斜線堂有紀のレビュー一覧

  • 楽園とは探偵の不在なり

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    ネタバレ

    天使が降臨した世界で、起こるはずのない連続殺人が起きる、という特殊設定ミステリ。
    2人以上殺したら地獄に落ちるという設定が面白かった。特殊設定も活かしたトリックもよかったけど、登場人物たちが尖りすぎてて、好みは分かれそう。キャラクターもの好きな人は好き。

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    2026年04月24日
  • 楽園とは探偵の不在なり

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    ネタバレ

    ペロッと読めちゃった!ちゃんと面白かった!!
    特殊設定ミステリ。斜線堂有紀はこういうの書くのね。ちゃんと本格派らしく、館内間取り図あり連続殺人あり。ハウダニットが主で、ホワイダニット交じり。
    ①直接手を下さずに地獄行きを逃れる②天使が死んだら灰になるのを利用して、井戸の底をかさ増し
    ちゃんとミステリだったけど、世界観や書き口もおもろかった。浅学にて元の本(『地獄とは神の不在なり』)を知らず…今から読みます!

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    2026年04月21日
  • 最後の一行 white

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    どんでん返しに近いものもあれば、そのストーリーをより深いものに落とし込むような一行もあり、改めて一行の文章の力を強く感じた。

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    2026年04月21日
  • あなたへの挑戦状

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    人気作家が競作しているだけあって、読み応え抜群でした。
    個人的には斜線堂有紀さんの作品の方が人情味があって好みでしたが、阿津川辰海さんの作品もトリックがものすごく緻密で勉強になりました。
    面白かったです。

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    2026年04月20日
  • 愛じゃないならこれは何

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    ネタバレ

    4年前に単行本をタイトル買いして、文庫版の書き下ろしを読みたくなって全編再読
    4年前に読んだ時は良くなる兆しがない感じの結末があまり好みではないと感じていたけど、いつのまにかそんなパターンがむしろ好きになっていて驚いた。「ささやかだけど、役に立つけど」の園生の心理描写が好きだった。

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    2026年04月16日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    ネタバレ

    登場人物みんな愛おしい。性格も似てないし経験したことないような立場の子ばかりなのに、どの話も終わりに向かうにつれて強めに感情移入してしまった。

    「星の一生」が切なすぎて立ち直れない。めるすけの呟きを聖典と言って一途に頑張るばねるりはどうしてもかわいいと思ってしまう。瑠璃も冬美も、手に入らないものにどうにか折り合いをつけているのが切ない。揺れつつも最終的に選んで覚悟を決めたのがかっこよかった。ばねるり…( ; ; )
    えいらが言った「どうなっても人間なんて不幸」がしっくりきた。

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    2026年04月16日
  • 病に至る恋

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    サイコパスとはまたちょっと違うのか、景はとにかく頭が良いんだろうなと思った。
    あと敵に回したら本当に怖い子なんだなとも思う。

    プレイヤーの話が印象的だった。
    ブルーモルフォを求めている気持ちの真剣さで選別されるのかな?
    最初から切羽詰まった状況で始まるので、終わりは分かってるのに、どうにか転機はないのかとハラハラしながら読んだ。

    最後の話は、分岐点という感じの話しだったが、このまま景が教室を支配しないという展開にはならないんだろうな。

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    2026年04月12日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    原作『小説の神様』の世界を8人の作家が描く、豪華なアンソロジー。作家、編集者、読者など、様々な視点から紡がれる「小説の神様」の物語は、どれも個性的で一気に引き込まれた。

     特に心に響いたのは、相沢沙呼さんの『神様の探索』だ。帆舞こまにの誕生秘話、シリーズでは語られなかった余白の部分をスピンオフならではの面白さがある。
    一也と詩凪を見守る編集者・河埜が、若い才能の居場所を守るために戦う姿が最高に格好いい。神崎部長を熱い思いで説き伏せる場面や、「帆舞こまに」の傑作が誕生した瞬間の喜びは、読んでいるこちらまで胸が熱くなった。

    一方、紅玉いづきさんの作品は、まるで私小説のような『小説の神様』誕生秘

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    2026年04月12日
  • 廃遊園地の殺人

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    遊園地での殺人事件がありその遊園地が廃墟となった場所で集められた人達が真相を探る中新たな殺人事件が起きるミステリー
    誰が犯人なのか❓過去の殺人事件の真相は❓考えながらあっと言う間に読み終えました

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    2026年04月12日
  • 病に至る恋

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    恋に至る病のサイドストーリー集
    景の幼少期、ゲームの参加者、二人の蜜月、ありえたかもしれないifの物語


    ・病巣の繭
    景の幼少期を母視点で描かれる
    やはり昔から人を魅了して操る能力に長けてたんだな
    母としてはそりゃぁ気味悪さを感じるかもね

    となると、やはり根津原を説得できないという状況が益々おかしく思えてくる
    「蝶図鑑」も含めて、最初から最後まで全部景の計画だったんじゃね?
    制御できなくなって殺したとかはありえそうだけど、止められなくて自分に絶望するという姿が想像できないなぁ
    でも、逆にそれだけの自身があったからこそ根津原を止められなくて壊れ始めたというのもありえるか?


