呼ばれた元駐中国大使・垂秀夫氏による、「戦略的思考」を主眼とした一冊。
そもそもデザインがかっこいい。
大まかな内容としては、日本の歴史を振り返りながら、近代以降にも吉田茂や安倍晋三など戦略的思考を持った政治家は存在した一方で、日本社会の構造上、戦略家が育ちにくい、あるいは育てにくいという問題を指摘している。
中でも印象的だったのは、戦略家を評価するにあたって、単純な道徳的善悪とは切り分け(西洋のリアリズム同様)、国家戦略として何を実現し、国益にどのように寄与したのかという観点から見ている点だった。毛沢東についても、その思想や行動の善悪とは別に、戦略家として取り上げている点が興味深かった。
また、「戦略」というテーマを扱いながらも、単なる歴史上の戦略論にとどまらず、現在の国際情勢や日本の国際的な立ち位置を踏まえた内容になっている。そのため、現代の日本にとって「戦略的に考える」とは何なのかを考えながら読むことができ、最後まで引き込まれた。
また近いうちに読み直すと思います。 -
ネタバレ 購入済み
副題「ベッド買いに行こうぜ!」
本編後の2人。も〜可愛い〜!!!
イチャイチャ(危ない笑)ドライブゲートして、イケ◯でお買い物して、ベッドを組み立てるって、同棲カップルじゃん! -
Posted by ブクログ
ネタバレ含みます。
リョウがボトルネックだったのか、、、
決して悪いことをしていないのに、サキのように振る舞っていれば、すべてがうまくいっていたかもしれないと思わせる描写がとても残酷だった。
サキが言うように、リョウは全然悪くない。
でも、サキだったら……と思ってしまう自分もいる。
悪いことをしたわけでも、何か決定的な間違いを犯したわけでもない。ただ、自分とは違う人間だったら、もっとよい結果になっていたかもしれない。
そう考えると、あまりにも理不尽で、やりきれない。
うまく言葉に出来ないのが悔しいですが、人と関わることの怖さや難しさ、言葉だけでは片付けられない何かをこの本で感じました。
何より怖いのは、その可能性を知ってしまうと、自分を責める理由がなくても、「でも、あの人だったら」と考えてしまうことなのかもしれない。
リョウは悪くない。それでも、サキだったら。
この矛盾を抱えたまま、簡単には答えを出せないところに、この作品の恐ろしさと深さがあるように思えます。 -
Posted by ブクログ
犯した罪に対して罰はどうあるのか。罰って誰の為だ、どんな罰ならあってもいいのか。ふみちゃんが本当にいい子であると理解して僕の気持ちを応援したくなる前半、起こった事件に対しての復讐、与えるべき罪について考えさせられる中盤、僕が本当に思っていたことに衝撃を受けながら、その意味を噛み締める終盤。
読みながら自分も本当に色々なことを考えた。犯罪に対して罰せられる意味はなんだ、自分の大切な人が酷い仕打ちを受けた時に犯人に対して何を望むのか。何気なく考え思っていたことが、そうでもないということにいろいろと気がつく。犯人に復讐したいという気持ちは誰の為?もし身内が殺されでもしたら、犯人には死んで欲しいのか。そんな状況に置かれたことはないから、ここまで心を揺り動かされることはなかっただろう。僕の、間違った行動を、自分は間違っていると指摘できるのか。
読み終わって改めて、罪と罰、という言葉が頭の中を駆け巡る。読んでよかった一冊。時間をおいてまた読んでみる勇気が出ればまた読み返したい。 -
Posted by ブクログ
肉体重労働勤務でギックリ腰をやり、それからずっと運動習慣がある40代のわたし。
この著者と共感する部分の多いこと!
私がまず始めた運動も水泳だった。好きだから。
運動は肉体だけでなく、メンタルによい効果をもたらすという言葉。
ホントにソレ!!
よく周りにそんなに筋トレして何になりたいの?って聞かれるけど、違うんだよなぁ。筋トレ(運動)すると肉体はもちろんメンタルも軽くなるのよ。私はメンタルの恩恵こそ強く感じる。この感覚を知るともう運動は止めれなくなる。もっと高みに行きたくなる。この本を読んで更にモチベーションが高まった!
