【感想・ネタバレ】あかね噺 4のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年01月20日

可楽杯~一生師匠との対談があってあかね、ついに前座の修行に。新章に突入しました。
これまでは阿良川一門の話でしたが、修行のシーンで他の一門の人たちがたくさん出てくるようになりました。
享二兄さん、酒乱か(笑)
あかねが「ガラスの仮面」みたいな顔になってるとこ、ちょっとウケました。

あの二ツ目のりゑ...続きを読むん、たぶん100人いたら100人ともむかつくキャラだろうね。朝がお兄さんとの間で何があったかは次の巻でわかるのかな。

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購入済み

作画・キャラデザ

2022年12月24日

作画・キャラデザが特に素晴らしいと思います。
ストーリーも話に抑揚がついていて読み疲れせず、読んでいてつい時間を忘れてしまいました。

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ネタバレ購入済み

理解に至るところ

2022年12月11日

なぜ父が破門されたか。
自他ともにプロと思うようになったあかねには、理解できてしまった、というシビアな展開にしびれました。

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Posted by ブクログ 2022年12月03日

可楽杯決勝での朱音の一席後の阿良川一生のコメント。
あれだよね、最初のM−1だったか、テツandトモへの立川談志のコメントと同じだよな。朱音と一生の関係性と大会の意義が違うので、意味合いは異なりますが、あの立川談志のコメントは、愛のあるものだったと記憶しています。

可楽杯で優勝して、ラスボス一生と...続きを読むの対決を果たした朱音、彼女が聞きたいことは父親の破門理由。一緒が語ったその理由は、芸事に携わる人間にとって、厳しくはあるけど理解のできないものではないというもの。
これを理解できるということは朱音が、プロとして歩んでいる、歩む覚悟を持っているという証左になるんじゃないでしょうか。理解はするけど、諸手を挙げて賛同はしない、というところか。

対面の最後、自分の父親の芸を継承して、ラスボス一生へ宣戦布告する朱音の心意気は、ヒーローでありました。

こうなると、一生と志ぐまの関係性も気になってしまう。過去から芸を引き継ぎ未来へと繋げてゆくのが、現在を生きている自分たちの役目、と言った一生。
勝手な予想ですが、師匠から一門を継いだのは一生でも、己の芸の後継とされたのは志ぐまだった、というような因縁があるのではないだろうか。
その時点での実力は一生の方があったのだけど、自分の芸を継ぐのは志ぐまの方で、一生は師匠とは別の噺家としての未来の方がいいのでは、という判断。業界のためには、そちらの方がいいという。
それが、どちらも後継するつもりだった一生には、消すことのできない想いとして残ってしまったのかなぁ、なんて。


しかし、一生がいう「芸の後に応援がついてくるのであり、応援が先立つのは未熟さの証拠」というのは、なんとも演者にも客にも厳しい言葉であることだ。
どちらかだけでは芸は成立しないということは前提であるけども、どちらが先にいるのか、ということを弁えていないといけないということ。両者に互いをリスペクトする想いがあれば、いいのだけどな。
なにぶん「お客様は神様です」をお客様が言い出して、自称・神様が我が物顔で幅を利かせている状況がニュースになったりすることも多い世の中。
応援する側の自分としては、注意しないといけない部分です。叱咤激励と誹謗中傷って、本来明確な区切りがあると思うのだけど、そこが曖昧になってしまっているからか。その線を容易に踏み越えてしまうのは、応援している対象への「愛」というのが自称・神様らしくて苦笑。
一方で、一生が危惧している弱さを作り出してしまうのも、応援する対象への「愛」というのも、皮肉なことであります。


さて、可楽杯編終了して、新たな展開へ。朱音の噺家としての修行の日々が始まります。なんとも嫌な先輩が出てきて、こいつを打ち負かしてやろう、といったところで5巻へ続きます。

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Posted by ブクログ 2022年12月02日

第1巻「あの日」で阿良川一生が下した判断の真意が朱音に語られるのか語られないのか。可楽杯編がついに決着。
そして、新編突入。個性豊かな落語家が次々と登場。次巻の発売が楽しみでしかない。

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下働き

2023年06月10日

前座としての下働きの厳しさが。
全員こういうの通ってきてるんだなぁ。
あまりにもわかりやすい嫌な奴が登場。
どう返すか。

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