斜線堂有紀のレビュー一覧

  • キネマ探偵カレイドミステリー

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    ネタバレ

    「文学少女シリーズ」や「ビブリア古書堂シリーズ」のように、実在する作品を題材としたミステリー。映画に造詣が深くなくても楽しめた。
    我が道を行く自由人のようで存外寂しがりの嗄井戸と、そんな彼をなんだかんだで気にかけてしまう奈緒崎。ケンカしつつも仲のいい二人のやりとりが楽しかった。
    ちょっと尊大な嗄井戸もしかし、帰ろうとする奈緒崎を狼狽しつつ引き留めてみたり、トラウマを押しのけ宝物を擲って助けに行ったり、そんな姿を見せられたら憎めない。
    奈緒崎のために踏み出した2メートルが愛おしかった。

    ところで、「サクッと読める短編」という帯の宣伝にも関わらず後半襲いくる重すぎる展開に驚いた人は私の他にも多い

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    2019年08月17日
  • キネマ探偵カレイドミステリー ~輪転不変のフォールアウト~

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    うまくまとめましたね、と思いました。
    それにしても、登場人物がずいぶんと信頼でつながっているものだなあ、と思います。美しい信頼ではあるのですが、ここまで育ったのはどの時点かな?まあ、過去2冊でいろいろなことがあったから、といえばそうなのでしょうね。
    映画が中心の話だけあって、登場人物が交わす会話がしゃれているように思います。このセリフ、いつか使ってみたいという気にさせます。文章内で使われている漢字も普段は見ないようなものもあって、これもまた良い雰囲気を出していると思います。
    いらないお世話の部類ですが、言葉に思い入れがある文章だと思いながらP.190の「掻き入れ時」は書き入れ時の誤りかな、とか

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    2019年04月01日
  • キネマ探偵カレイドミステリー ~再演奇縁のアンコール~

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    ブロマンス好きなら読んで損のない一冊だと思います。
    映画知識がなくてもペラペラ探偵役が解説してくれて安心。ミステリー部分もオチも綺麗にまとまっていて面白かったです。
    好きなお話でした。

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    2017年08月20日
  • そうだ、君を憎めばいいんだ 愛と殺意と七つの条件

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    帯見て買うと若干期待はずれ感あるかも?桜が咲いた日の2作がかなり良い。あとアンチの恋も結構好きでした。こんなに豪華な競作あまりないし、面白かったので読書しない人にもオススメしたいな〜と思った。

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    2026年06月01日
  • 死体埋め部の回想と再興

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    ネタバレ

    シリーズ続編。雨で傘を持っているのにびしょ濡れの女性の死体、絞殺・刺殺・撲殺・そして無傷の4人の死体、白杖を持ちサングラスした高級服の若い男、綺麗めのワンピースにゴツいスニーカーの女性。今回も目の前に現れた謎多き死体の謎を祝部が推理する。

    前作で一人きりになった祝部だが、冒頭は織賀とともに行動する話から始まる。雨の日に活動する話と合宿と言って北海道を旅する話、一人で依頼をこなす祝部の話とその後の話を収録。なんとなく大学生っぽいノリのパートと死体埋め部としての活動パートの落差を楽しむ感じなんだろうけれど、何かやっぱり乗りきれなかった。

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    2026年05月31日
  • 死体埋め部の悔恨と青春

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    ネタバレ

    英知大学の新入生・祝部浩也は帰り道で暴漢に襲われ、揉み合いの末に刺し殺してしまう。祝部の前に現れた赤いジャージの男・織賀善一と死体を埋めに行くことになる。乗り込んだ車には左手の指が折れた女性の死体があった。死体の謎を解かされる祝部は織賀とともに死体埋め部として活動することに…。

    左手の指がすべて折れた女性、一部が切り取られたものを含め5冊もの辞書を持つ女性、ワンピースの下にスクール水着を着た女性。死体を前にウミガメのスープ状態で死体の謎を推理する。トンデモ設定なんだけど、思ったより印象には残らなかった。

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    2026年05月31日
  • そうだ、君を憎めばいいんだ 愛と殺意と七つの条件

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    1つ目のお話はおもしろかった!

    ということしか覚えてない
    同じお題でも
    ずいぶんかけ離れたとこにいくもんだなーとは思った

    最後まで読んだから
    つまんなくはなかった
    でも1つ目のやつしか覚えてないので
    星はギリギリ3つ

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    2026年05月28日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで

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    学生や推しがいれば感情移入できるかも
    しれないが、私には先生が美化され過ぎて
    受け付けなかった。
    後、タイトルをあらすじを読んだ時から
    実はこうなんじゃ〜と想像していた結末通り
    だったのが残念でした。

    ただ、とても読みやすい作品で
    小説初心者にオススメ
    続きが気になり、2日間で読んでしまいました。

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    2026年05月27日
  • 最後の一行 white

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    3番目の話(次はあんたの番だよ)、ちゃんと読んでないと最後の一行の意味がいまいちよくわからないかも。どんでん返し系ってどれもちゃんと読んでないと最後の快感?驚き?が薄れると思うんだけど、その中でも1話目(ゼリーに満たされて)はサクサク読んでても話がわかるなと思った。

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    2026年05月27日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    ネタバレ

    面白かったけど共感はそこまでできなかった
    私はアイドルになったこともないし、彼氏がアイドル推してても嫉妬したことないから分からなかったな
    自分は自己肯定感が低いと思ってたけど、彼氏の推し活に嫉妬しないほどには、自己肯定感高いのか?
    でも結婚式に彼氏の好きなアイドルの歌流されるのだけはちょっと嫌かもな〜とは思った