ただ、1点。読書時はブックカバーをして読むのだが、サイズが??
幅は四六判と同じだが高さが17センチくらい?韓国の標準的なサイズなのか?
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Posted by ブクログ
逃げるということは1番だめです。どんなことがあってもクマに背を向けるということが一番よくないです」
最近は旅行に行ってもクマが心配になるようになりました。北海道の阿寒湖や稚内に行くと街中に鹿がいっぱいいて驚いたものですが、クマが山でなく街中にいるのはとんでもないですね。
「クマにあったらどうするか」副題はアイヌ民族最後の狩人姉崎等。この本は2000年にアイヌ最後のクマ猟師姉崎等さんに映像作家の片山龍峯がインタビューし、記録したもの。1990年代にクマ猟が禁止されたのでもうプロの猟師はいないそうで、ましてやアイヌの猟師は誰もいない。こうなると貴重な話です。
内容は姉崎さんの生い立ちに始まり、クマは何を考えているのか、どんな生態なのか、そしてどうやって猟するか、次にはクマにあったらどうするか、といった話に進みます。
我々と違うアイヌの考え方も面白いのですが、そもそも山やクマのことを知らない私なので山をどう見ているのか、クマはアイヌにとっては神と同じ単語である意味、姉崎さんにとってはクマが師匠だという意味がすごくよくわかる。
クマについては白神山地のマタギの本も読んだが、それぞれ似ているようで違う。自分の知らない世界に関するこういうプロの話って面白いですよね。
冒頭の、クマに会ったら逃げるな!というのが一番にやるべきことだそうです。相手から目を逸らしてはいけない。例えば腰抜かして座り込んだ人と走って逃げる人がいると、クマは走る人を追いかけるそうです。そうした理由はもちろん、こういうケースはどうか、ああならどうかといった細かいことを片山氏が繰り返し聞き出す。そうか、そうか、だからなのか、とクマの考えが見えてきて、そのストーリーに納得させられます。面白いですねえ。
クマが馬乗りになってきて噛みつこうとしている絶体絶命のときに、助かる可能性のある行動とは。口の中に手を肩くらいまで突っ込んで舌を掴んでこねくり回すことだそうです。口の奥まで手を突っ込まれ舌を掴まれると、クマは口を閉じれず慌てて振り解いて逃げるそうで、そうやって助かった人もいたそうです。きゃーきゃー言って諦めて死ぬか、最後にこれをやって助かるか、運命の時ですねえ。わたし、たぶんギャアギャア言いながら手を突っ込むんでしょうね。頑張りましょう。 -
Posted by ブクログ
前巻で子供が遂に生まれたという程度だったので、今巻にて早くも思春期くらいまで育っている、というかグロワスが中年に変じていた点は結構衝撃
もっと言えばこの巻でグロワスが亡くなってしまう点も。予想していなかっただけにかなり驚かされたな。しかし、後書きにて「グロワスが何を遺せたか」が焦点であると知れた事で本シリーズにおける諸々にスッキリでき、そして満足感を覚えられる結びの巻として迎えられたような気がするよ
冒頭で描かれるのはグロワスを永きに亘って支えたフロイスブル侯爵マルセルの死。思うように人を動かせない立場だった初期のグロワスが最も頼りにしたのがマルセルであり、最も困難な役目を何度も投げたのもマルセルだった
彼の存在無くしてグロワスの治世は無かったと言える。時が流れれば寵臣が変わっていくものだろうけど、マルセル程替えの効かない人物はない。彼の死がグロワスにとって終わりの始まりであると充分に納得できる
そうした出来事から始まるのもあって、この巻で描かれるのは終わりと始まりなのだろうと改めて思える
グロワスの子供達が成長していく様はどこまでも続く未来を感じさせる。しかしグロワスの死にとよって閉じられる物語は終焉を感じさせる
だからか「グロワスが何を遺せたか」を最も象徴する存在である子供達がどのように育てられているかに目が惹きつけられる
