【感想・ネタバレ】恋に至る病のレビュー

あらすじ

やがて150人以上の被害者を出し、日本中を震撼させる自殺教唆ゲーム『青い蝶』。
その主催者は誰からも好かれる女子高生・寄河景だった。
善良だったはずの彼女がいかにして化物へと姿を変えたのか――幼なじみの少年・宮嶺は、運命を狂わせた“最初の殺人”を回想し始める。
「世界が君を赦さなくても、僕だけは君の味方だから」
変わりゆく彼女に気づきながら、愛することをやめられかった彼が辿り着く地獄とは?
斜線堂有紀が、暴走する愛と連鎖する悲劇を描く衝撃作!

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ネタバレ

純愛が好きなので景は愛ゆえに行ったとそう思い込んでおきます。入見の話した筋書きは確かに理路整然としてるし、景は最後まで宮嶺の事を最後ただの駒としてしか見ていなかったのかもしれない。自分を肯定して盲目的に信じる流される物の一部でしか無いのかもしれないけれど、彼女の行動原理の行き着く先は全て宮嶺を守る、あの日宮嶺を苦しめた人間達とそれに付随するものに復讐することだと信じたい。消しゴムに関してはいじめを指示した可能性を示唆するものとも捉えられるけど、景ならそれを隠滅するもしくは取り返したと宮嶺にみせて更に罪悪感を植え付けて支配する気がする。でもそれをしなかったという事実が宮嶺を好きでいた証拠であり続けると思いたい。それに単純に好きな人のものが欲しい、消しゴムを交換して持っていれば両思いになれるというまじないを信じてやったのがいじめと被っただけの可能性もあるし。ブルーモルフォを作ったきっかけがいじめに対しての復讐心であり、本質的には宮嶺を救うことと結びついてると信じていたくはある。人を操って殺すことに快楽を覚えるとは思いたくないし。
あと恋に至る病ってタイトルは秀逸だな。恋は盲目とよく言うけれど、最後の4行を盲目的に信じるのかで物語の結末がガラッと変わるのとかかってる。僕は宮嶺のように景に盲目的になっていたい。

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2026年06月12日

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ネタバレ

面白かった
最初の方は最後どうなるのか?と疑問に思いながら読み進めていて
最後の方で景殺されちゃうの!?となり
最後の方の宮嶺の取り調べのあたりで宮嶺は景にとっていい意味で大切で特別だといいなと思いました
そうじゃないとこの本救いようがなくなってしまいますからね

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2026年05月25日

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自殺を誘うゲーム「青い蝶(ブルーモルフォ)」の創設者が恋人でした、、、というお話(?)。

過去の出来事から親密になり、あれこれあって衝撃の結末を迎える。果たして真実はどうなのか?。

最初からだったのか?。いろいろ考察できそうでありましたなぁ。

序盤の平穏な日常の感じから、後半の怒涛の展開でどだーっと読んでしまえましたな。

自殺やいじめ、洗脳などのあれこれ、があり、最後に明かされる事実に、自分も宮嶺望さんと同じく寄河景さんに異なる感情を植えつけられていたのでは?と思わされる感じもしましたな。

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2026年07月18日

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ネタバレ

そういうことか。と理解しかけていたのに、最後に消しゴムが出てきたことで訳が分からなくなり自分なりに希望込みで考察した。

景は小学生の頃から、才能と自分の快楽が人とは違うことには何となく気付いていた。
宮嶺と出会い、どんな手段を使ってでも手に入れて側に置いておきたくなった。
根津原を誘導しいじめを始めさせエスカレートさせた。
宮嶺の精神の限界が来たところで救う。
宮嶺に自分のためにそんなことまでしてくれたのかと思わせ恩を売ると同時に、自分の快楽をはっきりと自覚する。
きっかけとなったから、もしくはシリアルキラーが自分の功績を残しておくとの同じ感覚で消しゴムを持っていた。
なんにせよ宮嶺は景にとって「特別」であった。

