斜線堂有紀のレビュー一覧

  • こわい話の時間です 部分地獄

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    著名作家による小学生向けホラーンソロジーシリーズ。
    学級日誌版より、こっちの方が読み応えあって、面白かったです。
    サブタイトルになっている作品の著者が斜線堂有紀だったので、それもちょっとうれしかったかも。このメンバーだと、宮部みゆきか?って思ったのですけどね。
    ルビは中学年程度です。文字も大きめで、一話に一つ挿絵があります。
    「えんまさん」黒史郎
    嘘をつくのが大好きで、それもとても上手に嘘をつくハルト。家族に怒られてもけろっとしています。おばあちゃんはえんまさんのことで諭します。おばあちゃんが話すえんまさんはちょっと具体的で...。
    「おはよう、アンちゃん」太田忠司
    絶対に空き地がなかった場所

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    2025年09月17日
  • 死体埋め部の回想と再興

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    ダメだ、どう転んでも悲しい。
    回想、不在ルート、再会ルート、どれを読んでも情緒がおかしくなりそう。
    祝部と織賀の関係性は歪なのに尊くて大好きだけど、この先に待ち受けるのは間違いなく破滅なんだよなあ。
    まあそれも運命共同体みたいで良し!って感じではある。
    どっちの分岐もアリだなと思う反面、どうせならあの瞬間に二人で奈落まで堕ちていって欲しかった、と思ってしまうのが怖いよね。

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    2025年09月15日
  • 恋に至る病

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    『恋に至る病』を読み終えて、正直ずっとモヤモヤが残るような感覚でした。恋ってもっとキラキラしたものだと思ってたけど、この作品に出てくる恋はどこか歪んでて、怖くて、でも目を離せない。登場人物の気持ちが理解できそうで理解できない、そのギリギリのところを描いていて、読んでいるうちに自分まで少し狂っていくような感覚になります。特に、相手を想う気持ちがどんどん依存や支配に変わっていく描写がリアルで、「好き」って何なんだろうって考えさせられました。文章は淡々としているのに感情の熱が伝わってくる感じで、読後は静かに心がざわつきます。高校生の自分にはまだ早いようで、でもすごく刺さった一冊。恋の綺麗な部分だけじ

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    2025年11月02日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    ネタバレ

    楠谷佑「パブリック・スクールの怪事件」
    辻真先「アルセーヌ・ルパンのお引っ越し」
    斜線堂有紀「キャロル・ハートネル大いに憤慨す」
    水生大海「一つの石で二羽の鳥を殺す」
    青崎有吾「シチリアオレンジジュースの謎」
    阿津川辰海「オムレツは知っていた」
    福田和代「南洋のアナスタシア」

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    2025年09月14日
  • さよならに取られた傷だらけ 不純文学

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    ひーって心の中で声をあげながら読み切った。
    めちゃくちゃ良かった…。
    人生の折り返しの年齢の私にも刺さるくらいなので、この本を瑞々しく多感なお年頃に読める方達が羨ましい!!
    先輩と後輩の250通りのお話。
    斜線堂さんの書く愛は歪でピュアで病んでて最高ですね…。

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    2025年09月04日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    かつて天才だった子どもたち、より具体的には大勢の大人から認められる強みを持った子どもたち。そんな子どもたちが強みを失い、世間から認められなくなったらどうなるのか。自分をどう見つめていけばよいのかというテーマの作品。

    いつになっても自分の価値は自分で定義しなくてはならないけど、なまじ過去の栄光が大きい人はその当時と比べて自分を低く見積もってしまうものだと感じた。ゴールデンタイムの呪いに縛られて苦しむ子どもが、生きていく上でどのような選択をとるのか。ゴールデンタイムの消費期限をどのように設定するのかという点が気になる人は読むべきだと思う。

    概して本来の自分がどういう存在で、どういう存在意義があ

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    2025年09月03日
  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    どのお話も面白かった。最近博物館でボイジャーのゴールデンレコードの展示を見ていたので、最後の話が印象に残った。

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    2025年09月02日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで

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    なんだろう。グイグイ読ませる小説だ。ページをめくる手が止まらなくて物理的な何かが働いているとしか思えない!

