あらすじ
やがて150人以上の被害者を出し、日本中を震撼させる自殺教唆ゲーム『青い蝶』。
その主催者は誰からも好かれる女子高生・寄河景だった。
善良だったはずの彼女がいかにして化物へと姿を変えたのか――幼なじみの少年・宮嶺は、運命を狂わせた“最初の殺人”を回想し始める。
「世界が君を赦さなくても、僕だけは君の味方だから」
変わりゆく彼女に気づきながら、愛することをやめられかった彼が辿り着く地獄とは?
斜線堂有紀が、暴走する愛と連鎖する悲劇を描く衝撃作!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
純愛が好きなので景は愛ゆえに行ったとそう思い込んでおきます。入見の話した筋書きは確かに理路整然としてるし、景は最後まで宮嶺の事を最後ただの駒としてしか見ていなかったのかもしれない。自分を肯定して盲目的に信じる流される物の一部でしか無いのかもしれないけれど、彼女の行動原理の行き着く先は全て宮嶺を守る、あの日宮嶺を苦しめた人間達とそれに付随するものに復讐することだと信じたい。消しゴムに関してはいじめを指示した可能性を示唆するものとも捉えられるけど、景ならそれを隠滅するもしくは取り返したと宮嶺にみせて更に罪悪感を植え付けて支配する気がする。でもそれをしなかったという事実が宮嶺を好きでいた証拠であり続けると思いたい。それに単純に好きな人のものが欲しい、消しゴムを交換して持っていれば両思いになれるというまじないを信じてやったのがいじめと被っただけの可能性もあるし。ブルーモルフォを作ったきっかけがいじめに対しての復讐心であり、本質的には宮嶺を救うことと結びついてると信じていたくはある。人を操って殺すことに快楽を覚えるとは思いたくないし。
あと恋に至る病ってタイトルは秀逸だな。恋は盲目とよく言うけれど、最後の4行を盲目的に信じるのかで物語の結末がガラッと変わるのとかかってる。僕は宮嶺のように景に盲目的になっていたい。
Posted by ブクログ
ブルーウェール、自殺教授ゲームが元ネタだと思うが、SNSを通じて指示を出し、それを実行してもらうことは現代社会では容易に起きうることだと思った。
人は弱いから
Posted by ブクログ
面白かった
最初の方は最後どうなるのか?と疑問に思いながら読み進めていて
最後の方で景殺されちゃうの!?となり
最後の方の宮嶺の取り調べのあたりで宮嶺は景にとっていい意味で大切で特別だといいなと思いました
そうじゃないとこの本救いようがなくなってしまいますからね
Posted by ブクログ
そういうことか。と理解しかけていたのに、最後に消しゴムが出てきたことで訳が分からなくなり自分なりに希望込みで考察した。
景は小学生の頃から、才能と自分の快楽が人とは違うことには何となく気付いていた。
宮嶺と出会い、どんな手段を使ってでも手に入れて側に置いておきたくなった。
根津原を誘導しいじめを始めさせエスカレートさせた。
宮嶺の精神の限界が来たところで救う。
宮嶺に自分のためにそんなことまでしてくれたのかと思わせ恩を売ると同時に、自分の快楽をはっきりと自覚する。
きっかけとなったから、もしくはシリアルキラーが自分の功績を残しておくとの同じ感覚で消しゴムを持っていた。
なんにせよ宮嶺は景にとって「特別」であった。
ただ「最後までやり遂げる」っていうのが気になる。
最後とは、警察に捕まることなのか、宮嶺に罪をなすり付けることなのか、宮嶺を殺すことなのか…。
Posted by ブクログ
景への印象が2転3転する物語だった。
景は宮嶺を洗脳してるとは思うけど、ただ本当にスケープゴートとして洗脳してたわけではないと思った。愛ゆえの洗脳?ただ宮嶺に嫌われたくないっていう気持ちで、たくさんの嘘をついて結果的に宮嶺を洗脳させてるように見える形になったのかなと思った。
最初、宮嶺は冴えないって書かれてたから、冴えない男を想像してたけど、生徒会のメンバーの景とお似合いですよって言葉とか、警察の綺麗な顔をしてるって言葉から、宮嶺は結構イケメンだったのかと思った。だからこそ、景が本当に宮嶺のことが好きだったことの裏付けになると思った。
Posted by ブクログ
想像以上に面白い!
