斜線堂有紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2時間弱で一気読み!めちゃくちゃおもしろかったです!
推しとかアイドルの心模様に興味ありまくりなので、実際のあの人もこんな風に思ってるのかなぁとか、こんな辛いことがあるけど頑張ってるのかなぁとか、想像しまくりながら時には涙も流しながら読みました。
一話の段階では冬美目線で、そりゃ彼氏がアイドル推しまくりだったら寂しいし嫉妬もするよねー、なんて気軽に読んでたのに、四話の瑠璃を読んじゃうと、んもーーー!早くめるすけ奪いにいけーーー!とばねるり応援しまくりで、自分の変わり身の早さにびっくりでした笑
文章がうますぎて、アイドルを疑似体験できた気持ちで、実際のアイドルたちにこれを読んで実態に合って -
Posted by ブクログ
ネタバレたぶんわたしは斜線堂有紀の二次創作っぽい設定と地の文がドツボなんだ。ラノベより洗練されてて、純文学よりポップな感じ。
これもねっとり重めの話で面白かった~~!!
オリガマウンテンは笑った。その名の通りなんかい。
織賀と祝部の関係も好き。まあほぼ洗脳なんだけどね。織賀のことを崇拝したり嫌悪したり、きっちり重い感情を持っているのが……いい!
しかもちゃんとミステリーとして成り立ってておもしろかった。ジャガーの中で語る死因究明。
特に好きだったのは三話目の同級生の女の子が死んじゃった話と、書下ろしの閑話休題。織賀は一体なにを持っていたのでしょうね。
気になる終わり方もしたのではやく続編が読みたい! -
Posted by ブクログ
ネタバレ映画を全然見ないので楽しめないかと思って手を出せずにいたのですが、もっと早く読めば良かったです。話ごとのキーになっている名作映画は見たことがなくても問題なく楽しめます。
シリーズを貫く嗄井戸くんの話は最後までドキドキでもちろん面白かったのですが、個人的に好きだったのは1冊目の「断崖絶壁の劇場演説」と3冊目の「逆行無効のトライアンフ」。ともに嗄井戸くんが「力作」「良作」とトリック(?)を仕掛けた人物の頭脳や映画愛を高く評価しています。明るくない話もある中で誰かのために使われた映画トリックは心温まって良かった、、、4冊目の新刊もとっても楽しみ! -
Posted by ブクログ
ネタバレたまたま好きなアイドルのライブを観に行く前に今作を読み始め、自分の在り方と彼の在り方、めるすけの在り方と瑠璃の在り方を思うと、刺さりすぎて仕方なかった。私はめるすけみたいな、模範的で理想的なファンじゃないけど、これが愛じゃないと言われたら、何なのか果たして分からない。瑠璃は理想的なアイドルであろうとしながら、その動機と行いは模範的とは言えず、だけどそれが愛ゆえだと言われたら、愛が正しくて素晴らしいものだとは言い難い。
美しいばかりが愛ではないということを、いろんな関係性を舞台に描き出された物語たちは、愛に迷い悩み苦しんできた人間にはとても刺さった。疑いようもなく愛だと思うのに、なぜか苦しくて虚 -
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嗄井戸の台詞じゃないけど、傑作だったな。
どの事件も趣向が凝らされていて面白いけど、主軸は嗄井戸高久の事件だ。
彼を解放するための、とびっきりの友情物語だ。
この際、黒幕が誰かなんて些末な事で(犯人コイツだなって予想できるぐらいだし)彼らがどうやって幕を引くのかが重要なんだよな。
クライマックスでの奈緒崎の行動には驚かされるけど、こういう性質を持った彼だからこそ救える人がいるのも事実。
嗄井戸も奈緒崎も束も全員愛おしい。
あと『俺たちに明日はない』って映画が気になる。
あそこまで熱弁されて気にならない方が無理だよなあ。
虚構が現実を超える瞬間、観てみたいよね。 -