    ストーリー展開も面白かったけど、小説を書く人間の生態が興味深かった。

    【読書体験が楽しい】と思える本に出会ったのは久しぶりだったかも。

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    2025年10月05日
  • 君に贈る15ページ

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    短いページ数の中でそれぞれの続きが読みたいと思わせる展開が多く、手軽さもありながら満足感があってよかった。

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    2025年09月01日
  • 詐欺師は天使の顔をして

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    性癖殴られすぎて20回くらい殺されてしまったな。284Pの要くんの心情に共感しすぎちゃってくらくらした。刺激が強い。〆の世界の穏やかさがまるで祝福みたいでしたね。でももっと騙されたい…♡まだまだ序章という感じなので続きを期待したいです。

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    2025年09月01日
  • 君に贈る15ページ

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    今をときめく作家による、15ページずつの短編集。斜線堂有紀の作品で本文最後に「仕掛けが分かった?」と聞かれ、うむむわからん、一番気になりました。わかったことといえば前半の世界狭いうちは使う文字に制限かけてあること、だから、「私」はなくて、「I」。「難しいかもよ」じゃなくて、「むずいかもだよ」。彼の名前は「 」。これは10文字、または空白入れて9文字なのかなぁとかなり考えたけど、思いつかなかった。「しゅうとう」「ねんどう」「ごとう」「うとう」/「しゅうじ」「しゅうと」「しゅんご」「しゅうご」とか?でも適当な名前じゃ意味はないしなぁ…。
    されど世界の終わり 三秋

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    2025年08月31日
  • 愛じゃないならこれは何

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    ネタバレ

    平積みになってたのを見てジャケ買い的な感じで買ったけど、思ってたより良かった。ミステリ作家が描く恋はどれも危うく、足元からサラサラと砂になって崩れてしまいそうで。それがまたいいスパイスになってさらに面白く感じられた。特に私は、『健康で文化的な最低限度の恋愛』が良かった。ストーカーに堕ちていきそうな、自分に大切な趣味や時間や健康や…を全て失っても相手に徹底的に合わせに行く絆菜の気付いててももはや自分を止められない感じ。相手にかけた労力分、『相応のものを返していただかねば』のライトな狂気を含む文章にゾワっとし、茜と同じく果てはストーカーかぁ…と思いきや。最後はちゃっかりカップルに収まってるというハ

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    2025年08月30日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    連作短編集。「愛じゃないならこれは何」の続編にもなっている。
    恋愛小説のような恋愛小説じゃないような作品で不思議な感覚になった。

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    2025年08月27日
  • 愛じゃないならこれは何

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    愛とは、ひとりよがり。

    それぞれの登場人物にとってそれは愛で、傍から見たら醜くても愛で、きれいごとでも愛で。

    それぞれの人が語る愛のこと。
    わたしから見たらそれが愛ではなくても、きっと愛。

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    2025年08月27日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    ホラー度はまあまあ。さなぎおにとかかんのさんみたいな方向性が好きかな。
    時事ネタと洒落怖のドッキングみたいな内容だったカタリナの美しき車輪も結構好き。いつか読み直すのが楽しみだよね、時事ネタ。

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    2025年08月25日
  • 死体埋め部の回想と再興

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    「死体埋め部の悔恨と青春」が終わり方を含めめちゃくちゃ良かったので、こちらを早く読みたいと思いつつも蛇足になるんじゃないだろうかと不安にもなった。
    が、2つのルート含め読んでよかった!!
    このまま2人で幸せに堕ちていってくれ!



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    2025年08月25日
  • 死体埋め部の悔恨と青春

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    ミステリというより青春もの。
    先輩も後輩もブッ壊れてていい。
    依存と信仰と執着のごった煮感情。
    作者の癖がめちゃくちゃ詰まってた。

    人気の作家さんだけどなんとなく合わないかもと思って今まで避けてしまってたけど、読まず嫌いはダメだね。他の作品も読んでみたいけど、まずは埋め部の回想と再興を買ってくる!

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    2025年08月22日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    9人の作家によるアンソロジー。
    5人が既知だったので読んでみるか、と。

    全体的に面白かったけども、加門先生、斜線堂先生、澤村先生の作品はかなり良かったなー。特に斜線堂先生のはゾワっと来た。

    芦沢先生と宮部先生は怖いというよりは不思議な良い話ってところか。これも良かった。

    短い話は外れることも多いけど半分以上は 面白かったので良いアンソロジーであった。

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    2025年08月20日
  • 死体埋め部の悔恨と青春

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    正当防衛により人を殺してしまった祝部と“死体埋め部”を自称する織賀。
    悪夢のような運命の出会いが二人に齎す青春の日々は愛おしい。
    大学の先輩後輩かつサークル(?)仲間で、プライベートでも一緒にいる。
    お互いにかけがえのない存在だと思っている。
    ホント、傍らに死体さえなければなあ。
    もちろん“死体を埋める”という犯罪行為がある以上、穏やかな未来が待っているとは思ってない。
    ある程度そういう予想もしていたけど、それでもやっぱり涙は出る。
    これさあ…どんな気持ちで続編を読めと?
    いやまあどうせ読むんだけど。
    なんか読みながら泣いちゃいそうだな。

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    2025年08月17日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    2人の愛の伝え方は最高だった。
    これしか無いのではないかと思うくらい、
    お金、言葉以上のものをしっかり感じれた。

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    2025年08月17日