    ・病に至る恋

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    2026年04月10日
  • 恋に至る病

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    150人以上もの人間を自らの手を下さずに殺した女子高生とその娘を好きな男子高校生のお話


    小学5年生のときに転校してきた宮嶺望
    その家の隣で聡明で人気の寄河景

    二人の所属していた五年二組は諍いもなく、委員を決めるなどの際に一度も多数決が行われなかったくらいに人間関係が円満だった
    校外学習のときにはぐれた宮嶺は、小さい子供を宥めている景に出会う
    景は凧をなくしたという子のために探し、高いところにあった凧を取る際に落下して怪我をしてしまう
    景をおんぶで運んであげた事がきっかけで、宮嶺は景のヒーローとなった
    しかし、何がきっかけだったのか、後に宮嶺はクラスの根津原から酷いいじめを受ける
    いじめに

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    2026年04月09日
  • 恋に至る病

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    サイコパスすぎて震えた。
    何が怖いのかよく分からなかったが、あとから色んなことを「あれはどうだった?」「これはどうだった?」と冷静に考えていくと、小学校の時の委員会を決める時のように、自分は自主的に動いていたと思っていたことが、操られていたとわかるのが怖かった。
    事件を起こして、助けて、したわれて。
    頭が良すぎて怖かった。

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    2026年04月08日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで

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    とある少女が大好きな小説家さんを殺すまでのお話(?)。
    出会ってしまった少女と小説家、共生するうちにやがて少女は成長し、ゴーストライターとなる。
    そして少女は決断する。

    タイトル通りの展開で、タイトル通りになる。何とも切なさも。

    おかしな関係、小説家の大変さ、共生の中で生まれる恋愛的関係、そのままの関係がずっと続けばいいとは思いながらもそのままではいけない。

    小説内小説で暴かれる事件と真相、そして悲しみの結末。

    それでも小説家は少女を想っていたのかもしれないし、想っていなかったのかもしれない。

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    2026年04月01日
  • 恋に至る病

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    ネタバレ

    再読。好きな本ですが、何回読んでも彼女の真意は私には分かりませんね。個人的には「誰も愛さなかった化け物」より「ただ一人を愛した化け物」の方が好きなので、勝手に後者だと信じています。結果的にああなっただけで、始まりは単なる少女の純愛だったらいいな。

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    2026年03月31日
  • 愛じゃないならこれは何

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    全ての話を通して、今まで当たり前にそばにいてくれた人たちの(主に気持ちの)変化を受け入れられない主人公たちだなと思った。

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    2026年03月29日
  • 楽園とは探偵の不在なり

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    2人以上殺した者は天使に地獄へと引き摺り込まれる世界でのクローズド・サークルもの。
    どうやって連続殺人を起こしたのか誰が犯人なのかと最後まで楽しめたけど、基本的には2人以上は殺せない世界設定なので、次は自分では・・の恐怖に怯えたりするところがないのが少々物足りなかった。
    自分はクローズド・サークルものの恐怖に慄く人たちが見たいらしい。

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    2026年03月26日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで(2)

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    ネタバレ

    絵が上手いのがいい。キャラの造形もいい。

    スランプの、先生。その紙切れの小説を写経のようにうつす梓。

    先生との遊園地デート。

    名言
    『憧れの相手が見る影もなく落ちぶれてしまったのを見て「頼むから死んでくれ」と思うのが敬愛で、「それでも生きてくれ」と願うのが執着だと思っていた。だから私は、遥川悠真に死んでほしかった』

    梓、先生に好きという。

    一緒に寝る(エッチはなし)で犯罪みを増す先生。

    徐々に壊れていく先生。


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    2026年03月25日
  • 貴女。

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    結構好みが分かれるお話も結構あったが、個人的には青崎有吾さんの『首師』と織守きょうやさんの『いいよ。』がぶっちぎりで好き

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    2026年03月22日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    6人の著者による恐怖短編集。お目当ての斜線堂有紀作品は「輪廻の果てまで愛してる 現代の短篇小説 ベストコレクション2025」で既読でした。読み心地はあまりよくない系です。中学校以上。
    「カタリナの美しき車輪」斜線堂有紀
    「かんのさん」尾八原ジュージ
    越した先の隣家には"かんのさん"という何かがいて、近隣の人たちはそれを見たいがために捧げ物をするのだ。
    「夢見鳥」木江恭
    私の所属する営業五課に来た深山蝶(ひらり)は仕事のできる子で、私を慕ってくれる。でも彼女のいく部署では偶然とは思えない頻度で不幸があるらしく…。
    「やどりこ」櫛木理宇
    目が痛くて受診している私。何かよからぬ疑

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    2026年03月22日
  • 詐欺師は天使の顔をして

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     ずーっとはっきりしない好きの代替え言葉遊びとか、行動だとかで互いの気持ちを測って"確かめ合ってる"んだ。一体何を見せられていたのか。キャラ萌えで一気に読み終えちゃいました。

     この作家さんの本はじめで読みました。人物の話し方だとか言葉の選び方が好きです。星新一推しなの凄い分かります。世界観の奇妙さとか残酷さだとか道徳的でないキャラ性とかがあっけらかんと書かれるところ上手い具合に星新一みを感じる。面白かったです。
    シリーズ化してほしい。

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    2026年03月20日