すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
これは多くの大人が読むべき、読んだ方がいい本。
この本で語られることは全て過去のことで、その上に私たちの生活があるという事実。
昭和元年に12歳前後だった世代は7人に一人が戦争で亡くなっており、帰って来た人たちもみな傷を負っていたことがよく分かる。
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戦争は大昔のこと、日本は平和
そんな風に思って生きてきた
確かに「戦争」からは遠ざかったかもしれない
でも毎年たくさんの痛ましい事故や事件が起きていて、今の安全はその犠牲を通して先人たちが作り上げてきたものだと強く思った。
戦争に行った人たち、帰ってきた人たち、空襲で亡くなった人、疎開した人
一人一人違う人生が当然あって、無 -
Posted by ブクログ
短編というのはその都度、感情がリセットされるので、
どちらかと言えば苦手な部類なのだが、この作品は別格だった。
大きなみたらし団子にかぶりついたら、差し歯がとれたサキコ。
そんなサキコが差し歯になった原因を作った乱暴者のりゅうちゃん。
サキコが幼い頃からずっと付き合ってきたのに、
今はどこかへ行ってしまったりゅうちゃんとの思い出、
そして思いがけない再会を描いた『カメルーンの青い魚』
夏休みにバイトに勤しむ中学生の啓太と、
啓太の同級生であり曰く付き少女である晴子との
交流を描いた『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』
恋人に突然自殺され取り残された沙世。
彼女が働く軽食ブルーリボン。
店主は男 -
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何回も読んだけどもっかい読みます
初っ端からいきなり面白い。面白さの秘密は設定やキャラなどの他に漫画の読みやすさにもあると思う
静かに日常が侵食されていく様子が怖いッスね〜
田宮先生の強キャラ感もとても良い。本当に強いやつは堂々としている
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Posted by ブクログ
小6の大場ケンは、夏休みに親戚の家へ行く。
その赤城家には、同じ年齢のヒサトと大学生のトーヤがいる。
そして、いつも遊びに来ているヒサトのクラスメートのカオリと3人で坂の上のお屋敷にある笹に吊るした短冊を見に行くことに…。
その短冊に願い事を書いておくと怪盗うみねこが参上しては、依頼を受けた短冊は持って行っている、という話である。
だが、この怪盗はなんでこんなものを…というような不思議なものばかりを盗む。
この3人が暴くのは…。
彼らが答えを出したのは、怪盗うみねこは、価値のないものしか盗まないのだが、価値というのは、人によって違うということで、物それ自体じゃなくて、そこから生まれる -
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最近めっきり珍しくなくなってきた日常に亜人がいる感じの世界観
取り換え児の設定なんかはちょっとレアかな?科学(という名のチート)使う人間とエルフという構図もまああるけどラブコメと組み合わせることで全体的によくなっている印象。名前もなかなか特徴的
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Posted by ブクログ
ネタバレ150ページちょいの本。
主人公はコンビニでバイトをしている30歳を過ぎた古倉恵子。
恵子は周りと協調がとれない……記載はされてないけど発達障がいだよね。
幼少期、公園で死んでた小鳥を見つけて周りの子はかわいそうと泣く中、恵子は「お父さん焼き鳥好きだから食べよう」
小学校ではクラスの男の子のケンカを止めて!と叫ぶクラスメイトを見てスコップで頭を殴り付ける…
喜怒哀楽の感情が極端に乏しい。
でも家族を悲しませるのはよくないと思い普通になろうと周りを研究し吸収していく。
恵子にとってコンビニの仕事は自分を社会の歯車だと認識させてくれ、社会との繋がりをもたしてくれる場所。
そしてもう1人のサブ主
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