斜線堂有紀のレビュー一覧

  • 恋に至る病

    匿名

    購入済み

    物語を読み終わったら。この物語の真実を自分が選ばなくてはならないが、答えが出なくて、もう一度読み直してみようと思う。

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    2025年10月16日
  • 病に至る恋

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    絶望の中に美しさと救いがある… 透明感と虚無感が押し寄せる『恋に至る病』の関連作品集 #病に至る恋

    ■きっと読みたくなるレビュー
    斜線堂有紀先生の名作『恋に至る病』に登場する寄河景を中心に描かれた関連作、全四編からなる短編集です。

    思いっきり斜線堂先生の強みが出てまして、特に『病巣の繭』『病に至る恋』はスピンオフとは思えないほど洗練されてる。気をつけないと、この二作品だけでも入り込んでしまって現実に戻れなくなりますよ。

    本作は『恋に至る病』の世界観や舞台がベースになっていて、自殺ほう助SNS「青い蝶(ブルーモルフォ)」が登場。寄河景の家族や幼年期、またブルーモルフォの利用者からの視点で物

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    2025年10月15日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    図書室。おすすめしてもらって。
    いずれも不気味で、現代の嫌なところをたくさん描いていて、良かった。
    特に斜線堂有紀「カタリナの美しき車輪」(自分と一部共通点があって恐ろしかった)、尾八原ジュージ「かんのさん」(何者〜!?)、芦花公園「噛み砕くもの」(漢字の意味を調べて戦慄)が良かったな。

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    2025年10月15日
  • 病に至る恋

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    恋に至る病を読んだ人であれば必読である。

    自殺教唆ゲームであるブルーモルフォを作った寄河景。その幼少期を母親視点で語る話や、ブルーモルフォにのめり込んで行く被害者の話など、スピンオフ的な形で楽しめた。

    個人的にはもう少し景の恐ろしさ、みたいなのが際立つ話が読みたかった。

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    2025年10月12日
  • キネマ探偵カレイドミステリー ~輪転不変のフォールアウト~

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    ネタバレ

    消えたデロリアン「BTTF」、ビデオ屋のダイイングメッセージ「ラブ・アクチュアリー」、カレイド事件の解決編「俺たちに明日はない」でいよいよフィナーレ。

    ・電話のアップカットのために人くらいの大きさの電話をつくったヒッチコック
    ・「メトロポリス」の撮影監督が考案したアナログな合成技術シュフタン・プロセス
    ・パルプ・フィクションの映り込み
    ・人影が映り込む再生品フィルム
    ・サイコで血糊にチョコを使った
    ・ボタンひとつで爆発する血糊に使用したスクィップという装置
    ・「桑港」の地震シーンは緻密な調節でエキストラに怪我人は出なかった
    など、今回は撮影技術の蘊蓄多めで嬉しい。

    試行錯誤を積み重ねてきた

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    2025年10月12日
  • 恋に至る病

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    ネタバレ

    そういうことか。と理解しかけていたのに、最後に消しゴムが出てきたことで訳が分からなくなり自分なりに希望込みで考察した。

    景は小学生の頃から、才能と自分の快楽が人とは違うことには何となく気付いていた。
    宮嶺と出会い、どんな手段を使ってでも手に入れて側に置いておきたくなった。
    根津原を誘導しいじめを始めさせエスカレートさせた。
    宮嶺の精神の限界が来たところで救う。
    宮嶺に自分のためにそんなことまでしてくれたのかと思わせ恩を売ると同時に、自分の快楽をはっきりと自覚する。
    きっかけとなったから、もしくはシリアルキラーが自分の功績を残しておくとの同じ感覚で消しゴムを持っていた。
    なんにせよ宮嶺は景にと

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    2025年10月19日
  • 愛じゃないならこれは何

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    『星が人を愛すことなかれ』に出てくるアイドル赤羽瑠璃がこの本の短編にも出ていると知って読む
    同じく、『星が〜』に出てくるアパレルブランドのサンドオリオンのデザイナーの話もあり、続けて読めて良かった

    恋愛の痛みが詰まった短編集

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    2025年10月10日
  • キネマ探偵カレイドミステリー ~再演奇縁のアンコール~

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    ネタバレ

    窃盗容疑の同級生を助ける「スタンド・バイ・ミー」、舞台女優と演出家のいざこざ「アーティスト」、中古ビデオ屋の査定の謎「バグダッド・カフェ」と、今作も映画知識が謎を解く鍵となるミステリー。

    1918年のノアの箱舟の事故とかよく知ってるな...(ググッても出てこない)。スタンド・バイ・ミーはテレビ版とDVDで吹替違うとか、白黒映画の天才カール・ドライヤー監督は白に拘って壁をピンクにしたとか、バグダッド・カフェのニューディレクターズカットはBluRay用に色編集したものだとか、DVDの隠しコマンドの話とか、最早配信主流の時代に忘れられた媒体によくスポットライトが当たっていた。

    「演出からカメラワ

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    2025年10月10日
  • 病に至る恋

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    ネタバレ

    「恋に至る病」のスピンオフ?的な短編集。
    子どもの頃から景は景だったんですね。最終的に景のお母さんでさえも景の手のうちになってしまうのは恐ろしかった。
    「病に至る恋」の、(おそらく)偽ブルーモルフォに絡め取られてしまった子の話はあまりにも切なすぎた。流される人はどんどん流されてしまうのだろうな、とあまりにも実感が伴っててゾッとした。止まりたくても止まれない。来世に期待を込めて命を絶つのはもはや宗教だよ。
    ふつうのデートをする宮嶺と景はかわいいね、と思ったけどそんなハッピーだけで済むわけもなく。何度も思い出すしあわせな時間であることはたしかなんだろうけど。
    景が不登校だったなら宮嶺はいじめられる

