すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ファンダムとか推し活とか、そこまでハマれない自分にとっては縁遠い物だと思っていたけど、この物語を読んで、ハマる人の気持ちがわかった気がする。
視野狭窄、視野を広げる、どちらがいいとは言い切れない。思い込むことで得られる快感や充実感、自己肯定感。視野を広げることで満たされる充実感や社会生活もある。
久保田と道哉の関係とか、読んでて苦しい。人との距離って難しい。繋がったとこちらは思っていても、相手からはそうでもなかったり。
選択肢や価値観がたくさんありすぎて、返って生きづらい世の中なのかな。いろんな意見を聞けば聞くほど視野は広がるけど、じゃあ何が正解かというと、どれも選べない。ひとつのことについて -
Posted by ブクログ
「日本の移民政策は開放的でリベラル」
排外主義スピーチ、ヘイトスピーチが溢れる中、これらに激しい嫌悪感を抱きつつ、移民の実態を自分でも理解できていないことにモヤモヤしていたが、とてもスッキリした。ヘイトを行っている単細胞な人たちがこの本を読むことは期待できないが、漠然とした不安により右派の言動になびきそうになっている人にはぜひ読んでほしい。
欧州の移民政策は植民地政策の清算に端を発していること、これにより家族型移住が多いこと、これに対して日本では技能を測る手法により合理的に長期滞在、永住へのルートが整備されていること。起源が異なる移民政策に対して、安易に単一の結論に結びつけず欧米を追従すべき -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み始めたとき、ショートショートなのに青山美智子らしくないなぁと思っていたのに、12話目でちゃんと青山美智子だぁ!となった作品(きっと、読後者なら共感できるこの感覚。笑)。
特にshot9のあとのshot10にやられた。
私自身の過去の甘くて苦い記憶も蘇った。
ホールケーキ。
「もらうほうも嬉しいけど、贈るのもこんなに嬉しいものなんだと知った。」
とても共感。
だし、贈る側の相手が喜んでくれるのかどうか、不安に思いながらも、相手の喜ぶ顔を楽しみにわくわくする気持ち。
一瞬一瞬の気持ちを忘れずに大切にしていきたいなぁと思った。
人生ってきっと、悩むことや考えることの連続で、後退してい -
Posted by ブクログ
お二人の尋常ならぬ多読っぷりにたじたじ。
少年小説もSFもミステリーもあまり読んでいないわたしには知らない本が多かった。
唯一興味が重なりそうな児童文学でさえ読んでいないものが多く、さらにわたしの好きな少女小説はちょっと苦手、とのことで…時々知っている本が登場する程度だったけど(ケストナーとかサンテクジュペリとか)、やっぱり本について語られるのを読むのは楽しい。
p40 宮沢賢治の「貝の火」や「土神と狐」jは今はわからないけど、いずれわかるだろうって思いながら読んでた、とか、わかるなあ、と。
春菜:『銀河鉄道の夜』でいえば、河原のサンタクルスの火を見て、「みんなあそこへ行くんだ」ってつぶや -
Posted by ブクログ
ネタバレ前から気になっていた本。やっと手に入れることができた。主人公まいは中学にあがってすぐに不登校になってしまい、祖母のもとに預けられる。その祖母は“魔女”であるらしい。自分も魔女になれる?と聞くまいに、祖母は修行が必要だと教える。あるとき、近所に住むゲンジさんの行動に猛烈に腹を立てたまいに祖母が言う。「魔女は自分の直感を大事にしなければならない。でもその直感に取りつかれてはならない。そうなるとそれは激しい思い込み、妄想となってその人自身を支配してしまうから」その通りだと思う。もっと早くこの話に出会いたかった。
背景描写がとても美しい本
そして最後の魔女からのメッセージ
まいのこれからの人生に幸あれ -
Posted by ブクログ
和山やまさんの作品、やっぱり好きだなぁと再確認する。
男子高校生の面白いところや不思議なところが、ふわぁっと自然な感じで表現している。
林が、かわいい。林に注目してしまう。
林のこと知りたくなる。
江間が階段に座って一息ついている林との会話で、なんで無駄な…変なことしてんのと聞いたら
無駄なことができるほど自由な時間があるっていうのがなんか…心地いいんだよ
心に余裕があるうちは意味のないことをしていたいんだ。
ってさらりと言うのが良い。
友達になってくれませんかの松屋との会話もなんかくすぐられる。
走れ山田で、何気に彼を心配していたんだ…と微妙にわかるところも良い。
大袈裟じゃなく -
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