斜線堂有紀のレビュー一覧

  • 私が大好きな小説家を殺すまで

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    ネタバレ

    読み終わったはずなのにすごく引っ張られる感じがする話だった。バッドエンドなんだろうけどそういって言っていいのか分からないくらい梓にとってはその選択肢以外ないレベルで先生のことが大好きだったんだろうなと思った。冷静に考えれば先生はかなり犯罪者チックだけど、2人だけの空気感というか、雰囲気が好きだった。斜線堂有紀さんの作品は今回含め、いつもそこが好きです。

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    2025年05月02日
  • 君の地球が平らになりますように

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    幸せな恋愛小説よりも、こういう歪で破滅的な恋愛小説の方が個人的に読みやすい。
    “この先”が見えない恋なんて楽しくも何とも無いのに、不思議と読後は悪くない。
    もちろん毎回傷ついてはいるけど、それも嫌じゃない。
    まあ単にこの人の作風に惚れてるだけかも。
    でも「そんな大袈裟な!」と笑えないくらいにはシンパシー感じてます。
    『転ばぬ先の獣道』がホントしんどくて、かなり好きだった。
    もう正直泣いたわ。

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    2025年04月30日
  • 禁断の罠

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    えっ凄いな。どれも面白い。
    これは良いアンソロ。

    大好きな斜線堂さんの『妻貝朋希を〜』は、若干暗い気持ちになるけどイチオシです。

    米澤さんの『供米』も良かったなあ。
    相変わらずオチが秀逸で好き。

    結城さんの『大代行時代』は本当に愉快だった。
    冗談みたいだけど、多分、実際にあると思う。
    えっそんな事まで!?という呆れ半分、嫌なもんは仕方ないかーという納得が半分。
    代行して欲しい事の1つや2つ、誰しもあるよねえ。

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    2025年04月29日
  • 愛じゃないならこれは何

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     「恋する彼女たちは愚かで滑稽で、なお愛おしい。」という紹介文がしっくり来る恋愛小説集である一人の自分のファンに恋焦がれるトップアイドル、両思いだと思っていた相手から別の女性との結婚報告を受ける人気ファッションデザイナー、歪な三角関係の渦中にいる女性などどの短編もこちらまで胸が締め付けられる思いでいっぱいになった。

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    2025年04月29日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで

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    小説家と小説家を崇拝する少女のえらく感傷的な物語。この小説を面白く読めてるうちはまだ大丈夫だなと思った。

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    2025年04月27日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで

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    才能を失った天才と、神様に救われた少女の話。早い段階でこれが恋だと気づけていてふたりが踏み出せていたらこういう結末にはならなかったのだろうなと思う。あるいは先生がもっと早く殺せていたなら、少女がここに入り浸ることがなければ。なるべくしてなった結末ではあると思うけど切なかった。先生の、神様の、いない世界で彼女は生き続けられるのかな?と思う。

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    2025年04月26日
  • 本の背骨が最後に残る

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    表紙が綺麗で手に取りました
    ただ内容が思っていた以上にグロくて、怯えながら最後まで読みました
    でも、物語の構成が素敵でこういう世界観を生み出せる作者さんの想像力には痺れました
    短編集となってるので、気になった方はぜひ読んで見てください
    もしかしたら、斜線堂有紀さんの世界観にハマるかも

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    2025年04月26日
  • 恋に至る病

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    ネタバレ

    みなさんに聞きたいんだけど、
    最後の消しゴムは
    ①景があきらに盗ませたもの=景は化物
    ②好きな人から消しゴムを貰えば両想いという噂を信じて景が持ち続けていた=景は宮嶺のことちゃんと好きだった
    ③その他の解釈
    どの認識ですか。
    私は②だと信じたいくらい景のことが途中まで好きでした。

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    2025年12月15日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    一言で表すと、怖い話だった。
    小説だから誇張されてたり、ありえない設定だけど、もし世の中の女性の大半が冬美や瑠璃のようなヒトだったら、とても怖い。

    あと、最期の章が書き下ろしで追加されたのも怖い。

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    2025年04月23日
  • さよならに取られた傷だらけ 不純文学

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    いろんな世界の私と先輩のお話。
    1ページ完結、登場人物は私と先輩というシバリで書かれた250話で、雰囲気としては「余命3000文字」に近いものを感じました。
    1ページ完結なのでいろんなことの合間に読むのも最適、とは思うものの続けて一気に読んだほうがより魅力が感じられた気がしています。

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    2025年04月21日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    豪華で楽しいミステリ入門。
    古典メインの海外ミステリ作品の紹介、名探偵パスティーシュ、豆知識など、楽しみ方満載。既にミステリに慣れ親しんでいる身にも、改めてまとめられたものを読むことで再発見があります。

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    2025年04月17日
  • あなたへの挑戦状

