すべての高評価レビュー
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購入済み
ふつう
年の差というか、大人と幼児という関係性もあって、BLというジャンルだけでは括れない作品だと思いました。
最初は、これは「正常」これは「異常」という世間一般的な考え方もまだ十分に身についていない、あんなに幼い子に大人が何を…と思いました。
読んでいるうちに、幼い子ども自身も、大人への憧れなのか、友達や家族、恋人に向けるような愛情なのか、何らかの感情を抱いていて、本人が嫌悪感を抱いていないのであれば、必ずしも引き離さなければならない関係なのだろうか…と、考えれば考えるほど頭が混乱しました。
ただ、その感情に大人がどのように応えるかが重要であり、子どもの愛情を理由に大人の行動を正当化することはできないのかなと思いました。
…色々と思うところはありましたが、現実的に考えると、親からしたら少しでも怪しいと思う時点で、そんな関係はたまったもんじゃないと思いますが(笑)
物語としては、とても引き込まれる素敵な作品でした! -
Posted by ブクログ
ネタバレ仕事がうまくいかず、子供が不登校になり関係も良くなく、これまで運が良くないと思っていた保険営業の主人公。しかし、ある日不思議なタクシーの運転者と出会い、価値観が変わっていく物語。
その運転者は、
運は"良い"、"悪い"という使い方はしない。
"貯める"、"使う"で表現するもの。
ある程度貯まったら使うことができるもの。
運は人に何かしてあげたことと、
それに対してしてもらったことの差分。
運が劇的に変わる変わる時、そんな場というのがあり、それを捕えるアンテナは全ての人にあり、その感度は上機嫌の時に最大になる。
損得勘定で動くと運は見つけられない、
興味をもつこと。
を教えてくれた。
ミュージシャンの人は元々柔らかくできていて
何かに興味を持って身体を使い続けると
それに適応して強く硬くなっていく。
その間には痛みが伴うが、
自分を強くしていけば何だってできる。
という話も好き。 -
Posted by ブクログ
★★★★★★★★★★
テレビでも見かける医師、おおたわ史絵さん。
彼女がYouTubeの某チャンネルで、自身の家族にまつわる大変な苦労を語っている動画がある。彼女の人柄、優しさ、明るさ、重ねてきた思いを垣間見ることができる。そのキャラクターを思い浮かべながら読むと、本著で語られる一文一文から彼女らしさのようなものが伝わってきやすい。
とくに印象に残った部分を記しておく。
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ニュースを騒がせた極悪チームの青年を診察した時は、彼がとても小さくて華奢なことに驚いた。小さな掌、細い指、その手でどれだけの人を傷つけてきたというのか。
いったい彼らは、どんな理由があって犯罪に手を染めたのだろう?
どう見ても凶悪には見えないその者たちの胸に聴診器をあてながらカルテに目を落とす。ふと彼らの人生に思いをはせる。
外の世界での既往歴や治療歴が患者さんひとりひとりの過去の生活歴だとするならば、罪人のカルテもまた受刑者の人生の歴史、そのものが刻まれているのだ。
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矯正施設で診察を始めてからというもの、どんな風に生まれ落ちたか、どこでどうやって育ったかが人間にとってどれだけ重要かを思い知らされている。それが犯罪へと繋がっていくことを痛いほど教えられたのだ。
人生が平等だなんて、まったくの嘘だ。
裕福と貧困、明晰と暗愚、美形と醜悪、この世に生を享けた時点から、人間はすべての不平等の下に置かれている。己の努力によってそれを払拭できるひとなんて、ほんの一握りに過ぎない。
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世間に社会的弱者というカテゴリーがあるならば、私は医学的弱者という存在にも目を向けたい。身体的、知能精神的に標準的な力を持たない人びとだ。
彼らの罪に対して必要なのは法の裁きや懲罰なのだろうか?
いや、違う。それらに彼らを変える力はない。
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そして繰り返し書かれているのが、刑務所の存在意義、目的。
「刑務所は罪人を懲らしめる場所ではない。懲役を務めあげさせるとともに、心身の健康を教育して更生への道を示すところなのだ。少なくとも我々はそう考えて働いている。」
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Posted by ブクログ
『ヴェニスの商人』シェイクスピア(白水Uブックス)
友人バッサーニオのために金を借りた商人アントーニオは、返済できなければ肉を一ポンド切り取るという契約を結ぶ。やがて事態は法廷での対決へと発展する。
本作は、友情や復讐を描く喜劇であると同時に、法律と正義、慈悲と差別という深いテーマを扱っている。契約を厳格に守ることが正義なのか、それとも人間的な事情を考慮することが正義なのか。ポーシャの機知に富んだ法廷での活躍も見どころだ。
特に興味深いのは、シャイロックという人物の複雑さである。復讐に執着する一方、キリスト教徒から差別や侮辱を受けてきた背景もある。単純な善悪の対立としてではなく、人間の二面性や社会の不公正という観点から読むと、現代にも通じる問題が浮かび上がってくる。
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Posted by ブクログ
ネタバレなんか一冊目読み終わった時はそこまででもなくてそんな期待してなかったけどこれは普通にミステリーとしてすごく面白かった!
わたしは前作で安直にはいはい、日本版羊たちの沈黙系になってくんですね。と思ったけどそうじゃなかった笑
そらそーか笑笑
いろんな人が出てきて誰だっけ?ってなった。
けど頑張って覚えながら読んだらとても面白かった。
最後黒蛇さんが菊池を呼び寄せて何であなたほどの人が防弾チョッキ着てきてないわけ?って思ったけど、ですよね、そーですよね?
って終わりで次の本を今少し読んでるけど今んとこ黒蛇先生出てきてないけどあの人があんなアホな死に方してないはず。と信じたい。本当に死んでたらちょっと…ってわたしはなりますからーー。
面白かったです。
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