斜線堂有紀のレビュー一覧

  • ナゾノベル プロジェクト・モリアーティ(1) 絶対に成績が上がる塾

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    ヤングアダルトの部類に入れたけど、さすがの斜線堂先生。大人が読んでも面白い。

    朝日新聞出版さんのこちらのシリーズ、ノーチェックだったけど、作家陣もミステリ作家揃いで、豪華。

    他の作品も読みたい。

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    2024年06月15日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    ネタバレ

    久しぶりに本を読んで続くか不安だったが、非常に読みやすくサクサクと読むことが出来た。途中、主人公の隠された過去が描写されるのだが、恐ろしい経験をもとにそれをネタとして小説を書こうという姿がとても情熱的で好きなシーンです。

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    2024年06月04日
  • 禁断の罠

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    ネタバレ

    6人の作家によるアンソロジー。
    それぞれ個性豊かで良かった。
    斜線堂有紀氏の動画と宝石強盗に殺人事件を絡めた聞き取りによる作品が面白かった。

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    2024年05月28日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    奇病と呼ばれるだんだん体が金になる病気

    その病気の治療のための施設が住んでいる場所にある日向

    不遇の家庭で育っている彼はある日その施設の近くを通り1人の女性と会う

    そして女性に誘われるがままにチェッカーを始め勝てたら三億円を譲ると言われる

    そのうちお互いが恋愛感情を持ち3億円が絡んでいると知られると周りが騒ぎ始めた

    お互いの想いと照明を求められる迷い行動する

    愛とお金考える本

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    2024年05月27日
  • ナゾノベル プロジェクト・モリアーティ(1) 絶対に成績が上がる塾

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    斜線堂有紀さん、初の児童書だが大人が読んでも面白い。

    「この世界をちょっとだけ正しくしたいと思ってる」と言い切るのは謎の転校生・杜屋譲。
    瞬間記憶能力を持つ和登尊とタッグを組み、絶対に成績が上がる塾の悪徳塾長と対決する。

    中学生という立場をフル活用し、並外れた頭脳で相手をやり込めるさまは爽快。
    相手が悪ければ悪い程、その爽快感は倍増する。

    天才的な杜屋に対し、人間味もある和登。
    キャラも魅力的で二人のコンビネーションが抜群。

    杜屋の行動は正義とは言い難い面もあるけれど大好物な勧善懲悪もので読後スッキリ。

    次作も楽しみだ。

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    2024年05月20日
  • 禁断の罠

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    読んで良かった。アンソロジーだから、読んだことのない作家の作品も気軽に読めるし、と手を出してほんとに良かった。
    どれも、趣向が違うし、雰囲気もそれぞれだけど、とっても面白い。
    トリックの面白さというより、人の面白さ。
    しばらくしたら、また読もう。

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    2024年05月06日
  • 禁断の罠

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    6人のミステリ作家のアンソロジー。
    どれも面白かったけど、ワタシにとってお初の中山七里さんの話が後引く面白さ。シリーズモノの一編だけど、違和感なく読めて、シリーズを最初から読みたくなった。
    なんか豪華な一冊でした。

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    2024年04月28日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    昔神童、今はただの人はたくさんいると思う。
    神童レベルが頭抜けている人は苦悩が多いのだろうか。
    AIをうまく組み込んでいるなと思いました。
    人里離れた秘密の場所だから成り立つ人間関係もあるのかなと思いました。読後は爽やか。

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    2024年04月04日
  • 禁断の罠

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    めっちゃ面白い、長編作家って短編もすごい!当たり前なんだけど、改めて凄さがわかった。
    時事的な内容も多く、世相を切ったシュールなオチ。
    短編だから展開も早くすぐに話に引き込まれる、とても読みやすかった。

    長編で創り上げる世界観とはまた違い、あれだけの展開をこんな短編にギュッと詰め込みしっかりオチつけるなんて天才だと思う。
    文章力って短編の方がより力量が問われるのではと感じた。

    読んだことのない作家に触れる良い機会にもなりました。

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    2024年04月02日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    天才という称号は、天才の落ちこぼれにとっては非常に辛いものだと感じた。

