斜線堂有紀のレビュー一覧

  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    メッセージの中には何かしらの深い意味があることを知れる小説。

    5つの短編集を楽しめる小説です。
    主となるのはメッセージの中の本当の思いをどのように伝えるかだと感じました。
    個人的には、「ある女王の死」と「妹の夫」が好きで驚愕的でした。
    「ある女王の死」は、ミステリー感が強く主人公の榛遵葉の生き様がカッコいい。

    「妹の夫」は、SF小説で本当にありそうな話が興味をそそられました。
    そして、メッセージ(言葉)の伝え方の難しさを感じました。また、最後が本当に良かった。

    その他の話も今までにないチャレンジしている小説もあったので新鮮な感じはありました。

    予想以上に楽しめた小説でした。

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    2025年02月06日
  • さよならに取られた傷だらけ 不純文学

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    掌編と知らずに読み始めた。一頁ごとに変わる先輩と私の不思議な世界。いろんな世界が広がり面白い。
    残念ながら今は長い物語を読みたい気分だった。いつかまた。

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    2025年01月31日
  • あなたへの挑戦状

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    ネタバレ

    阿津川辰海さん「奇怪な城の密室殺人」
    斜線堂有紀さん「死体と眠る犯人」

    挑戦状の内容もその返しもすごい!
    前者は各章の前に読者に挑戦するようなヒントがあり意気込みましたが、はい、やっぱり解けませんでした。
    でもあの名探偵のアレは絶対誰も予想できないはず!
    後者は目立たない兄と目立つ妹の話。兄は人を惹きつける才能に溢れた妹を嫌い、距離を置いているが…。兄妹の想いが切ない。

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    2025年01月28日
  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    ある女王の死がよかった。その他はあんまり。歴史と組み合わせてみたり仕掛けを入れてみたり凝ってはいるけど、衝撃は少なめ。

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    2025年01月26日
  • ナゾノベル プロジェクト・モリアーティ(2) 正義の名探偵と体育祭の怪人

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    写楽が面倒くさい奴だった。前作では気にならなかったのに、今回なぜか杜屋をシャオクと読んでしまい、シャラクもシャオクもどっちもシャーロックぽくて混乱した。

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    2025年01月25日
  • 廃遊園地の殺人

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    廃遊園地が舞台のミステリー。

    あまり馴染みのない設定だったので、トリックや仕掛けの規模が大きかったり、遊園地ならではのものが出てくるのかなと思ったが、伏線を丁寧に回収していくタイプの王道のミステリーだった。
    面白く読ませていただいた。

    廃遊園地が舞台なので、もう少し不穏な空気が流れても良い気がするし、殺人が起きて疑心暗鬼になるであろう所で、意外と登場人物が落ち着いているように感じてしまったので全体的に雰囲気が軽く、そこが残念だった。

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    2025年01月23日
  • 君に贈る15ページ

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    15名の作家さんが『15』をキーワードに描く掌編小説『君に贈る15ページ』の概要と感想になります。

    概要ですが、アンソロジー作品のため、これといった表現は出来ませんが、15歳や15年と年齢や年月に関する作品が多かったですね。

    感想です。
    作家さんの贔屓なしで個人的に良かった作品
    ・息継ぎもできない夜に
    ・十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語
    ・いざ、さらば
    ・初恋灯籠
    初読み作家さんもいたので、これを機に読みたくなりました♪
    毎夜のお供にして、優しい十五夜を夢みて下さい^_^

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    2025年01月21日
  • 本の背骨が最後に残る

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    ゾクゾクしながら一気読み。グロは苦手なので疲れてしまった…この感覚、昔乙一さんの短編集を読んだ時を思い出す。救いのなさとか…
    2話収録されてる『本』の話がとても良かった。これだけで一冊欲しいくらい。

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    2025年01月14日
  • ミステリー小説集 脱出

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    5人の人気作家が贈る、5つの脱出をテーマにしたミステリアンソロジー。


    脱出をテーマにしたアンソロジーです。閉ざされた空間から脱出する、というテーマは同一でも、閉じ込められた屋上から脱出する学園ものから、魔女として処刑される前に繋がれた等から脱出する、だったり、記憶喪失の主人公が謎の研究所の出口を目指したりと、ミステリだけでなくファンタジーやホラー要素のある話まで、幅広い意味での脱出を扱い、バリエーション豊かな作品が収録されています。

    阿津川さんの『屋上からの脱出』は学校に閉じ込められた生徒が抜け出す方法を探す話。一番スタンダードに脱出がテーマ、という感じがします。期待通りに面白い。

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    2025年01月12日
  • あなたへの挑戦状

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    2人の作家がお互いに「挑戦状」を出し合い、小説で答えている。

