斜線堂有紀のレビュー一覧

  • 君の地球が平らになりますように

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    ネタバレ

    自分と違う世界に行ってしまった恋人を取り戻そうと、守ろうとするのはエゴなのか
    人は自分しか守れない
    たとえ善意であろうと、相手を傷つけてしまう
    優しさゆえの、狂おしいほどの愛

    普段恋愛ものはあまり読まないのですが、夢のような甘いシーンの後に来る、コミュニティのリアルさ生々しさが好きでした
    今はハッピーエンドじゃなくても、いずれそうなるだろう、いやそうしてやる!という柔らかな強かさも感じ、登場する女性たちには好感が持てました。

    0
    2026年07月04日
  • 恋に至る病

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    最後は景が昔自殺を止めた善名さんに刺され、刺された景を宮嶺が生徒会室に運び、救急車を呼ばず、放火して殺した。
    ブルーモルフォは自分がやったと言って宮嶺は出頭したが警察は景だと思ってる。
    景は本当に宮嶺が好きだったのか?駒として使うために小学校から仕込んでたのか?
    宮嶺がいじめられていた時、よく消しゴムを隠された。その消しゴムを警察から渡されたところで終わった。

    個人的に景はサイコパスだと思う。

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    2026年07月01日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    客観的に見ると「やばい(重い)女だなぁ…」と思ってしまうけど、
    自分が彼女たちと同じ立場だったら…あそこまでとはいかないけど、少なからず平常心ではいられないだろうなと思う。
    全肯定はできないし、全否定もできない感じ。

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    2026年07月01日
  • 恋に至る病

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    ネタバレ

    読後すぐは、警察の言う通り全て計算済みの行動だったのかな?と思いましたが考察を読んだり考え直して、というよりは特大の試し行動だったのかなと思いました。

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    2026年06月30日
  • そうだ、君を憎めばいいんだ 愛と殺意と七つの条件

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    桜庭一樹さんと斜線堂有紀さんの競作
    短編6編プラス書き下ろし2編

    作家二人が決めた7つの条件をもとに物語が展開されていく 

    読んだあとに7つの条件が何だったのか明かされるので
    「あ、そういえばこのキーワードあった」となり
    なるほど、こういう趣向になっているのか!と思った。

    ただ話が飛躍しすぎてて、入り込めなかった。
    突飛で着地点が予想出来ないのが印象的。
    そして同じお題で書かれてもやはり作家それぞれに個性があって、色んな方向に話が膨らんでいくんだなと感じた。

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    2026年06月29日
  • 病に至る恋

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    恋に至る病を読まずに先読んじゃった。
    というか恋に至る病をずっと読んでると思ったら違った笑
    登場人物が突然出てきて心情とか結局どうなったの?みたいなことが多かったけど、本編のサブストーリーだからか笑

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    2026年06月27日
  • そうだ、君を憎めばいいんだ 愛と殺意と七つの条件

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    思ってたよりは少し残念なイメージでした。
    現代風ではありますが、何よりも話が少し分かりづらい部分があって、ものすごく集中して読まないと内容が分からなくなってきてしまい混乱する場面がありました。
    強いてあげるなら「斜光のさす場所、七つの条件」が一番読みやすかったです。

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    2026年06月26日
  • あなたへの挑戦状

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    こんなミステリーの作り方あるんだ!
    っていう往復書簡的なミステリ。

    こういう家でおきたミステリ書いてほしい。

    犯人がなんで殺したあとに、死んだ人の隣で寝ることになったか、書いてほしい。

    ってざっくりお互いにお題出し合ってミステリ組み立てる。
    すごいね。

    これわたしもやってみたいな。

    なんで、この駐車場の真ん中にスニーカーが一つ落ちてるのか。

    まぁ、大体、ちょっと綺麗好きな運転手が落とした。
    いや、でも、もしかしたら、攫われそうになって被害者の靴が落ちたとか。

    でも、どうみても履き込んだ靴で、おじさんくさい。

    奥さんがムカついて片方ぶん投げた。

    右足だけ違う靴履いてきちゃって、

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    2026年06月25日
  • 回樹

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    うん。気持ち悪いです(褒め言葉)。

    極々私的なこだわりやらコンプレックスやら愛着やらを、SFというフォーマットに乗せてぶわぁっと拡張したら、こんな作品になりました。という短編集。
    不肖鴨、普段は比較的ハード寄りのSFが好みではあるので、この作品群から感じる理屈抜きの感情の強さ、個人(「人類」でも「人間」でもなく、あくまでも「個人」)の倫理観や愛情や優しさ・辛さをベースにした暴走の針の振り切れっぷりといったモノに、少なからず衝撃を受けました。
    好きか嫌いか、と問われたら、嫌いな方です。でも、この先もこの作品群を忘れることはないんだろうなぁ、と、なんとなく思っています。

    基本的に「心の動き」が

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    2026年06月22日
  • 君の地球が平らになりますように

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    同作者の『愛じゃないならこれは何』の同シリーズといっていい小説。実際登場人物がリンクするところもある。

    具体のない何かを恐れる登場人物達の恋愛短編で、どれもなかなか‥なお話。なのに読み終わってみるとどの話も恋愛してるなぁ、という不思議。ホスト狂いの話がなかなか壮絶で面白かった。

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    2026年06月21日
  • あなたへの挑戦状

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    あなたへの挑戦状。めっちゃ構えて読みました。
    ほう、そういう事でしたか!
    斜線堂有紀さんは娘の本嫌いを克服させてくれた作家さんで、この本も娘から借りました。どちらの作家さんも読みやすく、若者向けに感じました。後半はこの共同作品が出来る経緯を読むことができ、2人のファンはプラスで楽しめるのではないでしょうか。2人がおすすめしていた本も何冊かあるので、読んでみたくなりました。

