あらすじ
漢方やリンパマッサージで体を軽くし、また着物や本、服などいらないものを一挙に手放し、余計な人間関係・しがらみも捨てる──。還暦を過ぎて様々な変化を経験し、たどり着いた境地とは。心身共に健康的になっていく日々をつづる爽快エッセイ!
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Posted by ブクログ
タイトルにある「かるい」ということは、心身ともに身軽でいること。断捨離にも触れていますが、度々出てくるのは身体に溜まった水分を抜くこと。水分を取らないのではなく、身体を温めて代謝を良くしたり、砂糖の摂りすぎに気をつけたり。
群ようこさんの〇〇な生活シリーズ初めて読みましたが、この方は自分をよく見ているなと驚き。通っている漢方薬局の先生が丁寧なのかもしれませんが、些細な体の異変に気付き、改善するまでがセット。
たまにツボ押しの描写があって、ついつい自分も押してしまう。そしてしっかり痛い!笑
水の惑星に暮らしている人間の身体の大半が水でできているんだから、影響受けて当然ですよね。体内の循環、意識しよう。
Posted by ブクログ
読んでいくと色々と軽くなっていくって
大切だなって思った!!!
荷物を軽くすることはできるけど
甘い物を食べ過ぎないとか…
体に水を溜めすぎないとか…
意識しないとできないなって考えながら
読んでしまった(笑)
Posted by ブクログ
前作である、ゆるい生活に引き続きの話。前作では、漢方の話が中心で非常に興味深く読めたんですが、続編は断捨離の話が中心となり、これはこれで楽しく読めたけど、個人的な好みとしては前作の方が好きかな、という印象はありましたね。
なんにせよ、群さんの文章は非常に読みやすく、独特のリズムがあるので、とても読んでいて心地よかったですね。
Posted by ブクログ
タイトルと表紙に惹かれて購入。
漢方やリンパマッサージのお話はするする読めて、ワタシも近くに相談できて通える漢方薬局があるといいなぁと思ってみたり。
断捨離の途中からモヤモヤしてきて、そこからちょっと読むのがしんどく(めんどくさく)なってきて半年以上放置してしまった。
なので最終章はきちんと読んでいません。ざっくりと。今は気分的にそういうのは読みたくなかったのかも。人間関係って難しい。
とりあえずワタシの生活を少しずつかるくしていってからもう一度読んでみようかな。
Posted by ブクログ
古本屋でかわいい装丁が目に止まってゲットした本
ゆる〜くて面白いエッセイ本、軽やかにさらっと読めた
思わずくるぶし周りやひざの裏をぐりぐりしてしまったし、断捨離したくなった
かかりつけの漢方医さんも欲しいなあ
最後にさらっと書かれていた家族の話がやるせなく、がっくりときた
皆いろいろあるんだなあ(なんてとても平易な感想だけど)
Posted by ブクログ
自分の身体のことをもっときちんと知るべきだと痛感。私の場合、もっと水分を摂るべきだということと胃腸に負担かけないようにしないといけないくらいしか分かりません。家に物を溜め込まないようにすることも大事ですね。私、服はまだ捨てたりできるのですが、食器がすてられず新しいのか買えません。
Posted by ブクログ
60代を過ぎてからきちんと自分の身体の状態を感じながら漢方や服装、食事で調整をしているのが丁寧で素敵だなと。
ただ後半の世の母親批判は所詮外部から見た批判に過ぎず、やってみないと分からないこともあろう、と思ってしまった。
あっけらかんとしながらも自分以外にも気を遣える人になりたい。
104/100
Posted by ブクログ
前作の漢方の話が好みだったのと群さんの描く言葉が読みやすかったので手に取った
いらないものを捨てるときのなんとも言えない虚しい気持ちを思い出したり若者のスマホの件にゲンナリしたり家族って本当めんどくさいな〜とまだ成人を迎えていない自分ですら思ってしまった
面倒臭くて重い話もあって当たり前で、そういう話を吐き出してこそ「かるい生活」を手にしたい
Posted by ブクログ
群さん、社会や最近の若い人に物申したり、偏屈になった印象。そういうのを読んでも読者は楽しくないと思うのだけど。昔のエッセイは言わずもがな素晴らしく、近年のものでも、暮らしや着物についてのエッセイは楽しい。こんなに愚痴っぽいのはこのエッセイのテーマのせいかもしれない。
Posted by ブクログ
漢方で体をかるくし、よけいな物やしがらみも捨てる。いらなくなった着物や本などを手放し、人間関係を整理。心身共に健康的になっていく日々を綴る爽快エッセイ。『一冊の本』連載に加筆し単行本化。
終活に向け見習わなくては…。
Posted by ブクログ
202011/漢方や断捨離などのライフエッセイ。群先生の読みやすい語り口で、我が身も反省しつつさくっと読めた。後半の家族との話。家族であっても、いや家族だからこそ、の問題はほんとしんどい。これでもだいぶ抑えて書かれているように思える(昔だったらもっときつい文章だったかと)。他の群作品未読で健康等を目当てで手に取る人が多いこのシリーズには、こういう重くてプライベートな話含めないほうが受け入れやすいかもだけど、同じように悩まされている人にとっては、この重さを除き「かるい生活」への選択肢というか対応策というかのひとつとして、参考になったり励まされる人もいると思う。