斜線堂有紀のレビュー一覧

  • 星が人を愛すことなかれ

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    ネタバレ

    【感想】
    朝井リョウさんが出版区のYouTubeでお勧めされていたので初めて斜線堂有紀さんの本を読んだ。
    メガインザチャーチで描かれているような線密なファンダム経済というよりは、1人のアイドル赤羽瑠璃とその周りで彼女が影響を与えている人達の物語。
    推す側、推される側の恋模様や人間模様が描かれており、アイドルと人間としてどのように折り合いをつけながら生きているのかなどが描かれていて面白かった。
    朝井リョウさんのコメントにもあった【人生を使い切る】というワードが現代人の生きる糧なのか。

    またこういう世界で生きる事の大変さやメンタルの保ち方など描かれていたり、相手を炎上させる手段など今のSNS時代

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    2025年12月01日
  • 病に至る恋

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    衝撃作『恋に至る病』のスピンオフ作品。

    「病巣の繭」
    「病に至る恋」
    「どこにでもある一日の話」
    「バタフライエフェクト・シンドローム」
    4話収録。

    150人以上の被害者を出した自殺教唆ゲーム『青い蝶』主催者、女子高生・寄河景の物語を再び読める日が来るなんて。

    前作は読み手で解釈が二分化されたが、本作で景は完全なるサイコパスだと確信した。

    ギフテッドと呼ぶには危険すぎる景の性質。
    幼少期のエピソードだけで戦慄が走る。

    恋心は洗脳に、洗脳は執着に変貌し辿り着く先は破滅。

    怖ろしいのにページを捲る手が止まらない。
    中毒性のある一冊。

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    2025年11月28日
  • 死体埋め部の悔恨と青春

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    死体埋め部
    というちょっと不思議で不謹慎な設定画面白い
    会話は軽妙で読みやすい 全体にそこはかとなく物悲しい雰囲気が漂っている




    ↓ネタバレあり




    これ、続きがあるそうです
    最終話であんなことになって、さらにラストシーンはあれ

    続編はどういうテンションで続くのでしょうか?
    でも織賀と祝部の物語をもう少し読みたかったので嬉しい

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    2025年11月18日
  • 廃遊園地の殺人

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    登場人物たちの名前を覚えるのに苦労しましたが、みんなの過去や腹の中に何があるのかと、夢中になって読みました。
    文体が好みで読みやすかったです。
    文庫版は全編リライトってことなので、単行本も読んでみたくなりました。
    次回作(続き)が楽しみです!

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    2025年11月12日
  • 愛じゃないならこれは何

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    愛と執着と恋ってなんだろう……
    どれも幸せにならない絶妙さ。
    けれど全部切実で強烈で、すこし踏み外したら似たようなことになるのかも、と思うような少しの生々しさみたいなものがある。
    届かないものが欲しくなるのはみんな一緒。
    恋をしたときの強い執着の描写がすき。

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    2025年11月10日
  • あなたへの挑戦状

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    斜線堂先生の本が好きで手に取った。
    前半の阿津川先生の話は名前が似ている雰囲気で混乱したが、すっきり解けるザ・ミステリーで後味が良かった。後半の斜線堂先生のお話はこれまた大好きな系統だった!!!!!すべて読み終わったあとこの本のコンセプトを知り、なんて面白いことをしてらっしゃるんだろう!!!!!と感激した。

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    2025年11月06日
  • 本の背骨が最後に残る

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    どれも酷な終わり方だったけど、個人的には「痛妃婚姻譚」が1番ズンときた…

    来世こそは二人でどうか幸せになってくれと思わずには居られない…

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    2025年11月05日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    杉江松恋さんから、たくさんのミステリを教わっています。本書でも「ガイド」と銘打ったコラムで、またまたいろいろ教わり、時間が足りない…とうれしい涙目になっています。

    「ガイド」は、4回目までミステリマガジンに連載され、5.6回目は書き下ろし。ミステリについて教わるのも、何歳になっても楽しい。

    オマージュの短編も粒揃い。
    個人的にはネロ・ウルフものが一番好みでした。
    本家を読んでないので、来年(笑)の課題図書にしようと思ったところ。
    扉絵は、エラリイが特に雰囲気良し。
    007も、まあパンチとお色気は控えめだけど、かなり良い線に感じました。

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    2025年11月17日
  • 死体埋め部の悔恨と青春

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    好きな作家なので、読んだが思った以上に
    面白かった。先輩と後輩の主人公の
    会話が面白く、続編が楽しみだ。

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    2025年11月02日
  • 彼女。

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    ネタバレ

    百合である値打ちもない
    ゲーマーの2人
    美人と普通
    みんなにお似合いと言われたくて整形
    それでみんなにお似合いと見てもてくれて嬉しい。けど悔しい。ママユはずっと可愛かったのに。なんで分からないの?ってずっとイライラしてた
    だから整形してくれてありがとうなんて言ってごめん

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    2025年11月01日
  • 楽園とは探偵の不在なり

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    この世に新たなルールが1つ追加された。
    「2人以上殺したら天使により、地獄に引き摺り込まれる。」

    だったら1人なら殺してもいい?
    だったら2人以上なら何人殺しても一緒じゃない?