    人工知能を使ったこのプロジェクトは私の意思に反して、現実性のあるものに感じた。

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    2024年03月17日
  • 彼女。

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    浅はかな感想だし、どれくらい作者のみなさんが百合を調べて書いたのか分からないけど、どんな人も男とか女とかレズとかバイとか関係なく好きな人を見つめる目も想いも同じなんだろうなと思った。百合小説アンソロジーなんて付けなくても十分売り出せる本だと思った。逆にそういう迎合していくのがこの本にあっているようで少しズレているようで、それがまた登場人物たちにはあっているのかもとも思った。

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    2024年03月10日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    斜線堂有紀さん、初めて読んだ。

    ミステリーというよりは青春群像劇。
    かつて天才少年少女と呼ばれた6人の若者たちが、レミントンプロジェクトに参加するべく集められる。
    天才であることの消費期限が迫っている焦り。
    天才でいるためにAIレミントンの力を借りることへの葛藤。
    主人公綴喜を軸に、それぞれの心情が丁寧に描かれる。

    とても読みやすく、ぐいぐい引き込まれて一気に読んだ。
    最後にそれぞれが選んだ道もよかった。

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    2024年02月29日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    全編オリジナル(小説推理 双葉社には掲載)の贅沢な短編集。ただ、ちょっと胸くそ悪い系のお話が多かったので、好みは分かれるかも。双葉社のThe どんでん返しシリーズはこれが6冊目(自薦3巻+新鮮、特選、斬新)みたいですが、どの本も豪華な執筆陣なので、他にも手にとって新しい作家さんとの出会いを楽しみたいです。解説で本作品の解説とともに、他の著作に触れられているのも良かったです。
    芦沢央「踏み台」
    アイドルグループで巻返し必要な位置にいるみのり。色を出すために麻雀を趣味にして、そこで出会った洸平のことが好きになってしまい…。
    阿津川辰海「おれ以外のやつが」
    おれはカメラマンで殺し屋。今度の仕事は双子のコンビ作家の片方を殺すことだ。
    伊吹亜門「遣使船は西へ」
    嵐ではぐれ、荷を捨てた四の船遣唐使船で、追い討ちをかけるように起こった密室殺人。命運は?犯人は?
    斜線堂有紀「雌雄七色」
    母の遺品を整理し始めた息子が疎遠な父に送った母の書いた虹色の封筒。色の順に読むと気持ちが通じるという恋愛や本願成就の想いが込められた神社で売られているもの。
    白井智之「人生館の殺人」
    遭難し辿り着いた山荘は放置され、回りは人食いクマがいるとんでもない馬車だった。そこで起きる、物証の少し残った密室殺人。犯人は?

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    2024年02月25日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    少し読後感が悪いものの、予想した展開の斜め上にいったり、予測を全てひっくり返しながらも意味が通った結末になっており面白かった。

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    2024年02月23日
  • 禁断の罠

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    全体的に割と面白かった、印象に残るような話はとくになかったけど、がっかりという感じは全然しなかった。

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    2024年02月20日
  • 恋に至る病

    購入済み

    なんとなくよくある話だなと思ったけど、劇的につまらないという感じでもなかった。多くの人が洗脳されていくのが、ヒロインの魅力だけで貫かれるのは何か他に理由が欲しいなあと思った。

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    2024年02月20日
  • 斬新 THE どんでん返し

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     アンソロジー作品が新しい作家との出会いになり、更に決められたテーマでこの作家はどの様な作品を発表するのだろうという面白さに気がついてしまい、過去含め様々な作品集を読む事にした。今作はどんでん返しがテーマであり、短い作品、しかもどんでん返しがあると読者が分かっている状態でどれだけ読み手を感嘆させてくれるかが楽しみだ。

     踏み台 芹沢央
     アイドルを目指しアイドルになった女性。ストーカーの様になってしまった元彼。彼はプロ雀士の夢をもちながら、主人公はアイドルとしての武器を磨く為出会い、そして別れ、現在の様な関係になる訳ですが、設定はありきたりに見え、どの様にどんでん返しをするのかと興味津々だったが。主人公と同僚との争い、アイドルの厳しさからまさかこうなるとはと怒涛の展開。長さも読みやすく驚きも大きい面白い作品だ。人の人生は誰かの犠牲に成り立っていると痛感させられる作品で、ある意味完全犯罪型。
     
