斜線堂有紀のレビュー一覧

  • ゴールデンタイムの消費期限

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    圧倒的な天才なんていなくて、みんな苦しみ努力しながら道を探す若者達の話
    決して才能ばかりに価値を置いてるわけではなく、正解でも不正解でもない形が爽やかで素敵

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    2022年01月19日
  • キネマ探偵カレイドミステリー

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    タイトルの通り、映画に関する事件が起こりそれを解決していく感じ。
    いや、主人公は推理したりしないし、そこはらへんはちょっと花咲太郎な感じ。

    ミステリーを期待して読むより、ちょっと変わった友情系の話として読むといい感じ。
    サクサク読めるし、次もぜひ読みたい。

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    2021年11月22日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    作家、料理人などなど多彩な分野から集められたら若き天才たちの再生プロジェクト
    天才故の苦悩や情熱が交錯する
    絶望的な展開ではなく、気持ちの良い余韻が残る一冊

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    2021年11月08日
  • 恋に至る病

    U11

    ネタバレ

    なぞ?

    なんとなく没頭するほど、すごい作品ではないように感じたので、☆4で

    さて、ネタバレになるかもしれませんが、ヒロインが主人公に対して、どんな感情で接していたのか、なぞです

    最初からそのつもりで接していたのか、それとも特別な感情があったのか、途中から変質していったのか、などなど、正直言って、裏を読んだり、裏の裏、裏の裏の裏あたりまで読むと、なにがなんだかわからないです

    人の心はわからないので、それはそれで正解なんでしょうか?

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    2021年11月06日
  • 新世代ミステリ作家探訪

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    既読作家のインタビューは面白く読めたが、それ以外の方のは上滑りする感じで読んだ。しかし、作家さんたちや、書評家の方々は本当に本を読み込んでいるのだなぁと思う。澤村伊智と阿津川辰海は読もうと思っていた作家で、更に早く読まねば、と思った。あと、大学のミステリ研で、ミステリーよりも「ジョジョ」「カイジ」「ガンダム」が会話に出るというエピソードや、京大ミス研にはジョジョ全巻置いてあるのとか面白かった。デスノートもインタビューのあちこちにでてきたし、マンガ・アニメのストーリーがミステリー界に与えている影響も大きいのですね。
    今、高校生だったら賢い大学行ってミステリ研入る目標も楽しそうだなぁ。読み仲間が増

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    2021年10月24日
  • 新世代ミステリ作家探訪

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    言い回しや考え方にそれぞれの個性や人柄を感じられ、同じ本をあげていても視点が違ったりする所があったりしたのが読んでいて楽しめた。

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    2021年09月30日
  • キネマ探偵カレイドミステリー ~輪転不変のフォールアウト~

    購入済み

    映画から謎を解決!

    なので、ナイフの指紋は…?とかいう突っ込みは無粋なのだなと思いました。
    うんうん、それでこそフィクション!

    でも奈緒崎くんはもう少し危機感をもって逃げたほうがいいと思います!民放観たいとか考えてる場合じゃない!

    私は奈緒崎くんと嗄井戸の関係性が好きでした。そして、現実では許されないことをするフィクションさが本作ではあって好きだなと思いました。
    綺麗事じゃないのが好きなので。他の作品も読んでみたいです。

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    2021年09月14日
  • キネマ探偵カレイドミステリー

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    大学生二人の掛け合いが面白かった。
    喧嘩したり認めあったり、いつの間にか仲直りしてたり。
    乱暴ながら仲良くなっていく二人が、色々な謎や事件を解決していくライトなミステリー。
    日常の謎を解き明かすだけかと思いきや、意外と重い事件とあったりで最後はハラハラした!

    キネマ探偵と言うだけあって、映画の知識で事件を解いていく。
    残念ながら映画は全然知らないけれど、作中で紹介されると気になってくるなぁ。
    きっと映画に詳しかったらもっと楽しめたんじゃないかと思う。

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    2021年07月23日
  • キネマ探偵カレイドミステリー

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    ネタバレ

    安楽椅子探偵物だけど、解き方が他のミステリーとは少し違い、映画で得た知識を用いて解き明かしていく。

    知らない映画の題名なんかも出てくるので、気になったら都度調べつつ読んだけど、その中でも知っている題名が出たら嬉しい(笑)

    最後の事件は感動した…
    続編があるらしいので、嗄井戸くんが奈緒崎くんのお家に遊びに行けるようになるのかが気になるところ。oO

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    2021年06月09日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    相沢砂呼は小説の神様の編集者河杢目線のお話を書いていて、これは小説の神様が好きな読者なら絶対面白いと思う。あとの作品は小説の神様をどっかに取り入れたお話達だった。
    これまでのアンソロジーは知ってる作家さんが多く書いてるもの読むことが多かったので、知らない人が一杯で新鮮だった。こういうので次の推し作家さんを見つけるのもアリです。実際発行数が少ない本を手に取ることは稀だと思うので。
    斜線堂有紀さんは気に入って読んでいて、この本の話も良かったです。
    後は櫻いいよさんの、本を読めなくなった書店バイトさんの話も好きでした。

