斜線堂有紀のレビュー一覧

  • 廃遊園地の殺人

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    単行本版も読んだはずだが、すっかり忘れていたので再度楽しめた。廃墟であり遊園地だからこそのトリックや伏線はなかなか斬新で探偵の解決パートまでウキウキと追ってしまったし、過去の事件である銃乱射の真相もまた切実で、どうしようもない結果だからあまりにも良かった。とりあえず続編を待ちたいところ。

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    2025年01月04日
  • 廃遊園地の殺人

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    2024.12.31
    エピローグまで引っ張らないと全容が明らかにならないのはもどかしいが、全体のトーンは好みである。
    クローズドサークルを「設定する」大変さを自虐的に述べているところにも微苦笑を誘われた。

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    2024年12月31日
  • さよならに取られた傷だらけ 不純文学

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    文庫1ページという掌編の形でつづられた先輩と後輩の物語たち。短編なのでとても読みやすい。設定もシチュエーションも展開もなにもかもがバラバラでも、先輩と後輩がそこにいさえすれば良いというのがもうおもしろいです。SF、ホラー、恋愛、ミステリ、といろんなジャンルがあり、こんなにいろんな設定や展開で250本も書けるのはすごいな…とシンプルに尊敬します。

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    2024年12月30日
  • ミステリー小説集 脱出

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    SFから怪異、現実的な話まで多様な世界観だったので様々な状況下での脱出が楽しめ、最終的にどうなるのかよめないものが多くて面白かった。

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    2024年12月29日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    白井さんの短編が気になって購入。斬新どんでん返しではないけれど楽しめる一冊。
    白井さんのは短編でもしっかり多重推理入れてくるところが好き。あとわかっているのに、最初の方からあちこちに伏線ありまくりなのが、これこれ〜となる。内容が内容なので人には勧めにくいけれど好きだなぁ。

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    2024年12月14日
  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    様々な世界観の中でコメディ色が強めのもあれば、感動的なものまで様々なジャンルがあり、どれも最終的な話の着地点が掴めず面白かった。

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    2024年12月08日
  • さよならに取られた傷だらけ 不純文学

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     250通りの「先輩」と「私」の物語が収録された掌編集で、恋愛、SF、ホラー、ミステリーという様々なジャンルにたった1頁だけど濃密な世界観が繰り広げられていた。また「重要なことは先輩と私が居ることです。」という文が印象的だった。

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    2024年12月08日
  • 廃遊園地の殺人

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    初読作家さんです。
    先ず、タイトルと表紙に引き付けられました。
    廃遊園地なんて、舞台が興味深すぎます。
    そこにこんな秘密があったなんて…
    登場人物達も謎すぎるし、殺され方もなかなかに謎。面白かったです。続編にも期待します!

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    2024年12月07日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    恋と呼ぶにはあまりにも純粋さが突き抜けていて眩しくもあり寂しくもあった。
    忘れないことが「証明」なのかな…

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    2024年12月04日
  • 廃遊園地の殺人

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    ネタバレ

    20年前のプレオープンの日に銃乱射事件が起こったため閉鎖され、廃墟となったイリュジオンランド。
    廃墟コレクターの資産家である十嶋 庵が、廃墟マニアや元関係者9名をイリュジオンランドに招待する。
    十嶋 庵は、参加者に “宝を見つけ出したものにイリュジオンランドをわたす” と告げる。
    参加者による宝探し中に、次々と殺人事件がおこる。

    遊園地って、昔はけっこうあったんだよね。どんどん減っていったけれど。
    賑やかで非日常的でやや謎のセンスで。でも思い出すとちょっと哀愁を感じるような。
    そんな雰囲気を残したまま廃墟となった遊園地での連続殺人。20年前の事件の謎と不可解な参加者達や主催者。
    遊園地ならで

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    2024年11月17日
  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    不思議な設定なのに、読み進めると説得力のある短編5話。
    どちらかというと、体温と湿度が低い作風と思います。湿度高めが好きなのですが、こういうのもいいなあ。