ただ「最後までやり遂げる」っていうのが気になる。
最後とは、警察に捕まることなのか、宮嶺に罪をなすり付けることなのか、宮嶺を殺すことなのか…。

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2026年05月09日

購入済み

最後の4行に考えさせられた

読者によって最後の4行の読み取り方が異なると思うのですが、私は景を信じたい
愛は嘘じゃないと思いたいです

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2025年04月21日

購入済み

難解だけど面白い

読み終わった後、最後の4行がどういうことを示しているのか簡単に理解できなかった。いろんな考察を見た上でもう一度読んでみて初めて自分なりの解釈ができた。
内容はすごく面白かったし、少し難しい本でも読める方におすすめ。

#切ない #ドキドキハラハラ #ドロドロ

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2022年01月12日

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ネタバレ

友達に勧められて。
面白かったが現実離れしすぎているような気はした。最後にオチがはっきりしないタイプの小説は初めて読んだが、やっぱりはっきりしてほしいなと思う。

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2026年10月01日

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ジャケットとタイトルに惹かれて購入したものの、しばらく積読になっていた。表紙の雰囲気と「恋に至る病」というタイトルから、勝手に恋愛小説だと思い込み、なかなか手に取らずにいた。

ところが、実際に読み始めてみると、そんな単純な恋愛小説ではなかった。物語が進むにつれて、サイコキラーの存在、巧妙な洗脳、そして「ブルーモルフォ」という象徴的な存在が絡み合い、想像していた物語とはまったく違う方向へ引き込まれていった。

物語は、幼なじみだった二人の関係を軸に進んでいく。かつては誰よりも近い存在だったはずの二人の距離が、少しずつ歪んでいく。その背景にある洗脳によって、人の心や価値観までもが変えられていく過程には、恐ろしさを感じた。

特に印象に残ったのは、「好き」という感情が、必ずしも相手を幸せにするものではないということ。純粋な好意が、執着や独占欲へと変わり、そこに洗脳や支配が加わることで、人は自分自身の意思さえ見失ってしまう。その危うさが、物語全体に静かな恐怖として漂っている。

そして印象的なのが「ブルーモルフォ」。美しく鮮やかな青い蝶が持つ幻想的なイメージとは裏腹に、その存在にはどこか不穏なものを感じる。美しさと狂気、憧れと支配――相反するものが重なり合うことで、この作品独特の世界観を作り上げているように思えた。

読み進めるほど、「本当に彼女を理解しているのは誰なのか」「その感情は本当に自分自身のものなのか」と考えさせられ、最後まで気を抜くことができなかった。

読み終えた後、「恋に至る病」というタイトルが重く残った。恋は人を救うこともあれば、心を縛り、人生を狂わせてしまうこともある。純粋な想いと狂気、愛情と支配の境界は、思っているほど明確ではないのかもしれない。

ジャケットとタイトルだけを見て「恋愛小説」と決めつけ、後回しにしていた自分が少し悔しくなる。先入観を持たずに物語を読むことの面白さも、改めて感じさせられた。

読み終えた瞬間にすべてが終わるのではなく、ページを閉じた後も登場人物たちの感情や、ブルーモルフォが象徴するものについて考え続けてしまう。恋という美しい言葉の奥に、サイコキラー、洗脳、そして人の心を支配する狂気が潜んでいたとは――。

苦く、切なく、そして背筋に残るような怖さを感じさせる作品だった。

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2026年09月30日

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ネタバレ

3.8かな。面白かったです。
純愛じゃないでしょうか。
ラスト4行は確かに人によって解釈が変わると思います。
自分は、消しゴムを景が取り返していたと思う。
でも両思いのおまじないで持っておきたい。
って解釈しました。
景がいじめを扇動していたってのは違う気がするな。

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2026年09月18日

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ネタバレ

正しさだけでは正しくない。矛盾するようだけど、こんな印象を受けた。景の考え方は正しいけれど、それを追い求めるのは苦しいなと思う。

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2026年09月09日

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あぁあのロシアのゲームのパロディねと最初の感想。
主人公の主体性の無さが気になってたしヒーローと言う割には何もやってないから入見さんが言いたいことスッキリすること言ってくれて良かった。

