斜線堂有紀のレビュー一覧

  • ゴールデンタイムの消費期限

    Posted by ブクログ

    chatGPT前後で読み方が分かれてしまう本だと思った。
    最早小説すら書けてしまうAI相手に人間はどう向き合うべきなのか。
    6人の天才たちそれぞれの向き合い方を通して、自分の向き合い方を問われているように感じた。

    0
    2025年09月27日
  • 星が人を愛すことなかれ

    Posted by ブクログ

    日常の恋愛と推しの恋。
    全4つの物語の点が徐々に線に繋がっていく。

    200ページとちょっと、言葉一つ一つに一切の無駄がない。現代の推し文化を上手く融合し、共感とフィクションの中で人物がいきている。

    人間の感情や情緒はこんなにも身近で難しく、とても尊いが滑稽であることを描いた傑作なのでは。
    自身久しぶりのヒット作。

    0
    2025年09月23日
  • 君の地球が平らになりますように

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    もう〜〜〜全部地獄。斜線堂先生は歪な女の子の心理描写が本当に上手だなと思う。気持ちわかりすぎてグサグサ刺されるときある。この短編集も面白すぎて夢中で読んでしまった。
    自分の好きな人が端から見たらやばい人種に足を突っ込んでいたら、自分の好きな人が結婚という選択肢を持たない人だったら、など色々考えさせられる。特に『『彼女と握手する』なら無料』のえいらの、「自分のことを寂しくさせない、自分のためにオーダーメイドされた愛情がほしい」という感情がわかりすぎて苦しくなった。アイドルやってると確かに恋人にもファンと同じくらいの熱量を求めてしまいそう。
    斜線堂先生の本の中でトップを争うレベルに好きだった。

    0
    2025年09月22日
  • 君の地球が平らになりますように

    Posted by ブクログ

    面白かった!!人の心って、恋愛ってままならないよね、会話の感じもこうなることあるよねって

    斜線堂さんの振り幅マジですごいですね
    ホラー、ゴシック、ミステリー…
    本作は若者の恋愛(キャッチーなトピックがふんだんに。陰謀論系の自然派、地下アイドル、結婚したくない若者、ホスト)モノ
    変わった形でも、恋は恋

    0
    2025年09月19日
  • 死体埋め部の回想と再興

    Posted by ブクログ

    大好きすぎて死ぬ。バイブル。
    1冊目よりこっちのほうがより密度の濃い執着を味わえて良い。
    俺の織賀先輩 の破壊力よ~~~~!
    生存√と死亡√どっちもおいしいけど、やっぱり生存√の方が好きだな。明るい中にもふたりにしかわからない罪のほの暗さを感じられて。
    二次創作がはかどりそうな題材ですわ。さすが神字書き。
    キラーフレーズがちりばめられまくっててプラネタリウムみたいに鑑賞できる。あー大好き斜線堂有紀。こういう話をもっと書いてわたしを狂わせてくれ。

    0
    2025年09月18日
  • 愛じゃないならこれは何

    Posted by ブクログ

    狂気に満ちた6つの愛の短編集。
    タイトルが言い得て妙!

    イチオシは『ミニカーだって一生推してろ』です。
    ファンが推しを見てるのと同じ位、推しもファンを見ているって聞いた事あるけど、ここまで…

    車線堂さんの他の作品も読みたくなりました!

    0
    2025年09月15日
  • 本の背骨が最後に残る

    Posted by ブクログ

    "本を焼く者は、やがて人も焼くようになる"という言葉は学生の頃知って非常に印象に残っている。この表題作も、もしかしたらその言葉から生まれたのではないかなと思えた。
    どの作品も残酷で、救いがないようにも思えるが、魅力的。

    0
    2025年09月13日
  • 愛じゃないならこれは何

    Posted by ブクログ

    美しい感情だけが愛じゃないなって思いました。
    特に『きみの長靴でいいです』が好きです。

    どのお話もとっても面白かったので、同著者の『星が人を愛すことなかれ』も読んでみようと思いました。

    1
    2025年09月07日
  • 君の地球が平らになりますように

    Posted by ブクログ

    短編集3冊目。今回も安定のおもしろさでした。恋愛の苦しさや悩みを描くのがうますぎて、ほんとに私の好みどんぴしゃな作者さんです。

    陰謀論、地下アイドル、マッチングアプリ、ホスト…全部経験したことがないのに読み終えるとすべて体験したかのように心にすっと入ってくる文章で、幸せになりたくてもがくほどままならない主人公たちの気持ちが、苦しいほど分かる…‼︎ってなれる本です。おすすめ。

    0
    2025年09月02日
  • 星が人を愛すことなかれ

    Posted by ブクログ

    面白すぎた!!
    心の中ではこう思ってるけど、ぶつける相手には心の中で思ってることではないことを言ってしまう。あるあるだし、恋愛においてはありすぎる話でわかる!!と思いながらあっという間に読み終わってしまいました。

    語彙の破壊力がすごい。言葉の選び方が秀悦でとても、好き。

    あと、赤羽瑠璃が推しなので彼女の話がいつも一番心震えます。

    0
    2025年08月31日
  • 愛じゃないならこれは何

    Posted by ブクログ

    ナツイチにて購入した。
    地獄×恋愛という表現がピッタリの短編集。
    •「ミニカーだって一生推してろ」•••「めるすけ」1人のファンにただならぬ気持ちを持ってしまった地下アイドルの赤羽瑠璃。「衣装を黒にしたら似合う」という投稿を実践したり、彼の本名や職業•住所を特定し部屋に入ったりと、エスカレートしていく狂気がまさに地獄。
    •「君の長靴でいいです」•••10年来のパートナーとも呼べる男性からロマンティックな「ガラスの靴」を送られた翌日、彼から突然の結婚報告。え、私の事すきだったんじゃないの?!
    彼はあくまで唯一無二の”普通でないファッションデザイナー灰羽妃楽姫”とともに恋ではなくパートナーとして共