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    2024年11月10日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    斜線堂さんの作品で読んだ2作目
    斜線堂さんの本好きだし本作もおもしろいんだけど何か足りない。
    伏線回収も良いし最後の落とし方も結構気にいってるんだがなんだろう。
    何が足りないのかわからない。

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    2024年10月27日
  • ミステリー小説集 脱出

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    阿津川辰海さんの屋上からの脱出。悪意なき犯罪者。
    織守きょうやさんの名とりの森。ファンタジーの一種かな。
    斜線堂有紀さんの鳥の密室。中世の魔女裁判の残酷なお話。無実の人達を無惨に拷問死させたキリスト教。
    空木春宵さんの罪喰の巫女。怖い!で、最後にどんでん返し。ひゃ~。
    井上真偽さんのサマリア人の血潮。極秘の研究施設からの脱出劇。吸血鬼の要素が物語を盛り上げる。そこに主人公の揺れ動く心情。短いながらもよく考えられてると思います。

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    2024年10月19日
  • 貴女。

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    百合小説、初めて読みました。
    ってか、百合小説って言葉知らんかったし…

    でも、面白かった❤️
    短編で読みやすいし、可愛いお話あって、面白かった‼️

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    2024年10月17日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    ネタバレ

    読みやすく、一気読み。
    お金は人を狂わせる。そのことをただただ痛感する。
    最後までお互いがお互いを想った結果の結末だと思う。
    そして、弥子さんと出会わなければ目を逸らしていたであろう自分の未来に江都くんが迎えたことがよかった。

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    2024年10月12日
  • 貴女。

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    百合短編。どれも趣向凝らして、面白かったです。青崎有吾「首師」が一番好きでした。
    「恋をした私は」武田綾乃
    園芸部の地味な私は転校と引っ越し嫌で、離婚した父の方に同居、父の不倫相手と暮らす。不倫相手は美しく、私をも磨いてくれた。でも、高校卒業したら、家をでないといけないの?彼女とは他人?
    「雪の花」円井挽
    私はずっと家のために過ごさせられた。突発的に父を殺したが、アリバイは作れるのか?逡巡する私はふと、女性から貰ったものを思い出す。
    「いいよ。」織守きょうや
    私はテストで二位。一位を探しに弓道部に行き、もともと友人の友梨佳と、一位の清良を見て、清良の美しさに虜になる。
    「最前」木爾チレン
    落ち

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    2024年10月06日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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     「最愛の人間の死に価値が付けられてしまった人間は、その価値にどう向き合えばいいのか」「人間の感情は証明できるのか」という命題に対峙したストーリーで、夏の終わりに訪れるはずだったビターハッピーエンドに最後まで抵抗した無謀な少年の姿がどこまでも青臭くて非力だけど純粋無垢で眩しく見えた。所々で伏線が回収されるのも面白かった。

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    2024年09月23日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    AIに教わりながら、葛藤していく。
    発想は面白いと思った。
    けれど、もっと面白い展開があるのかと期待してしまって、少し物足りなかった。

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    2024年09月18日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    天才だった元天才たちがAIであるレミントンを利用して再浮上しようとする話。天才だった過去があるゆえにそれに縛られたり才能を上手く発揮できない現状に悩んでいる描写が印象的だった。
    人生においてゴールデンタイムのような良かった時期との落差が発生し苦しむことへの向き合い方。AIとこれからどのように付き合えばいいのかについても考えさせられる作品だと思った。

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    2024年09月16日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    ネタバレ

    人間の感情は証明できるのか。あなたが大切、ずっと忘れないという言葉も、証明は出来ないけれど、それでも灯台になる…。作者のあとがきに涙しました。海のシーンも情緒的で好き。52ヘルツの鯨のくだり、わたし的には今作の方がしっくりきたな〜

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    2024年09月07日