あらすじ
朱音へのリベンジに闘志を燃やすからしの高座――。 三明亭に入門後、落語に向き合い続けて成長したからしが魅せる「新しい落語」とは!? そして、ギリギリの状況下で“見(ケン)”の答えを掴んだ朱音が至った新境地。研ぎ澄まされた芸によって、朱音の覚醒が始まる――!!
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境地
噺だけに没入させられる、そんな感覚を覚えることがあるのだなぁ。
こんなのを見せられるともう佳境なのか、とも思うが、まだまだ先があるんだろうか?
Posted by ブクログ
最初は分からなかった。
ヒカル、からしの高座が終わり、後は消化試合だと言うアカネを知らないスタッフ。
ヒカルもからしも成長した。
それぞれの師匠から落語を習って、自分の落語を見つけて挑んで来た。
そして次の高座に立つアカネも。
一生師匠に「笑わせるな」「笑わせずに勝て」と言われその答えをずっと探していたアカネ。
高座に立ったアカネを見た時、まだ答えを探している途中なのか?と不安に思った。
でも違った。
いつもより淡々と語られる噺。
これまでのアカネの噺とは全然違う高座。
でも客席からは笑いが漏れる。
漏れてもいいのだ。
普通の古典落語は、その噺を聞いただけで笑えるように出来ている。
笑わせるな=客席から笑いを出すな
だとてっきり思っていたけど違ったのだ。
語り手の癖をとことん消して、客席と一体になって、噺を聞いている客の呼吸に合わせて、客にその噺の情景を想像させる。噺をする自分自身は必要ない。
どれだけ存在感を消せるか。
自分を消して、客席が自分自身で想像した映像で噺を面白いと思い笑い出させる、それが一生師匠が求めていた答えなのだろう。
今まであった色んな人の凄さを描いた高座。
そのどれよりも地味だけど、これ程凄いのは中々無いだろうと思った時、評価が☆5に変わりました。
笑う客席とは裏腹に、袖でアカネの高座を聞くヒカルもからしは震えが止まらないのがとても印象的だった。
Posted by ブクログ
久し振りの三明亭からしの落語。
その進化に驚かされました。
しかし、そのからしの落語が霞んでしまう程のあかねの落語。
まさに異次元の落語。その凄さを表現する作画は圧巻でした。
あかねの落語に、師匠阿良川志ぐまの面影が見えました。