詐欺師は天使の顔をして
  • 値引き

詐欺師は天使の顔をして

792円 (税込)
554円 (税込) 12月25日まで

2pt

『私が大好きな小説家を殺すまで』『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』の著者が問う、祈りと執着のミステリー

☆☆☆

俺の言う通りにしていればよかったのに
――なぜ消えた

☆☆☆

一世を風靡したカリスマ霊能力者・子規冴昼が失踪して三年。
ともに霊能力詐欺を働いた要に突然連絡が入る。
冴昼はなぜか超能力者しかいない街にいて、殺人の罪を着せられているというのだ。

容疑は““非能力者にしか動機がない””殺人。

「頑張って無実を証明しないと、大事な俺が死んじゃうよ」彼はそう笑った。
冴昼の麗しい笑顔に苛立ちを覚えつつ、要は調査に乗り出すが――。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

詐欺師は天使の顔をして のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    購入済み

    自分達のエゴを隠さず、堂々と生きる詐欺師の二人は、読んでいてスカッとした。
    二人の執着も、ストーリーに程良い歪みを出している。
    ミステリー部分は引っ張り過ぎないので、初心者でも読みやすかった。
    一冊だと物足りないので、ぜひ続編を読みたい。

    1
    2021年03月25日

    Posted by ブクログ

    当たり前のように超能力者がいる街や当たり前のように死者が蘇る街で起きた殺人事件を、きちんと解き明かした上で主人公たちに都合の良いように真相を捻じ曲げる、という捻りの効き過ぎたミステリー。正統派好みは渋い顔をしそうだけれど、逆に風変りな話をキャラを探している人ならば、作者と主人公の見事な手腕を楽しめる

    0
    2022年10月30日

    Posted by ブクログ

    この世界とひとつだけ決定的に異なる法則のある異世界で起こる、その世界ならではの事件を解き明かすミステリとしての面白さと、要と冴昼の運命と執着の話、両側面で最高に面白かった。
    世界を変えて続けていけそうな設定なのでもっと読みたい気持ちもありつつ、エピローグが綺麗にまとまっていてここで終わってもそれはそ

    0
    2020年04月05日

    Posted by ブクログ

    性癖殴られすぎて20回くらい殺されてしまったな。284Pの要くんの心情に共感しすぎちゃってくらくらした。刺激が強い。〆の世界の穏やかさがまるで祝福みたいでしたね。でももっと騙されたい…♡まだまだ序章という感じなので続きを期待したいです。

    0
    2025年09月01日

    Posted by ブクログ

    詐欺師と詐欺師プロデューサーの話。神がかった浮世離れしたカリスマを持つ子規冴昼に魅入られた呉塚要が振り回される話。振り回してるのは要のようでじつは振り回されている、というのが好きな構図ですね。そもそも魅力に惹き込まれてる段階で敵わないのでしょうね。ヘルベルチカとミミの関係も好きですね…。ふたりにとっ

    0
    2025年08月10日

    Posted by ブクログ

    うーわ。“エモい”ってこういう事よね。
    第二話の真相なんて死ぬほど好みです。
    お互いがお互いにとっての唯一無二で特別な存在。
    だから異能の街だろうと地の果てだろうと迷うことなく追いかけるし、追いかけてきて欲しいと願う。
    異世界転移とミステリーを道具にして、人の執着を描いた物語だと思った。

    0
    2025年03月24日

    Posted by ブクログ

    かつて一世を風靡した霊能力者・子規冴昼が失踪してから3年。冴昼と共に霊能力詐欺を働いていた要に、冴昼から突然連絡が入った。彼はなぜか超能力者しかいない街にいて、殺人の罪を着せられているというが……。


    現実世界とは違う法則が働く異世界が舞台のミステリー小説です。超能力者しかいない街で起こった”非能

    0
    2023年10月12日

    Posted by ブクログ

     詐欺師レベルの頭脳を持った存在が、ヘンテコリンナ世界に飛ばされて、そこで事件に遭遇する話が2編収録された本格ミステリ。
     現代とは違う世界構造を持った世界の中で、その世界の世界創造の中でしかなしえない事件を、一番いい形に収める流れ。
     この発想の作品に前例がないわけでもないが、世界総合から味わえる

    0
    2022年04月29日

    Posted by ブクログ

    異世界だからこそ倫理観が違うので現実では起こり得ない事が謎として解決するのが面白かったのと主人公2人の言動の魅力や細かい所の設定など色んな所に好感を持てるのが良かった。

    0
    2021年04月07日

    Posted by ブクログ

    ミステリー文庫本。ループSF。

    カリスマ詐欺師が異世界に強制転移させられ、相方が追いかける格好で出現し、行く先々でその(詐欺師的)能力を発揮しながら謎を解くSFとミステリーが融合した作品。
    電話ボックスが異世界への接点という設定がゴシック調で好ましい。
    いつか二人でこの世界に戻ることはできるのか?

    0
    2021年01月11日

詐欺師は天使の顔をして の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社タイガ の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

斜線堂有紀 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す