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2026年08月21日

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ネタバレ

・寄河景は始めの頃から宮嶺を人心掌握し実はいじめの首謀者として宫嶺を手のひらの上で転がしている何処迄もサイコパスな人間で在ったのか、

・宮嶺を本当に心の底から愛して居り、恋のお呪いの一貫として消しゴムを持っており、景が宮嶺に向けた恋心は本物で在ったのか、


主人公の宮嶺がいじめられていたシーンで、最初に無くなった(半分ほど使い小さくなった消しゴム)をいじめの主犯だと認識していたはずの根津原ではなく、クライマックスのシーンで死んだ景のポケットから見つけた時、上記の2つの考えが浮かんだ。

恐れも愛しさも恐怖も、ありとあらゆる感情を彼女に捧げてきた宫嶺は消しゴムを見た時後者の考えを信じたくて、信じるしか無かったのだろう、

【青い蝶】ブルーモルフォは疫病のようなものであり、興味を持った人間が巻き込まれて、その糸に綴られて死ぬ人間が現れる悪循環。
物語が進むに連れて宮嶺が寄河景に依存するのと同様に、我々読者もまんまと寄河景の人心掌握に引っ掛かって居るのだと感じて恐ろしく感じた。

様々な考察がある上で宫嶺望は上記の考察の後者を信じ、私は前者の考えが寄河景なのではないのかと思う。

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2026年08月09日

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寄河景。あなたは宮嶺の事を利用したの?それとも愛が故なの?美人には棘があるとは言うけれど、景、あなたがわからなくなります。顔が何個もあるようにも思える。宮嶺。君は景のヒーローでありたいよね。恋していたからさ。いや洗脳なのかい?それも二転三転してしまうよ。
あー最後はココロかき乱される。痛い。

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2026年06月16日

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ネタバレ

景への印象が2転3転する物語だった。
景は宮嶺を洗脳してるとは思うけど、ただ本当にスケープゴートとして洗脳してたわけではないと思った。愛ゆえの洗脳?ただ宮嶺に嫌われたくないっていう気持ちで、たくさんの嘘をついて結果的に宮嶺を洗脳させてるように見える形になったのかなと思った。
最初、宮嶺は冴えないって書かれてたから、冴えない男を想像してたけど、生徒会のメンバーの景とお似合いですよって言葉とか、警察の綺麗な顔をしてるって言葉から、宮嶺は結構イケメンだったのかと思った。だからこそ、景が本当に宮嶺のことが好きだったことの裏付けになると思った。

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2026年05月26日

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ネタバレ

想像以上に面白い!

もちろん倫理的、モラルに反してるんだけどサイコパス的思想が深くて興味深い。

ただ、終始いじめる=流されやすい側を自殺させてるつもりが、いじめられてる側を自殺させてない?って思ってた。

人の操り方とか解像度が高くて作家さん凄すぎる。この発想力と本を書く能力、天才だなーと。

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2026年05月16日

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ネタバレ

僕の恋人は150人以上を自殺へ導いた殺人犯でした。150人以上の被害者を出し日本中を震撼させる自殺教唆ゲーム『青い蝶』
その主催者は誰からも好かれる女子高生・寄河景だった。善良だったはずの彼女がいかにして化物へと姿を変えたのか―幼なじみの少年・宮嶺
「世界が君を赦さなくても、僕だけは君の味方だから」
変わりゆく彼女に気づきながら、愛することをやめられかった彼が辿り着いた地獄とは?
斜線堂有紀が、暴走する愛と連鎖する悲劇を描く衝撃作!

