すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレアフリカの植民地の奥地へ、雇われ船長として向かったイギリス人男性の回顧録、という形式。19世紀末のイギリスの有名古典小説。全編がロンドンの河口に浮かぶ船の上で、男が友人に語る形で振り返る。船乗りだったコンラッドの実体験が投影され、植民地支配の闇を告発する。
・病気になって死を待つばかりの黒人奴隷が集められた木陰。
・ジャングルの出張所で完璧に整えられたシャツを着る白人経理。
・白人が求める(アフリカで調達する)ものは、大量の象牙。
・象牙や、黒人を使役する対価として渡すものは「真鍮の針金」と「ガラス玉」
・美しく着飾った(はずである)アフリカ女性は、真鍮の針金を加工した装飾具と、ガラス玉の首飾 -
Posted by ブクログ
マカン・マランシリーズが大好きで、シリーズ4の「おしまい」を読み終えた時には、この世界には浸れないのかととても寂しかった。それだけに今回の「女王さまの休日」を発見した時には心から嬉しくなった。そして、話が台湾への旅、それゆえ休日なのかとわかった。
小説のあちこちに心に残る言葉があり、味わって読んだ。私も学生時代に長く旅行に行ったことのある台湾。たしかに親日であることを実感したが、それ以上にいろいろな思いが台湾の方の思いにあることをシャールさんと同じく知った。台湾でのシャールさんの呼び名は夏露(シャールー)。なんと素晴らしい名前なのだろう。本を読んでいた夏の終わりにしっくりきた。マカン・マ -
Posted by ブクログ
この本に書かれているのは事実であり史実である。人類の動物への大量虐殺の。
ワシントン条約の成り立ちと必要性も知ることができる。
進化論を全く信じない人々がいることや、自分の趣味のためにと絶滅危惧種の動物にこだわる人々がいることを知ることができる。
標本と、”いつ・どこで採取したという情報の”重要性も。
膨大な過去の紙の資料と、インターネットの渦から目的の書き込みや、窃盗品のスクリーンショットからによる記録。それらぼ裏付けによるノン・フィクションであり、ルポルタージュ。
前半は、一晩で約300もの鳥の剥製を盗んだ事件の話しと、なぜ標本が重要なのかの話し。楽しい読み物だ。
後半は、著者が、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ中学二年生の女生徒三人が入れ替わるお話。
人の目が気になって本音が言えない、ひとみ。主人公。
クラス一の美少女で人気者のしずか。
クラスの嫌われ者で変わり者の押川さん。
事故をきっかけに、ひとみはしずかに、しずかは押川さんに、押川さんはひとみに、心が入れ替わってしまった。生死の狭間に現れた天使としずか、押川さんと話していて、実はそれぞれがそれぞれになりたかったということが分かった。ひとみは確かに人気者のしずかちゃんになりたかったけど、押川さんが自分になりたかったってどういうこと?と疑問に思いながらも、入れ替わり生活がスタートした。
三人の入れ替わりってまたややこしいなと思いながらも、読 -
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「人間の土地へ」を読んで感銘を受けたので、その後のシリアの情勢も気になり、アサド政権が崩壊した時も小松さんのことを思い出していた。
少し読むのが遅れたが、今回もこの本を読まなければ知らなかった、わからなかったことがいっぱいあって、よくぞ書いてくださったと思う。ただの?ノンフィクションでなく、自分のことも書いておられるので、遠い世界がグッと近く感じられる。
全く無知の私がいうのもなんだが、いつまで続くんだと思われた独裁政権があっという間に崩壊したのは驚きだった。2度と足を踏み入れられないと思われていた故郷に戻れたシリアのご家族を通して、そのほかのシリアの人々の喜びも伝わってくる。インフラも街全体
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