    理屈とはなんて恐ろしいものなだろう。
    いや、これは理屈ではなく、これが人間そのものなのだろう。

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    2025年10月31日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    ネタバレ

    寂れた町で話題を呼ぶのは、奇病患者を受け入れるサナトリウムのみ。体が硬化して金塊になる病に罹る患者・弥子さんと知り合った少年エト。

    去年私がいちばん心を揺り動かされた曲は、藤井風の『満ちてゆく』です。本作の終盤、エトが「捨てること」で証明しようとするシーンでは「手を放す、軽くなる、満ちてゆく」という歌詞が頭をよぎってしんみりしました。

    だけど、中盤の北上さんの「お母さんには内緒でね」という台詞には、テンダラーの「母さんには内緒だぞ」というネタを思い出して笑ってしまった私を許してください。

    エト、きっとこれは正解。生きろ。

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    2025年10月26日
  • 君の地球が平らになりますように

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    面白かった。極端な恋愛に狂った短編集だったが、どの話も自分とは境遇が全く違うにも関わらず、とても共感してしまった。ホス狂姉妹の話が個人的にはとても好きだった。また、過去に作者の方の別の本を読んだことがあったため東京グレーテルの話が読めたのが嬉しかった。他の本にも登場するようなのでそちらも今度読んでみようと思う。

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    2025年10月24日
  • 病に至る恋

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    「恋に至る病」の答え合わせを期待していたが、結局煙に巻かれてしまった感覚。
    景の幼少期、ブルーモルフォに生々しく翻弄されるプレイヤー達、景と宮嶺の日常そしてifの世界線。前作の背景に深みが増していくようで面白く、一気読みしてしまった。
    さくっと読めるので、「恋に至る病」読者はぜひ手にとってみると良いと思う。

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    2025年10月23日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    ストーリーも面白く、文章も読みやすいので、サクッと読めた。
    私にも「推し」がいるが、彼らもこの小説の登場人物たちと同じような思いや苦しみを抱えているのかなあ…と想像しながら読むのが楽しかった。

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    2025年10月21日
  • 本の背骨が最後に残る

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    短編集。

    全体的に痛め。
    ・本の背骨が最後に残る
    ・死して屍知る者なし
    ・ドッペルイェーガー
    ・痛妃婚姻譚
    ・デウス・エクス・セラピー
    ・本の背骨が最初に形成る

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    2025年10月18日
  • 恋に至る病

    匿名

    購入済み

    物語を読み終わったら。この物語の真実を自分が選ばなくてはならないが、答えが出なくて、もう一度読み直してみようと思う。

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    2025年10月16日
  • 病に至る恋

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    絶望の中に美しさと救いがある… 透明感と虚無感が押し寄せる『恋に至る病』の関連作品集 #病に至る恋

    ■きっと読みたくなるレビュー
    斜線堂有紀先生の名作『恋に至る病』に登場する寄河景を中心に描かれた関連作、全四編からなる短編集です。

    思いっきり斜線堂先生の強みが出てまして、特に『病巣の繭』『病に至る恋』はスピンオフとは思えないほど洗練されてる。気をつけないと、この二作品だけでも入り込んでしまって現実に戻れなくなりますよ。

    本作は『恋に至る病』の世界観や舞台がベースになっていて、自殺ほう助SNS「青い蝶(ブルーモルフォ)」が登場。寄河景の家族や幼年期、またブルーモルフォの利用者からの視点で物

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    2025年10月15日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    図書室。おすすめしてもらって。
    いずれも不気味で、現代の嫌なところをたくさん描いていて、良かった。
    特に斜線堂有紀「カタリナの美しき車輪」(自分と一部共通点があって恐ろしかった)、尾八原ジュージ「かんのさん」(何者〜!?)、芦花公園「噛み砕くもの」(漢字の意味を調べて戦慄)が良かったな。

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    2025年10月15日
  • 病に至る恋

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    恋に至る病を読んだ人であれば必読である。

    自殺教唆ゲームであるブルーモルフォを作った寄河景。その幼少期を母親視点で語る話や、ブルーモルフォにのめり込んで行く被害者の話など、スピンオフ的な形で楽しめた。

    個人的にはもう少し景の恐ろしさ、みたいなのが際立つ話が読みたかった。

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    2025年10月12日