子供達、特にメアリ・アンヌ、ロベル、グロワス王太子。それぞれがグロワスから譲り受けた要素が見られつつ、同時に母から譲り受けた要素も見える。それで居ながら誰もグロワスに似ていないとも感じさせる
そこにはグロワスが父親として子の育ちにある程度関わった部分と、グロワスには異世界のルーツがあるが子供達には無い点が密接に絡みついていると思えた
グロワスと子供の関係性が最も象徴的に描かれているように思えたのは“王の授業”のシーンかな
グロワスは異世界の、サンテネリより洗練され先進的な知識を多数保持していたが、重臣や貴族相手には役に立たなかったから統治においてはあまり使用しなかった
しかし、グロワスの次代辺りから世が大きく揺れ動く兆しは見えつつあるからこそ、対面する事になる子供達には先進的な知識を与える必要が生じる
だからってジュールの『悪について』を読ませるのはエキセントリックが過ぎるよ!あれ、王侯貴族が読んでいると知られただけでも卒倒しそうな代物なのに、王が王太子に教えるなんて理解の範疇を超えている。けど、これをしているのが異世界の先進的な知識を有するグロワスであるならば少しの納得は出来る
グロワス自身はそうした思想を有しつつも己の統治には適用できなかった。未来に生きる子供達はそうした思想を適用しなかったとしても同じように有している必要がある
これはグロワスによる未来への道であり、同時に自分が今後を歩めない諦観による終焉だ
未来を生きる者を育てる点でもう一人言及したくなるのはジュールか
グロワスと初対面を果たした頃のジュールは高い知能と理想を有しながらも王に噛み付いてしまう無鉄砲な若者だった。二度目に遭う頃にはグロワスへの認識を改め世への認識を研ぎ澄ましつつ、いつ命を落としてもおかしくない危うい青年だった
そして三度目の邂逅を叶えた彼はグロワスを手本とし理想を叶える為に世を滑らかに渡り歩く革命家の卵となっていた。まさか自分を曲げられない堅物といった風体のジュールが硬軟織り交ぜる社交家になっているなんてね。しかもそれがグロワスに倣った遣り方であるというのは感慨深く思えますよ
ならば、今のジュールはグロワスに比肩する人物に成りえたか?との点が描かれたのが32話の対話であり、グロワスとジュール最後の邂逅か…
二人の会話は冒頭部分を除けば直截な言及は殆どしていない。しかし、互いの主張を判り合った諒解の上に議論を行っている。グロワスにはジュールが描く絵が見える、しかしジュールにはグロワスの絵の全容が見えない。それが両者の差となって初めて現れる
“よりよいサンテネリ”を目指す為にどの程度の不正、どの程度の悪を許容するか?ジュールは自身の出世や死を許容し王権の失落を望んだ。対してグロワスが許容していたのは更に大きなもの、しかし将来的には“よりよいサンテネリ”へ確度高く辿り着くもの
これは別にグロワスの方が知見高く物事を見ているという話ではなく、ジュールが平等の為に自国の王権という象徴性の打倒を目指したのに対し、グロワスはサンテネリという国家性を志した為に“よりよいサンテネリ”が立脚すべき場所が異なっていたと言う話であり、グロワスに倣い少しの悪を許容するように成っていたジュールにより不正を許容させると言う話。将来のサンテネリを背負うだろうジュールに国を治めるとは何かを説いたとも言えるのかも知れない
子育ては描かれた、ジュールへの薫陶も描かれた。であるならばグロワスについて描くべき事項はもう多くはなかったのかも知れない
だからって王太子達が成人にもなっていない段階でグロワスが倒れるなんて想像もしていなかったけどさ…。いや、本当はちゃんと判っているべきだったのかも知れない。グロワスがどれだけの無理を重ねているかを。しかし、妻達も重臣達もグロワスがあまりに偉大な王であるだけに彼の不豫を予見できなかった
それだけに突然“物”へとグロワスが変じてしまった事で周囲は静かに騒乱を始めるわけだ。その様はグロワスが築こうとした諸々が崩れ始める序幕のように感じられ何とも言えない気分になってしまったな…
