斜線堂有紀のレビュー一覧

  • さよならに取られた傷だらけ 不純文学

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    先輩と後輩という縛りで、正直はじめの方は微妙と思っていたが、あるところから「次はどんなふうだろう?」となり、微妙なシチュエーションの違いなとが楽しかった。
    1作だけ選ぶとしたら「留守番電話サービスに接続します」が一番好き。

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    2025年12月12日
  • 恋に至る病

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    ネタバレ

    彼女はどこまでわかっていたのか。
    ほんとに彼女は彼を利用していたのか、
    ただただほんとに彼が好きで傍にいたのか。
    私は後者だといいなと思う。
    言霊じゃないけど、特別な人から言われた言葉って本当にすごい力を持つんだな。

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    2025年12月11日
  • 本の背骨が最後に残る

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    物語を語る者が「本」と呼ばれる国や、人から獣に転化するコミューンなど、様々な世界を描いた短編集。
    各話の世界観はそれぞれ別物ですが、いずれも根底には人間の美しさと残酷さが描かれている気がしました。
    カテゴライズが難しいですが、ヒトコワモノと言えなくもないでしょうかね。
    個人的には雨の話がお気に入りです。

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    2025年12月09日
  • 病に至る恋

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    斜線堂有紀さんの作品を数多く読んできて、その中でも気に入っている恋に至る病の続刊
    母親のシーンは面白かったが、もっと景一人称のストーリーが見たかったかな。

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    2025年12月08日
  • 恋に至る病

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    果たして恋した彼女は、どういう人間だったのだろうか?ストーリーが進むにつれ、彼女の本当の姿が見えてくる様な…見えてこない様な…。彼女の行動をどう解釈し、受け止めればいいのかラストまで気持ちがついていけず、さらに意味深な終わり方で頭がぐるぐる混乱した。
    考察サイトを読んでやっとしっくりきた。
    ただ、私はなんだかこの作品の「恋」を「恋」として受け入れることに抵抗がある。そんなこと言うと作品の否定になってしまいそうだけど、操作すること、騙すこと、盲目であること、それらを「恋のなせるわざ」として「好きだから仕方ないよね」と受け止められなかった。作品に馴染めなかった私は結構頭が硬いのかもしれない、と思っ

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    2025年12月08日
  • あなたへの挑戦状

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    ネタバレ

    2部作。てっきり読者への挑戦状かと思いきや……。
    付録とまったく同じものが後ろのページに印刷されているので、なんのために付いているのか分からなかった。

    トリックは凝っていて面白かった。しかしそんなに上手くいくかな? という疑問は最後まで捨てきれない。トリックの壮大さとしては前半の作品、事件の納得感は後半の作品が強い。

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    2025年12月06日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    いろんな視点で描かれるアイドルと恋愛の物語。

    好きな人の好きなものは、応援したいけど、アイドルを推すとなると、少し身構えるところがある。
    互いの考え方も価値観も違うから難しい。
    どこまで許容できるか?そもそも「許容」という言葉の時点で違う気もするけど、お互いの妥協点を探さないと折り合いがつけられない。

    付き合っているのに、アイドルを推すことは、浮気とは違うのか?
    男性と女性で価値観が大きく異なっていて、これが男性アイドルを推す女性なら、また違った考え方になるんだろうなと思った。

    恋愛とアイドルを両立させることは可能なのか?
    現に週刊誌にリークされる人もいるなかで、私生活を投げ打って、アイ

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    2025年11月27日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで

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    3.5 ミステリー仕立ての恋愛小説。流浪の月とモチーフは同じ。後半は一気読み。殺すほど好きは経験ないので、小説で出会えて良かったと思える。あり得ない話をあり得るようにの物語。

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    2025年11月26日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    宅配の荷物にかかわるホラーかと思ったら勘違いしていた笑
    木江恭さんの「夢見鳥」が好き。
    あまり怖すぎないのでちょっとした時間に読めていいかも。

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    2025年11月24日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    6編のホラーアンソロジー。
    予想に反してお届け物の話ではなかった!

    「美しきカタリナの車輪」がもう本当に本当に怖かった…深夜に読んだことをとても後悔しました。
    炎上させる目的で作り上げた偽物のアカウントなんて、全部虚像のはずなのにね。怖すぎる。
    誇張なしで文章でここまでゾッとしたのは初めてかもしれない。

    「かんのさん」も好きなタイプの怖さでした。
    主人公の気持ちがわからないと言ってしまえば嘘になると思った時点で、同じ状況なら自分も巻き込まれてしまう気がした。

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    2025年11月24日
  • 恋に至る病

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    面白かった。

    小学校での虐めに端を発して、義務的に殺人を繰り返すという構図がある時点で全てひっくり返る。

    で、発端…
    私には復讐肯定傾向があるので、常態的に悍ましい虐めを行っていた子供の末路はあんなものだと思った(長々と続いた残虐な日々を1日に集約すれば妥当)が、そもそも虐め加害者の嗜虐傾向に火を焚べたのすら、実は『彼女』だったのでは?