最初に言いたいあるあるは「○○に至る病系の小説」プロローグがエピローグで始まりガチ

冒頭主人公、宮嶺が150以上を殺害した恋人の寄河景(よすがけい)を自身が殺した事を独白する事から始まります
殺戮に至る病よろしく、当然そのラストシーンに向かって話が進んでいくわけですが、冒頭の独白が無くとも、殺人アプリを作成し次々に人々を自殺へ追いやる恋人と愛する人を守るために共犯者になって行く主人公、模倣犯の増加にジワジワと迫ってくる警察の捜査の手・・
この二人が行きつく先がろくな事にならない事は誰の目から見ても明らかで、愛し合う二人が地獄へ向かっていく様を読むのは胸が締め付けられる様な感覚があり、ジワジワと迫ってくる操作にハラハラドキドキが止まりません

まるで解散する事が解っているのに終わりまでの物語を見る「ラブライブ1期」を見ているかの様。しかしながらこの物語の本質は全ての事件が解決した後日談にあります。そこには「恋に至る病」の真の意味が・・・

病に掛っていたのは一体誰?その真なる病とは何なのか?衝撃のラストがあなたを待ち受けています。読後あなたも斜線堂 有紀さんの仕掛けたウィルスに感染しているのでラブライブサンシャインの様な続編は期待できない事を予め申し上げておきます

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2026年05月05日

匿名

購入済み

物語を読み終わったら。この物語の真実を自分が選ばなくてはならないが、答えが出なくて、もう一度読み直してみようと思う。

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2025年10月16日

購入済み

なんとなくよくある話だなと思ったけど、劇的につまらないという感じでもなかった。多くの人が洗脳されていくのが、ヒロインの魅力だけで貫かれるのは何か他に理由が欲しいなあと思った。

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2024年02月20日

U11

ネタバレ

なぞ?

なんとなく没頭するほど、すごい作品ではないように感じたので、☆4で

さて、ネタバレになるかもしれませんが、ヒロインが主人公に対して、どんな感情で接していたのか、なぞです

最初からそのつもりで接していたのか、それとも特別な感情があったのか、途中から変質していったのか、などなど、正直言って、裏を読んだり、裏の裏、裏の裏の裏あたりまで読むと、なにがなんだかわからないです

人の心はわからないので、それはそれで正解なんでしょうか?

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2021年11月06日

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「僕の恋人は、自ら手を下さず150人以上を自殺へ導いた殺人犯でした――」

表向きは誰からも愛される心優しい美少女・寄河景。しかしその正体は、150人以上の被害者を出した自殺教唆ゲーム『青い蝶』の主催者だった。

彼女の異質さに気づきながらも「世界が君を赦さなくても、僕だけは君の味方だから」と愛することをやめられなかった幼なじみ・宮嶺の視点で、連鎖する悲劇と狂気の愛が描かれていく。

美しくて残酷な少女・景の存在感には、抗いがたい魔力があり彼女に釘付けにされ、甘美な毒のように破滅へと突き進んでいく宮嶺の姿からは目が離せない。
ただ、正直なところ途中の心理描写や展開にはまどろっこしさを感じる場面が多く、何度、途中で読むのをやめようかと思ったかわからない。警察側の動きがもう少しスピーディーであれば……というもどかしさも拭えない。
だが、最後まで読み終えてみると「このラストを導き出すには、警察の存在はある意味邪魔だったのだろう」と納得がいった。
警察の捜査を前面に出さず、あえて二人の閉じた領域に絞って描いたからこそ、あの結末と歪んだ絆の濃密さが生まれたのだと思う。

途中の冗長さを乗り越えた先にある締めくくりとしてはよく出来ており、納得のいく着地だった。手放しで爽快と言える作品ではないが、人間の業や共依存の恐ろしさを強く刻み込まれる一冊だった。

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2026年10月10日

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ネタバレ

愛があったのか、なかったのか。私はあったほうに一票。
消しゴムの件がな~。景がいじめの発端作ったの?って思ったけど、望のこと好きでとっちゃったとか、根津原から奪ったってのも考えられるし…。どっちなのよ~。ってもやもやさせるのが作家さんの思惑なのかな~と思うと、まんまとやられちゃってます。

設定はちょっとあり得ない(みんなから好かれる女の子なんている?)って思ったけど、話は面白かったです。読みやすかった。

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2026年09月29日

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【あらすじ】
「宮嶺は私のヒーローになってくれる?」
百件を越える犠牲者を生んだ自殺教唆ゲーム「青い蝶(ブルーモルフォ)」のゲームマスターは、宮嶺望(みやみねのぞむ)が幼い頃から想いを寄せている大切な人・寄河景(よすがけい)だった。嘗ての誓いを胸に、犯罪行為を知りつつも景に寄り添い続ける宮嶺。彼がどうしようもなく抱かずにはいられないこの「愛」は何処から来て、何処へ行くのだろうか。

