斜線堂有紀のレビュー一覧

  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    様々な世界観の中でコメディ色が強めのもあれば、感動的なものまで様々なジャンルがあり、どれも最終的な話の着地点が掴めず面白かった。

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    2024年12月08日
  • さよならに取られた傷だらけ 不純文学

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     250通りの「先輩」と「私」の物語が収録された掌編集で、恋愛、SF、ホラー、ミステリーという様々なジャンルにたった1頁だけど濃密な世界観が繰り広げられていた。また「重要なことは先輩と私が居ることです。」という文が印象的だった。

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    2024年12月08日
  • 廃遊園地の殺人

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    初読作家さんです。
    先ず、タイトルと表紙に引き付けられました。
    廃遊園地なんて、舞台が興味深すぎます。
    そこにこんな秘密があったなんて…
    登場人物達も謎すぎるし、殺され方もなかなかに謎。面白かったです。続編にも期待します!

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    2024年12月07日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    恋と呼ぶにはあまりにも純粋さが突き抜けていて眩しくもあり寂しくもあった。
    忘れないことが「証明」なのかな…

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    2024年12月04日
  • 君の地球が平らになりますように

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    メンヘラ…と簡単に括られてきた存在側から語られる恋物語。正常な(?)感覚で見ると歪んで見えるが、彼らにとっては水平な世界だ。

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    2024年11月27日
  • 本の背骨が最後に残る

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    怖いもの見たさ、という言葉があるが、人は根源的に怖いものに惹かれてしまうに違いない。そして悍ましさと美しさとは紙一重。人の持つ醜悪さを美しい物語に閉じ込めてしまった作家の想像力と筆致にただただ圧倒された。怖い。けれどまた読みたい。

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    2024年11月17日
  • 廃遊園地の殺人

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    ネタバレ

    20年前のプレオープンの日に銃乱射事件が起こったため閉鎖され、廃墟となったイリュジオンランド。
    廃墟コレクターの資産家である十嶋 庵が、廃墟マニアや元関係者9名をイリュジオンランドに招待する。
    十嶋 庵は、参加者に “宝を見つけ出したものにイリュジオンランドをわたす” と告げる。
    参加者による宝探し中に、次々と殺人事件がおこる。

    遊園地って、昔はけっこうあったんだよね。どんどん減っていったけれど。
    賑やかで非日常的でやや謎のセンスで。でも思い出すとちょっと哀愁を感じるような。
    そんな雰囲気を残したまま廃墟となった遊園地での連続殺人。20年前の事件の謎と不可解な参加者達や主催者。
    遊園地ならで

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    2024年11月17日
  • 廃遊園地の殺人

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    ネタバレ

    パイセン本。著者初読。プレオープンの際に無差別乱射事件が起きたためにオープンすることなく打ち捨てられた遊園地が舞台。そこを買い取った富豪の十嶋庵が廃墟マニアなどを招待し宝探しの結果、見つけた人に廃墟の遊園地をプレゼントするという。そんな中で殺人事件が連続して発生するが、コンビニ店員の眞上が「廃墟探偵」となり、謎を解くミステリー。眞上のキャラがコンビニ人間の主人公と被り、コンビニ店員はこういう人が多いのか?とちょっとどうでもいいことを思ったw。最後まで飽きることなく一気読みで楽しませてもらいました。

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    2024年11月12日
  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    不思議な設定なのに、読み進めると説得力のある短編5話。
    どちらかというと、体温と湿度が低い作風と思います。湿度高めが好きなのですが、こういうのもいいなあ。

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    2024年11月10日
  • 君の地球が平らになりますように

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    ネタバレ

    表題作がとにかくよかった!
    宗教とかに傾倒してる人は好きにならないけど、好きな人が宗教に傾倒していても嫌いにならないってザックリと自分の中で思ってたことあったけどこれはかなり刺さった。
    もし、彼女が突然、怪しいものにハマったら私はどうするんだろう…

    もう一つ、転ばぬ先の獣道
    これも良かった。
    結婚願望ない私には耳が痛かった。

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    2024年11月04日
  • 本の背骨が最後に残る

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    想像していた以上にどのお話もグロテスクで、残酷で、痛くて、救いがない、、けれどどこまでも美しくて抗えない魅力に読む手が止まらなかった。
    生きた人間が口伝で物語を語り継ぐ「本」と呼ばれる存在がある国、手術を受ける患者の痛みを代わりに引き受ける「痛妃」という存在がある世界、突如1人の人間の上にその人間が水死体となるまで雨が降り続ける現象が起こる世界など、どうしてこんな設定を思いつくんだろうと思うような物語ばかりでした。特に「痛妃婚姻譚」が切なくて、でも美しいラストで好きでした。

