斜線堂有紀のレビュー一覧

  • 放課後探偵団2 書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー

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    放課後探偵団第二弾
    主に中学生、高校生が探偵役の物語
    一番最初の話が個人的には一番好きだった
    重い話もあり、高校生らしい話もあり面白かった
    日常の謎を解いていく形式の方が多かった
    主人公が中高生なのもあって読みやすい文章だった印象
    思春期ならではの悩みだったり焦燥が事件と絡んでいるところが学園モノ?らしくて良かった
    4つ目の話が重たくて結構しんどかった

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    2026年08月23日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    ホラーアンソロジー。
    全部粒揃いの面白さだったけど特に斜線堂有紀の「枯渇」が特に抜きん出ていた。活字でここまで気持ち悪い(褒め言葉)描写を表現出来るのは凄いと思う。

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    2026年08月23日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    夏なので怖いものが読みたくなったのと、斜線堂先生が入っていたので読みました。
    ホラーって、結局どういうことだってばよ…となる話が多いなと改めて思った。特に最後の話は難しかった。得体の知れないものってやっぱりこわい。
    『かんのさん』が1番好きだったかな。お母さんが報われなさすぎる。

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    2026年08月20日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    一億総推し時代の残酷と切なさ。地球人と星(推し)、遠いまま互いを照らし合う恋の物語。

    アイドルグループ「東京グレーテル」を取り巻く人々を描いた4つの短編集。

    『ミニカーを捨てよ、春を呪え』:恋人が推しているのは地下アイドル
    『星が人を愛することなかれ』:VTuberの「中の人」
    『枯れ木の花は燃えるか』:SNSの炎上システム
    『星の一生』:カリスマアイドルとして生きるということ

    誰もが誰かを「推す」時代において、ファンとアイドルの「推しつ推されつつ」な歪で愛おしい関係性がポップかつリアルに描かれています。子供の頃あんなに大切にしていたミニカーがどこかへ消えてしまったように、どれだけ熱狂的

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    2026年08月20日
  • 愛じゃないならこれは何

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    短編集だけど、
    一つ一つが心にのしかかってくる感じで
    一気には読めず、少しずつ読み進めた
    毎回あぁ...ってなる終わり方で
    天を仰ぎたくなる

    登場人物の中では妃楽姫がお気に入り!

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    2026年08月18日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    この手のタイプは好みではなさそうなんだけど、タイトルに惹かれてつい読んでしまった。
    形ない感情の証明なんて難しいよな…と思いつつ
    どんな結末が待っているの期待しすぎたせいか、あっけない結末であまり心に刺さらなかった。
    あとは話し方が好きになれず…
    タイトルの意味が変わるようでイマイチ分からずなんだけど、全体的に読みやすく一気に引きこまれてしまうのは確か。まぁ夏に読むのにいいのかも。

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    2026年08月17日
  • 教科書には、載せられない!? 君に綴る5つのパロディ

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    恩田陸で登録・検索した結果出てきた新刊アンソロジーと言うことで通販にて購入した。勿論、どの様な内容なのかは二の次。アンソロジーとはいえ恩田陸の新作が出たというのなら、買わない選択肢はない。5人の作家による競作で、せっかく買ったからにはどの作家の作品が一番面白いのか、自分とフィーリングが合う作家は誰か?という観点で読み進めた。

    日本昔ばなしをアニメで見るような感じで、教科書に載っていそうなお話(元ネタ)を5人の作家がそれぞれの個性・作風を発揮しながら脚色した競作集。作家の好みはあるものの、今回は作家の特徴はできるだけ考えないようにして、あくまでも出来上がった作品の面白さで比較してみたい。ちなみ

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    2026年08月16日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    背筋さん、斜線堂有紀さん、上條一輝さん、新名智さん、皮肉屋文庫さん、梨さんといった実力派の作家陣が名を連ねており、ホラー好きとして手に取らずにはいられない贅沢なアンソロジーです。

    本作の魅力は、収録されている恐怖のバリエーションの幅広さ。文字を追っているだけでこちらまで痛みを感じてしまうような、思わず顔をしかめたくなる物語もあれば、反対に爽やかな夏の情景を感じられるような物語もあります。
    それぞれの作家さんの個性が色濃く表れており、一冊の中で全く違うベクトルの恐ろしさを存分に堪能できるアンソロジーでした。

    私のお気に入りは、斜線堂有紀さん『枯渇』、上條一輝さん『枯れた街の上でも』です。

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    2026年08月12日
  • 君の地球が平らになりますように

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    恋愛×地獄の短編集。進んだ先には真っ暗な地獄が待っていると分かっていても人が突き進んでしまう心理が読んでいて面白かった。狂愛、偏愛と呼びたくなるような恋愛のオンパレードだったけれど、人は自分が信じたいものをとことん信じたいのだなと思いました。

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    2026年08月07日
  • 病に至る恋

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    未読の『恋に至る病』のスピンオフ?前日譚?だった!読む順番を間違えてしまった。これだけだと不気味だけどよくわからず。

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    2026年08月07日
  • 最後の一行 white

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    ネタバレ

    金子玲介「ゼリーに満たされて」
    斜線堂有紀「人魚の骨を拾い往く」
    法月綸太郎「つぎはあんたの番だよ」
    芦沢央「ひび割れ」

    “最後の一行”って言うのに合ってる感じは「ゼリーに満たされて」かな。後は面白かったけど、“最後の一行”って感じは無かった。法月綸太郎はこの前読んだ『法月綸太郎の不覚』に収録されていた。

