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Posted by ブクログ
ネタバレ読んでいて思わず顔を顰めてしまうほどのバイオレンスな描写が癖になる。主人公の依子のキャラのバランスが良い。育ちが少々特殊であり強靭な肉体と精神を持っている一方で、自分の異常性や尚子の暮らしの窮屈さを客観視できる一般的な感覚も持ち合わせている。
主人公と尚子のやり取りは正に王道のお嬢様と世話係って感じで、ニヤッとしてしまうような愛おしさがある。最後、種明かしされて2人の逃避行が淡々と語られていく様子は妙な疾走感があって良いし終わり方も好きだ。逃避行の中で尚子が反動のようにどんどん男らしくなっていくのはなんだか素直に良いことだとは思えなかった。尚子がトランスジェンダーだったとかそういうわけでもな -
Posted by ブクログ
ネタバレ個人的にはダヴィンチコードに負けず劣らずといった印象でした。正直初めの100ページほどはダヴィンチコードと類似した進行のように思われ、魅力的なヒロイン、気の強そうなポリス(今回は兵長)、怪しそうな人物、血縁に関するワードや、あと少しで間に合わずに助けられないシーンには既視感を覚えた。しかしながら、ラストを含めた本書のラストスパートは私の予想を遥かに超えたものであった。
ヨーロッパ、宗教と科学、文化、芸術、悪の組織と好奇心をそそられるテーマであり、実際の読み応えも十分であった。
特にカメルレンゴについては、その宗教と科学の対立に賛同ができる部分もあった。神に対する信仰と言われても休日にミサ行くわ
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