斜線堂有紀のレビュー一覧

  • 死体埋め部の悔恨と青春

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    死体を埋める二人だけの部活動
    やってること自体は狂気で完全アウトなのにポップに描かれる会話とか日常とかキャラクターが憎めないというか、ワクワクしてしまう
    死体の謎を解くことだけが救いであることが残酷で無慈悲で、とにかく二人の関係性がすごく危険で、すごくよかった まじで
    言葉にできない関係性というかなんというか
    互いに必要な存在なんだろうなと思えるところがすごく苦しい
    狂気とポップと死体と信仰にも似た関係性とで情緒がおかしくなる
    地獄の中で生きるとはこういうことなのかと思わされる
    すごく引き込まれる設定や展開で、苦しいのに読みたい、みたいな感じだった

    続きがどうしても気になる

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    2026年05月09日
  • 死体埋め部の悔恨と青春

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    な、なんですかこれは!!!!!!!!!!!
    私の胸に深々とナイフを突き刺して終わるのやめてください!!!!!!!!!!!!!胸が苦しくて私が死んじゃうでしょ!!!!!?????
    そういうことやっちゃだめって学校で習いませんでしたか?!?!?!

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    2026年05月09日
  • ナゾノベル プロジェクト・モリアーティ(1) 絶対に成績が上がる塾

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    モリアーティとは、『シャーロックホームズ』に登場する、モリアーティ教授のこと。
    「現代のモリアーティ」と称される杜屋譲と「瞬間記憶能力」をもつ和登尊が、同級生を守るために「絶対に成績が上がる塾」に潜入。そこには、暴言と体罰を繰り返す塾長が傍若無人にふるまっていた。そんな理不尽にいかに立ち向かうかが実におもしろい。

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    2026年05月09日
  • 禁断の罠

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    米澤穂信の短編目当て。やっぱりよねぽらしくて余韻が残る。
    他の作品もどれも良かった。
    『大代行時代』は時代を風刺していて好き。許される代行とそうでない代行の線引きって、確かになんだろうなとは思った。
    ある人にとってはどうしてもやりたくないこと…それを請け負うのがビジネスになる世の中かぁ

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    2026年05月08日
  • 最後の一行 white

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    いままで読んでいた物語が、最後の一行でガラリと景色を変える。
    古今東西人気作家さんたちの力作が並ぶ。
    最後の一行というよりは、最後の一段落、ぐらいの感じではあったけれども、でも、え、え?そうなの?と思わせてくれる。
    惜しむらくは、やや気持ちの悪い話が多かったのが…個人的に血液多めなのは苦手なので、ちょっとそこが超個人的マイナスポイントだった。

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    2026年05月07日
  • 死体埋め部の悔恨と青春

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    ネタバレ

    死体埋め部って何、と思って読んだらちゃんとそのまま死体を埋める部活だった。
    1話を読んだ段階で祝部は死体になって運ばれるはずだったんだろうな(だから無償で死体処理してもらえた)と読めたので、ラストでそれに耐えられなくなってしまったことに驚かされた。どんな友人だって恋人だって夫婦だって知り合う前は他人なんだから、他人だったときから特別扱いされたいっていうのは無理なんじゃないか?
    ストーリーはどれも綺麗なホワイダニットで面白かった。大学ミス研系のミステリの要素を削ぎ落として事件直結にしている分テンポがいい。バッドエンドがショックだったけど、最後に希望持たせられて気になるので続編を早めに読むと思う。

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    2026年05月07日
  • 恋に至る病

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    ネタバレ

    僕の恋人は150人以上を自殺へ導いた殺人犯でした。150人以上の被害者を出し日本中を震撼させる自殺教唆ゲーム『青い蝶』
    その主催者は誰からも好かれる女子高生・寄河景だった。善良だったはずの彼女がいかにして化物へと姿を変えたのか―幼なじみの少年・宮嶺
    「世界が君を赦さなくても、僕だけは君の味方だから」
    変わりゆく彼女に気づきながら、愛することをやめられかった彼が辿り着いた地獄とは?
    斜線堂有紀が、暴走する愛と連鎖する悲劇を描く衝撃作!

    最初に言いたいあるあるは「○○に至る病系の小説」プロローグがエピローグで始まりガチ

    冒頭主人公、宮嶺が150以上を殺害した恋人の寄河景(よすがけい)を自身が殺

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    2026年05月05日
  • あなたへの挑戦状

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    あなたへの挑戦状というので読者に対して、"このトリックが解けるか、この謎が解けるか"的な本だと思っていたけど少々違った

    作家それぞれが
    "自分では解けないが最高に面白い謎"
    を用意し、互いに「これを解いてみよ」と挑戦した競作だそう

    正直読み始めは「うん?なんか⋯古典的だな」と思ってたけど、二編読み、競作執筆日記まで読むと充足した気分になり、読み応えがあって隅から隅まで読んでしまった

    阿津川辰海さんも斜線堂有紀さんも読んだことなく、読みたいけど何から読めばわからなかったのでこの本がいい切っ掛けになった

    お二人の小説をこれから読もうと思う

    おもしろ

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    2026年05月05日
  • 最後の一行 white

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    四編の短編集。どれもモヤモヤする系で読み心地はよろしくないので、この作家陣のファンとか、新しい作家探したい人とか、イヤミス系嫌いじゃない人にお勧めです。とりあえずどれも面白かったです。
    「ゼリーに満たされて」金子玲介
    頭に声が鳴り響き、網で助けたウサギっぽい何かは超高度知的生命体。まわりとうちとけられない、ケーキ屋の息子、小5の森康太は徐々にそいつと仲良くなっていく。そいつはゼリーが好きらしくて毎日康太の作ったゼリーを食べていた。
    金子玲介さん、本当に会話文が面白いですね。最後の1行以外は結構明るい感じで楽しく読みました。
    「人魚の骨を拾いに往く」斜線堂有紀
    子どもも少ない離島に残る人魚の伝説

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    2026年05月05日
  • 愛じゃないならこれは何

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    様々な愛や恋の形を描いた短編集でした。
    歪んだ愛の形、ズブズブ沼に入り込んでいく様子が全編を通して緻密に描かれていました。
    ほんタメ文学賞のあかりん部門にぴったりな作品でした!

