斜線堂有紀のレビュー一覧

  • 廃遊園地の殺人

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    廃遊園地が舞台のミステリー。

    あまり馴染みのない設定だったので、トリックや仕掛けの規模が大きかったり、遊園地ならではのものが出てくるのかなと思ったが、伏線を丁寧に回収していくタイプの王道のミステリーだった。
    面白く読ませていただいた。

    廃遊園地が舞台なので、もう少し不穏な空気が流れても良い気がするし、殺人が起きて疑心暗鬼になるであろう所で、意外と登場人物が落ち着いているように感じてしまったので全体的に雰囲気が軽く、そこが残念だった。

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    2025年01月23日
  • 君に贈る15ページ

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    15名の作家さんが『15』をキーワードに描く掌編小説『君に贈る15ページ』の概要と感想になります。

    概要ですが、アンソロジー作品のため、これといった表現は出来ませんが、15歳や15年と年齢や年月に関する作品が多かったですね。

    感想です。
    作家さんの贔屓なしで個人的に良かった作品
    ・息継ぎもできない夜に
    ・十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語
    ・いざ、さらば
    ・初恋灯籠
    初読み作家さんもいたので、これを機に読みたくなりました♪
    毎夜のお供にして、優しい十五夜を夢みて下さい^_^

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    2025年01月21日
  • 本の背骨が最後に残る

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    ゾクゾクしながら一気読み。グロは苦手なので疲れてしまった…この感覚、昔乙一さんの短編集を読んだ時を思い出す。救いのなさとか…
    2話収録されてる『本』の話がとても良かった。これだけで一冊欲しいくらい。

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    2025年01月14日
  • ミステリー小説集 脱出

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    5人の人気作家が贈る、5つの脱出をテーマにしたミステリアンソロジー。


    脱出をテーマにしたアンソロジーです。閉ざされた空間から脱出する、というテーマは同一でも、閉じ込められた屋上から脱出する学園ものから、魔女として処刑される前に繋がれた等から脱出する、だったり、記憶喪失の主人公が謎の研究所の出口を目指したりと、ミステリだけでなくファンタジーやホラー要素のある話まで、幅広い意味での脱出を扱い、バリエーション豊かな作品が収録されています。

    阿津川さんの『屋上からの脱出』は学校に閉じ込められた生徒が抜け出す方法を探す話。一番スタンダードに脱出がテーマ、という感じがします。期待通りに面白い。

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    2025年01月12日
  • あなたへの挑戦状

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    2人の作家がお互いに「挑戦状」を出し合い、小説で答えている。

    読者への挑戦ものは稀によく目にしますが、こちらは作家同士でやってみたという感じですね。
    付録やタイトルでワクワクさせていただきました。

    謎とお話は突飛でなく、「解答」として十分に成り立つものだと思います。
    読者を楽しませるというより、挑戦者に応えるのが第1目標……という理解でいいのでしょうか?
    仲のいい2人のやり取りが1冊の本に相成った、という体ですかね。

    私はどちらの作家さんも初読だったのですが、お好きな方には垂涎ものなのではないでしょうか。

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    2025年01月05日
  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    恋愛からSF,ミステリーまで幅広く書き分ける作者の短編集。独立しているもののテーマとしては「伝える」ことが挙げられるかもしれない。一番評価が高いのは「妹の夫」だろうか。SFとしてよくあるタイムスリップものを題材にどうやったら妻を殺した犯人を遠く離れた地上に伝えられるか、というのが主題。個人的には、それは・・・という思いもしたが確かに面白い。一番だったのは「ワイズガイによろしく」ギャングの世界を舞台にジュークボックスから聞こえる謎の人物に助けられていく、という話。こういった系統が斜線堂さんは得意なのではなかろうか、どうでしょう。

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    2025年01月04日
  • 楽園とは探偵の不在なり

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    天使が降臨した世界で、探偵の青岸焦が起こるはずのない連続殺人に遭遇する、という特殊設定ミステリ
    事件の解決が容易になった世界において探偵の存在意義は何処にあるのかに囚われながらも推理をする青岸がかっこよかった

    犯人の動機から事件の終わり方まで、コナンのあの事件を思い出したよね

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    2025年01月02日
  • 廃遊園地の殺人

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    銃乱射事件で閉園したイリュジオンランドに招かれた九人。
    いまや廃虚と化したこの場所で、各人の思惑が交錯する中、再び惨劇が起こる。
    カバーのウサギ(ギャニーちゃん)からして「もう絶対不気味系だ!」と思ったら全然違った。
    エンタメ寄りかと思いきや本格だし、その意外性すら楽しんだ。
    廃遊園地を生かしたミステリーって案外無いんだよなあ。

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    2024年12月31日
  • ミステリー小説集 脱出

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    阿津川さんの話が好きだなー。
    「脱出」がテーマだから、ゴリゴリのトリックものが多いのかと思いきや、舞台がそれぞれ全部違ってて面白かった。

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    2024年12月18日
  • 小説集 Twitter終了

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    Twitterなき世界の短編アンソロジー。私はTwitterと共に沈む予定でここから動くつもりないんやけど、終わってしまった先で生きる色んな世界線が見れて楽しかった。斜線堂さんのTwitter探偵と助手の話が好きやったな。Twitterが終わってしまいリアルの世界で助手を探す話。