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    二人のミステリー作家の共作という良さが詰まった小説。「挑戦状」ってそういうこと!と納得しました。

    どちらの話も面白いし、二人ともまじで天才。ミステリー愛をバシバシ感じる素敵な小説でした。

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    2025年04月12日
  • キネマ探偵カレイドミステリー~会縁奇縁のリエナクトメント~

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    映画がテーマのエモさ抜群のミステリー #キネマ探偵カレイドミステリー #会縁奇縁のリエナクトメント

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ダメ学生の奈緒崎と休学中の映画マニアの嗄井戸高久の物語。下北沢の自宅でひきこもっている嗄井に、奈緒崎は様々な相談事を持ち掛ける。

    キネマ探偵カレイドミステリーシリーズの最新刊。既刊はメディアワークス文庫から三冊でてますね。私はシリーズ初読みですが問題なく楽しめました。

    やっぱり二人のキャラクターが魅力ですね。コミュ障で映画知識の豊富さと頭の回転の速さだけが取り柄の嗄井。大して取り柄がないけど、人との関わりだけは上手な奈緒崎。

    今風の秩序さとふがいなさを併せ持

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    2025年04月05日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    芸術にAIが関わったら
    評価の対象となりうるのか、
    そんな倫理観をメインテーマに扱った作品だと感じました

    最終的には
    芸術対象を愛せているか、
    という、わかりやすい落としどころで終えていますが
    それも含めてよかったと思いました

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    2025年04月03日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    嫉妬 復讐 執着
    黒い感情を孕みながら 悶えながら、それでも輝きながら 誰かの星になるべく生きる人々が描かれていました
    共感とはまた違う気もしますが、読むのが苦しくなる程にその感情に直に触れることの出来る1冊です

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    2025年04月02日
  • 貴女。

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    多彩な百合小説が読めるアンソロジー。
    いやあ、どれも面白いんだよねえ。
    織守さんの百合、めっちゃ可愛いかったな。
    何から何まで微笑ましい。
    青崎さんの戦国時代百合は斬新。
    首師を主人公にするところがまた良い。
    あの結末もこの時代ならでは。
    でも一番気に入ったのは斜線堂さんの百合ですね!
    個性的なキャラと二人のコミカルなやり取りが楽しい。
    ある瞬間、頭に描いていた物語の印象がくるりと反転するあの感じもたまらない。
    もう全部好きだ。

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    2025年03月30日
  • さよならに取られた傷だらけ 不純文学

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    全ての作品が1ページに収まり、登場人物は基本、私と先輩。話は続いてないので、どのページから読んでも大丈夫です。クオリティ高すぎて一冊続けて読むと疲れます。250話ですからね。1日20話くらいずつがいいかなぁ。カロリー高めの食べ物は少しずつ摂取しないとね。
    この本に収録されているものも含めた2019年に宝島社から出ている『不純文学』と比べてみるのもいいかもしれない。と、あとがきに書いてあるので、棚に飾っていた(私は購入すると読むのがめちゃくちゃ後回しになる)方も読んでみます。こちらは124話で、見開きにタイトル1ページと本文という構成で、2話読んでみて、このくらい薄めてくれた方が読みやすいと思い

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    2025年03月30日
  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    サブタイトルの通り、メッセージが鍵になったミステリ5編。コミュニケーションの難しさを乗り越えようとする姿勢がミステリにに仕立てた「妹の夫」が一番好き。「ある女王の死」の執念深さと終わり方や現実世界とリンクする「ゴールデンレコード~」も楽しめた。

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    2025年03月24日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    片田舎に暮らす少年・江都日向は、劣悪な家庭環境のせいで将来に希望を抱けずにいた。そんな彼が知り合ったのは、身体が金へ変質していく致死の病「金塊病」を患う女子大生・都村弥子。
    彼女は死後三億円になるという『自分』の相続を突如江都に持ち掛ける。


    身体が金へ変わっていく奇病を患う女子大生と、彼女の「相続」を持ち掛けられた中学生の少年の恋愛小説です。

    自分の存在には三億円以上の価値がある、と自信を持って言える人が、はたして世のなかにはどれだけいるものだろう。もちろん、人間や命というものはそれぞれが唯一無二で誰かにとってかけがえのない存在で、値段を付けられるものではない。でも、そんな綺麗ごとを排除

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    2025年03月24日
  • 詐欺師は天使の顔をして

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    うーわ。“エモい”ってこういう事よね。
    第二話の真相なんて死ぬほど好みです。
    お互いがお互いにとっての唯一無二で特別な存在。
    だから異能の街だろうと地の果てだろうと迷うことなく追いかけるし、追いかけてきて欲しいと願う。
    異世界転移とミステリーを道具にして、人の執着を描いた物語だと思った。

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    2025年03月24日