斜線堂有紀のレビュー一覧
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ネタバレずっと読みたかったSF短編集。ベースは斜線堂さんらしい愛の話で、日常の中に補助的にSF要素が追加されたような感じ。全体的に状況や世論の説明の割合が大きかったような印象。
表題の回樹と回祭が印象に残った。回祭の二人の関係性が好き。回祭を読み返して、もしかしたら亜麻音は蓮華が毎年回祭に訪れていることを察して、回樹として愛される可能性にかけてそのタイミングを狙ったのかな…と思った。そんな冷静になるはずないと思うから多分違うんだろうけどそうだったら少し嬉しい。「何より屈辱的だったのは最後の未練になれなかったこと」が本当にその通りで辛い。 -
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FPSで知り合ってタッグを組んだママユとノエの話(『百合である価値もない』)が1番好みだった。
百合って、何故か「美女×美女 が当たり前」みたいな風潮があると思う。それでも一般人だったら、別に美女×ブサイクやブサイク×ブサイクでも全く問題ない。ところが有名になってしまうと、叩かれることになる。美しいものを見たいという人の気持ちって、他人の悪口を言ってまでの強いものなのだろうか。
「私の整形についてどう思う?」とママユから聞かれたノエの返答が最高過ぎる。人の恋愛に顔面偏差値まで持ち出してとやかく言ってくる世間を本当はぶっ潰したいが、結局は世間に迎合してしまっているわけでしょ?でも、そこまでして一 -
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ネタバレ僕「3億円を相続させる条件が将棋でもなくチェスでもなく、チェッカーは、理由があるのかな?」
弥子「将棋になく、チェスにもなく、チェッカーのみにあるもののせいかな」
→チェッカーって、どんなゲームだっけ??
絵はマーマー上手いかな。
半年後の弥子の誕生日のために、500円の指輪を買う。
弥子の前で落としてしまい、そのままプレゼントすることに。
弥子、中指に入らなかったから、薬指につける。
エト、そんなつもりじゃないと言い。
弥子はネックレスに指輪をつける。
52ヘルツの鯨の話。
弥子さん、脚を切ることに?
金塊病。
脚、4000万。
弥子、3カ月もたない。
エト、先生に恋 -
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ネタバレ【注意!】
本感想には、類似構造だと私が感じた作品を挙げています!
読後メモのコピーと読後の+a
◆序盤
「それは探偵がやることじゃない警察に依頼することだ」って自覚あるくせに、結局は何故か警察が依頼するようなことも、探偵がやる方向へと特に整合性もなく無理やり持っていくのが「そこの感覚を守る気があるのかないのかわからなくてノイズ」ではある
◆終盤
自分がもうすぐ地獄行き確定ならそのままor自殺するかという話で、「当然自殺を選ぶよな」と話を運んだのが「ちょい強引かな」と思った。
読者側としては、天使の地獄引きずりがいくら恐ろしいことだと描写されてても、親族が殺されるとかじゃ -
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ネタバレ斜線堂さんの著作は、『彼女。 百合小説アンソロジー』で読んだのみで初めてでした。
タイトルのエピソードが一番最初なんて珍しいな!と思いながら読み始めましたが、最初からなんて世界観なの・・!と引き込まれてしまいます。特に「本」たちが誤植をなくすために版重ねという儀式を行い、敗者は背骨まで焼き尽くされる。読む人によって、どのような光景として脳裏に描かれるのか大きく異なりそうだと思いました。
十という、その身に十の物語を宿した本。彼女の版重ねで、本来の物語とは全く違うのに、質疑を重ね、誘導され、十の物語が正しい、相手の本の物語が誤植であると裏付けられていく過程は見事でした。
もしこれがただのディベ -
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ネタバレ景がブルーモルフォを作り、誰かを自殺させている。
それが僕を好きだということの証明。
かつてのいじめの首謀者が死んだら、いじめはなくなった。みんな、流されていたたまけ。
景は、指示に流されて自殺してしまうような人間を殺そうとしていた。
宮峰「僕が警察に言ったら?」
景「いいよ。宮峰は私のヒーローだから。ヒーローなら悪と戦わないと。私が間違っているなら、今ここで宮峰が止めて」
警察。リンチ殺人。
みんな、蝶に見える傷。
宮峰、景は間違ってないと告げる。
景からキス。
景、ブルーモルフォの説明、
まず、単純な指示をこなさせること。この程度だったら大丈夫というもの。
睡眠を奪うとまとも