斜線堂有紀のレビュー一覧

  • キネマ探偵カレイドミステリー ~輪転不変のフォールアウト~

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    ホラーとか残虐なのは勘弁だけど、ここに出てくる映画見てみようかな。ストーリーとそれに纏わる映画の蘊蓄具合が適度に絡んで良い感じ、、、スペシャル雑な感想だ。

    今年の登録60冊目。

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    2021年07月18日
  • キネマ探偵カレイドミステリー ~再演奇縁のアンコール~

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    カレイドミステリー第2巻。
    更におもしろくなってるし、映画も見たくなっちゃうし、次も気になるラストだし。

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    2021年07月04日
  • 詐欺師は天使の顔をして

    購入済み

    自分達のエゴを隠さず、堂々と生きる詐欺師の二人は、読んでいてスカッとした。
    二人の執着も、ストーリーに程良い歪みを出している。
    ミステリー部分は引っ張り過ぎないので、初心者でも読みやすかった。
    一冊だと物足りないので、ぜひ続編を読みたい。

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    2021年03月25日
  • 放課後探偵団2 書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー

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     放課後がテーマのアンソロジー。

     一番のお気に入りは、額賀さんの「願わくば〜」。
     美術部の先輩と後輩の何気ない一コマから一転。あの津波の痛ましい震災。そして震災から5年経ったある日、東京から帰省した宗平は美術部の先輩の藍と再会し、同じ職場で働く三浦の祖父の震災時の足取りを辿る手伝いをして欲しいと頼まれて… 
     震災の生々しい描写が痛ましく、ただ辛いだけの追憶かと思いきや、まさかのラストで呆然でした。行方不明の菅原先輩はきっと、宗平が思った通りの態度を取る様な気がしました。

     青崎さんの裏染シリーズの番外編。このシリーズ、又読みたいです!

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    2021年02月01日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    桜いいよさんがすごく好きで
    とても読んでいて良かった。
    相沢さんも好きで、小説家の気持ちが
    全面的に出ていてよかった!

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    2020年10月31日
  • 詐欺師は天使の顔をして

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    この世界とひとつだけ決定的に異なる法則のある異世界で起こる、その世界ならではの事件を解き明かすミステリとしての面白さと、要と冴昼の運命と執着の話、両側面で最高に面白かった。
    世界を変えて続けていけそうな設定なのでもっと読みたい気持ちもありつつ、エピローグが綺麗にまとまっていてここで終わってもそれはそれで良い。

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    2020年04月05日
  • キネマ探偵カレイドミステリー ~再演奇縁のアンコール~

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    ネタバレ

    筆者あとがきの「役割を委託される奈緒崎と友人として協力する嗄井戸が揃うと探偵になります」という言葉がなんとなく好きだ。探偵と助手ではなく、二人合わせて探偵なんだな。
    前作では何かと物騒な事件が多かったので、今回の3本は「不思議な出来事」くらいのエピソードが多くて穏やかに楽しかった。(そう思ってたから余計にラストでゾッとしたわけだけども)
    お人好しで物事をいい方向に考えがちな奈緒崎は、そう上手くはいかない何かを抱える人にとっては時に残酷に見えるかもしれないけれど、その無責任な明るさが何かを救えることもあるのだと思う。
    嗄井戸と束ちゃんだけでは友好的ながら停滞していただろう関係が、全くタイプの違う

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    2019年08月23日
  • 病に至る恋

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    恋に至る病は最近映画化された人気作で私も大好きです。スピンオフでは景の幼少期やほかの人物からの視点で語られた短編集でした。寄河景は誰一人として愛せなかった人なのかただ1人だけは愛すことができた人物なのか。この答えは作者である斜線堂先生にも分からないかもしれませんがその答えを考えるのもこの作品の醍醐味ですね。

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    2025年12月14日
  • ミステリー小説集 脱出

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    多種多様な脱出者の短編集。
    個人的には屋上のとこ森のが好きだった。
    最後はバイオハザードでこれもまた新鮮だった。

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    2025年12月13日
  • 愛じゃないならこれは何

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    愛じゃないならこれは何

    愛って綺麗な形だけじゃない、
    読んでて、たしかにこれも愛というのかもしれないと思った

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    2025年12月10日
  • 廃遊園地の殺人

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    ネタバレ

    廃墟好きだから設定が好みだった
    人物名覚えるのにちょっと苦戦したから、ちょこちょこ人物一覧みて「あ、そうだよね、その人だよね」って確認しながら読んでた。

    伏線回収はなるほど〜って感じだったけど、爽快感は個人的にはあんまりかも?
    でも次作も読みたい!と思ってるので楽しみ。

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    2025年12月02日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    ネタバレ