     おれ以外のやつが 阿津川辰海
     短編が面白くどんでん返しが上手いと評している阿津川辰海の作品だったが、やはり今回も好みにあった作品だった。
     主人公が殺し屋綺羅(綺羅、星の如くの由来も好きだ)であり、表の顔はカメラマン、日本語に造詣の深い人物で、あらゆる糸を使い依頼をこなす。
     人物像も魅力的でシリーズとしても、長編にしても面白そうな世界観で是非読んでみたいと思った。フーダニットの面白さ、真相の面白さが良く、下手に正義感の様なものがない事も好印象だ。

     遣唐使船は西へ 伊吹亜門
     設定は遣唐使時代の帆船の中。船団から取り残されてしまった一船。食料も底をつき、船員のモチベーションも落ちていく中、一人の僧侶が説法を説き、船員達は息を吹き返す。そんな折、僧侶の弟子が師の異変に気付き部屋を確認すると師が部屋で殺害されている事に気づく。部屋には小さい窓が一つ。入口は弟子が一日中監視の状況下、如何に、そして何故僧侶は殺されたのか。
     設定の影響で読みにくいが、結末は納得してしまった。彼はこの後とどうなるのだろうか。

     雌雄七色 斜線堂有紀
     虹の色を模した7枚の手紙。亡くなった母親の遺品を整理し、離婚しており、有名な構成作家の父親へ息子が渡した手紙。虹の雌雄の話は知らなかったが、こういうタイプのミステリーだろうと想像はついてしまった。それぞれの色の手紙で語られる母親の真実。結末について、もっと恐ろしいものになるのではと期待していたが、そのまま真っ直ぐに着地してしまった。このくらいの話であれば面白いがどんでん返しには至らないと思った。

     人喰館の殺人 白井智之
     何だかめちゃくちゃにあれもこれも入れ込んだ作品。軸が整理されていない為、短編である事の必要性が感じられなかった。
     地震で遭難し、近隣のホテルに避難した人々。脱出を試みるが外では巨大なヒグマがあらわれ人々を襲う。絶対絶滅の中、とある男女が性行為の最中に射殺され、更には救助隊と共に逃げようとしていた数人がヒグマに殺されてしまう。語り手もどんどん変わり、誰が死んでしまうかスリリングだが、長編でこその作品と感じてしまった。ヒグマの恐怖感がもっと強ければ少し印象が違ったが、あっさりヒグマが出てきて人間がぐちゃぐちゃになりましたでは面白さに欠けている。

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    2024年01月31日
  • 彼女。

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    ネタバレ

    「椿と悠」
    女の子同士のありがちな、勝手に勘違いして、勝手に妄想して、勝手に傷つく。大好き。女の不器用な部分がきれいに描かれている。お母さんかよ、のセリフには思わず笑っちゃったね。
    「馬鹿者の恋」
    若いなぁ。愛は無償じゃない事に気づけなかったんだよね。
    「百合である値打ちもない」
    隣に歩くのに見合う自分でありたい。好きなのに、それでももっと美しくあってほしい。相手のことが好き、ってそれだけでいいはずなのに。他者の評価が気になってしまう。悲しいね。
    「微笑の対価」
    タイトルが秀逸。自分の知らない彼女がいる。私に見せてくれない彼女の内面。知りたいけど、知りたくない、気持ちがぐらつく描写が好き。
    「恋澤姉妹、917円、うまくなるまで」
    は百合というか、なんというか。お話としてはうまくなるまでは好きだけど、百合とは?という気持ち。

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    2024年01月30日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    自分のこれまでの人生を捧げてきたものを否定されるのは恐ろしいこと。ほかの生き方もあると諭されても、そんなことはわかってて、それでも縋るしかないという気持ちは、理解できないわけではない。天才だなんて持て囃されようが貶されようが、結局は自分がどう生きたいかが問題なのだなあと。好きなものをずっと好きなままでいられたらそれはしあわせなことだよね。

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    2024年01月06日
  • 百合小説コレクション wiz

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    かなり好き。特に斜線堂有紀さんの「選挙に絶対行きたくない家のソファーで食べて寝て映画観たい」、南木義隆さんの「魔術師の恋その他の物語(Love of the bewitcher and other stories.)」、宮木あや子「エリアンタス・ロバートソン」の三編が好き。心中したり不幸になったりしない、でも社会的な背景も踏まえた百合小説で好感度が高い。百合小説というよりビアン小説と言ってもいいなもしれない。わたしはふわふわした王道女子高生百合にどうしてもハマれないたちなのでこういうのはとても趣味に合うし、日々異性愛前提の社会に生きていると心が救われる気持ちになる。

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    2023年11月04日