斜線堂有紀のレビュー一覧

  • ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー

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    歴史改変をテーマにしたSF短編集。作家陣が豪華で手に取りました。伴名練「二〇〇〇〇一周目のジャンヌ」がお気に入り。

    量子計算機の発達により過去を高精度に再現できるようになった社会が舞台。歴史改変のターゲットにされたジャンヌ・ダルクは何度も処刑されるが、そのジャンヌも同じシーンを何度も繰り返し経験することで、歴史改変を目論む者の意図を意図せずくぐり抜けてしまう様が面白かった。

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    2024年03月09日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    3時間で読み終わった
    世の中はいろんなことが絡まって出来てるんだなあ
    でもそれを色々掻い摘んでると、頭があべこべになってくる
    現実に寄り添った話題で、それを軸に物語は進んでいくんだね
    きっとチェッカーと鯨と人の生き方に文字で表されてる以上の繋がりがあって、それをもっと読み取れることができたら良いなぁ

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    2024年02月09日
  • キネマ探偵カレイドミステリー

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    初めての斜線堂有紀作品。映画をモチーフに展開される短編は、目次で「セブン」を目にした時から後味の悪そうな結末を予想しながら読み進めるもののそこにあったのは青春時代の友情にふんわりと包まれた結末だった。

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    2024年01月18日
  • 夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

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    スラスラ読めたし、それなりに面白いとは思うけど、そもそも恋愛小説で共感できない。
    弥子は魅力的だけど、エトはあまり好きになれない。子供っぽいからだろうけど、中学生だし仕方ない。

    人の価値が高くというテーマは面白いけど、そこについての描写?が浅すぎる。
    感心することは無かった。
    マスコミを絡めた流れが、もっとあっても良い気がするのに、人の価値に疑問を投げかける道具として適当に登場させた感がある。

    色々と惜しい

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    2024年01月12日
  • 楽園とは探偵の不在なり

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    特殊設定ミステリ。映画化された屍人荘の殺人ではゾンビだったが、これは天使のいる世界での殺人事件。こういった現実とは違う世界でのトリックは、作者の力量が試される。本作は まあまあというところか?伏線が多数張られているが、回収方法が私の想定とは違った(ので真犯人も想定とは違った)。
    神の試し、神の愛、アノディヌスは 違った使い方もあったのでは?
    と ぶつぶつ文句が言いたくなったので、星は辛口の3つ。

    人を殺しても一人なら地獄に落ちない という設定は まだまだ使えそう。

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    2023年11月15日
  • あなたへの挑戦状

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    表紙を捲ると、まず袋綴じが出てくるのですよ。
    まぁ~ワクワクしますね。
    読み終わったら中を見て下さいとの事。
    仕掛けにやられた感じです。楽しい!

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    2023年10月08日
  • 君の地球が平らになりますように

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    ちょっとキツイ恋愛の関する短編集。
    といいつつ、誇張はされてるけども、共感できる内容。誰でも、こういう気持ちになること、あるよね。って思います。
    私は三話目の『転ばぬ先の獣道』に共感しまくりでした…。

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    2023年08月29日
  • 楽園とは探偵の不在なり

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    ある日天使が降臨し、2人以上人を殺すと文字通りその場で地獄に引き摺り込まれることになった世界を舞台にした特殊設定ミステリ
    設定とディストピアな世界観の描き方はとても面白く、
    また、何故この状況で探偵は謎を解く必要があるのか?という所に踏み込んでいる点も良いのだが、
    ミステリ的にもドラマ的にも個人的には少し物足りないラストだった

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    2023年08月25日
  • あなたへの挑戦状

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    あなたへの挑戦状
    著:阿津川 辰海 著:斜線堂 有紀
    ミステリ若手筆頭格の二人が全霊で競うところを、見たくないですか?現在最注目の二名がプライドをかけて競作!?テーマは「あなたへの挑戦状」
    この推奨文わくわくしませんか?阿津川辰海氏と斜線堂有紀有名作家の夢の競演しかもそれがミステリーなんて最高ですよね。本書にはそれぞれの作者が執筆した中編2編からなっており「水槽城の殺人」「ありふれた眠り」が収録、2作品を読み終えた後、読者への手紙が封入されており、それを読むと!あっと驚く大どんでん返しが待ち受けています。
    「水槽城の殺人」は文字通り水槽が建物を分断している奇抜なホテルで起こるある意味不可能密

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    2023年08月21日
  • 楽園とは探偵の不在なり

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    この手の特殊設定のミステリーって、通常のミステリーと比べるとトリックや縛りを作家が勝手に決められるので、謎解き的には安直に感じるのは、僕だけかな?
    この手の作品で傑作なのは、小説では無いけど漫画の「DEATH NOTE」だと思うけど、あの位の複雑な設定なら読み応えも有るけど、物足りなかった。
    善、悪や神による祝福だとか人としての苦悩や喪失感など虚しい話も、それ程、感動もなく最後の赦しのシーンも大した話じゃなくて、お涙頂戴感が鼻に付くのでしらけた感じだった。
    読みやすく内容も理解しやすく楽に読めた所は良かった。