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    2025年10月05日
  • 恋に至る病

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    映画化に際して再読。寄河景の天才的なまでのカリスマに魅せられた人々の末路。神様めいた人間を書くのが先生はやっぱりうまいなあ。盲信するように苦しくてもつらくても景のそばに居続けた宮嶺は敬虔な信徒だったよ。
    結局、宮嶺は騙されていたのかな。そうなのかもしれない。大人の目から見たらそう思う。でも景は宮嶺のことをほんとに好きだったんじゃないかなと思っています、あの消しゴムがなによりの答えじゃないのかな。そうであってほしい願望かも。

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    2025年10月05日
  • 愛じゃないならこれは何

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    いや~読み応えあって面白かった!
    恋愛のお話ではなく、愛の話。制御できない気持ちに苦しくなりながらも進むことを止めない、信念か執念じみた想い・姿の主人公たちにハラハラしながらも、いっそ格好よく感じた。
    個人的には、舞踏会中毒の「きみの長靴でいいです」が一番印象に残った。今まで通りにはなるけれど窮屈な方に流されないで、自分だけの特別を待つことにする、っていう終わり方がいい。

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    2025年10月05日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    推し、ファン、彼女、アイドル…それぞれの視点から描かれてておもしい。
    恋愛はいつ、どこにいても、どの立場でも悩ませるものだと感じた。
    アイドルが恋によって狂ってく様子や、逆にファンがアイドルにとって遠い存在だったり、自分には分からない表舞台にいる人の苦しみがあった。
    アイドルやVTuberに人生を捧げる事で本来の自分の生活が決まってくる事に辛くなった。

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    2025年10月04日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    自分の死に価値がつき、多くの人がそれを知った時
    死を期待される人の気持ちは想像がつかないが
    よくここまで上手く書き切ったもんだ。
    終わり方も好きだし、愛の証明に
    苦悩するエトの姿はとてもカッコよかった。

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    2025年10月01日
  • 病に至る恋

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     150人以上の犠牲者を出した自殺教唆ゲーム『ブルーモルフォ』の主催者・寄河景の幼少期を描いた『病巣の繭』、『ブルーモルフォ』に参加したとある少年少女に焦点を当てた『病に至る恋』、景と宮嶺のデート模様の『どこにでもある一日の話』、あるifを描いた『バタフライエフェクト・シンドローム』など『恋に至る病』のスピンオフ短編が四編収録されていて、どれも景の異常性と美しさが際立っていて引き込まれた。

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    2025年10月01日
  • キネマ探偵カレイドミステリー

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    ネタバレ

    「ニューシネマパラダイス」は潰れかけの映画館、「独裁者」は試験中の演説、「ブレアウィッチプロジェクト」は意地悪教師への復讐劇、「セブン」は見立て殺人が題材。

    全部知っている映画だし、カレイドのキャラが何とも子どもっぽくて憎めない感じでスペシャル読みやすい。ゆるい日常系安楽椅子探偵ものかと思ったら、最終話だけハード。ミステリーとしては諸々荒いし謎も読みやすいかな。

    なんの説明もなく「自分の不幸をセルマと比べる」とか出てくるので、結構映画的教養が必要かもしれない。(ダンサーインザダークのことだよね?)映画のポスターの見立て殺人というのは分かりにくすぎて、よく気づいたなと。「映画は複数人が関わる

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    2025年09月30日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    アイドルの裏側を描いた作品。
    短編集だが1つのアイドルグループの話なので、それぞれ独立していても、人間関係が繋がっていたりして面白かった。
    スルスルと紐解かれていく感じで楽しく読めた。

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    2025年09月29日
  • 病に至る恋

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    これは『恋に至る病』を読んでからじゃないと話が分からない本なので読む順番には注意したいですね。
    『恋に至る病』を読んでからこの本を読むとさらに寄河景の裏側をよく知れて、本の意味が奥深く感じられます。

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    2025年09月27日
  • 愛じゃないならこれは何

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    これを愛と言っていいのか?という狂気じみた話が多かったけど、「愛じゃないならこれは何」というタイトルがそのままピッタリくるくらい愛の物語だった。
    後半二篇の後日譚のようなお話もよかった。

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    2025年09月27日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    ネタバレ

    朝井リョウさんが「本ツイ」で紹介されていた本。
    初めて斜線堂有紀作品を読んだが、文章は読みやすいし面白くて一気に読めた。

    アイドル、オタク、推し活…といったものに無縁の私には、新鮮な世界だった。
    地下アイドルからカリスマアイドルへと成長した"ばねるり"を取り巻く4つの短編。
    同じファンダムをテーマにしていても、朝井リョウの『イン・ザ・メガチャーチ』よりもかなりディープな世界だった。
    ばねるりの熱狂的ファンの男性の話から始まり、最後はばねるり視点での話へ。
    最後はなんか鳥肌立つ感覚。
    推す側も推される側も、アイドルだって、一人の人間。
    「人生を使い切る」ってそういうことか…

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    2025年09月20日
  • 愛じゃないならこれは何

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    様々な形の愛の物語。普通じゃない、狂気に満ちた愛だけれど、でも重くなりすぎずにさらっと読める短編たち。どのお話も斜線堂さんらしさがあって面白かったです。

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    2025年09月19日