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Posted by ブクログ
覚醒を制御する神経ペプチド「オレキシン」を発見した著者による、科学分野から見た睡眠のお話。
「寝溜めは可能か?」や「夢遊病のメカニズム」など興味深いテーマもあり読み応えたっぷり。
睡眠……奥が深い……ッ!
一番興味深かったのは「人間(それ以外も)は寝ている状態が自然。目覚めて、それを維持するためにはたくさんのエネルギー(?チカラ?細胞?)がいる」というくだり。
だから寝る瞬間は幸せやし、寝起きってしんどいのか!!と目から鱗(笑)私は特に朝に弱く一度寝たらなかなか起きたくない人間→
(年齢を重ね、最近は明け方に目が覚めるんだけどね……)だったので、朝起きるのが辛いのが神経ペプチド的に大変だ -
Posted by ブクログ
ネタバレこの作者の方は本当にリアルな人間を描くのが上手い。
タイトルにあるように主人公の子どもはどこにでもいる普通の子。時にからかわれることもあれば人に攻撃することもある。
でも、悪い面に全く目を向けずにいたらどうなるのか?色々考えさせられる。
主人公である母親も一般的には子ども思いの良い人なんだろうけど、言葉の節々から感じる自己保身のような言動。でもこれもある意味普通の子なんだろうなと思った。
最後のメールの返信は震える。
加害者は被害者の本当の笑顔を見ることはできない。
エリ自身も加害者だからこそ言える。
誰が悪いとかそういう話じゃないんだろうな。
いじめは絶対に悪いことだけど、首謀者は誰だ?と -
Posted by ブクログ
人間は本能的に、思い込みや勘違いによって世界を歪んで認識してしまうことがあると理解した。そのため、直感を一度疑い、信頼できるデータをもとに事実を捉え直す姿勢が重要だと感じた。特に、単発の情報ではなく、時系列や比較の中でデータを見ることの大切さが印象に残った。
また、本書ではデータの取得方法そのものには多く触れられていないが、誤解を正すための可視化手法が効果的に使われており、なかでもバブルチャートによる表現は直感と事実のズレを理解するうえで非常にわかりやすかった。単に情報を見せるのではなく、人が持つ誤った世界観を修正するための「伝え方」まで設計されている点に価値を感じた。
公開されているデー -
Posted by ブクログ
ある日突然、自宅兼探偵事務所に帰れなくなるという設定から始まる物語。まずこの導入がとても印象的で、読み進めるほどに現実と地続きのような、不思議な浮遊感に包まれる作品でした。
ジャンルとしてはSF探偵ものに近いのですが、遠い未来の話ではなく、あと10年後にはあり得るかもしれないと感じさせるリアルさがあります。主人公は調査の区切りごとに滞在する場所を変えていきますが、その土地がどこの国なのか明確には書かれていません。それでも、なんとなく、ここはあの国かもしれないと想像しながら読むことで、自分も一緒に旅をしているような感覚になります。見知らぬ街で少しずつ馴染んでいく過程も心地よく描かれていました。 -
Posted by ブクログ
【あらすじ】
5年間付き合っていた彼にふれらた料理雑誌編集者のみのりは、若くしてイタリアンレストランのオーナーシェフとなっている彼を見返したいと、自ら飲食店を開店しようと考え、夫を不慮の事故で亡くして以来、実家に閉じこもっていた姉のゆたかに「一緒に店をやろう」と声をかける。
姉の亡き夫がスパイス好きだったこともあり、ゆたかの提案するスパイス料理専門店を神楽坂の路地裏の古民家で開店させることになる。
【あらすじ】
〈常夜灯キッチン〉の長月さんの作品です。
こちらの方が先に書かれているのですね。
登場するお料理がどれも美味しそうで、そこに込められたゆたかの思いがまたいい。
こちらは3巻 -
Posted by ブクログ
素敵な夫婦の物語の連作短編集。
どのお話も始めはかわいそうなくらいすれ違っている二人。けれど、最後にはほっこりするお話ばかり。
様々な年代や立場の人達が出てくるので、誰もが誰かに感情移入できるのではないでしょうか?
それにしても、どのお話も何故私はこんな人と結婚してしまったんだろう‥‥と思っている主人公ばかり。
でも、その気持ちが分かってしまうのだから困ってしまいますねぇ(^^;;
現実はこんなにハッピーにエンドするかしら?なんて思ってしまう自分もいますが、やっぱり読んでいて幸せな気持ちになりました。だって誰もが幸せになるために結婚したんですもんね。そんな気持ちを思い出させてくれる一冊でした。 -
Posted by ブクログ
私の身体の奥底に眠る、私を創る本質とは
シリーズものの二作目を最初に読んで、その後に五作目を読むというあまりない読書体験(なかなか順番通りに予約した本が届かず、、)ではあるが、読み進めた時のワクワク感、ラストになるにつれて止まらない指、読み終わった後の満足感どれも素晴らしいものがあった。
今回の事件は「密室殺人」。その「密室」も、関係者たちの「証言」も、事件が起こる「動機」にも全てのものが「WHO INSIDE」、つまり「中」では、「心中」では、「その人の視点」ではといった様々な観点に結びつき構成力が凄まじい作品であったと思う。言葉一つ一つの言い回しや、夢のような情景、託されている共有して -
Posted by ブクログ
主人公は脳外科医を目指す研修医の碓氷。彼は実習先の病院で、不治の脳腫瘍を患う女性・ユカリと出会う。外の世界を恐れる彼女と、過去の傷を抱える彼。二人が静かに心を通わせていく様子は、死が前提にあるからこそ、一分一秒がかけがえのないものとして胸に迫ってきた。しかし、実習を終えて地元に戻った彼に届いたのは「ユカリの死」という報せだった。そこから物語は、彼女の死の真相を追う緊迫したミステリーへと一変する。
中盤からの展開には、文字通り言葉を失った。医療ミステリーの名手である著者が仕掛けた巧妙なトリックにより、それまで信じていた光景が次々と覆されていく。しかし、ただ驚かされるだけではない。謎が解明された
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