あらすじ
選考会一人目・ぜんまいの結果から、会場が厳しい審査基準に気付き始める中、高座に上がった嘉一。審査員との相性が心配される彼が貫く信念とは…!? そして、ひかるは持てる武器全てで朱音へのリベンジに挑む! ライバル達の高座が終わり、出番を迎えた朱音が「替り目」を通して向き合うのは――。
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読みやすい作品になったかな
1巻のみ読了していましたが、この巻では朱音が阿良川一門として頑張っていますね。兄弟子の高座を的確に評価しており、噺家として着実に成長している様を感じられました。8巻目という事で読みやすいよう内容がこなれている感があります。
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第六十三~七十一席
今回は前巻の続き、四人会の選考会から。
ライバルの嘉一とひかるの高座、そしてあかねの高座まで。あかねのさらなる成長が見れる巻です。
みんなそれぞれ「芯」になるものを持っていて、それぞれの高座とそのバックグラウンドの話につい引き込まれました。
あかねの結果は…次の巻…。
Posted by ブクログ
ひかるの演目が終わり、あかねの演目が始まる。
まいける兄さんから教わった替り目。
噺をしながら色んな事が浮かんでくる。噺に集中出来ない。
ひかるに、あかねを倒すために落語家になったと言われた。
自分の落語家とは、どんなものだーー?
替り目を演じながら考える。
父親の落語が好きだった。
でも替り目をアゲたことによりわかってしまった。
自分の落語は、父親の落語ではない。
父は弱かった。
強い人ではなかった。
真打を目指すあかねにとって、父親の姿は重ならない。
でも、父親のそんな弱い所が好きだったんだ。
弱くて人が良い父の語る人情噺、これが志ん太兄さんだったら絶対に優勝してるよと言わしめるその実力。
あえてイバラの道を選んだ。
でもそんなあかねにも父の語る情がちゃんと出てて、しっかりと熟年夫婦の空気を出していた。
Posted by ブクログ
ゼブラック経由で読んだら、あっという間にここまで…!
錬成会もバチバチ落語バトルで熱い。
ポップな雰囲気と落語の和な雰囲気が、絶妙にマッチしている。
1番気に入ってるのは、馬上先生の絵柄では。
Posted by ブクログ
連載で読んでいるから結果は知っているんだけど、改めて単行本で見てみる。単行本のじっくり読む良さもあるんだけど、連載で読んでいたときの毎週の勢いで読むってのも悪くないなぁ。どっちでも行ける作品だ。