斜線堂有紀のレビュー一覧

  • 君の地球が平らになりますように

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    どの短編も読んでいて辛い。
    恋愛って楽しいはずなのに、どの女性も何故か無理をしている。あぁ、でも若い時の恋ってこうだよなぁ。周りから「やめた方がいいよ」って言われても、絶対に幸せになれるって確信のない自信。それでも、本人が納得しているなら何を言われようが突き進めばいいと思いつつ、皆、うっすらおかしい、しんどいって気づいてる。なんか、自分のしんどかった恋愛思い出して苦笑(笑)

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    2025年06月11日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    ネタバレ

    【収録作品】
    楠谷 佑「パブリック・スクールの怪事件」…ホームズ&ワトソン
    ガイド第1回 ミステリのおもしろさ。
    辻 真先「アルセーヌ・ルパンのお引っ越し」
    ガイド第2回 名探偵とは誰でしょう?
    斜線堂 有紀「キャロル・ハートネル大いに憤慨す」…ポアロ
    ガイド第3回 トリックとは何か?
    水生 大海「一つの石で二羽の鳥を殺す―To kill two birds with one stone.」…ミス・マープル
    ガイド第4回 推理とは何か?
    青崎 有吾「シチリアオレンジジュースの謎」…エラリイ・クイーン
    ガイド第5回 どんでん返しとはなんでしょうか。
    阿津川 辰海「オムレツは知っていた」…ネロ・ウ

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    2025年06月10日
  • キネマ探偵カレイドミステリー~会縁奇縁のリエナクトメント~

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    ネタバレ

    【収録作品】
    作為改変のコンティニュイティ
    懐古所以のオデッセイ
    断崖空壁の劇場落下
    水没錯誤の幽霊譚
    一生一会のカーテンレイス
    会縁奇縁のリエナクトメント

    引きこもりの名探偵・嗄井戸と、ワトソン役の奈緒崎のコンビ……だが、今作では、それぞれが相手に必要とされる人間になろうと奮闘する様が描かれる。
    最終話がきれいに決まって頰が緩む。

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    2025年06月10日
  • 禁断の罠

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    個人的に好きなのは『大代行時代』と『ハングマン─雛鵜─』のふたつ。
    ハングマンはとても設定が好きなのでせっかくならこの短編よりも長尺で読んでみたいと思った。大代行時代はまとまりが綺麗で満足感がある。
    1人の作家目当てで購入した本だが、どの話もそれぞれの面白さがあった!

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    2025年06月04日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    AIって本当にすごいですよね。
    何かするときに、人間である必要があるのかと思うけど、「人間らしい矛盾さとか、弱さとか、感情はAIには表現できないでしょ!」
    と、以前の私は思ってたし、信じてたけど

    今は、そういう不完全な人間らしさも、コピーできてしまうAI…恐ろしいですね。
    AIが作った小説、レシピ、音楽…
    言われなきゃ分からないんだろうなーと私は思います。


    そして。才能って、怖い贈り物ですね。
    私にはそんなものなくて、小説の中の彼らと比べるとずいぶん身軽な人生だと思うんだけど

    それでも「ずっと続けてきたものや頑張ってきたことを辞める勇気」とかは、私でも分かる。
    好きで居続けなきゃいけな

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    2025年05月28日
  • 百合小説コレクション wiz

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    今回のアンソロジーに可愛い百合はいない。
    全体的にビターテイスト。
    一発目の『選挙に絶対行きたくない家のソファーで食べて寝て映画観たい』から刺しに来てて呻きそうだった。
    『パンと蜜月』や『悪い奴』で描かれる愛は歪で、『運命』の二人には苦難が待ち受けている。
    ああでも『魔術師の恋その他の物語』は少し酷くて悲劇的だけど、ドラマティックだったな。

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    2025年05月25日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    「ミニカーを捨てよ、春を呪え」
    彼氏が推しにハマっていたら。アイドルだって女性で、その女性のためにグッズを買ったり、ライブに行ったり、お金と時間を使っているのは事実。私にもし彼氏がいて、アイドルにぞっこんになっていたら、少し嫌な気持ちになるかもしれない。相手の好きなことは制限したくないし、好きなことはとことんして欲しいが、何故だろう。自分と同じ性別の、自分より可愛い女の子にときめいていると思うと複雑な気持ちと、劣等感に苛まれる。推し活が好きな人は、好きな人同士でしか分かり合えないのかなとも感じた。冬美は、渓介から離れ、もっとアンテナを張ればいくらでも自分を一番に愛してくれる人と出会えたのかもし

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    2025年05月18日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    ネタバレ

    前作があることを知らずに読んじゃったパターン。それでも結構面白かった。
    表題と「枯れ木の花は燃えるか」が特に好き。
    「星の一生」は濃厚すぎてちょいきつかった。
    めるすけのテディベアに関しては安心した。そこまでクズではなかった。

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    2025年05月11日
  • 本の背骨が最後に残る

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    すごく惹き込まれる。初めて読むジャンルだなと思った。途中で読むのが恐ろしくなってやめちゃったけど1番最初の話の印象が強すぎる。

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    2025年05月11日
  • 禁断の罠

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    時代を感じさせる内容のものがいくつかあったけれど意外性という点では物足りなかった。それでも1作目のラストや4作目の動機の切なさは個人的には好みのものだった。

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    2025年05月04日
  • キネマ探偵カレイドミステリー~会縁奇縁のリエナクトメント~