    読者への挑戦ものは稀によく目にしますが、こちらは作家同士でやってみたという感じですね。
    付録やタイトルでワクワクさせていただきました。

    謎とお話は突飛でなく、「解答」として十分に成り立つものだと思います。
    読者を楽しませるというより、挑戦者に応えるのが第1目標……という理解でいいのでしょうか?
    仲のいい2人のやり取りが1冊の本に相成った、という体ですかね。

    私はどちらの作家さんも初読だったのですが、お好きな方には垂涎ものなのではないでしょうか。

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    2025年01月05日
  • 君に贈る15ページ

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    作家のラインナップを見て、読みたくなる人を揃えているなぁとワクワク。

    15ページでも物語は紡ぎだされる。
    けれど、展開にファンタジーを詰め込もうとすると、転が組み込みにくそうに見えた。

    村瀬健さんの「いざ、さらば」が一番印象に残ったかな。

    卒業式という一つの場面を掘り下げることもそうだけど、他者から「どう見られていたか」で、自分の存在価値を振り返ることの切なさ。

    でも、真っ直ぐに生きてきた痕跡を、自分の見えていない他者は見ていたことを知り、鬱屈した想いからも「卒業」するという、まさに青春なストーリーが良かった。

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    2025年01月04日
  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    恋愛からSF,ミステリーまで幅広く書き分ける作者の短編集。独立しているもののテーマとしては「伝える」ことが挙げられるかもしれない。一番評価が高いのは「妹の夫」だろうか。SFとしてよくあるタイムスリップものを題材にどうやったら妻を殺した犯人を遠く離れた地上に伝えられるか、というのが主題。個人的には、それは・・・という思いもしたが確かに面白い。一番だったのは「ワイズガイによろしく」ギャングの世界を舞台にジュークボックスから聞こえる謎の人物に助けられていく、という話。こういった系統が斜線堂さんは得意なのではなかろうか、どうでしょう。

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    2025年01月04日
  • 楽園とは探偵の不在なり

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    天使が降臨した世界で、探偵の青岸焦が起こるはずのない連続殺人に遭遇する、という特殊設定ミステリ
    事件の解決が容易になった世界において探偵の存在意義は何処にあるのかに囚われながらも推理をする青岸がかっこよかった

    犯人の動機から事件の終わり方まで、コナンのあの事件を思い出したよね

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    2025年01月02日
  • 廃遊園地の殺人

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    銃乱射事件で閉園したイリュジオンランドに招かれた九人。
    いまや廃虚と化したこの場所で、各人の思惑が交錯する中、再び惨劇が起こる。
    カバーのウサギ(ギャニーちゃん)からして「もう絶対不気味系だ!」と思ったら全然違った。
    エンタメ寄りかと思いきや本格だし、その意外性すら楽しんだ。
    廃遊園地を生かしたミステリーって案外無いんだよなあ。

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    2024年12月31日
  • ミステリー小説集 脱出

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    阿津川さんの話が好きだなー。
    「脱出」がテーマだから、ゴリゴリのトリックものが多いのかと思いきや、舞台がそれぞれ全部違ってて面白かった。

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    2024年12月18日
  • 小説集 Twitter終了

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    Twitterなき世界の短編アンソロジー。私はTwitterと共に沈む予定でここから動くつもりないんやけど、終わってしまった先で生きる色んな世界線が見れて楽しかった。斜線堂さんのTwitter探偵と助手の話が好きやったな。Twitterが終わってしまいリアルの世界で助手を探す話。

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    2024年12月11日
  • 廃遊園地の殺人

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    ネタバレ

    謎に謎が重なり気になってどんどん読み進められたのは良かった。
    それと斜線堂さんの作品にしては名前が分かりやすくていいのではないのでしょうか。
    売店の売野さんなどはいいミスリードだったと思う。
    残念だったのは大風呂敷を広げた割に回収されていないことが多かった印象。
    主人公の出自も謎だし、十嶋も謎の人物だし。
    期待していた分消化不良感は否めなかった。

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    2024年12月09日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで

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    話の内容が重いのに何故かスラスラ読めて個人的にとても読みやすかった本。1番初めにある憧れの相手が見る影もなく落ちぶれてしまったのを見て、「頼むから死んでくれ」と思うのが敬愛で「それでも生きてくれ」と思うのが執着。という文を見て物語を読んだ後に確かにな、と思えた

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    2024年12月06日
  • ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に

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    ミステリーの幅は広いのかな?ごりごりの殺人トリック謎…みたいなものではなかったです。短編集というのもあって全体的な印象は軽め。暗くて重いミステリー小説を読んた後に読むとさっぱりお口直ししてくれるような本だと思いました。

    ラストの物語 ゴールデンレコードの玖水が魅力的。The日本の漫画オタクww早口で話してる姿が容易に想像出来るし、ちょいウザいwwだがそこがいいw玖水が探偵の物語待ってます!

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    2024年12月05日
  • あなたへの挑戦状

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    タイトルがアツい。少年誌のバトルみたい(笑)
    今の出版業界でこういう企画が実現できるんだー、と読んで元気になった

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    2024年12月04日