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    2023年08月13日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで

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    ネタバレ

    ラノベっぽいような、そうでも無いような。
    知人に「あなたの作品っぽい雰囲気の小説とは?」というタグで薦めてもらった作品。褒められてるのか貶されてるのかなんなのか(笑)(タイトル)

    敬愛なのか執着なのか、私には敬愛なんてないと思っていたけれど、好きな作家が望む作品を出せないなら、人道を外れてしまったら、勝手に抱いている理想と違ったら。それはいなくなってもかまわないと思うかもしれない。

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    2024年06月19日
  • 百合小説コレクション wiz

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    百合って何ーっ!?という気持ちになった。
    海外が舞台だったり、ファンタジー設定だったり、メタフィクションだったり、バリエーション豊かな短編集。ちょっとラノベっぽい作品が多いような。BLの女性版みたいな作品を想像していたら、全然違った。表紙から抱いていたイメージとも違った。性描写が激しい、というわけではないけど、なんだか感情が重くて読んでいてちょっと疲れてしまった。
    斜線堂有紀の「選挙に絶対行きたくない 家のソファーで食べて寝て映画観たい」と宮木あや子の「エリアンタス・ロバートソン」がよかった。
    また、著者の紹介や、それぞれの著者による百合作品紹介のページが充実していて、興味をそそられた。巻末の

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    2023年06月22日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    5話中3話のみ読破。
    歴史小説とグロいのは苦手なので
    パスしました。
    芦沢央さん釣りで読んだけど
    他の新しい作家さん開拓には
    ならなかった。

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    2023年06月18日
  • 神神化身 壱 春惜月の回想

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    京極夏彦先生から蘊蓄を抜いて西尾維新を薄めてBLみを出したようなキャラ設定とストーリー。探偵って言葉に惹かれてよんだら、ミステリー小説ではなかった?
    他の媒体を補う話なのかな。

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    2023年06月13日
  • 君の地球が平らになりますように

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    「その先は地獄だぞ」と言いたくなるような恋の道を行く女性たちを描いた短編集。どれも恋愛の苦い部分だけが抽出されており、さらにそこに斜線堂先生らしい一捻りが加わって、苦さだけでなく酸味もあるコーヒーのような読み応え。合う人はクセになると思う。

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    2023年06月13日
  • 百合小説コレクション wiz

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    ネタバレ

    アニメや漫画や映画に関しては百合大好物だが、百合小説には疎い。
    カバーイラストを「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」に関わるめばちさんが描いているので、手を伸ばした。
    気になっていた作家さんも多かったし。
    ネット発の作家さん多し。
    とはいえ、カバーイラストが具体的にどれかの作品を表しているかといえばそうではないし、むしろ半分くらいがファンタジーや歴史モノやメタモノなので、イラスト詐欺といえなくもないが、まあ変化球を含んでいるということ。
    絵はいい。断然いい。→このイラストの路線を求める方には、むしろ漫画の「エクレア あなたに響く百合アンソロジー」をお勧めしたい。
    以下、私的好み度をA、B、Cで

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    2023年05月23日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    阿津川辰海のおれ以外のやつがが良かったです。
    白井智之の人喰館の殺人は相当グロテスクな作品ですが先が気になりサクサク読み進められました。

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    2023年05月23日
  • 百合小説コレクション wiz

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    どうしてもペアみたいに思ってしまうBLが異様に輪郭が鮮明なジャンル(なにがBLでなにがBLでない)だけに誤解をしてしまいがちになるが、百合ってジャンルの輪郭が極めてあいまいなのね。そのせいか、ものすごく肩に力の入った「こういうのが百合です、あんなのは百合じゃない」的力作が多くて読んでて疲れる。アニメ界隈なんかで「尊い」の同義語として使われる「百合」を「百合」だと思ってるような人間は戸惑うばかり。個人的ベストは「噓つき姫」。

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    2023年05月19日
  • ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー

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    最近よく聞く改変歴史SFってどんなの?と気になったら読んでみるといいですよと人に薦められる5人の作家さんによる短編集。伴名練氏の「二〇〇〇一周目のジャンヌ」が印象的だか、他の作品もバラエティに富んでいて、さくっと読めて良いです。

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    2023年05月17日
  • 放課後探偵団2 書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー

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    ▶履く靴によって人格が切り替わる女子高生多重人格探偵が紛失した赤い靴探しを依頼される。シチュエーションがおもしろい。
    ▶高校文芸部で殺人事件。全員にアリバイがあるが・・・。キャラが強い。
    ▶校内合唱コンクールのための、クラス全員分の楽譜が黒く塗りつぶされていた。挙動不審な女子生徒が犯人か? ちゃんとしたミステリ。
    ▶《穏やかで飄々としている割に、残酷な性格をしている》高校美術部の先輩が大震災で行方不明になってから五年、祖父の最後の場所を探す人に同行すると・・・。ミステリではないように思えましたがかなしいミステリなのでした。
    ▶格技場裏に吸殻を捨てたのは誰だ? 風ヶ丘高校が舞台。ですが今回探偵は

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    2023年04月29日