    0
    2025年08月24日
  • 死体埋め部の回想と再興

    Posted by ブクログ

    埋め部の合宿の健全さよ、と思いきやちゃんと『部活動』しててさすがだなと…旅先であろうとなんだろうと死体は発生するものですからね。織賀先輩が戻ってくるのと戻ってこないパターン、どちらも書かれているけど戻ってくるほうが正史なのかなあ。戻らないパターンは立ち直ってすこしはマシになっているけど、戻ってくるほうがよっぽど救いがないというかよりいっそう信仰が深くなってて恐ろしかった。織賀先輩どんどん人ならざるものになっているな。神さまであり幽霊であり怪物でもあり。一度失ったからこそ祝部はもう二度と離れられないんだろうなあ。救いのない旅路はいったいどこまで続くのだろう。

    0
    2025年08月16日
  • 禁断の罠

    Posted by ブクログ

    最近のアンソロジーは本当に豪華というか、ハズレがなくおもしろいよね。

    有栖川有栖『ミステリ作家とその弟子』は【砂男】で既読だったけれど、再読でも作家と弟子のやり取りがおもしろい。

    退職代行とかZ世代とか、境界知能、ペロペロ動画に闇バイト…すごく今が詰まっている一冊だった。
    何十年後かに読まれたら「あ~令和っぽい」ってなるんだろうな。

    米澤穂信『供米』は途中まで「うーん、好きな米澤穂信ではない」なんて思ったけど、最後がすごく良くてさすが!という感じ。
    中山七里『ハングマン-雛鵜-』は最後続きが気になる終わり方だったな。スッキリさせてほしい!
    せっかくだから『祝祭のハングマン』を読んでみよう

    0
    2025年08月13日
  • 愛じゃないならこれは何

    Posted by ブクログ

    登場人物の皆さん、全員がこじれて歪んでる(笑)
    狂気、執着。「穏やかさ」からかけ離れた所にいる。
    でも愛なんだよなぁって納得する。
    ハッピーエンドではないのに読後感が良い。
    面白かったです。

    0
    2025年08月10日
  • 愛じゃないならこれは何

    Posted by ブクログ

    めっちゃ良かった。
    恋愛小説とは言いながらも、恋と愛と狂気の境目をうろうろしてる本。
    でも僕は、やっぱりロジックや論理とかのことわりから外れた狂気が好きだなぁ。憧れというか、羨望してしまう。

    読む人を選ぶ気はするので、万人にオススメはできないが。

    0
    2025年08月10日
  • 死体埋め部の回想と再興

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    死体を埋めるという最悪な活動をしているはずなのに悲壮感が感じられない二人の会話が好きだったので、続きが読めて嬉しかった。
    第一話と第二話みたいな話ばかり読めたら個人的には幸せだったけれど、やはりそうはいかないよなぁ。
    北海道合宿の二人のやり取りが特に好きだったのでハワイ合宿も是非見たい。
    地獄行きが決まってるハッピーエンドなので感情のやり場に困る。

    0
    2025年08月09日
  • 本の背骨が最後に残る

    Posted by ブクログ

    とても独特な世界観の短編集で引き込まれた。ホラーものや切ない恋愛話もあり、刺激的。「本」の話している姿が鮮明に想像できる表現。

    0
    2025年08月10日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

    Posted by ブクログ

    最愛の人の死に価値が付けられてしまった人間はその価値にどう向き合えばいいのだろう。

    3億円の価値ある身体。2人を繋いだ赤、青、黄色、を混ぜて作った黒色の鯨。『二月の鯨』これに対して、52ヘルツのクジラが出てきてなんか嬉しかった。
    チェッカーというゲームを通して仲を深める弥子とエト。

    先生の綺麗な文字がこの物語へと私を引き込んでくれました!

    0
    2025年08月09日
  • 愛じゃないならこれは何

    Posted by ブクログ

    待って?
    めちゃくちゃ面白かった!
    アイドルにガチ恋はよく聞くし、話も多いと思うけど、その逆とか。でもなくはないよな、と思わせる世界がそこにあって無我夢中で読みました!
    その他の話も、自分の身近にありそうで絶妙なリアル感がゾクゾクしました。

    初めて読む作家さんでした。
    他の作品も読もうと思います!楽しみ!!

    0
    2025年08月07日
  • こわい話の時間です 部分地獄

    Posted by ブクログ

    児童向けホラーアンソロジー。しかし執筆陣を見てわかるように、子供向けだと侮れはしません。
    一番怖かったのは澤村伊智「靴と自転車」。ちょっと心温まる系……かと思いきや、とんでもなかったです。それでも起こってしまう悲劇は予想されたものの、まさかこんな結末だとは。
    表題作の斜線堂有紀「部分地獄」、これは子供の頃だったら一番読みたくなかった作品です。たぶん一番怖く感じたかもしれないし。ある意味「部分」の方が凄惨かも。
    井上雅彦「きれいずかん」、芦沢央「ログインボーナス」、宮部みゆき「よあるきのうた」もお気に入りです。怖さもあるけれど、そればっかりではない。どれも素敵です。

    0
    2025年08月07日