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    2026年08月06日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    最近、“アンソロジー“を何冊か読んでいる。 いままで、“アンソロジー“のよさ。が、わからなかったんだけど。
    よい。
    サクッと読めて。個性が出てて、多面的。
    要するに、面白い。
    この『その他の危険』も名だたる作者揃い。
    この夏の身近なとこにある。みたいな…
    ぜひ“アンソロジー“の恐怖を体感して欲しい。

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    2026年08月04日
  • 死体埋め部の回想と再興

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    「死体埋め部の悔恨と青春」の続編。
    『死体埋め部』というあり得ない設定ながら、織賀先輩の明るさと強引さに導かれて段々とサークル活動のような形になっていっている。この続編ではついに合宿で北海道に遠征している。ところがそこは埋め部、ただの合宿では済まなかった。

    違法な闇の活動でありながら、どこか青春のような雰囲気すら漂うのは、二人のキャラクターや関係性によるものか。
    織賀先輩の磊落さ、一方で学生生活はきちんとしていて埋め部の活動にも無駄がない。
    祝部は、元は織賀に引きずられる形で埋め部の活動に付き合わされ、織賀を楽しませるために死体を巡る謎解きを始めたはずなのに、いつの間にかその活動も織賀との交

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    2026年08月01日
  • 最後の一行 white

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    4本とも読みやすくスルスルと読めた。
    ゼリーに満たされてが一番良かった。
    人魚の骨を拾いに往くの最後はゾワッとしたが嫌いじゃない。

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    2026年08月01日
  • 病に至る恋

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    「恋に至る病」のスピンオフ短篇集。本編とは違う人物にスポットを当てた話もあって、主人公以外の人体はブルーモルフォの事をどう見ていたのか、など客観的視点から楽しめる。
    親の目線から見ても特別に感じられていた景。
    彼女なりに悩んでいたのかな。
    本編の深みが増すので、セットでオススメしたいです。

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    2026年07月28日
  • そうだ、君を憎めばいいんだ 愛と殺意と七つの条件

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    ネタバレ

    マッチング競作。かわいそうに、魂が小さいね。女の子は街にたくさんいる。みんなに人生がある。カードゲーム。プロモカード。偽物。姫。
    亡妻回想録。盗聴。私は呪い。アンチの恋。ハロウィンの夜。飲み会。君を憎めばいいんだ。

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    2026年07月28日
  • 教科書には、載せられない!? 君に綴る5つのパロディ

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    ネタバレ

    ごんぎつね
    良パロディだった
    すぐに火縄銃撃とうとする探偵兵十はいい味出してるし、しっかりと ごん、お前だったのか も決めてかつ余韻もいい

    鼻→髭
    ごんぎつねは続きものパロディだけど、こちらは全体のモチーフパロディ
    これも出来が良かった
    鼻が長すぎる人はファンタジーだけど、髭が伸びすぎる人はちょっとありそうなラインで良い

    山月記
    続きの妄想
    李徴は結局獣の本性に抗えなくなったとする本来のラストが好きだからどうしても蛇足感
    こんな李徴は嫌だ みたいな話

    吾輩は猫である
    オチは読めてた
    気味が悪かった

    山椒大夫
    現代日本で人買いが発生して現実味があるのは宗教施設っていうのはそうかもなって感

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    2026年07月26日
  • 君の地球が平らになりますように

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    6話からなる恋愛短編集。
    地下アイドルが主人公の話と、映研の二人の話が好き。
    斜線堂さんの主人公は、汚いいやらしいところも包み隠さず描かれていて、全部は無理でもどこかしらで必ず共感できる部分があるところが魅力だと思う。
    あととにかく文章が好みで、個人的にとても読みやすい。
    「全ての物事を良いように捉えるトラのフィルターが、私に魅力の濡れ衣を着せていた。」とかすごいなほんとに。

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    2026年07月23日
  • 本の背骨が最後に残る

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    ネタバレ

    表題作が良かった
    本が紙ではなく人であり、一冊一つの物語しか持ってはいけない中で十の物語を抱えた人の本が美しく壮絶で隔絶した一冊として描かれており楽しめた
    短編集で、基本的に出てくる女性は美しい。だけど美しさには理由があると言うか、単なる外面の美醜だけではなく覚悟が決意が執着が彼女達を美へと祭り上げるし美しさは腐肉のようにまとわりつくもの達を呼び寄せる
    ただ私は欠損系に美を見出せないので作者がそれらを如何に美しく描いてもそこに感嘆の溜息を漏らす事は出来なかった。短編集を読んだと言うよりは個展を観てきた気分刺さる人には強く刺さる腐りかけの果実のような濃い甘い匂いがする一冊でした

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    2026年07月20日
  • そうだ、君を憎めばいいんだ 愛と殺意と七つの条件

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    この二人の競作の聞いた時点で、ある程度覚悟してたけどやっぱり傷ついた。
    ままならない感情に振り回される少女達が可哀想で悲しい。
    どれもしんどいけど『場外戦』が一番きつかったな。
    もっと上手く生きて欲しいと思わずにはいられない。
    ただ、書き下ろし2篇にちょっと救われた。
    それにしても面白い試みだなあと。
    同じ七つの条件に基づいて執筆しているはずなのに、こうも違う話になるのか。

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    2026年07月19日