斜線堂有紀のレビュー一覧

  • さよならに取られた傷だらけ 不純文学

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    文庫1ページという掌編の形でつづられた先輩と後輩の物語たち。短編なのでとても読みやすい。設定もシチュエーションも展開もなにもかもがバラバラでも、先輩と後輩がそこにいさえすれば良いというのがもうおもしろいです。SF、ホラー、恋愛、ミステリ、といろんなジャンルがあり、こんなにいろんな設定や展開で250本も書けるのはすごいな…とシンプルに尊敬します。

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    2024年12月30日
  • ミステリー小説集 脱出

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    SFから怪異、現実的な話まで多様な世界観だったので様々な状況下での脱出が楽しめ、最終的にどうなるのかよめないものが多くて面白かった。

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    2024年12月29日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    白井さんの短編が気になって購入。斬新どんでん返しではないけれど楽しめる一冊。
    白井さんのは短編でもしっかり多重推理入れてくるところが好き。あとわかっているのに、最初の方からあちこちに伏線ありまくりなのが、これこれ〜となる。内容が内容なので人には勧めにくいけれど好きだなぁ。

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    2024年12月14日
  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    様々な世界観の中でコメディ色が強めのもあれば、感動的なものまで様々なジャンルがあり、どれも最終的な話の着地点が掴めず面白かった。

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    2024年12月08日
  • さよならに取られた傷だらけ 不純文学

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     250通りの「先輩」と「私」の物語が収録された掌編集で、恋愛、SF、ホラー、ミステリーという様々なジャンルにたった1頁だけど濃密な世界観が繰り広げられていた。また「重要なことは先輩と私が居ることです。」という文が印象的だった。

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    2024年12月08日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    恋と呼ぶにはあまりにも純粋さが突き抜けていて眩しくもあり寂しくもあった。
    忘れないことが「証明」なのかな…

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    2024年12月04日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    斜線堂さんの作品で読んだ2作目
    斜線堂さんの本好きだし本作もおもしろいんだけど何か足りない。
    伏線回収も良いし最後の落とし方も結構気にいってるんだがなんだろう。
    何が足りないのかわからない。

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    2024年10月27日
  • ミステリー小説集 脱出

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    阿津川辰海さんの屋上からの脱出。悪意なき犯罪者。
    織守きょうやさんの名とりの森。ファンタジーの一種かな。
    斜線堂有紀さんの鳥の密室。中世の魔女裁判の残酷なお話。無実の人達を無惨に拷問死させたキリスト教。
    空木春宵さんの罪喰の巫女。怖い!で、最後にどんでん返し。ひゃ~。
    井上真偽さんのサマリア人の血潮。極秘の研究施設からの脱出劇。吸血鬼の要素が物語を盛り上げる。そこに主人公の揺れ動く心情。短いながらもよく考えられてると思います。

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    2024年10月19日
  • 貴女。

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    百合小説、初めて読みました。
    ってか、百合小説って言葉知らんかったし…

    でも、面白かった❤️
    短編で読みやすいし、可愛いお話あって、面白かった‼️

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    2024年10月17日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    ネタバレ

    読みやすく、一気読み。
    お金は人を狂わせる。そのことをただただ痛感する。
    最後までお互いがお互いを想った結果の結末だと思う。
    そして、弥子さんと出会わなければ目を逸らしていたであろう自分の未来に江都くんが迎えたことがよかった。

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    2024年10月12日
  • 貴女。

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    百合短編。どれも趣向凝らして、面白かったです。青崎有吾「首師」が一番好きでした。
    「恋をした私は」武田綾乃
    園芸部の地味な私は転校と引っ越し嫌で、離婚した父の方に同居、父の不倫相手と暮らす。不倫相手は美しく、私をも磨いてくれた。でも、高校卒業したら、家をでないといけないの?彼女とは他人?
    「雪の花」円井挽
    私はずっと家のために過ごさせられた。突発的に父を殺したが、アリバイは作れるのか?逡巡する私はふと、女性から貰ったものを思い出す。
    「いいよ。」織守きょうや
    私はテストで二位。一位を探しに弓道部に行き、もともと友人の友梨佳と、一位の清良を見て、清良の美しさに虜になる。
    「最前」木爾チレン
    落ち

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    2024年10月06日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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     「最愛の人間の死に価値が付けられてしまった人間は、その価値にどう向き合えばいいのか」「人間の感情は証明できるのか」という命題に対峙したストーリーで、夏の終わりに訪れるはずだったビターハッピーエンドに最後まで抵抗した無謀な少年の姿がどこまでも青臭くて非力だけど純粋無垢で眩しく見えた。所々で伏線が回収されるのも面白かった。