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    2025年。お初作家。
    デビュー作がキネマ探偵らしい。引きこもり大学生のカレイドは、アパートに2Fを映画観賞用に改造して、そこで映画を見てばかりいる。1Fに住んでる大学生奈緒崎をワトソン役にして探偵したり。
    カレイドが引きこもりから復帰していく様子と、大学を卒業した奈緒崎がカメラマンになるまで。

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    2025年05月12日
  • キネマ探偵カレイドミステリー~会縁奇縁のリエナクトメント~

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    ネタバレ

    前作を読んだことはなかったのですが、
    今作からでも楽しめる内容で安心しました。

    "カレイドミステリー"ってなんだろう…
    そんなミステリーのジャンルがあるのか〜
    と思いながら読み始めたらあっ名前か!と最初にふふっとひと笑いしてしまいました。
    よく知る名作から、名前は知ってるけど読んだことない作品まで出てきて、どんな映画が出てくるのか楽しみながら読むことができました。
    圧倒的な映画の知識で事件を解いていく、
    すごい才能だと思いました。

    前作を読んでいないのでカレイドがどれだけ
    部屋から出てこなかったのかがわからないのですが、事件を通して少しずつ変化し前向きに変わっていったの

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    2025年08月07日
  • 君に贈る15ページ

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    15頁じゃ物足りないと思っていたけど、全然そんな事なかった。
    むしろ初めての作家さんに挑戦するには丁度良い長さ。
    『超能力者じゃなくたって』と『世界が十五になる前に。』が可愛くて好きだなあ。
    でも『息継ぎもできない夜に』や『初恋灯籠』のような切なげな雰囲気の短篇も良い。
    『朝の読書だ nyan』はあまりにも微笑ましすぎて、アンソロジーの締めにして大正解だわ。

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    2025年04月20日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    どの作品も正統派とは言い難いので、“斬新”という表現がピッタリだと感じた。
    アンソロジーは初めましての作家さんに出会えるから良い。
    芦沢さんの「踏み台」がイチオシ。
    ストーリーだけでなく登場人物や相関関係にも興味が湧く。
    多分私、この人の描く人間が好きなんだろうなあ。

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    2025年04月19日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで

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    『憧れの相手が、落ちぶれてしまったのを見て
    「頼むから死んでくれ」と思うのが敬愛で
    「それでも生きてくれ」と願うのが執着』

    突然失踪した人気小説家
    彼の部屋に残されたノートパソコン
    遺書とも思われるワードファイル
    そして、謎めいたクローゼット

    少女は、小学生の時ネグレクトから憧れの小説家
    に助けられる
    家庭を失った少女と才能を失いつつある作家の
    共依存生活
    恋愛小説で、少女が小説家を殺す経緯であり
    そこは敬愛だったのか執着だったのかを問う
    ミステリーというなかなか洗練された一作

    女子学生の頃読んだら、悶えたと思います

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    2025年04月15日
  • 愛じゃないならこれは何

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    登場人物の誰にもなれないし、そんな行動はしないだろ!とは思ってしまう。けど、それらの行動は非現実的ではなく、今の自分ではしないだろうと思うことも、苦しいほど好きな推しや恋人ができたら、この人たちのような行動をとってしまうのかも、それはそれでおもしろいなと思う。今の自分にはない感情や行動だから、おもしろい。

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    2025年04月14日
  • 本の背骨が最後に残る

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    サディスティックでグロテスクでファンタジー⟡.·*.

    私はこれを怪奇幻想耽美嗜虐小説と名付けます

    はじめましての斜線堂有紀さん(わたしと同じ名前!)は7編の短編集。

    一番好きだったのは
    『痛妃婚姻譚』
    麻酔の技術がない世界で、手術を受ける者の痛みを肩代わりする【痛妃】。患者と痛妃は互いに首に着けた「蜘蛛の糸」と呼ばれる器具で痛みを分け合う。
    病院の裏に建つ「城」で毎夜 行われる舞踏会。
    耐えられない程の痛みを受けながら 優雅に舞う痛妃たち。その日の舞踏会の主役となった痛妃に贈られるのは紅い椿。百日通して紅椿を手にした痛妃は城から出る権利を得られる。

    輝くほどの美しさと、痛みを感じさせな

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    2025年04月12日
  • 廃遊園地の殺人

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    内容は面白い。

    舞台設定もロマンがあって素敵だけど、廃遊園地の描写が物足りない気がした。廃墟らしい仄暗さとか不気味さを期待してたけど、あまりそうではない。

    登場人物も全体的に特徴が掴みづらく、誰かが死んでも「あっ、死んだんだ」みたいな感じ。

    トリックは良かったがリアリティを感じきれず、のめり込めなかった。もう少しスリルや、物語の緩急が欲しかった。

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    2025年04月09日
  • 貴女。

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    初めて百合小説というジャンルを読みました。
    時代設定や環境の違い、人への想い方が表現の仕方で全く違う百合小説を感じました。

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    2025年04月09日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    若年層のミステリの初読者を念頭に、ホームズやルパンといった古典的名探偵たちを紹介しつつ、日本の人気作家による彼ら彼女らの新作パスティーシュ短編までも掲載しているというなんとも贅沢なミステリ入門書。
    自分が子どもの頃に学校の図書室にこの本があればもっと古典ミステリをがっつり読んでいただろうに…

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    2025年04月09日