斜線堂有紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ百合を摂取したくて&好きな作家さんを発見したくてアンソロジーを読む。6本全部よかった!
「恋をした私は」のラストがゾワっとして好き。好きな人を手に入れるために親でさえ手にかけるんだ。そして自分に向けられる好意には気付いてないところが罪だな〜と。
「雪の花」見知らぬ女に救われて、それが次へとまた連鎖していく。ミステリ色強くておもしろかったです。
「いいよ。」恋人のフリから始まったふたりがフリじゃなくなっていくのがかわいかったです。ストレートかわいい百合だったかも。
「最前」アイドルを救ってくれるのはいつだってファンなんだ。
「首師」首を作る職人と囚われの姫様の話。命を失うことよりもつらい -
Posted by ブクログ
死体を呑み込む樹の話
最初の短編と最後の短編が繋がってる
心の証明、感情の証明
どこまでなら惰性でないのか
どこからが真の愛情なのか
「回樹」は「解呪」
「回祭」は「皆済」に掛けたタイトルだそう
SFという空想世界に紛れて主人公の気持ち、感情の揺れがこちらに伝わるような気がした
自分の感情に気づかないことはままあるし、自分の感情がわからないこともあると思っている
その感情を何かしら証明してくれるのが『回樹』という樹
短編集6編
個人的には『奈辺』が好みで、アメリカ小説っぽい
全体的に
ハラハラ続きが気になるという訳ではなく、めちゃ面白いという訳でもないけど、今まで読んだことのない本 -
Posted by ブクログ
ネタバレめっっっっっちゃ好き……
不滅がめちゃくちゃ好きだ〜って思いながら読んだら奈辺がそれはそれは良くて、回祭を読んで回樹が二度沁みました。
あとがきに回樹が百合SFとあったので、あちゃんと百合小説として受け取っていいんだ…!と思ったんだけど律が「生まれる子供が男だったらヤだな、」と溢した場面がもの凄く印象的で、それってかなりクソデカ感情として初露のことが好きなのではと胸を締め付けられたので純粋に百合として受け取っていいんだって喜べた。名前のついた関係性でなかったときに無闇に沸いたりできない?気がして…。
女性同士で付き合って子どものことを考えたときに、どのカップルも同じように思うわけではないけれど -
Posted by ブクログ
こちらも一気読みした作品。
斜線堂有紀さん、阿津川辰海さんのお二人の競作。
館シリーズのような密室トリックは大好きなのに、空間把握能力が無さすぎて、阿津川さんの水層城の殺人は、完全に理解できたとは言いきれません。ただ、探偵としてこういう罪の暴き方もあるのかと驚きました。
中編だったこともあり、犯人も含めた登場人物の誰にも感情移入できず、物足りない感じがしたので長編で読みたかったです。
斜線堂有紀さんのありふれた眠りは、ミステリと言えばミステリだけど、素直になれない兄妹の関係性が、事件が起こることによって変わっていく様子が、とても切なく感じるお話だったように思います。
最後に2人がどうするのか -
Posted by ブクログ
SF短編集。6篇収録されていました
回樹→愛するものの死体を取り込むと愛していた人たちにとって回樹が「愛した人そのもの」の存在となる設定。
骨刻→骨の表面に文字を刻む技術。骨刻がもたらした人々への影響と骨刻の歴史について書かれていました。
BTTF葬送→すべての映画には魂があった、映画にも輪廻転生はあると考えられた時代の話。懐かしい傑作映画が出てきて懐かしさを感じました!斜線堂さんの発想がすごい…。
不滅→人間の死体が腐らなくなった世界の話。死体が腐らないことでどんなことが起こったのか…。1番お気に入りのお話!
奈辺→奴隷制度下のニューヨーク、白人と黒人と宇宙人の交流?を描く物語。宇