斜線堂有紀のレビュー一覧

  • 恋に至る病

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    ネタバレ

    最後まで読者の想像に任せる的な終わり方に
    大満足。
    ただ、続編を読むとやっぱり
    寄河景はサイコパスに一票。

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    2025年12月28日
  • 恋に至る病

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    斜線堂有紀さんの作品、初読みです!
    2025年初作家、60人目です。

    なんかすごい作品だった。
    読みやすくはあってあっという間に読めたけど、おばさんにはきつかった。

    思春期の子達が読む本かなぁとは思ったけど、自分の子供が読むと言ったら「やめておきなさい」というかも‥。

    語りが宮嶺なので、寄河景の本当の気持ちはわからないけど。

    スピンオフの『病に至る恋』も出てるのでそちらも読んでみたい。

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    2025年12月19日
  • 回樹

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    標題『回樹』を含めた6篇のSF短編集。

    SFの設定自体が身近な課題に関わるものが多く、自分だったらどうするだろうと考える余地があって面白い。

    感情に訴えてくる物語も多く、どんどん引き込まれていきました。。特に人間の割り切れない感情というものを絶妙に炙り出してきて、作者のらしさと巧さを感じる一冊です。




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    2025年12月16日
  • 君の地球が平らになりますように

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    ネタバレ

    SF期待したけど、気持ち悪い愛だの恋だのの短編集。気持ち悪いのは、この話も主人公がおたく感満載の極端設定だから。各話に好きと結婚は別物だよという考えが根底に流れる。

    君の地球が平らになりますように:表題作。 自然派に目覚めた人気者の彼に気に入られるために、いろいろ小細工するけどやっぱり彼女になり切れなかった女の話。宗教が違うと結婚はむりだよなー。最終話の平らな地球でキスはできないも同じ設定

    彼女と握手するなら無料:地下アイドルの彼女が、地下アイドルでいることを内緒で彼氏を作ったけど、彼氏も地下アイドルお宅だった話。永遠に変わらない価値を求めているけど、打算で彼氏見つけたみたいな・・

    転ば

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    2025年12月15日
  • 死体埋め部の回想と再興

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    なんだろうなぁ。

    正真正銘、真っ正面のエンタメミステリーなんだけど
    織賀と祝部の関係性が、あまりにも退廃的で刹那的なはずなのに、永遠で時に耽美的にさえ感じる自分はまんまと著者の思惑通りなのかも。

    ということでさえ、クスッと笑ってしまう。


    嘘をつかないためには言いたくないことは言わない。
    その通り。

    嘘を利用してまで会話を合わせる必要はない。
    言いたくないことは言わないままでいいのだ。


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    2025年12月14日
  • さよならに取られた傷だらけ 不純文学

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    先輩と後輩という縛りで、正直はじめの方は微妙と思っていたが、あるところから「次はどんなふうだろう?」となり、微妙なシチュエーションの違いなとが楽しかった。
    1作だけ選ぶとしたら「留守番電話サービスに接続します」が一番好き。

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    2025年12月12日
  • 本の背骨が最後に残る

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    物語を語る者が「本」と呼ばれる国や、人から獣に転化するコミューンなど、様々な世界を描いた短編集。
    各話の世界観はそれぞれ別物ですが、いずれも根底には人間の美しさと残酷さが描かれている気がしました。
    カテゴライズが難しいですが、ヒトコワモノと言えなくもないでしょうかね。
    個人的には雨の話がお気に入りです。

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    2025年12月09日
  • 病に至る恋

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    斜線堂有紀さんの作品を数多く読んできて、その中でも気に入っている恋に至る病の続刊
    母親のシーンは面白かったが、もっと景一人称のストーリーが見たかったかな。

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    2025年12月08日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    いろんな視点で描かれるアイドルと恋愛の物語。

    好きな人の好きなものは、応援したいけど、アイドルを推すとなると、少し身構えるところがある。
    互いの考え方も価値観も違うから難しい。
    どこまで許容できるか?そもそも「許容」という言葉の時点で違う気もするけど、お互いの妥協点を探さないと折り合いがつけられない。

    付き合っているのに、アイドルを推すことは、浮気とは違うのか?
    男性と女性で価値観が大きく異なっていて、これが男性アイドルを推す女性なら、また違った考え方になるんだろうなと思った。

    恋愛とアイドルを両立させることは可能なのか?
    現に週刊誌にリークされる人もいるなかで、私生活を投げ打って、アイ

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    2025年11月27日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで

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    3.5 ミステリー仕立ての恋愛小説。流浪の月とモチーフは同じ。後半は一気読み。殺すほど好きは経験ないので、小説で出会えて良かったと思える。あり得ない話をあり得るようにの物語。

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    2025年11月26日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    宅配の荷物にかかわるホラーかと思ったら勘違いしていた笑
    木江恭さんの「夢見鳥」が好き。
    あまり怖すぎないのでちょっとした時間に読めていいかも。

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    2025年11月24日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    6編のホラーアンソロジー。
    予想に反してお届け物の話ではなかった!

