斜線堂有紀のレビュー一覧

  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    あぁ、読まなきゃ良かった
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    ホラー小説が6作品。
    私は斜線堂有紀さんが読みたくて買いました。

    そして個人的にはホラーはあまり得意ではないので
    他の人の分どうしようと思いましたが、
    私的にはそこまで怖くなく作品を楽しめました。
    怖いっていうより、気味が悪い感じというか。

    「かんのさん」が一番印象に残ってます。
    アニメで映像が浮かぶというか。

    めっちゃ怖いのは嫌だけど、
    でも怖いもの見たさで気になる、
    夏だしホラーも読んでみたいかも、
    という方におすすめで

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    2025年08月17日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    ネタバレ

    東京グレーテルにまつわる話が多く、個人的には面白く読めました。このシリーズはどの女性も報われないのが常ですが、なぜか赤羽瑠璃だけには報われて欲しいと思ってしまうのは私だけでしょうか?笑

    赤羽瑠璃と長谷川雪里のお話は共に恋愛と仕事どっちが大事かといったことがテーマになっており、非常に現代人には刺さるのではないかと思いながら読み進めました。

    結論どっちが大事なのかは人によるのでしょうが、なかなか考えさせられる一冊でした。

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    2025年08月14日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    「えんまさん」黒史郎
    「おはよう、アンちゃん」太田忠司
    「青いコップ」加門七海
    「きれいずかん」井上雅彦
    「部分地獄」斜線堂有紀
    「おやすみ、ママ」宇佐美まこと
    「靴と自転車」澤村伊智
    「ログインボーナス」芦沢央
    「よあるきのうた」宮部みゆき

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    2025年08月13日
  • 詐欺師は天使の顔をして

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    詐欺師と詐欺師プロデューサーの話。神がかった浮世離れしたカリスマを持つ子規冴昼に魅入られた呉塚要が振り回される話。振り回してるのは要のようでじつは振り回されている、というのが好きな構図ですね。そもそも魅力に惹き込まれてる段階で敵わないのでしょうね。ヘルベルチカとミミの関係も好きですね…。ふたりにとってはあれが最善だったのだろうなと。"執着"という感情の恐ろしさを見せつけられた。これからも彷徨い続けるであろう冴昼とそれを追い続ける要の話をたくさん見たい気持ちと、無事に帰って来られるのを祈る気持ち、どっちもある。

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    2025年08月10日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    好きな人への気持ちを証明することができるのか
    言葉にするとテーマとしてはとても重いです。ただ、特殊な病に侵されているヒロインと、その病人と出会うことになった主人公の家庭環境もまた特殊なので、簡単には想像できずしっかりフィクション感があるのとページ数が少ないこともあってサクサク読めました。読んでるときというよりは、あとからじわじわ考えたくなるようなストーリー。
    チェッカーというゲームは知らなかったので興味が湧きました。

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    2025年08月04日
  • 愛じゃないならこれは何

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    地獄の恋愛小説集 第1弾!
    愛がすごいお話が6つも入った短編集!
    どのお話も読みやすくて、
    世界観がスっと入ってきたのであっという間に
    読み終えてしまいました!

    特に
    『ミニカーだって一生推してろ』
    『星害を受ける』が好きです!!

    どのお話にも共通して、
    好きな人ができると暴走してしまう主人公たちを
    読みながらハラハラしたり、
    可愛いな〜と癒されたりと
    感情のジェットコースターがありました!
    どれも読み応えたっぷりで面白かったです!!

    第2作目の「君の地球が平らになりますように」と
    第3作目の「星が人を愛することなかれ」も
    読んでみたいと思います!

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    2025年08月03日
  • 死体埋め部の回想と再興

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    織賀先輩と祝部の掛け合いが好き。

    織賀先輩は鬱陶しいって思うし
    祝部は可愛い後輩だって思うし、
    登場人物とおんなじ気持ちになれるのがツボ

    あんなに死神悪魔だと思っていた織賀先輩のことを、
    ずっと傍にいて欲しいって思っちゃうんだから。

    この気持ち。斜線堂さんにハマる理由!

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    2025年08月01日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    「時代を牽引する作家陣」のキャッチコピーは伊達じゃない。特に「カタリナの美しき車輪」はよかった。最近のニュータイプホラーはどうしても文体が洒落怖風、ほん怖風、モキュメンタリー崩れになりがちなのに、耽美な雰囲気を崩さないままやり切ってるところがとてもいい。
    ホラーブームの再来を予感させる一冊。怖いというより嫌な感じで怖いの苦手な方にもおすすめです。

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    2025年07月29日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    新旧含め話題のミステリ作家が定番の名探偵を使って短編を書き、杉江松恋がミステリ論を展開する入門書。最近のミステリのみを読んでいる大人にも超おすすめの一冊です。なんとなくスルーしている昔の定番名作も紹介されていて、読みたい本が増える危険な一冊でもあります。ルビあり、229ページ。中学年ぐらいから大丈夫ですが、多くの子が読めるようになるのは高学年くらいからかなぁ。各中表紙に探偵挿絵あるのと、ミステリ論ごとに四コマまんがあり、手に取りやすくなっています。紹介される小説は完全に大人向け。
    「パブリック・スクールの怪事件」 楠谷佑
    ホームズとワトソンが男子寮で起こった事件を解決します。
    「アルセーヌ・ル