だってグロワスの路線をそのままに引き継げそうな人材が誰も居ない。彼の子達ですら役者不足である点は明白
彼の家族や重臣が病床へ訪れる様はグロワスを見舞うというより、彼に未来への道筋を尋ねるように見えてしまう。誰もがこれから訪れるグロワス亡き後の世に不安を覚えている事が手に取るように判る。一方で病により朽ちていく彼は最早何も出来ない。せいぜいがアキアヌに後を託せた程度か
そうなってしまえば唯の“物”だ。まだグロワスが生きていようと、彼を残して世界は進む
そうして進み始めた世界の中で見えた未来への道筋の一つが王太子の思想か。勿論それはグロワスと比すれば劣った思想に違いない。しかし、『悪について』が根付いた彼の思想は王らしからぬものであり、同時にこれから訪れる革命の時代を迎えるに相応しいもの……かもしれない
それで居ながら王太子は次代の王として振る舞う決断が出来た。それで居ながら彼は頼りないからきょうだい達が真心によって彼を支える奇跡的な光景も生じた
これはモノローグで示されたように善きにつけ悪しきにつけグロワスが遺したものだと言えるのだろう
また、グロワスが遺したものという点ではこれまた善きにつけ悪しきにつけ、ジュールの存在が挙げられる。登場初期は知恵者であれど向こう見ずだった青年が革命家に至れたのはグロワスの理解と庇護が在った故だろうし
もう一つ、遺物を挙げるなら渦型機構の時計もあるか。意味はさておきグロワスがあの世界に顕現せねば実現しなかったブラーグとの共同作業品と言えるだろう
他方でグロワスはそれらを自身がこの世に遺したモノであると認識できるかといえば怪しい所。自身の政策や判断に自惚れを抱けなかった彼はきっと先述したモノを自分の成果と思う事はないのだろうね
ならグロワスが、“ぼく”が満足に自分が遣り遂げられたと思える何かが在るとすれば、それはブラウネとの最期の対話に見られるのだろうな
最期までの瞬間、ブラウネは王妃ではなく一人の個としてグロワスを抱き締めた。それはかつて“ぼく”がブラウネに「踊り子のきみを選ぶことができる社会になってほしい」と告げたシーンを少し思い起こさせる。あの言葉が叶った訳では無い。しかし、メアリやアナリゼ、ゾフィがそれぞれの形で王・グロワスの死を実感した後に王とは思えない姿をした彼を愛らしく抱き締めた彼女は「王ではないグロワスを選んだ」シーンと言えるのではないかと思えてしまう。社会の革新まで行かなくても、彼が愛した人は彼を愛してくれた
これをグロワスが、“ぼく”が成し遂げた事だと言わずして、何を成果というのだろうね
この巻で最終巻かと思って、諸々に想いを浸していたのだけど、どうやら5巻とスピンオフ作品が発表されるようで
今巻はグロワスの死で締められた為に以前から仄めかされていた次代に起きた騒乱がどのようなものだったのか、彼の子供達がどのような運命を辿ったかは判らないまま。断片的な言及から想像できる部分はあれど、やはり想像を超えはしない
それらがせめてグロワスが遺したモノに適う幸せな何かを備えた未来である事を祈ってしまうような、つまりは彼がサンテネリで行った諸々が報われるような光景であればと願ってしまうだけに、次の巻で描かれるだろうグロワスの周囲がどうなったかを是非にでも知りたいものですよ… -
Posted by ブクログ
ネタバレ放送開始に間に合った。ギリ(笑)。
ほぼほぼ一気読み。
元監督の病気設定は別になくても良かったかと思うけれども、それ以外は文句無し、1行の無駄も無しで一直線にフィニッシュまで駆け抜けた一冊。
連ドラが待ち遠しい。
★5つ、10ポイント。
2026.10.10.新
◆連ドラの楽しみポイント
※上下巻のうち、ほぼ丸一冊を箱根駅伝本選の描写に費やしたのだが、そこを映像ではどう表現するのか?
ー駅伝シーンに3話も4話もは当然費やせないでしょ。2話使うのすらどうかと思うし。
1話でまとまる?
※学生ランナーが多数登場。注目されてる若手俳優が多数使われるのだろう
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