    0
    2026年06月18日
  • あなたへの挑戦状

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    読み始める前は、
    期待感が高まってましたが…

    館系って、
    まあなんかしら館ならではの
    トリックがあるのだろうし、
    あまり日常感がないので、
    それほど好きではない。

    その上で、やっぱりという感じ。

    斜線堂さんの方は、
    以外な犯人を期待してしまいましたが…
    二人の微妙な関係性は良かったです。

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    2026年06月18日
  • 回樹

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    ネタバレ

    簡単に読めていい。
    ぶっちゃけバズってたから読んだ。
    誰も幸せにならないレズビアンの本ってそれもステレオタイプとかバイアスから来たものなんじゃないの?とか、悲恋の面白い題材みたいな側面を拾うのはありがちかな、とも思える。

    人種差別も白人対黒人の対立を描いていて、アジア人が描くにはなあと思ってしまうところも少しあった。

    同性愛、人種、宗教ってテーマ自体がちょっと重めだから、もう少しライトに読めばいいんだろうけど、単純に読むだけというのは難しいかも

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    2026年06月17日
  • 最後の一行 white

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    ネタバレ

    “最後の一行”で見ていた景色が変わるーー。

    と謳ってはいるけど、何がどう変わるんだろう。正直最後の一行を読んだとて、別に景色は変わらん。

    「えぇ・・・そうなの?」とはなるが、それまで読んだ文章やストーリーがひっくり返るとかはなかった。

    自分の読解力の問題かな。

    ミステリーやサスペンス、SFの要素があって、短編集としてはサクっと読めて十分に楽しめる。

    「ゼリーに満たされて」はなんだか悲しかったな。

    0
    2026年06月14日
  • 楽園とは探偵の不在なり

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    る日世界に天使が降臨し、2人以上人を殺した瞬間、
    地獄に引きずり込まれる世界になった。世界から連続殺人が消えた中、
    大富豪からとある島に呼ばれた探偵。そこではありえないはずの
    連続殺人が発生する。というSFミステリ。

    まず、設定で勝ってるな!って思う。
    これ思いついた時小躍りしただろうなって想像できるもん。
    それぐらい秀逸な語りだしだよね。

    最近読んだのだと「クローズドサスペンスヘブン」とか、
    普通のミステリにファンタジー要素を盛り込みつつ、
    地に足をつけたトリックを披露する系は目新しくて良い。

    今作も天使が降臨した世界の変わりようを書いてくれている。
    当たり前だけど、連続殺人にも抜け穴

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    2026年06月12日
  • さよならに取られた傷だらけ 不純文学

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    ひたすらパラレルワールドの世界を読んでる感じ
    表紙に描かれたタイトルは188ページで出てきてここ何回!ってつっこみたくなった

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    2026年06月12日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    「深淵を覗き込む者はみずからもまた、深淵に見られていることを知らねばならない」みたいなもので、誰かを好きになったり誰かに好かれたり

    自分にも執着心はあるが、強く持ち続けることができなくていつの間にか有耶無耶にしてしまう事が多くて
    なので登場人物に全面賛成とはいかない
    ハッキリと言語化は出来ないがモヤモヤとした、イライラに近い何かを感じながら読んだ

    結局、仕事も恋愛も中毒みたいなもの
    どちらかを投げ捨てたり蔑ろにしたからといって、誰かに何かを言われる筋合いでもない
    ささいなしあわせで満足できる、ある意味強いメンタリティが欲しくなる…そんな小説


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    2026年06月09日
  • そうだ、君を憎めばいいんだ 愛と殺意と七つの条件

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    帯見て買うと若干期待はずれ感あるかも?桜が咲いた日の2作がかなり良い。あとアンチの恋も結構好きでした。こんなに豪華な競作あまりないし、面白かったので読書しない人にもオススメしたいな〜と思った。

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    2026年06月01日
  • 死体埋め部の回想と再興

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    ネタバレ

    シリーズ続編。雨で傘を持っているのにびしょ濡れの女性の死体、絞殺・刺殺・撲殺・そして無傷の4人の死体、白杖を持ちサングラスした高級服の若い男、綺麗めのワンピースにゴツいスニーカーの女性。今回も目の前に現れた謎多き死体の謎を祝部が推理する。

    前作で一人きりになった祝部だが、冒頭は織賀とともに行動する話から始まる。雨の日に活動する話と合宿と言って北海道を旅する話、一人で依頼をこなす祝部の話とその後の話を収録。なんとなく大学生っぽいノリのパートと死体埋め部としての活動パートの落差を楽しむ感じなんだろうけれど、何かやっぱり乗りきれなかった。

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    2026年05月31日
  • 死体埋め部の悔恨と青春

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    ネタバレ

    英知大学の新入生・祝部浩也は帰り道で暴漢に襲われ、揉み合いの末に刺し殺してしまう。祝部の前に現れた赤いジャージの男・織賀善一と死体を埋めに行くことになる。乗り込んだ車には左手の指が折れた女性の死体があった。死体の謎を解かされる祝部は織賀とともに死体埋め部として活動することに…。

    左手の指がすべて折れた女性、一部が切り取られたものを含め5冊もの辞書を持つ女性、ワンピースの下にスクール水着を着た女性。死体を前にウミガメのスープ状態で死体の謎を推理する。トンデモ設定なんだけど、思ったより印象には残らなかった。

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    2026年05月31日