すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ優れた物語は読者をして「これは私の物語だ」と確信せしめ、読者ごとの多様な解釈を導く。
自分も優れた物語に導かれ、自分なりの解釈を行ってみたい。
村上春樹は、フェミニズムのいうシスターフッドを信じない。
何の根拠もなく、ギブもなく、女だからというだけで互いにエンパワーできるような、都合のよい関係性は存在しない。守護天使は女性にとってほとんど目一杯不快かつ危険な男であり、母親とシロアリの女王の「女子寮の女友達」のような親密な関係は、母親の生命を蝕む。
そして、人は幼年時代を葬らずに大人になることはできない。
母親に愛されなかったこと、母親を愛していないこと。母親との間に親密なものがなかったこと -
Posted by ブクログ
面白かった。特に中盤以降加速して読めた。アイドルの推し活をテーマに現代人の感じている孤独や誰かと繋がりたい思いなどがとても的確に書かれていた。
三人の視点も自然かつリアルで、特に推し活にハマる女性の心情は共感出来る。推し活をただ単に描写するのではなく、仕掛ける側の視点が入ってきたり、今の日本社会の低迷した経済状況も所々描写され、厚みがある。
幸せの形は人それぞれというフレーズは、逆に正解がなく個人で幸せを見つけ出さないといけなくなった、という時代に入ったことでもあり、皆が自分が納得する物語を選んでいかないといけない苦しさが生じている。
視野を狭めて物語に没入していく恐さと、それを越えた先にある -
Posted by ブクログ
【感想】
4大ミステリランキングを制覇した話題作。
人を殺傷する兵器「地雷」という物騒なワード。
赤紫、黄、青の毒々しいカラーで彩られた表紙。
これらの情報から思い浮かんだのは、陰惨な出来事、人間の心の闇、衝撃的な展開・・・
したがって、ミステリー初心者の私は、ショッキングな展開が待ち受けていることを覚悟の上で読み始めた。
しかし、読後の私に残ったのは、爽快感と開放感であった。青春、友情、平和・・・という、予想の逆を行った展開は、抜けるような青空みたいに、清々しいものであった。
本書を読んで、何か感銘を受けただとか、学びがあったというわけではないが、ただただ読んでいて楽しかったのだ。なん
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