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    2024年12月11日
  • 廃遊園地の殺人

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    ネタバレ

    謎に謎が重なり気になってどんどん読み進められたのは良かった。
    それと斜線堂さんの作品にしては名前が分かりやすくていいのではないのでしょうか。
    売店の売野さんなどはいいミスリードだったと思う。
    残念だったのは大風呂敷を広げた割に回収されていないことが多かった印象。
    主人公の出自も謎だし、十嶋も謎の人物だし。
    期待していた分消化不良感は否めなかった。

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    2024年12月09日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで

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    話の内容が重いのに何故かスラスラ読めて個人的にとても読みやすかった本。1番初めにある憧れの相手が見る影もなく落ちぶれてしまったのを見て、「頼むから死んでくれ」と思うのが敬愛で「それでも生きてくれ」と思うのが執着。という文を見て物語を読んだ後に確かにな、と思えた

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    2024年12月06日
  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    ミステリーの幅は広いのかな?ごりごりの殺人トリック謎…みたいなものではなかったです。短編集というのもあって全体的な印象は軽め。暗くて重いミステリー小説を読んた後に読むとさっぱりお口直ししてくれるような本だと思いました。

    ラストの物語 ゴールデンレコードの玖水が魅力的。The日本の漫画オタクww早口で話してる姿が容易に想像出来るし、ちょいウザいwwだがそこがいいw玖水が探偵の物語待ってます!

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    2024年12月05日
  • あなたへの挑戦状

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    タイトルがアツい。少年誌のバトルみたい(笑)
    今の出版業界でこういう企画が実現できるんだー、と読んで元気になった

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    2024年12月04日
  • 廃遊園地の殺人

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    文庫化にあたり大幅な加筆修正とのことで、単行本で感じた違和感はなくなっていたので良かった。あとがきに廃墟探偵シリーズの次回作の舞台が発表されていたけど、和名だと何だかわからなくて調べてしまった。謎が多そうで楽しみ。

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    2024年11月24日
  • 禁断の罠

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    「ヤツデの一家」新川帆立



    「大代行時代」結城真一郎
    最近の話題で面白い。さすが『#真相をお話しします』の作者。


    「妻貝朋希を誰も知らない」斜線堂有紀
    すごくいたたまれない気持ちだった。近年になって受け入れられつつあるとはいえ、田舎の閉じられた世界でなんの支援にも繋がっていない10代の子ども。



    「供米」米澤穂信
    近代文学界の当事者であろう主人公とその友人と。美しいラストだった。感動した。(文ストの横溝正史を重ねました)


    「ハングマンー雛鵜ー」中山七里
    シリーズもののひとつのよう。復讐代行。


    「ミステリ作家とその弟子」有栖川有栖
    コテコテの時刻表ミステリ読みたくなった。それ

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    2024年11月24日
  • 楽園とは探偵の不在なり

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    ネタバレ

    設定や世界観が面白い、というか魅力的でした。キャラクターも素敵。青岸が主人公のギャルゲーかよ、と思ったけど笑。
    なんというか分かりやすく死にそうな、悪くて、同じような人たちが死ぬ。特に気になることや思い入れがないまま死んでいき、トリックも特殊設定から分かりやすかったのでハラハラやショックな展開、ひっくり返される展開はなかったけれど、最後まで通して読むとテーマ的にはそれで合っているかもしれない。
    例えば大槻君が死んで、血塗れのコックコートだけが出てきてそこも含めて推理するとかだったらまた彼の思いや行動の真摯さも感じ方が変わってきたかも知れないけれど…それだと伝えたいテーマの意味がブレるから。天使

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    2024年11月23日
  • あなたへの挑戦状

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    256ページまで読んでから、封筒を開けて「あなたへの挑戦状」を、でもなんか変だな?ここから何を挑戦されるんだろう?わくわく
    という感情が読み進めるうちに見事に、ね。
    お見事。
    そういうことかー!
    エンタメってこういうことだな。

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    2024年11月22日
  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    ネタバレ

    短編集。

    『妹の夫』は、宇宙に旅立った男の妻が殺され、犯人について懸命に伝えようとするが、翻訳機が壊れてしまって…というやきもきする話である。地球で男の通信を受けるドニという職員が優秀で、言葉が通じなくとも表情や仕草からこうまで推測できるのかと目を見張った。しかし、全てが上手く行く訳ではない。無事、妻を殺した奴について伝わるのか最後までどきどきだった。しかし、なぜ妻は殺されてしまったのだろうか、気になる。

    『ゴールデンレコード…(以下略)』は、地球外生命体に人類を伝えるための写真を選考する委員会である。設定が面白い。こういうのは利害関係で雁字搦めな大人より、子どもが選んだ方が良いかもね。各

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    2024年11月14日
  • 本の背骨が最後に残る

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    短編で読みやすいんどけど最初と最後の話が繋がって?いてじっくり読んでしまった。
    ファンタジーでホラー的な感じです。コワって感じで凄く怖い訳ではないのでホラーやファンタジーが苦手な人でも面白く?読めます。

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    2024年11月10日