斜線堂有紀のレビュー一覧

  • ゴールデンタイムの消費期限

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    高校生から感じていた自分は何者なのだろうかという漠然とした不安と、大学に入って自分は凡人でそれでも良いんだっていう納得と諦観が書き出されていて共感できた。思春期の自我の葛藤がAIも交えてよく書き出されている。

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    2024年02月27日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    ある場所に中高生が集められ、巨大な「何か」に対峙するというフレームは自分の好きな辻村深月さんの『かがみの孤城」を彷彿とさせた。元天才たちの葛藤とAIの不気味さが丁寧に描かれて引き込まれました。

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    2024年02月23日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    元天才と呼ばれる若者が集められ、AIの力で再起させようという国家プロジェクトのお話。

    AIの助けを借りた作品や実力は、自分のものと言えるのか。Chat GPT等が台頭してきている今だからこそ読んでいて刺さる作品だった。

    斜線堂有紀さんのスラスラ読める文章に気になる設定で一気に読んでしまった。
    終盤の展開は少し弱く感じたが、結末は綺麗にまとまっていたので高評価。

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    2024年02月23日
  • 本の背骨が最後に残る

    購入済み

    ものすごく非現実の徹底なのに、自然にのめり込めるような展開で面白かった。著者の他の作品も買いました。

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    2024年02月20日
  • 楽園とは探偵の不在なり

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    新しい本格ミステリーだった。
    犯人はおおかた察しがついてしまったが、メッセージ性や世界観に引き込まれる作品。
    斜線堂先生の作品は文体が読みやすくて好みだ。

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    2024年01月11日
  • 禁断の罠

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    文春文庫のアンソロは面白い!
    前作の「神様の罠」が好きだったので今回も購入。

    新川帆立「ヤツデの家」
    初読みだったけど読みやすかった。アンソロの最初のとっかかりに最適。内容も好みで二回読んだ。

    結城真一郎「大代行時代」
    こちらもまた初読み作者だったけど面白かった。ありえそうな話だ。
    こういう新入社員おるおる~。最後のオチもよかった。

    米澤穂信「供米」
    この話を読めただけで大収穫です。大好き米澤穂信。愛してる米澤穂信。
    3ヶ月ぶりに本を読んだんだけど、2023年最後にこのお話を読めてよかった。やっぱ本読むの大好きだ。
    最初読み始めたときは「うわっ苦手な歴史ものだ!」と若干引いたものの、あれ

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    2024年01月05日
  • 楽園とは探偵の不在なり

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    『二人殺せば地獄に引きずり込まれる』という制約のある世界観の中で、いかにして連続殺人は行われたのか?という単なる犯人当てミステリでは済まない物語である上に、『天使が裁くのならば探偵は必要なのか?』を始終問われ揺さぶられる感情の熱さと、天使の裁きの抜け穴を探す悪人はのうのうと生き延び、それを許せない善人の方はあっけなく死んでゆくという冷酷さの両方を浴びせられ、時々手を止めて咀嚼しなければいけないような濃厚な一冊だった。ただ、ラスト、謎はすっかり解き明かされ、前向きな雰囲気で締めてくれたところは美しかった。

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    2023年11月14日
  • 楽園とは探偵の不在なり

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    二人以上殺せば天使に地獄へ連れていかれる世界で、連続殺人事件が起こる。常世島にいる人たちが殺されていく。独特なこの世界観が面白い。個人的に青岸が完璧な正義の味方には成りきれないと思っている節があるところが人間らしいなと思う。推理、という面で言えば弱い部分もあるが他の部分が面白くそこまで気にならなかった。話のテンポも良くて読みやすく、続きが気になってあっという間に読んでしまった作品。ぜひ再読したい!(2023.10.26)

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    2023年10月26日
  • 楽園とは探偵の不在なり

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    天使が存在し、2人以上の殺人が認められないという特殊設定ミステリー。
    その中で起こる連続殺人。
    満足して読むことが出来た。

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    2023年10月19日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    ・愛する人の死に値段がついたら、その価値とどう向き合うか
    ・愛する気持ちを証明する方法
    このテーマで描かれていく、体が金になっていく難病の弥子と、彼女に向き合っていく江都の物語り

    正直、読み始める前はこんなに深いテーマであることを知らなかった
    読み進めていくにつれ、もっと2人に時間をあげて欲しい…と苦しい気持ちになりました

    「主人公のどちらかが病に侵され余命をどう生きるか」
    といった、よく見かける内容に更に「死の価値と向き合う」という難題がのったことでグッと深さが増した気がした
    最愛の人の死に、誰かが決めた価値なんか受け入れられない
    弥子と江都の弱さをぶつけ合わない姿や苦悩に胸を打たれた一

