斜線堂有紀のレビュー一覧
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る日世界に天使が降臨し、2人以上人を殺した瞬間、
地獄に引きずり込まれる世界になった。世界から連続殺人が消えた中、
大富豪からとある島に呼ばれた探偵。そこではありえないはずの
連続殺人が発生する。というSFミステリ。
まず、設定で勝ってるな!って思う。
これ思いついた時小躍りしただろうなって想像できるもん。
それぐらい秀逸な語りだしだよね。
最近読んだのだと「クローズドサスペンスヘブン」とか、
普通のミステリにファンタジー要素を盛り込みつつ、
地に足をつけたトリックを披露する系は目新しくて良い。
今作も天使が降臨した世界の変わりようを書いてくれている。
当たり前だけど、連続殺人にも抜け穴 -
Posted by ブクログ
「深淵を覗き込む者はみずからもまた、深淵に見られていることを知らねばならない」みたいなもので、誰かを好きになったり誰かに好かれたり
自分にも執着心はあるが、強く持ち続けることができなくていつの間にか有耶無耶にしてしまう事が多くて
なので登場人物に全面賛成とはいかない
ハッキリと言語化は出来ないがモヤモヤとした、イライラに近い何かを感じながら読んだ
結局、仕事も恋愛も中毒みたいなもの
どちらかを投げ捨てたり蔑ろにしたからといって、誰かに何かを言われる筋合いでもない
ささいなしあわせで満足できる、ある意味強いメンタリティが欲しくなる…そんな小説
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ続編。雨で傘を持っているのにびしょ濡れの女性の死体、絞殺・刺殺・撲殺・そして無傷の4人の死体、白杖を持ちサングラスした高級服の若い男、綺麗めのワンピースにゴツいスニーカーの女性。今回も目の前に現れた謎多き死体の謎を祝部が推理する。
前作で一人きりになった祝部だが、冒頭は織賀とともに行動する話から始まる。雨の日に活動する話と合宿と言って北海道を旅する話、一人で依頼をこなす祝部の話とその後の話を収録。なんとなく大学生っぽいノリのパートと死体埋め部としての活動パートの落差を楽しむ感じなんだろうけれど、何かやっぱり乗りきれなかった。 -
Posted by ブクログ
■勝手に予告編
とある事件によって、その遊園地は多くの人たちを迎え入れることなく、プレオープン日に閉園へと追い込まれた。その名は、イリュジオンランド。
それから二十年が経ち、廃墟と化したイリュジオンランドを訪れた廃墟好きな元コンビニ店員や、イリュジオンランドの元従業員。
イリュジオンランドに隠された宝を見つける数日間が、いまオープンする。
■読後の感想
斜線堂有紀さんの『文庫のあとがき』を読むと、単行本から大幅に加筆修正されたようですね。その甲斐あってか、読みやすい印象でした。
斜線堂有紀さんは『恋に至る病』『私が大好きな小説家を殺すまで』等で、偏愛小説を書かれる作家さんの印象が強かっ -
Posted by ブクログ
天使が降臨した世界を舞台とし、主人公の探偵の青岸焦(あおぎしこがれ)が天使たちが集まる常世島(とこよじま)に招待され、そこで連続殺人が起こる話
一人を殺しても地獄に堕ちないが、二人殺せば天使によって地獄の業火へ引きずり込まれるという設定付き
主人公は天使の降臨イコール救済ではない世界で大切な仲間を失い、探偵をする意味を探す⋯
一言でいうとすごく丁寧につくられている
だけど丁寧すぎて話が盛り上がらない感じ
事件が起こるまで100ページほど延々と説明を読むことになる
読んでる途中で何度も眠くなった
あと「探偵が、探偵は、」という描写が多すぎてお腹いっぱいになる
細部までしっかり丹念に書かれ -
Posted by ブクログ
2026.05.14
表紙の箔が目に入り、帯文と4人の作家さんの名前で買いだ!と思った。
どの作品も比較的短いとはいえ物語にがっつりハマりこめるし、するすると読める。そして最後の一行で「え」「は?」となる。おもしろかった。
金子さんはいきなり異星人モノでびっくり。ほんわか友情話だと思ったのに。思ったのに!
斜線堂さんは「人魚伝説」。登場人物たちの心のひりひりととげとげが伝わってきて一気に読んだ。で、最後。え?いや、怖いって。
法月さんはもう、ひたすら人物相関と時系列を追った。それほど複雑ではないのに「は?」と思えて、満足。法月さんははじめましてだったけどがっつり長編を読んでみたくなっ