もちろん倫理的、モラルに反してるんだけどサイコパス的思想が深くて興味深い。
ただ、終始いじめる=流されやすい側を自殺させてるつもりが、いじめられてる側を自殺させてない?って思ってた。
人の操り方とか解像度が高くて作家さん凄すぎる。この発想力と本を書く能力、天才だなーと。
Posted by ブクログ
僕の恋人は150人以上を自殺へ導いた殺人犯でした。150人以上の被害者を出し日本中を震撼させる自殺教唆ゲーム『青い蝶』
その主催者は誰からも好かれる女子高生・寄河景だった。善良だったはずの彼女がいかにして化物へと姿を変えたのか―幼なじみの少年・宮嶺
「世界が君を赦さなくても、僕だけは君の味方だから」
変わりゆく彼女に気づきながら、愛することをやめられかった彼が辿り着いた地獄とは?
斜線堂有紀が、暴走する愛と連鎖する悲劇を描く衝撃作!
最初に言いたいあるあるは「○○に至る病系の小説」プロローグがエピローグで始まりガチ
冒頭主人公、宮嶺が150以上を殺害した恋人の寄河景(よすがけい)を自身が殺した事を独白する事から始まります
殺戮に至る病よろしく、当然そのラストシーンに向かって話が進んでいくわけですが、冒頭の独白が無くとも、殺人アプリを作成し次々に人々を自殺へ追いやる恋人と愛する人を守るために共犯者になって行く主人公、模倣犯の増加にジワジワと迫ってくる警察の捜査の手・・
この二人が行きつく先がろくな事にならない事は誰の目から見ても明らかで、愛し合う二人が地獄へ向かっていく様を読むのは胸が締め付けられる様な感覚があり、ジワジワと迫ってくる操作にハラハラドキドキが止まりません
まるで解散する事が解っているのに終わりまでの物語を見る「ラブライブ1期」を見ているかの様。しかしながらこの物語の本質は全ての事件が解決した後日談にあります。そこには「恋に至る病」の真の意味が・・・
病に掛っていたのは一体誰?その真なる病とは何なのか?衝撃のラストがあなたを待ち受けています。読後あなたも斜線堂 有紀さんの仕掛けたウィルスに感染しているのでラブライブサンシャインの様な続編は期待できない事を予め申し上げておきます
Posted by ブクログ
再読。好きな本ですが、何回読んでも彼女の真意は私には分かりませんね。個人的には「誰も愛さなかった化け物」より「ただ一人を愛した化け物」の方が好きなので、勝手に後者だと信じています。結果的にああなっただけで、始まりは単なる少女の純愛だったらいいな。
なぞ?
なんとなく没頭するほど、すごい作品ではないように感じたので、☆4で
さて、ネタバレになるかもしれませんが、ヒロインが主人公に対して、どんな感情で接していたのか、なぞです
最初からそのつもりで接していたのか、それとも特別な感情があったのか、途中から変質していったのか、などなど、正直言って、裏を読んだり、裏の裏、裏の裏の裏あたりまで読むと、なにがなんだかわからないです
人の心はわからないので、それはそれで正解なんでしょうか?
Posted by ブクログ
3.5
スラスラ読めて2日で読み終わった。
最後の消しゴムの意味がはっきりと分からなかった。いじめの始まりは消しゴムを取られたことだったけど、いじめさえも景が始めたのことだった?そうだとすると、刑事の推測通り宮嶺は景に利用されてたってことで…
でも、もし景が本当に宮嶺のことを好きなら、小説に出てきた、好きな人から消しゴムを貰えば両思いになれるっていうおまじないを信じて景が勝手に消しゴムを取ったのかなとも考えられるし…
筆者のコメントから、どっちと考えるかは読者次第って感じだったけど、私は刑事の推測が合ってるんかなって思った。
Posted by ブクログ
読後すぐは、警察の言う通り全て計算済みの行動だったのかな?と思いましたが考察を読んだり考え直して、というよりは特大の試し行動だったのかなと思いました。