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ネタバレ・タイトル買いしたけど面白くて一気に読んでしまった。こっちが続編と知り、即前作も買っちゃった。
・性格や行動によって他者の星になる存在と、その星に魅了される関係性が好きなんだけど、星側にとっても星がいるっていうのが「好きの永久機関で芋蔓式に全員好きなってまう!!」状態だった。
・渓介、罪な男。でもばねるりが告ったとして受け入れるかどうかはちょっと想像できなかった。推しと結婚したいって思うタイプじゃなさそうだなって。ばねるりのアイドルとしての輝きに焼かれてそうだし。
・「依存でも執着でもない、お綺麗な恋を出来ている人間が」っていうのが何だか印象に残っている。それだけがお綺麗で、叶うだけが恋 -
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美しいという表現が1番合う気がします。
とにかくきれいな世界観。
そして独特でグロくて幻想的で残酷。
特に好きだったもの2つを紹介します⬇️
⚪︎本の背骨が最後に残る
「本を焼くのが最上の娯楽であるように、人を焼くことも至上の愉悦であった。」
最初から引き込まれていきました。
いや、「その本は盲目だった」って何!?って最初に思いましたよ…。発想が天才すぎるー…。
版重ねの愉悦を人々が知ってしまうってなんか恐ろしいけど、その国では「普通」であって、みんなが楽しんでいるのかぁ…と思うと余計恐ろしいです…。
十のキャラがめっちゃ好きでした。
「本は背骨が最後に形成る」も面白かったです。
⚪︎ -
Posted by ブクログ
ネタバレアイドルの世界というのがあまりにも自分とかけ離れすぎており、1番共感できたのが「ミニカーを捨てよ春を呪え」だった。
渓介の、恋人以外にも熱中することがあって、時間もお金もかけたいという気持ちはよくわかった。
一方で美冬の渓介(というより誰かに)に愛されたいいう気持ちにも共感できる。
美冬は自分肯定感が低いが故に他人からの愛でしか自分を肯定できない。理想の彼氏を渓介に押し付けようとする。
美冬はさっさと渓介と別れて、自分を肯定してくれる居場所(彼氏でも仕事でも)を見つけないと辛いだろうなと思って読み進めていた。
お互い譲り合えるところは譲り合うしかない。でも絶対に譲れないところが美冬と渓介 -
Posted by ブクログ
なるほど。“挑戦状”ってそういう意味か。
なんと更に高度な事をしてたんですね。
それで、こんなストーリー書けちゃうんですか。
しかもちゃんと面白いし。
はー、やっぱ作家さんって凄いわ。
斜線堂さん推しだけど、どっちの作品も好き。
お二方の持ち味が滲み出ているし、ちゃんと“人間”を描いてくれてるから良い。
これを期にもっと阿津川さんの作品を読みたいと思った。
巻末の執筆日記もめっちゃ面白かった。
作品完成までの過程を書いているだけなのに、なんでこんなに面白いの。
人間味溢れる斜線堂さんの日記で思わず笑ってしまった。
阿津川さんの日記もまた違った面白さがあって、夢中で読んだ。
小説じゃないのに!笑 -
Posted by ブクログ
銃乱射事件がきっかけで閉園となり
廃墟と化した遊園地でのクローズド・サークル。
その遊園地を買い取ったのは
廃墟好きの資産家である十嶋庵。
十嶋によって廃遊園地に招待されたのは
廃墟マニアや当時の遊園地の関係者など9名。
そこで告げられたのは園内にある宝を見つけた者に
廃遊園地の所有権を渡すというもの。
所有権を巡り宝探しが行われたが、
みんな何かを隠しているようで・・・。
廃遊園地ってだけで不気味(褒めてる)なのに
マスコットキャラクターのギャニーちゃんが
最高にかわいくなくて不気味で好き。(褒めてる)
あとがきに作者本人から語られているが、
単行本から今回の文庫化にあたって
大