すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
香水の新作ブランド、ミリエルの宣伝プロジェクトとして渋谷の女子高生の間にある噂が広められる。
『レインマンが出没して女の子の足首を切っちゃうけど、ミリエルをつけていると狙われないんだって』
企画会社が女子高生モニターを雇って流した創作の噂だったはずだが、実際に足首を切断された女子高生の遺体が発見される。
2000年代の渋谷が舞台で、コギャルやiモード、チェーンメールなど懐かしいものも多いけど、話の内容は古臭くなくむしろ面白い。
事件を捜査する刑事の小暮には女子高生の娘がいて、“今どき”の女子高生の感覚とのギャップがあったり助言をもらったりの凸凹感がいい。
また小暮の相棒となる本庁の女性警部補 -
購入済み
明仁の家族の話がっつりでした!気になってたから面白かったー!
1巻から比べると冴ちゃんがすっごく変わった気がして・・・冴ちゃんの存在がどんどん明仁の中で大きくなっているのも分かっていいお話だった。
ほんとにお似合いの2人で大好き! -
Posted by ブクログ
『何者』を読んでまず感じたのは、これは就職活動を描いた青春小説ではなく、「自分は何者なのか」を誰よりも他人の目によって確かめようとする人間の弱さを描いた作品だということだった。
物語は、就職活動を控えた大学生たちが情報交換を目的に集まり、互いに励まし合いながら未来へ向かって進んでいくところから始まる。それぞれが夢や理想を語り、面接やエントリーシートに向き合う姿は、ごくありふれた学生生活の一場面に見える。しかし、その穏やかな空気の裏では、SNSで見せる自分、本音を隠した会話、他人への嫉妬や劣等感が静かに積み重なり、人間関係は少しずつ歪み始める。物語が進むにつれ、就職活動そのものよりも、その過程 -
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購入済み
レビュー
絵がすごく良いです!好き!このストーリーの世界観にぴったりと合っています。お殿様はキレ者なんだろうけど、ちょっとおバカっていうかド真面目っていうか。なんとも言えない魅力があります。
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Posted by ブクログ
『本日は、お日柄もよく』を読んでまず感じたのは、これはスピーチライターという仕事を描いた物語ではなく、言葉には人の人生を変える力があることを描いた作品だということだった。
主人公の二ノ宮こと葉は、友人の結婚式で耳にした一つの祝辞に心を奪われる。その感動をきっかけに、伝説的なスピーチライターのもとで言葉を学び、新たな世界へ足を踏み入れていく。やがて舞台は結婚式の祝辞だけでなく、企業や政治の演説へと広がり、「人に伝わる言葉とは何か」という問いを軸に物語は進んでいく。華やかな成功譚というより、一つひとつの言葉と真摯に向き合い続ける人々の姿を描いた作品である。
この作品が描いているのは、話し方の技 -
Posted by ブクログ
「成長しないと社会に置いていかれる」「成長しなければ価値がない」──。
そんな漠然とした焦りが常につきまとい、育児中も休日も、仕事が頭から離れない。なぜ自分はこんな状態なのかーーその正体を知りたくて手に取った一冊。
本書では、資本主義の構造がその成り立ちや歴史とともに解き明かされ、「もっと成長しなければ」という焦燥感を生み出す仕組みが見えてくる。
特に印象に残ったのは「成長の呪い」という言葉。名前がついたことで、自分を追い立てていた正体をようやく認識できたような感覚があった。
教育や家庭にまで資本主義のものさしが浸透しているがゆえ、知らず知らずに「成長の呪い」に支配されている。
会社で -
Posted by ブクログ
『ゴールデンスランバー』を読んでまず感じたのは、これは国家権力から逃げ続けるサスペンスではなく、人生で築いてきた信頼が人を救う物語だということだった。
主人公・青柳雅春は、ごく普通の宅配ドライバーだった。しかし、ある日突然、首相暗殺事件の犯人に仕立て上げられ、日本中から追われる身となる。警察も世論もマスコミも彼を犯人として扱い、逃げ場はどこにもない。物語は極限の逃亡劇として進んでいくが、その緊張感の中で描かれるのは、犯人を追い詰める組織の恐ろしさではなく、青柳という一人の人間がこれまで積み重ねてきた人とのつながりである。
この作品が描いているのは、巨大な権力の陰謀ではない。真実は必ずしも事