斜線堂有紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ【感想】
朝井リョウさんが出版区のYouTubeでお勧めされていたので初めて斜線堂有紀さんの本を読んだ。
メガインザチャーチで描かれているような線密なファンダム経済というよりは、1人のアイドル赤羽瑠璃とその周りで彼女が影響を与えている人達の物語。
推す側、推される側の恋模様や人間模様が描かれており、アイドルと人間としてどのように折り合いをつけながら生きているのかなどが描かれていて面白かった。
朝井リョウさんのコメントにもあった【人生を使い切る】というワードが現代人の生きる糧なのか。
またこういう世界で生きる事の大変さやメンタルの保ち方など描かれていたり、相手を炎上させる手段など今のSNS時代 -
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Posted by ブクログ
絶望の中に美しさと救いがある… 透明感と虚無感が押し寄せる『恋に至る病』の関連作品集 #病に至る恋
■きっと読みたくなるレビュー
斜線堂有紀先生の名作『恋に至る病』に登場する寄河景を中心に描かれた関連作、全四編からなる短編集です。
思いっきり斜線堂先生の強みが出てまして、特に『病巣の繭』『病に至る恋』はスピンオフとは思えないほど洗練されてる。気をつけないと、この二作品だけでも入り込んでしまって現実に戻れなくなりますよ。
本作は『恋に至る病』の世界観や舞台がベースになっていて、自殺ほう助SNS「青い蝶(ブルーモルフォ)」が登場。寄河景の家族や幼年期、またブルーモルフォの利用者からの視点で物 -