すべての高評価レビュー
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ネタバレ 無料版購入済み
はしゃぐ
畑と芋と油、これらを手に入れてご満悦な玲琳がもう可愛くて。
そして病床にある時ほど鍛錬していた、その根性にびっくり。 -
Posted by ブクログ
よかった。すごく引き込まれて、一気読みしてしまった。
最初の章からよかった。子ども時代、大好きな友人ができたときの、あのワクワク感、会いたい感、会えなかったときの切なさ、そんな気持ちのとき、自分を包む風景のひとつひとつが、すごく「ある」感じで、匂いや光と一緒に立ち上がってきた。これは自分の物語なんじゃないかと思った。
親の都合での突然の別れ、その後、高校生の思春期特有の中途半端な出会い…と思いきや、実はしっかり追いかけて来てくれた彼女。また切ない別れを経て、やっと大人になってからの再会。そこでもまだ家族の呪縛がある。
けれど、だんだんと、光の方へ行く。やっぱり子どもの存在は大きいね。
最後は -
Posted by ブクログ
『汝、星のごとく』を読み終えてまず感じたのは、これは恋愛小説ではなく、「人生を誰のために生きるのか」を問い続ける物語だということだった。
物語の中心にいるのは、瀬戸内の島で出会った暁海と櫂。二人は惹かれ合い、互いを大切に思いながら生きていく。しかし本作は、「好きだから結ばれる」「愛があれば乗り越えられる」という単純な物語ではない。家族との関係、仕事、自分の夢、世間の価値観。それぞれが背負うものがあまりにも重く、「誰かを愛すること」と「自分の人生を生きること」が何度もぶつかり合う。その葛藤が最後まで丁寧に描かれていた。
読んでいて何より印象的だったのは、この作品には「悪人」がほとんどいないこ -
Posted by ブクログ
『方舟』を読み終えてまず感じたのは、これは「どんでん返しがすごいミステリー」という一言では片付けられない作品だということだった。
物語の舞台は、地震によって出口を失った地下建築。水没まで残された時間はわずかで、全員が助かる方法はない。生き残るためには、誰か一人が犠牲にならなければならない。さらに、その極限状態で殺人事件まで起きる。この設定だけでも十分引き込まれるが、本作の面白さは「犯人は誰か」という謎以上に、「極限状態で人はどんな選択をするのか」を描いているところにある。
読み進めるうちに感じるのは、閉鎖空間そのものより、人間同士の空気が少しずつ壊れていく怖さだった。誰か一人を犠牲にしなけ -
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