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    2024年11月03日
  • 廃遊園地の殺人

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    この人の視点はこんな感じなのかなって想像しながら読んでいたので、不気味さは表紙の絵と合わさって良く味わえた。
    あとこういう読み方するんだって苗字があって割と好き。

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    2024年11月02日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    斜線堂さんの作品で読んだ2作目
    斜線堂さんの本好きだし本作もおもしろいんだけど何か足りない。
    伏線回収も良いし最後の落とし方も結構気にいってるんだがなんだろう。
    何が足りないのかわからない。

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    2024年10月27日
  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    メッセージは愛… 大切な人へのメッセージをテーマにしたミステリ短編集 #ミステリ・トランスミッター

    ■きっと読みたくなるレビュー
    大切な人へのメッセージをテーマにしたミステリー短編集。現代の日常だとLINEやメールなどのメッセージがすぐに頭に浮かぶのですが、そんなありがちなツールは登場しません。さすがは発想力に富んだ斜線堂先生、突拍子もないメッセージで楽しませてくれます。

    しかも各短編バラエティに富んだ様々な時代で、さらにはクールな老女から偏屈な科学者など癖のある登場人物が目白押し。最後まで飽きずにワクワクしながら楽しむことができました。

    ○ある女王の死
    ヤミ金女王の殺害事件、現場には血

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    2024年10月24日
  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    遠くにいる相手に大切なことを伝えたいのに、何らかの理由で電話やメールが使えない。
    という特殊設定が面白い短編集。
    一話目の『ある女王の死』は全てにおいて最高。
    榛遵葉の生き様があまりにもカッコ良すぎた。
    最後の最後で彼女の意図を知った瞬間、胸が熱くなった。
    二話目の『妹の夫』もなかなか凝ってる。
    言葉の通じない外国人を相手に、自分の妻を殺した犯人を伝えるため試行錯誤する様子が面白い。
    二人の視点が交互に書かれるため、何が伝わって何が伝わらなかったのか答え合わせできるのも良い。

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    2024年10月20日
  • ミステリー小説集 脱出

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    阿津川辰海さんの屋上からの脱出。悪意なき犯罪者。
    織守きょうやさんの名とりの森。ファンタジーの一種かな。
    斜線堂有紀さんの鳥の密室。中世の魔女裁判の残酷なお話。無実の人達を無惨に拷問死させたキリスト教。
    空木春宵さんの罪喰の巫女。怖い!で、最後にどんでん返し。ひゃ~。
    井上真偽さんのサマリア人の血潮。極秘の研究施設からの脱出劇。吸血鬼の要素が物語を盛り上げる。そこに主人公の揺れ動く心情。短いながらもよく考えられてると思います。

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    2024年10月19日
  • 貴女。

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    百合小説、初めて読みました。
    ってか、百合小説って言葉知らんかったし…

    でも、面白かった❤️
    短編で読みやすいし、可愛いお話あって、面白かった‼️

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    2024年10月17日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    ネタバレ

    読みやすく、一気読み。
    お金は人を狂わせる。そのことをただただ痛感する。
    最後までお互いがお互いを想った結果の結末だと思う。
    そして、弥子さんと出会わなければ目を逸らしていたであろう自分の未来に江都くんが迎えたことがよかった。

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    2024年10月12日
  • 貴女。

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    百合短編。どれも趣向凝らして、面白かったです。青崎有吾「首師」が一番好きでした。
    「恋をした私は」武田綾乃
    園芸部の地味な私は転校と引っ越し嫌で、離婚した父の方に同居、父の不倫相手と暮らす。不倫相手は美しく、私をも磨いてくれた。でも、高校卒業したら、家をでないといけないの?彼女とは他人?
    「雪の花」円井挽
    私はずっと家のために過ごさせられた。突発的に父を殺したが、アリバイは作れるのか?逡巡する私はふと、女性から貰ったものを思い出す。
    「いいよ。」織守きょうや
    私はテストで二位。一位を探しに弓道部に行き、もともと友人の友梨佳と、一位の清良を見て、清良の美しさに虜になる。
    「最前」木爾チレン
    落ち

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    2024年10月06日
  • 廃遊園地の殺人

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    好みは分かれると思うけれど、個人的には読み易くて好みです。

    文庫化の為に大幅に加筆され、登場人物の名前も変わったらしい。文庫版しか読んでいないので、判別はつきませんが。

    登場人物の名前を覚えるのが苦手ですが、この作品は名前を見れば『あぁ、あの人か』と直ぐに理解出来ます。
    廃墟が好きで、コンビニでも働いた事がある私としてはピンポイントでハマりました。
    最後の方の主人公の事や、男女の関係性がラノベや厨二っぽさが否めない。

    続編が出るらしいので、間違いなく買うと思う。

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    2024年10月04日