    「ミニカーだって一生推してろ」
    アイドルがファンに恋するお話。赤羽瑠璃がアイドルとして人気を集めていくのに比例して、狂気も増していくのが恐怖でした…。でも、ラストは好き!

    「きみの長靴でいいです」
    10年来の想い人から結婚報告を受けるお話。これもラストがぶっ飛んでて好きでした。回想の妻川の言動が思わせぶりすぎて、確かにこれはひどい裏切り!と思ってしまいました。

    「愛について語るときに我々の騙ること」
    新太、園生、

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    2026年05月04日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    YA小説なので読みやすくわかりやすい。著者さんの本2冊目だけどたぶん好み。

    しかしたぶんこれ現実にあるよなぁ...生み出す側はともかく、消費する側としてはなんか釈然としないだけでほんとうになんも問題ないもんな

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    2026年05月04日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで

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    ネタバレ

    なんか圧倒される文章だった
    最初の一文が惹き込まれると話題になっていたので呼んでみたけど、とてもよかった
    歪んだ愛情だったけど、純愛のようにも思えた
    先生が思ったより人間的な人だったんだなと
    この小説を読んで、新しい気づきがあったかとかはないけど、とにかくとても没入感のある小説だった
    強いて言うなら、幼少期の経験は一生残ってしまうこと
    あと、先生の梓への感情はなんだったんだろう時になった、ただ純粋な好意なのか??

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    2026年05月04日
  • あなたへの挑戦状

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    ネタバレ

    お互いにトリックは考えずに謎だけを与えて、それぞれがトリックとストーリーを考えると言う競作。この作りをわかって読んでも面白いし、知らずに読んでも面白いストーリー。どちらかと言うと阿津川辰海の水槽の城が好きだったような。
    斜線堂有紀の後書きで、競作といけば『いつも心にミステリー』って出てきて急に親近感というか好きってなった

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    2026年04月30日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    斜線堂有紀目的で借りたらホラー小説のアンソロジーだった。しかも櫛木理宇のも入ってたわ。いやー怖かった。普段ホラーほとんど読まないし。しかも最近寝る前に読んでたからな。最後の皮肉屋文庫のはいまいちだったけど、それ以外は面白かった。怖かった。

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    2026年04月30日
  • 回樹

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    SF作品でありながらもどこか文学的で粒ぞろいの短編集で良かった。表題作はもちろん、個人的にはBTTF葬送がかなり好みだった。

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    2026年04月28日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    短編集と知らずに買ってしまったから、それがすこしショックだった。もっとそれぞれ詳細に、長く読みたかった。
    推し文化の普及した今の日本で、ありふれた、しかしあまりにくるしいタブーに触れた恋愛小説。
    アイドルを推している身としては分かる感情が多かった。
    真っ直ぐに、純粋に、はじめの気持ちを忘れずに、生きていたいものだ。

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    2026年04月28日
  • 君の地球が平らになりますように

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    君の地球が平らになりますように
     自然派になっちゃうともう無理だね。いきすぎた自然派は致命的。

    大団円の前に死ぬ
     妹と姉のホスト被り対決が面白すぎる。この二人のおかげでシイラ大儲け。出稼ぎに行ってる仁愛に塩LINE送る、シイラも面白い。面白いだけの話かと思っていたら、まさかの事実が。

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    2026年04月28日
  • 愛じゃないならこれは何

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    この作品で出てくる主人公は一線を踏んで、足先だけ超えてるぐらいの恋愛をしてる。
    (余裕オーバーな人もいる)
    好きだったのは、「ミニカーだって一生推してろ」、「きみの長靴でいいです」、「星害を受ける」です

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    2026年04月27日
  • 恋に至る病 2

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    ネタバレ

    身近な人々を巻き込み、急速に広がっていく自殺教唆ゲーム『青い蝶』。
    人を惹きつける不思議な魅力を持つ女子高生・寄河景は、その主催者として、多くの人間をふるいにかけ、「生きる価値のある人間」を選別していた。
    全てを知ったうえで、彼女の幼馴染である僕は誓った。
    「正義のヒーロー」ではなく、「景だけのヒーロー」でいることを。
    やがて、かつて僕を虐めていた根津原の自死の真相を知る。
    それは、暗闇の中でも信じ続けてきた景の信念に、大きな疑問を抱かせるものだった。
    彼女は、最初から化け物だったのか。それとも、僕への虐めが彼女を変えてしまったのか――。
    究極の愛がたどり着く結末とは──!?

    【斜線堂有紀

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    2026年04月25日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    今アツい小説家作家六人による、ホラー短編アンソロジー集。
    「あぁ、読まなきゃ良かった」と帯には謳い文句がありますが、どの話も怖いし、少し変わっていて面白かったのでむしろ「読んで良かった」です!
    個人的には、斜線堂有紀さんの「カタリナの美しき車輪」がぶっちぎりで怖かった!
    主人公は、SNS上であえて炎上するような投稿ばかりをするAIアカウントを作成し、実在する人物が炎上する機会を減らそうとします。
    が、その試みが招いた恐怖とは…
    作品により色んなタイプの怖さがあり、一冊でバリエーション豊富なホラーを楽しめます。

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    2026年04月25日