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    2023年09月28日
  • 楽園とは探偵の不在なり

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    今年読んだ中ではダントツだった。2人以上人を殺すと天使によって抹消される世界での連続殺人事件を描く特殊設定ミステリ。謎の不可解さ、展開のスピーディーさ、解決における論理性、どれをとっても秀逸な本格ミステリだと思う。

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    2023年09月24日
  • あなたへの挑戦状

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    やはり斜線堂先生の文体が好みであると再認識。とても読みやすい。

    しかし、なんといっても作者の2人がこの作品の話が持ち上がったときに、青い鳥文庫のお祭り作品である『いつも心に好奇心!』を思い浮かべたと言うところが尊い、いや、てえてえ。

    巻末の執筆日誌も面白い。

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    2023年09月17日
  • 君の地球が平らになりますように

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    面白くて一気読み。表題の君の地球が平らになりますように、のタイトルが秀逸だった。
    東京グレーテルやクックノックなど、前作と繋がるキーワードがあるのも嬉しい

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    2023年09月01日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    亡くなると全身が金へと変化する病に侵された女性と少年のお話
    著者の本を読むのはこれで4冊目だが、特殊な状況設定を作るのが本当にお上手です
    死体が金になると分かった状態での交流で、その間の感情に下心がないと証明ができるのか
    転がり込む予定の金におかしくなっていく周りの大人を傍目に
    自らの感情の矛盾と戦うエトの姿がとても愛おしいです
    彼らが「感情の証明」を果たせたのかのかは分かりませんが、
    ラストはグッと来るものがありました

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    2023年08月30日
  • 楽園とは探偵の不在なり

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    最高に面白かった。
    登場人物が多くないので、話も読みやすい。
    読み終えた時には、今後の人生の生き方を少し考え直そうと思えた。

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    2023年08月03日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    ネタバレ

    tiktokで流れてきたので普段小説読まないんですがこの機会にと、読んでみました。
    個人的に印象が強かったのはやっぱり一籠晴充です。
    前日譚を読んだ後だと晴充の「だから、きっとまた見つけるよ」という言葉にものすごく納得が行きました。
    晴充は江都のファンでしかなかったんだなぁ...
    と勝手に納得しておきます笑
    斜線堂先生の作品をもっと読みたいと思える作品でした。

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    2023年06月29日
  • 君の地球が平らになりますように

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    地獄味強めの恋愛小説。
    恋愛のキラキラ〜としたところを取り除き苦しみをじっくり抽出した本作。負のベクトルへ向う感情の描き方が本当に上手です。
    表題作が好きですね!

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    2023年06月05日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    ネタバレ

    斜線堂作品8冊目。かつて天才小説家だった綴喜(つづき)に『レミントン・プロジェクト』 への招待状が届く。かつては栄光を有したが、すでに消費期限が過ぎた6人、ヴァイオリニスト、料理人、画家、映画監督、棋士、小説家が人工知能を用いてリサイクルされる!どうすればかつての栄光を再度手にできるのか、AIの力を借りるという他力本願。そしてAIによって自分よりも優れた才能を見せつけらてしまう。こいう時代がもう来ている。人間の力ではなく、人工知能によって世界は動いている。AIによる小説にあの読友さんは涙するのだろうか?⑤

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    2023年03月28日
  • 君の地球が平らになりますように

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    失恋の話は いつでも辛いものですが
    愛されたいという気持ちが
    分かるだけに苦しい
    バックグラウンドが 現代風になろうと
    その血まみれの叫びは
    変わらんのですよ

    一番好きなのは
    ホスト狂いの 「大団円の前に死ぬ」
    バカくさいシャンパンコールに
    何十万 何百万とつぎ込んで
    つぎ込んだホストもクズ なのに
    姉妹の関係が美しくて
    泣けてきちゃう
    思う存分 ホストの横っ面を
    札束で張り倒してやれ

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    2023年03月23日
  • 百合小説コレクション wiz

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    ネタバレ

    愛情、友情、憎悪その他もろもろ大きな感情をぶつけ合うのが百合であるならば、百合物語の世界はなんと広く自由なのだろう、と思いながら読んでいました。どの作品も素敵なのですが、個人的にはテーマのスケールが大きい、南木義隆氏の『魔術師の恋とその他の物語』がぶっ刺さりました。

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    2023年02月16日