    マッチポンプ的自作自演、この文脈なら充分あり得るし、主人公を慕う彼女のこころの中にS的な愉悦があったとしても、彼女だからこそ不思議ではない気がする。

    圧倒的頭脳のサイコパス…。

    結びの
    消しゴムの件は何とでも解釈出来るが、それでも彼女は主人公を彼女な

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    2025年11月23日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    六人のホラー作家さんによる短編集。
    各話それぞれ作家さんの毛色が存分に発揮されてる印象の負けず劣らずの『おとどけもの』。
    ネット社会で実際起こり得そうな恐怖「カタリナの美しき車輪」からもうヤバい世界に引きずり込まれる。
    神的存在の何だかわからないモノの気味悪さと人の狂気は芦花公園さんピカイチだな。
    イチ怖は平和と不穏のバランスが絶妙な「かんのさん」。
    眼科受診の予定と櫛木さんの「やどりこ」を読んだタイミングが偶然前後したのは御縁なのか。眼科医から目にライト当てられてる時のリアルで無駄なドキドキがおまけで付いてきたw

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    2025年11月22日
  • 恋に至る病

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    ネタバレ

    映画化されたことで気になり読んでみました!
    かなり、内容にのめり込んでいたと思いましたし、気がついたら、私も景に翻弄された一人になっていました笑
    景は宮嶺をどう思っていたのか、そこが最後までわからなかった部分だと思いました。

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    2025年11月16日
  • 恋に至る病 1

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    割と序盤は主人公とヒロインの関係性をじっくり追っていたので、ヒロインは最後まで主人公にとって理想の人間であり続けるのかなと思いきや…?
    だんだんとシリアスな雰囲気でじわじわと追い詰められていくような見せ方になっていたのがよかった。
    ただ最大の見せ場まではちょっと間延びしてる感じも否めない。

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    2025年11月16日
  • 恋に至る病

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    ネタバレ

    映画を見たあとに小説を読んでみた。映画よりも節々が詳細でわかりやすい。誰も愛せない女性が、唯一愛した人のために狂ってしまった話とも読み取れるし、自分に好意を向けた人さえも陥れた話とも読める。

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    2025年11月15日
  • さよならに取られた傷だらけ 不純文学

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    以前、宝島社文庫の「不純文学」を購入、余りにも面白かったので今回の作品もとてもとても楽しみにしていました。しかしやっぱり最初の不純文学が一番良かったと思ってしまう。
    理由としては、1点目に単純にカラーではなくなったところ。幻想的な世界の先輩と私の物語に、あのカラーは必要だったなと改めて思う。
    2点目は恋愛要素と死の要素が多すぎる。宝島社文庫の不純文学は、恋愛とは違う「絆」「運命」によって繋がる先輩と後輩が描かれていた。私の中で「先輩と後輩」といえば、早稲田大学で先輩後輩同士だったぬーすけ先輩となな湖さんのコンビが繰り広げる「琵琶湖ちゃぷちゃぷブラザーズ」の2人のYouTuberだった。2人の掛

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    2025年11月14日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    地下アイドルから人気アイドルになった、ばねるりにまつわる連作短編集。
    地下アイドルでありながら恋愛してて、ファンに手を出してて、ファン目線としては知りたくない不都合な真実ばかり。アイドル側で読んだら、そんなもんだよって感じなんかな?

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    2025年11月11日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    アイドル/芸能人という星と、一般である人の恋愛模様について綴った短編集。

    ・星は星であるから手が届かないと思っている人たち。
    ・人から星になれた為に人との繋がりを消した星。
    ・隣に星がいるのに人に手を出した星。
    ・人が見てくれているから輝けている星。

    様々な恋愛模様が見れて面白かった。
    途中に出てきた「この世に幸せな人なんていない」というフレーズが刺さった。
    この世に苦労していない人なんていないし、輝いている星だってずっと輝いていないといけない。
    捉え方次第では幸せになれるが、本質ではみんな100点満点の幸せではないんだろうなと感じた。

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    2025年11月08日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで

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    はぁー大きく息を吐いてしまった
    ラストは水中の中で読むような無呼吸状態に

    愛、恋、ファン、尊敬?同一化?

    「私が大好きな小説家を殺すまで‥」
    それから

    恋に至る病も読もう!

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    2025年11月08日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    ネタバレ

    綴喜文彰
    十八歳。志野西高校三年。小学四年生から小説家。スランプで四年間小説を書いてない。小柴からあるプロジェクトの参加依頼を受ける。

    小柴
    文彰がデビュー時から世話になっている洋全社の担当編集者。

    晴哉
    文彰の従兄。宇宙を目指して日本を離れたが、事故に遭い帰国。一命を取り留めたが、自力で歩くことも寝返りを打つことも、声を発することも出来なくなった。

    備藤
    プロジェクトのマネジメント担当。

    雲雀比等久
    レミントン・プロジェクトの実質的な責任者。博士。

    真取智之
    天才料理人。文彰とは『ギフテッド・チルドレン』という番組で共演していたことがある。

    秋笠奏子
    ヴァイオリニスト。十八歳。小

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    2025年11月06日