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    2026年05月26日
  • 君の地球が平らになりますように

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    ネタバレ

    キリキリしんどかったわー

    私の知らない世界って感じ。

    ホストの話が衝撃だった。
    え・・・ホスト通いする女性ってみんなあんななの?
    月100万単位でホストに貢いで、そのために夜の町に沈んで、
    それで、目標はそのホストと結婚!って本気?
    いや、理性では現実的でないことは重々承知で麻薬みたいに夢見てんだろうな。
    それで、ホントに結婚までこぎ着ける人いるの?
    結婚したとして、結局金で買った夫だし、相手の愛情とか信じられるんか?
    ホストと客の間で「結婚」という単語が出てくること自体が衝撃的だったわ。
    それがたとえ、言葉遊びだとしても、「結婚」って単語は……えー

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    2026年05月26日
  • 病に至る恋

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    『恋に至る病』でブルーモルフォによる大量殺戮を起こした景のバックボーンに迫るスピンオフ短編集。特に母目線の幼少期の景が怖い。

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    2026年05月25日
  • 廃遊園地の殺人

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    ■勝手に予告編
    とある事件によって、その遊園地は多くの人たちを迎え入れることなく、プレオープン日に閉園へと追い込まれた。その名は、イリュジオンランド。

    それから二十年が経ち、廃墟と化したイリュジオンランドを訪れた廃墟好きな元コンビニ店員や、イリュジオンランドの元従業員。

    イリュジオンランドに隠された宝を見つける数日間が、いまオープンする。

    ■読後の感想
    斜線堂有紀さんの『文庫のあとがき』を読むと、単行本から大幅に加筆修正されたようですね。その甲斐あってか、読みやすい印象でした。

    斜線堂有紀さんは『恋に至る病』『私が大好きな小説家を殺すまで』等で、偏愛小説を書かれる作家さんの印象が強かっ

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    2026年05月24日
  • あなたへの挑戦状

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    「水槽城の殺人」なかなかトリックが分からなかった……犯人も外れた……⁡。
    ⁡「ありふれた眠り」面白かった。犯人の心理が……。
    ⁡⁡

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    2026年05月23日
  • 楽園とは探偵の不在なり

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    天使が降臨した世界を舞台とし、主人公の探偵の青岸焦(あおぎしこがれ)が天使たちが集まる常世島(とこよじま)に招待され、そこで連続殺人が起こる話

    一人を殺しても地獄に堕ちないが、二人殺せば天使によって地獄の業火へ引きずり込まれるという設定付き

    主人公は天使の降臨イコール救済ではない世界で大切な仲間を失い、探偵をする意味を探す⋯

    一言でいうとすごく丁寧につくられている
    だけど丁寧すぎて話が盛り上がらない感じ
    事件が起こるまで100ページほど延々と説明を読むことになる
    読んでる途中で何度も眠くなった
    あと「探偵が、探偵は、」という描写が多すぎてお腹いっぱいになる

    細部までしっかり丹念に書かれ

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    2026年05月22日
  • 恋に至る病

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    続きが気になっ作品自体短めということもあるが、続きが気になって3日で読破。
    どこまでが景の手のひらの上だったのか、宮嶺への想いは本当だったのかはたまた、、
    どんどん加速していく、景の行動に違和感を感じながらも、自分の信じたい彼女を信じた宮嶺。
    景の死後、宮嶺はただのスケープゴートだったのか、と思わせつつ、最後のポケットの中身から景の良心をかけら(愛情?)をえがいているようで、うまいなぁと感じた。
    それも景の計算通りだったらと思うと震えた。
    景の人物像をを判断するための、見逃している材料がなんなのか探しつつ、また読んでみたいと思った。

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    2026年05月22日
  • 最後の一行 white

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    タイトルから期待したのと違ったが、好きな作家さんばかりのアンソロジーで面白かった。ゼリ郎は賢いんだか賢くないんだか。法月親子が時代に合わせてきたのが感慨深い。

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    2026年05月17日
  • 最後の一行 white

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    2026.05.14

    表紙の箔が目に入り、帯文と4人の作家さんの名前で買いだ!と思った。

    どの作品も比較的短いとはいえ物語にがっつりハマりこめるし、するすると読める。そして最後の一行で「え」「は?」となる。おもしろかった。

    金子さんはいきなり異星人モノでびっくり。ほんわか友情話だと思ったのに。思ったのに!

    斜線堂さんは「人魚伝説」。登場人物たちの心のひりひりととげとげが伝わってきて一気に読んだ。で、最後。え?いや、怖いって。

    法月さんはもう、ひたすら人物相関と時系列を追った。それほど複雑ではないのに「は?」と思えて、満足。法月さんははじめましてだったけどがっつり長編を読んでみたくなっ

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    2026年05月15日
  • 回樹

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    SF短編集。宇宙モノとかではなくて、日常の延長線上に一つ現実ではあり得ない仕掛けがあって、その時に人の心や倫理がどう試されるのか実験したような作品。表題作のラストは著者なりの解なのか。
    ストーリーとしては「BTTF送葬」が好きだった。

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    2026年05月12日
  • 最後の一行 white

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    whiteだから軽め?明るめ?
    かと思いきや全然後味悪い系で、
    元気な時に読まないと喰らっちゃうなぁ

    金子さんと芦沢さんの話が好き!

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    2026年05月10日