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    2025年07月29日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    ネタバレ

    どんな作品が人々の心を掴むのかを熟知している人工知能と、若き天才としてもてはやされた過去を持つ青年たちとの出会いから始まる物語。機械が生み出した芸術作品が素晴らしいことが分かるからこその葛藤や、自分の人生とのそれぞれの向き合い方が鮮やかに描かれていて、背中を押された。その反面、自分が感じる感動は、もし機械による芸術作品でも感じられるのかと不安にもなった。

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    2025年07月28日
  • 死体埋め部の悔恨と青春

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    麗しの先輩との半年間の部活動の記録。と言うと明るく楽しいハッピーな感じがするけど、とんだミスリードだなと思います。神さまのような男に救われた男の話。自分のことを唯一として欲しかったのはお互いになんですよね。お互いがお互いのゆいいつでありたかった。お互い思い合っているはずなのにささいなすれ違いであんな結末になるのは切ないね。けどあれはインモラルな活動をしている報いなのかもしれないとも思う。きっとふたりが行く場所はどこにもなかった。袋小路。

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    2025年07月27日
  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    大切な人にメッセージを伝えることをテーマにした短編集。どの作品も切り口が斬新で、ページを捲る手が止まらない。スラスラと読める内容でありながらも、読み終わった後には必ず心に温かいものを残してくれる傑作揃い。

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    2025年07月21日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    推す人と推される人の関係性の話
    ・推しがいる恋人(vs推し)
    ⭐︎恋人がいるVtuber(vs仕事)
    ・推される人×推される人(vsプライド)
    ・自分を推してくれる人にね恋人がいる(vs恋人)

    ⭐︎が表題作『星が人を愛することなかれ』で
    1番面白かった。仕事に全力であるがために
    絶対に離れないほうがいいであろう最高のパートナーとの関係性との天秤で揺れるお話。

    推しと恋は全くの別物だけれど、「1番は誰?」というところに注目すると途端にバチバチになる。誰かの1番になりたいし、1番にされている人を羨ましく思う気持ちは共通なのだと思いました。

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    2025年07月20日
  • 死体埋め部の悔恨と青春

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    ぶっ飛んだタイトルに惹かれて手に取りました。
    内容もぶっ飛んではいるけれど、自分にはないものを持っていて、ミステリアスで魅力的な先輩が大好きで死体埋め部をやめられない主人公目線だと、やっぱ青春もの?
    いやいや、殺される理由を推理しているのだから、やっぱりミステリー……青春ミステリーだろう。
    あと、ずっと本当の気持ちを見せなかった先輩か、最後の最後に見せた言動こそが本当の思いだったのか?
    そして最後の一文。
    あれは、、主人公は本当は先輩に対してどんな思いを持っていたんだろう。色々深読みしてしまうな。

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    2025年07月20日
  • 愛じゃないならこれは何

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    歪んでた愛が良かった。だけど、3人でいたい!っていうやつと相手に趣味を合わせるというのはあまり好きじゃなかった(個人的に好きじゃないだけ)
    一方でファンとアイドルの関係のやつときらきのやつはすごい興味深かった

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    2025年07月17日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    元天才が集められたプロジェクトで元天才達が葛藤、成長する物語。
    実際にAIをうまいこと使って何かの作品を世に出すと言うことは知らないだけで既に行われているのかもしれない。

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    2025年07月15日
  • キネマ探偵カレイドミステリー

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    おっっっもしろかった!!!斜線堂先生は短編が好きかもわからん、、、!!!!キネマ探偵、なるほどすぎた、、続編も楽しみです!!

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    2025年07月15日
  • キネマ探偵カレイドミステリー~会縁奇縁のリエナクトメント~

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    斜線堂さんのデビュー作の続編。
    勝手に『楽園とは探偵の不在なり』がデビュー作だとばかり思っていました。『キネマ探偵』がデビュー作でシリーズが3作も出ているとは全然知りませんでした。ぜひ、そちらも読みたいけど絶版…??

    映画好きの引きこもりとその友人で相棒の大学生の二人が事件を解決するミステリ。
    ブロマンス物というか、これはもうBLと呼んでいいんじゃないかな??
    最後まで読むと完全なる愛の話だったので。

    互いに、相手の不在の予感に怯え、なんとかひとりで生きていけるようにならねば…と思ってジタバタする話。その辺のすれ違いが、賢者の贈り物みたいでした。結局それって、相手とずっといっしょにいたいっ

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    2025年07月13日
  • 君の地球が平らになりますように

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    ネタバレ

    恋の地獄の面を見せつけてくれる短編集。
    「転ばぬ先の獣道」は辛い。
    結婚、したいよね、そりゃ。
    でもきっと、トラなりに主人公のことは好きだったんだよ。って信じたい。 

    「大団円の前に死ぬ」も切なくて好き。
    お姉さんが突然現れた理由に早く気付いたらなにか変わったかな。この姉妹だと変わらなくて、ホストに2人で入れあげただけかな。
    酷い話なのに、何故か読後爽やかだった。

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    2025年07月12日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    若手作家によるどんでん返しの短編集。
    どの短編も後味が悪く、面白かった。
    特に『遣唐使船は西へ』は殺人の動機が苦しく、希望もなかったし、『人喰館の殺人』は最後が狂気を感じて怖すぎる(自分を食べていたよね…?)

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    2025年07月12日