    「美しきカタリナの車輪」がもう本当に本当に怖かった…深夜に読んだことをとても後悔しました。
    炎上させる目的で作り上げた偽物のアカウントなんて、全部虚像のはずなのにね。怖すぎる。
    誇張なしで文章でここまでゾッとしたのは初めてかもしれない。

    「かんのさん」も好きなタイプの怖さでした。
    主人公の気持ちがわからないと言ってしまえば嘘になると思った時点で、同じ状況なら自分も巻き込まれてしまう気がした。

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    2025年11月24日
  • 恋に至る病

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    面白かった。

    小学校での虐めに端を発して、義務的に殺人を繰り返すという構図がある時点で全てひっくり返る。

    で、発端…
    私には復讐肯定傾向があるので、常態的に悍ましい虐めを行っていた子供の末路はあんなものだと思った(長々と続いた残虐な日々を1日に集約すれば妥当)が、そもそも虐め加害者の嗜虐傾向に火を焚べたのすら、実は『彼女』だったのでは?

    マッチポンプ的自作自演、この文脈なら充分あり得るし、主人公を慕う彼女のこころの中にS的な愉悦があったとしても、彼女だからこそ不思議ではない気がする。

    圧倒的頭脳のサイコパス…。

    結びの
    消しゴムの件は何とでも解釈出来るが、それでも彼女は主人公を彼女な

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    2025年11月23日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    六人のホラー作家さんによる短編集。
    各話それぞれ作家さんの毛色が存分に発揮されてる印象の負けず劣らずの『おとどけもの』。
    ネット社会で実際起こり得そうな恐怖「カタリナの美しき車輪」からもうヤバい世界に引きずり込まれる。
    神的存在の何だかわからないモノの気味悪さと人の狂気は芦花公園さんピカイチだな。
    イチ怖は平和と不穏のバランスが絶妙な「かんのさん」。
    眼科受診の予定と櫛木さんの「やどりこ」を読んだタイミングが偶然前後したのは御縁なのか。眼科医から目にライト当てられてる時のリアルで無駄なドキドキがおまけで付いてきたw

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    2025年11月22日
  • さよならに取られた傷だらけ 不純文学

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    以前、宝島社文庫の「不純文学」を購入、余りにも面白かったので今回の作品もとてもとても楽しみにしていました。しかしやっぱり最初の不純文学が一番良かったと思ってしまう。
    理由としては、1点目に単純にカラーではなくなったところ。幻想的な世界の先輩と私の物語に、あのカラーは必要だったなと改めて思う。
    2点目は恋愛要素と死の要素が多すぎる。宝島社文庫の不純文学は、恋愛とは違う「絆」「運命」によって繋がる先輩と後輩が描かれていた。私の中で「先輩と後輩」といえば、早稲田大学で先輩後輩同士だったぬーすけ先輩となな湖さんのコンビが繰り広げる「琵琶湖ちゃぷちゃぷブラザーズ」の2人のYouTuberだった。2人の掛

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    2025年11月14日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    地下アイドルから人気アイドルになった、ばねるりにまつわる連作短編集。
    地下アイドルでありながら恋愛してて、ファンに手を出してて、ファン目線としては知りたくない不都合な真実ばかり。アイドル側で読んだら、そんなもんだよって感じなんかな?

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    2025年11月11日
  • 星が人を愛すことなかれ

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    アイドル/芸能人という星と、一般である人の恋愛模様について綴った短編集。

    ・星は星であるから手が届かないと思っている人たち。
    ・人から星になれた為に人との繋がりを消した星。
    ・隣に星がいるのに人に手を出した星。
    ・人が見てくれているから輝けている星。

    様々な恋愛模様が見れて面白かった。
    途中に出てきた「この世に幸せな人なんていない」というフレーズが刺さった。
    この世に苦労していない人なんていないし、輝いている星だってずっと輝いていないといけない。
    捉え方次第では幸せになれるが、本質ではみんな100点満点の幸せではないんだろうなと感じた。

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    2025年11月08日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで

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    はぁー大きく息を吐いてしまった
    ラストは水中の中で読むような無呼吸状態に

    愛、恋、ファン、尊敬?同一化?

    「私が大好きな小説家を殺すまで‥」
    それから

    恋に至る病も読もう!

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    2025年11月08日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    ネタバレ

    綴喜文彰
    十八歳。志野西高校三年。小学四年生から小説家。スランプで四年間小説を書いてない。小柴からあるプロジェクトの参加依頼を受ける。

    小柴
    文彰がデビュー時から世話になっている洋全社の担当編集者。

    晴哉
    文彰の従兄。宇宙を目指して日本を離れたが、事故に遭い帰国。一命を取り留めたが、自力で歩くことも寝返りを打つことも、声を発することも出来なくなった。

    備藤
    プロジェクトのマネジメント担当。

    雲雀比等久
    レミントン・プロジェクトの実質的な責任者。博士。

    真取智之
    天才料理人。文彰とは『ギフテッド・チルドレン』という番組で共演していたことがある。

    秋笠奏子
    ヴァイオリニスト。十八歳。小

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    2025年11月06日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで(1)

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    こちらも虐待話から

    売れっ子小説家が失踪し、家の中は荒果てていても、クローゼットにはなぜかセーラー服などがあります。
    場面は一転して、娘を押し入れに閉じ込めている毒母親の話で、ちょっと試し読みの範囲だけでは何ともいえないです。時間管理だけは異様に厳しい……

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    2025年11月02日