【短評】
書店のポップか何かを見て、予てより気になっていた一作である。
悪くはないのだが、全体的に軽すぎた。ライトノベルレーベルを捕まえて軽さを憂うのは自分でもどうかと思うが、本作が取り扱うテーマを鑑みると、軽さがプラスに働いているとは言い難いと思う。

本書が最後に投げ掛けてくる「問い」は、なかなかに面白い。この「問い」をどちらと解釈するかによって、本作は色合い意味合いを大きく分かつことになる。興味深い試みだ。しかしながら、前述の通り本作は軽くそして薄い。さらりと読み下した上で、最終的な色が可変と来ると、全体的な印象として薄味に過ぎる。
私は答えを明示すべきだったと思う。結びの文はかなり好みだったので、妙な余韻を企図せずに、純愛方面に舵を切ったほうが良かったと感じた。私は甘いのが好きなのだ。

(アップロード後に追記)
…というのは案外無視できない側面で、私の個人的な嗜好ゆえに、とある「方向性」を拒絶しているのだろう。そのような含みを持たせることを許容出来ないのだろうと思い至った。自分というものに関する新しい発見であった。

さて。「自殺云々の説得力が薄弱かつやや奇矯」とか「タイトルが謎」とか他にも言いたいことは山と浮かぶなか、声を大にして言いたいのは恋愛描写の既視感である。この物語は寄河景をいかに魅力的に見せるかに全てが掛かっていると言っても良いのだが、どうにも類型的な美女という印象が先行した。どこかで見たことがある。
彼女の二面性と抗いがたい程の魔敵な魅力が、見たこともない形で描写されていたのならば、この物語はかなり良い着地を決めたのではないかと思う。

色々と述べたが、最終的な評価はティーン向けかしらといった評価に落着した。
ただ、この物語をどのように解釈したかを誰かと語り合いたい程には興味を唆られる一作であった。

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2026年09月26日

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ネタバレ

ブルーモルフォと景の2軸だけで引っ張るには少し長かった…
宮嶺にもっと変化とか、影でなにか企んでるとあれば中盤も飽きずに読めたかも?

読みやすさがあったから、ぐんぐん読めたけど
読みにくかったらしんどかったかも

最後は色んな意味に解釈できる終わり方
結論付けしないの好きじゃないけど、この作品はなんかいいなと思った

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2026年09月17日

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死にたいと思っている人を自殺に導くゲームを作った女子高生と僕の話

ラスト4行を読んで鳥肌がたった。斜線堂さんの文章はパリッと清潔で大変読みやすい。その教科書のような文章で人を自殺に導くのは正義と謳われるとつい信じそうになるね。いやぁえぐられたわ…

2025年映画化。人間を死に向かわせるのは、究極的には希望。歪んだ理論でどこからが嘘か分からない。いわゆる"恋"を期待すると度胆を抜かれる

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2026年07月18日

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本編を読み終えた時より、あとがきを読み終えてからのが混乱。
これは「病に至る恋」の方も読んでみないと。

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2026年07月17日

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「青い蝶(ブルーモルフォ)」のシステムが完成されてる。本当に叶えたい人だけが最後までたどり着けるというのも納得。大体は途中で目が覚めると思う(面白そうだけど痛いのは嫌)。
サイコパス気味だけど、宮嶺のおかげでなんとか正気を保って至れたけど、ラストまで読むと彼も取り込まれてしまっていたのかな…この先どうやって生きていくんだろうと心配になる。
「病に至る恋」も合わせて読みたいね。