    【感想】
    朝井リョウさんが出版区のYouTubeでお勧めされていたので初めて斜線堂有紀さんの本を読んだ。
    メガインザチャーチで描かれているような線密なファンダム経済というよりは、1人のアイドル赤羽瑠璃とその周りで彼女が影響を与えている人達の物語。
    推す側、推される側の恋模様や人間模様が描かれており、アイドルと人間としてどのように折り合いをつけながら生きているのかなどが描かれていて面白かった。
    朝井リョウさんのコメントにもあった【人生を使い切る】というワードが現代人の生きる糧なのか。

    またこういう世界で生きる事の大変さやメンタルの保ち方など描かれていたり、相手を炎上させる手段など今のSNS時代

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    2025年12月01日
  • 恋に至る病

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    肯定されたり、認められたりするとその人に執着してしまう。その人だけの特別になりたいと思う。私はその上記に当てはまり、何か特別な存在になりたいと思っているから、参加してしまいそうになるかもしれない。って思ってしまった。

    とてもシンプルな愛の物語にみえました。

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    2025年11月29日
  • 病に至る恋

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    衝撃作『恋に至る病』のスピンオフ作品。

    「病巣の繭」
    「病に至る恋」
    「どこにでもある一日の話」
    「バタフライエフェクト・シンドローム」
    4話収録。

    150人以上の被害者を出した自殺教唆ゲーム『青い蝶』主催者、女子高生・寄河景の物語を再び読める日が来るなんて。

    前作は読み手で解釈が二分化されたが、本作で景は完全なるサイコパスだと確信した。

    ギフテッドと呼ぶには危険すぎる景の性質。
    幼少期のエピソードだけで戦慄が走る。

    恋心は洗脳に、洗脳は執着に変貌し辿り着く先は破滅。

    怖ろしいのにページを捲る手が止まらない。
    中毒性のある一冊。

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    2025年11月28日
  • 恋に至る病

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    昔を思い返してみると、たしかに景のようなみんなが惹かれるような子がクラスに1人はいたなと思いました。最近公開された映画を観てから本を読みましたが、映画とはまた全く違って面白かったです。

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    2025年11月24日
  • 恋に至る病

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    ネタバレ

    面白かったですし、入見さんが言ってた「流されるような奴は死んでもいいと思う、でも勝手に淘汰する人間を選ぶべきではない」ってちゃんと描いてるものに対する作者の正義が言葉にされてるのかな〜と思いました。
    背中を押してもらえたら自死を肯定出来てしまう人は以外と多いだろうし、いじめを見て見ぬふりで流される人は世の中には当たり前にたくさんいるから、ブルーモルフォが現実にも十分起こり得るな…とずっと怖いなと思っていました。(他の感想をチラ見して、現実にも似た事件があったのを知りました。こわい)

    景ちゃんは多分特別な子だったのは間違いないだろうなと思いましたし、きっかけは確かに宮嶺君がいじめられたことなん

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    2025年11月22日
  • 恋に至る病

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    「寄河景」という人物に関するミステリー。
    彼女はどんな人物だったのか。
    独特な読後感も味わい深かった。

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    2025年11月21日
  • 死体埋め部の悔恨と青春

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    死体埋め部
    というちょっと不思議で不謹慎な設定画面白い
    会話は軽妙で読みやすい 全体にそこはかとなく物悲しい雰囲気が漂っている




    ↓ネタバレあり




    これ、続きがあるそうです
    最終話であんなことになって、さらにラストシーンはあれ

    続編はどういうテンションで続くのでしょうか?
    でも織賀と祝部の物語をもう少し読みたかったので嬉しい

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    2025年11月18日
  • 廃遊園地の殺人

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    登場人物たちの名前を覚えるのに苦労しましたが、みんなの過去や腹の中に何があるのかと、夢中になって読みました。
    文体が好みで読みやすかったです。
    文庫版は全編リライトってことなので、単行本も読んでみたくなりました。
    次回作(続き)が楽しみです!

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    2025年11月12日
  • 愛じゃないならこれは何

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    愛と執着と恋ってなんだろう……
    どれも幸せにならない絶妙さ。
    けれど全部切実で強烈で、すこし踏み外したら似たようなことになるのかも、と思うような少しの生々しさみたいなものがある。
    届かないものが欲しくなるのはみんな一緒。
    恋をしたときの強い執着の描写がすき。

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    2025年11月10日