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    2021年05月16日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    意識してなかった自分の小説への考え方に読んでいて気づいたり、好感が持てる文章の作家が多く作品の雰囲気がどれも良かった。

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    2021年05月13日
  • 詐欺師は天使の顔をして

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    異世界だからこそ倫理観が違うので現実では起こり得ない事が謎として解決するのが面白かったのと主人公2人の言動の魅力や細かい所の設定など色んな所に好感を持てるのが良かった。

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    2021年04月07日
  • キネマ探偵カレイドミステリー ~輪転不変のフォールアウト~

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    主役2人の事件解明の結果が少し呆気ない気がしたがそれまでの過程によって言葉に出来ない気持ちを感じられるのが良かった。

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    2021年03月31日
  • キネマ探偵カレイドミステリー ~再演奇縁のアンコール~

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    一冊目より登場人物の魅力が深まったり犯人?達が納得出来る理由があり人としての魅力があるのが良かった。

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    2021年03月18日
  • キネマ探偵カレイドミステリー

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    主要人物二人がどんなに衝突しても結局仲良くなったり話が進むごとに色んな魅力をしれたりと人物がよかったのと映画と謎を絡めて映画の知識もつくところが面白かった。

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    2021年02月28日
  • キネマ探偵カレイドミステリー

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    作者が気になっててたまたま古本屋100円で手に入れられたので読みました。著者の本のあらすじ紹介などみてると「死」が出てくるお話が多い人なのかな?だったら嫌だなと思いながら読んでみたところ、うーん、半分は予想当たりだったかも。でも、面白かったです。
    私は多分映画ほとんど見てない人種だとおもうのですが、これだけ映画引用されてても十分楽しめました。興味ないから、本を引用されたときのように見たいなとは思わないけど。二時間あったら本はスッゴく量読めるから映像媒体面倒くさいんだよね。
    知識ある引きこもり探偵と主人公の友情が深まっていくのが楽しみです。

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    2021年02月03日
  • 詐欺師は天使の顔をして

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    ミステリー文庫本。ループSF。

    カリスマ詐欺師が異世界に強制転移させられ、相方が追いかける格好で出現し、行く先々でその(詐欺師的)能力を発揮しながら謎を解くSFとミステリーが融合した作品。
    電話ボックスが異世界への接点という設定がゴシック調で好ましい。
    いつか二人でこの世界に戻ることはできるのか?
    天命、運命的に出会った二人は、今も何処かで謎を解いている。

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    2021年01月11日
  • 放課後探偵団2 書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー

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    ネタバレ

     ☆「その爪先を彩る赤」(武田綾乃)
    生徒会でこき使われてるボクっ娘が、多重人格と言い張る理事長の娘とともに、演劇部の小道具(赤い靴)盗難事件の謎を追う。
     ☆「東雲高校文芸部の崩壊と殺人」(斜線堂有紀)
    文芸部の部室で部員が殺された謎を、奇人の部長が解く。ほのぼの系が多い中で、オチの付け方など、かなり異質。
     ☆「黒塗り楽譜と転校生」(辻堂ゆめ)
    合唱コンクール用の楽譜が黒塗りにされた理由を、語り手の少女の、幼馴染である変わり者の男子が解く。リア充滅せよ。
     ☆「願わくば海の底で」(額賀澪)
    これもトーンが重い。3.11で消息を断った祖父の足跡を追う青年を、手伝うことになった語り手。彼の美術

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    2020年12月21日
  • 放課後探偵団2 書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー

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    五人の作家達が、高校生の青春をテーマにしたミステリーです。

    初めてアンソロジーという作品を読みましたが、それぞれの作家さんの色が出ていて、面白かったです。今までの作品から出てくる雰囲気や構成が滲みながらも短編に仕上がっていて、1つで5つの味を味わえました。

    「その爪先を彩る赤」  武田綾乃 
    演劇部で使われていた赤い靴が行方不明。果たして何処へいたか?
    主に女子高生を中心に描いていて、生き生きとした表現にアニメを見ているような雰囲気や元気さが伝わってきました。


    「東雲高校文芸部の崩壊と殺人」 斜線堂有紀
    軽度な犯罪かと思いきや、殺人事件が発生。果たして犯人は?
    サスペンスを得意としてい

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    2020年12月07日
  • 放課後探偵団2 書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー

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    ネタバレ

    それぞれの作者の個性が出ていて面白かったですね。

    東日本大震災を舞台にした「願わくば海の底で」は考えさせられましたね。あの状態で何ができるのか。推理小説だけにとどまらないものがありました。

    学生時代は一度きりだけど、人生は続くわけで、その一時だけが特別とも思わない私ですが(学校大嫌いだったし)、読書として楽しむのは構わないですよね。

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    2020年12月06日