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2026年07月14日

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ネタバレ

3.5
スラスラ読めて2日で読み終わった。



最後の消しゴムの意味がはっきりと分からなかった。いじめの始まりは消しゴムを取られたことだったけど、いじめさえも景が始めたのことだった?そうだとすると、刑事の推測通り宮嶺は景に利用されてたってことで…
でも、もし景が本当に宮嶺のことを好きなら、小説に出てきた、好きな人から消しゴムを貰えば両思いになれるっていうおまじないを信じて景が勝手に消しゴムを取ったのかなとも考えられるし…

筆者のコメントから、どっちと考えるかは読者次第って感じだったけど、私は刑事の推測が合ってるんかなって思った。

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2026年07月12日

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最後は景が昔自殺を止めた善名さんに刺され、刺された景を宮嶺が生徒会室に運び、救急車を呼ばず、放火して殺した。
ブルーモルフォは自分がやったと言って宮嶺は出頭したが警察は景だと思ってる。
景は本当に宮嶺が好きだったのか?駒として使うために小学校から仕込んでたのか?
宮嶺がいじめられていた時、よく消しゴムを隠された。その消しゴムを警察から渡されたところで終わった。

個人的に景はサイコパスだと思う。

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2026年07月01日

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ネタバレ

読後すぐは、警察の言う通り全て計算済みの行動だったのかな?と思いましたが考察を読んだり考え直して、というよりは特大の試し行動だったのかなと思いました。

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2026年06月30日

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続きが気になっ作品自体短めということもあるが、続きが気になって3日で読破。
どこまでが景の手のひらの上だったのか、宮嶺への想いは本当だったのかはたまた、、
どんどん加速していく、景の行動に違和感を感じながらも、自分の信じたい彼女を信じた宮嶺。
景の死後、宮嶺はただのスケープゴートだったのか、と思わせつつ、最後のポケットの中身から景の良心をかけら(愛情?)をえがいているようで、うまいなぁと感じた。
それも景の計算通りだったらと思うと震えた。
景の人物像をを判断するための、見逃している材料がなんなのか探しつつ、また読んでみたいと思った。

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2026年05月22日

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おもしろかった。才色兼備の性格良し系が出てくると無条件に応援したくなる。本書でも読者が味方になってくれるよう誘導している。

ただ、冒頭の不穏なエピローグが語るように、この本はどう考えてもバッドエンド。悪と分かっていながらも、応援したくなる葛藤と戦いながらこの本を読んだ。

応援対象が悪に変わる最もな理由を探しながら読んでおり、見つけた時は安心したというか、応援するための言い訳を見つけたような気もしたが、最後まで裏切ってきた本だった。

ただ、全てを壊す登場人物が横入りすぎる。実際にパーフェクトヒューマンの企てをぶっ壊すには完全な外的要因でなければ難しいのかもしれないが、物語のキーなのに無理矢理感に溢れていた。

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2026年05月09日

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ちょっとこう、現実的にありそうでない、ないよりのない、みたな話はとても好物です

最後のとこの、景のサイコパス味が明らかにされていくところ、とてもよかった。相方はただただ不運・・だから最後まで苗字呼びだったのね、腑に落ちた

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2026年05月08日

Posted by ブクログ

読み終えた後、しばらく天井を仰いでしまうような圧倒的な筆致に脱帽しました。150人以上の人間を自殺に導いた少女と、彼女を愛してしまった少年の関係性は、美しくも恐ろしい「毒」のようです。
特筆すべきは、著者の冷徹なまでに研ぎ澄まされた文章スタイル。なぜ人々が彼女に心酔し、命を投げ出したのか。その心理描写が緻密で、読者である自分までもが彼女の言葉の魔力に絡め取られていくような錯覚を覚えます。道徳や倫理が通用しない場所で育まれる「究極の純愛」の形に、胸が締め付けられました。

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2026年05月05日

Posted by ブクログ

うーん、、、サイコパス系の話はぶっとんでいたらおもしろくて逆に受け止められるのですが、この話は絶妙にリアルとありえないの合間をいってる感じで、私は受け入れられなかったです。

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2026年04月25日

Posted by ブクログ

最後の最後までこういう恋愛系か……と思ってたけど、最後まで読んでよかった笑
タイトルが秀逸だと思いました。

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2026年04月23日

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