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    2024年09月23日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    AIに教わりながら、葛藤していく。
    発想は面白いと思った。
    けれど、もっと面白い展開があるのかと期待してしまって、少し物足りなかった。

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    2024年09月18日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    天才だった元天才たちがAIであるレミントンを利用して再浮上しようとする話。天才だった過去があるゆえにそれに縛られたり才能を上手く発揮できない現状に悩んでいる描写が印象的だった。
    人生においてゴールデンタイムのような良かった時期との落差が発生し苦しむことへの向き合い方。AIとこれからどのように付き合えばいいのかについても考えさせられる作品だと思った。

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    2024年09月16日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    ネタバレ

    人間の感情は証明できるのか。あなたが大切、ずっと忘れないという言葉も、証明は出来ないけれど、それでも灯台になる…。作者のあとがきに涙しました。海のシーンも情緒的で好き。52ヘルツの鯨のくだり、わたし的には今作の方がしっくりきたな〜

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    2024年09月07日
  • ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー

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    ガッツリハードSFで良かった。
    特に気に入ったのは、和歌を『詠語』(えいご)で詠む世界の平安時代の物語、斜線堂有紀「一一六二年のlovin' life」。あり得ない設定なのに、迫ってくるような現実感。

    伴名 練 「二〇〇〇一周目のジャンヌ」は、無限とも思われる回数人生を、記憶を保ったままシミュレートされる。その無慈悲な繰り返しのあいだ、ジャンヌダルクはどのように過ごすのか。ジャンヌダルクの繰り返しの中の変化、そしてさいごが切ない。

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    2024年08月31日
  • ゴールデンタイムの消費期限

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    謎解き要素もあって面白かった!AIとの向き合い方とか才能について色々考えさせられた作品だった。これからAIが様々な分野で活用されて、人間を必要としなくなる仕事やタスクが出てくると思うけど、AIの新しい利用の仕方やそれに伴った仕事なんかも生まれるだろうし、社会の変化から目を背けずまずその事象や事物を知り向き合うのが大切なのかなと感じた。あとアイデンティティとか存在意義みたいなものについても考えさせられたなあ。

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    2024年08月22日
  • 禁断の罠

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    有名作家6名によるミステリ短編集。後腐れのない読み切り。面白かった!
    普段読まない作家に触れられたのも良い。
    火曜サスペンスみたいだなと思った。

    中山七里さんの短編の題名は『ハングマンー雛鵜ー』
    他の作者の短編は題名と内容が重なっていたけど、中山さんの題名はそうは思わなかったなあ。どういう意味なのだろう。

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    2024年08月12日
  • ナゾノベル プロジェクト・モリアーティ(1) 絶対に成績が上がる塾

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    私立塀戸中の二年生に転校してきた杜屋譲(モリアーティ教授)に興味を持ち、和登尊は彼に接触、助手となる。今回は接触するきっかけになった小さい謎解きや、絶対に成績が上がるといわれている陽明塾の塾長のハラスメントを叩き潰すのが大きな流れだった。
    杜屋は胡散臭い雰囲気を出しながらも今のところは教授っぽい悪はみられず。しかし、助手の和登君がなかなかに正義感があり(やる気はさほどないのが現代風)、家庭環境の会話なども新し目で良い。塾の不正を暴く方法などが今までの児童書にはあまりない感じの流れで良かった。ただ、斜線堂作品にしては登場人物の破綻度や常識度が普通。あくまで児童書の範疇に収まっていますのでファンで

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    2024年08月06日
  • 貴女。

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    売れっ子作家陣が綴る百合小説作品集、ラブリーな魔法で陶酔しちゃう! #貴女 #百合小説アンソロジー

    ■きっと読みたくなるレビュー
    前作『彼女。百合小説アンソロジー』に続く、いまを時めくミステリー作家陣によるアンソロジー。

    あいかわらずキュンキュンさせてくれる本シリーズ。今回はミステリーよりも百合要素がマシマシで、読んでると別世界に昇天させてくれます。

    テーマはひとつなのに、様々なアプローチで楽しませてくれますね。皆さん各々の強みを出されていて、先生らしいなって作品ばかりでファンとしては嬉しい限り。

    恋愛なんか久しくしてないなー、百合なんてよくわかんねーよと思っている中高年層にこそ読んで

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    2024年07月27日